02ビートによるバズベイトフィシング

6月に入りスポーニングを無事に終えたバス達が、活発に捕食行動を再開し様々なルアーでバスフィッシングが楽しめるシーズンになりました!シェードにジグやバックスライド系ノーシンカーを打ち込んでいくカバーフィッシングもますます面白くなってきますが、フィーディングタイムに合わせた水面系の釣りもエキサイティングで面白い!そこで今回は、数あるトップウォーターでの釣りの中でも、カンタン且つビックフィッシュが高確率で狙える02ビートによるバズベイトフィシングのお話です。

02ビートのバズベイトゲーム
真鍮(ブラス)素材のオリジナルクラッカーが放つハイサウンドにより、クラッカーバズの中でも最もアピール力に優れ、遠く離れた場所にいるバスも誘い出してしまう02ビート。

この威力を体感した人も多いと思いますが、ハイアピールなルアー故に「穏やかなコンディション下で不向きでは?」とお考えの方も多いはず。

勿論、特定のナーバスな状況下では騒がしく、波立てて近寄ってくる02ビートを嫌うバスもいると思いますが、僕のホームフィールドである印旛沼は水深が浅く、狙うスポットの水深は1mにも満たない50~70cmであることがほとんど。

必然的にバスとルアーの距離も近いため、騒がしいルアーはオーバーアピールになる?と思いきや02ビートが極めて有効なんです。これは02ビートが、バズベイト本来の特徴である『バスをヤル気にさせる効果』が、更に高いバズベイトだからなんですね!

(写真:時期は5月前半です。白昼堂々とスイッチが入ってバイトしてきた48cm、1,960gのバス!)

よく「バスを怒らせて威嚇バイトさせる」と言われるように、バスの本能に火をつけ、バスに考える余地を与えずに本能のままバイトさせてしまう。

(写真:上の写真と同日の夕方。バズにバイトしてきてくれた40UP!)

マッディウォーターであってもハイサウンドゆえバスもルアーを見失うことが少ないので、追い始めてからバイトまでの間でも、よりいっそう闘争心が掻き立てられているように感じます。

また仮にミスバイトし乗らなくても、わりとフォローが決まりやすいのも02ビートの特徴です。

「本気にさせたバスは諦めない」ということもありますが、じっくりとネチネチ誘う他のトップウォーターの釣りと比べ、スピーディーなバズベイトのほうが「気付かせるけどしっかり見せてはいない」ことも、フォローが決まりやすい理由なのだと思います。

ただしフォローを入れる際は、不思議とバズベイトのままでは決まらないこともしばしば・・・。

この場合は同じ横の動きを出せる、例えばハイピッチャーや新発売のドライブシャッドであればフォローの成功率がUPすると思うので持ち合わせておくと良いでしょうね!

そして濁りや強風下、流れの中や水深のあるスポットなど、通常のバズベイトではこれ以上は無理!という限界ギリギリの状況であっても02ビートなら水面までバスを引っ張り出してくれる。

この状況変化への対応力の幅広さこそ、多くのバスをキャッチさせてくれる理由なのだと思います。

またバスの本能にスイッチを入れられるということは、バスがフィーディングモードにない場面、例えば日中シェードで休んでいるバスやニュートラル状態のバスに対しても有効です。

ラバージグやテキサスリグで打てども打てども反応が無い時に、一度02ビートを通して本気モードにさせてから再び打ち直す手もありますよね!

こういうスパイス的な使い方も有効だと思うので、タックルボックスに必ず忍ばせておきましょう!

(写真上:時期は変わって6月前半。一度はフックアップしたもののファイト中にさよなら~。しかし、直後にバックシーターがブリッツにてフォロー!本気モードのバスならでは!)
(写真下:サイズはやや小さめですが、本気になっているためしっかり喰ってきます。)

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