トーナメントから陸っぱりまで、秋の釣りをご紹介!!

さていよいよ秋らしくなって来ましたね!

この時期は台風が一つ過ぎる毎にどんどん涼しくなるのを感じます。

そこはもちろんバスも一緒で既に夏良い思いをした所が全く釣れなくなる時季でもありますよね。

僕はと言うと相変わらずのトレイル生活で走り回っています!おかげで色々なフィールドで釣りが出来る幸せ者ですがw

オカッパリ取材が多い僕でもありますが、本業はもちろんトーナメンター、ボートを引張って走る距離も半端なくボートトレーラーのタイヤも磨耗してたので、交換して後半戦へ挑みます。このコラムを読んでくれている方の中にはマイボートをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、このトレーラーのタイヤ要チェックですよ!

乗ってなくて溝は沢山あるのに実はゴム自体の寿命が来ていてヒビが割れまくりとかで、まだ大丈夫だろうと思って乗っていると急にパンクを起こしたりします。特にこの季節の変わり目で気温変化の激しい時などタイヤの空気圧も変化しそれで起こる事故も出て来ます。

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しっかりとチェックし釣り行くのに釣果以外のトラブルは避けたいものです。(釣果は異常無しとならない事を願うばかりですがw)ボートも釣り具ですからメンテナンスはしっかりとですね!

因みに今年非常の多いオカッパリの方ですが、こちらは靴が一足ヘタリましたwと、言う事で準備が出来たところで釣りの話に行きましょうか!

さて、トーナメントも終盤戦!残す所はこれを書いてる時点で最終戦のみ!気合い入ってますよ~!頑張ります!

それはそうと、前回の桧原湖では直前の公式プラクティスに並木さんが遊びに来てくれましたよ!

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ボートは僕のではなく同じOSPファミリーでもある山岡プロのボートに乗ってましたが、初日の夜にはみんなで食事会を開いてくれ気合いを入れてくれました。

この時季の桧原湖は非常に難しく12メートルディープから、中層を泳ぎ回るスクーリングバスをいかにして取るかという非常に難しいコンディションの中トーナメントが行われました。

僕がプラクティスから導き出したパターンは、12メートルのディープのベイトにつくバスをドライブクローラー3.5インチをダウンショットで狙うパターンでした。

非常に深いレンジでの釣りですのでアクションをしっかり行い、バイトもしっかり取るためラインはフロロの2lbテストを使います。

ディープではラインは細いほど水の抵抗を受けずナチュラルにドライブクローラーを漂わせてくれます。もちろんバイトもしっかりと伝えてくれますね!

そしてトーナメント初日、狙い通りのディープでのドライブクローラー3.5インチとハイカットDRのパターンでまずまずのスタート!

ドライブクローラーのカラーはワカサギを使いました。ワカサギを意識したパターンと言うのもありましたが、光の届かないディープで少しでも視認性を高める為のセレクトでもありました。

ハイカットDRはHFワカサギを使いました。こちらもマッチザベイトの考えもありましたが、リアクション気味のジャークリトリーブでしたので一瞬のフラッシング効果を期待出来るこのカラーをセレクトしました。

この日は読みが決まった感じでの動きが出来ましたが、実は前日の夜台風が抜けたばかりととても不安定な状況、明日になってから大きな変化が起きないと良いのですが…。

そして迎えた2日目、この日は台風の影響で起こる吹き返しの風が吹き天気もとても不安定でスタート。

そして心配していたとおり、前日の夜パターンの面影はなく魚がいない…。

やっと釣れたと思ってもノンキーパー(30センチ以上がキープできるキーパーサイズです)で、中々ライブウェイルにバスが入らない。

でかいバスを狙う為のラン&ガンを繰り返すも、結局、28センチ、29センチと際どい規定サイズに及ばないノンキーパーしか釣れず、なんとか絞り出した1匹でウェインとなってしまった。

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この1匹がまぁまぁいいウェイトだったので年間ポイントこそ取れましたが、結局予選落ち。1戦目ぶりの久しぶりの予選落ちにがっくりな大会となってしまいました。

いやー桧原湖は本当難しいです、スモールの早い動きにも毎回ものように翻弄されてしまいます。ましてや優勝経験がある湖だけに毎回勝ちを狙っている湖なのですが、そう簡単ではありませんね(-_-;)

翌日行われた決勝会場では会場の司会などファンサービスディとなりました、多くの方とお話しできたのは楽しかったことのなですが、応援にかけつててくれたOSPファンの方々には申し訳ないばかりでした、次回位頑張ります!

残すところは最終戦の北浦戦です!気合を入れます!

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写真は鈴木プロとウェイン会場での模様。彼は桧原湖ローカルシリーズを勝ち抜いてTOP50に上がって来たロコチャンピオンだが予選通過はなんと今回が初だとか。桧原湖の難しさが伺えます。

さて、トーナメント後、直ぐに今度はカスミ水系へオカッパリのロケでした。2日間の日程でしたが両日とも雨の中の取材となりました。

ジンクリアーウォーターの世界からマディーウォーターへw 2lbラインから14lbラインへw

真逆の釣りに移行です。僕はこう言う展開が本当面白くて大好きです!

当日は大雨の濁りで流入河川が渋くなる中、水の良いエリアを選択し、さらにそのエリア内でも特に濁りにくいと思われるアシのインサイドエリアをドライブクローラー4.5インチのネコリグで攻めてナイスフィッシュを取れました!

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これは増水の影響も関係するのですが、真冬以外は多いパターンでもあり、水深があまりない中でもドライブクローラーの細かくバイブレーションするボディーアクションのおかげで少しの距離のフォールやシェイクでも広くアピールできます。

特にアシの隙間や藻穴など上下の動きしかできない場合に非常に効果的と言えます。その後雨が止んで風が出てきたタイミングでドライブシャッド4,5インチでひたすら杭などのマンメイドストラクチャーを流していきました。根掛かりを恐れない巻き倒しパターンです。

テトラ攻略で間違いない釣果を叩き出すドライブシャッドですが、巻き物のように引き倒すことでその強力な能力を再確認させられます。杭やブッシュなどをダイレクトに狙うとクランクはもちろんスピナーベイトですが根掛かりは覚悟の釣りになってしまいます。

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しかし、しっかりとしたフックセットをしたドライブシャッドなら、スルスルのブッシュの隙間を抜け、杭に絡むように通しても根がかるとこは非常に少ないでしょう。

特に4.5インチの飛距離とテールの波動はスピナーベイト以上になったりします。このルアーで先行者がやり切れなかったストラクチャーを責めるとしっかりその答えは出ます。是非ともお試しください。

タフレイクが多い方は思わず3.5インチを選びがちですが、オススメは4.5インチです! 因みにこの模様はアングリングバスの10月末発売号でご確認ください。

さて、いよいよトーナメント最終戦です!ほんと1年て凄く早くてあっという間です、この最終戦はかなり気合が入っているので、良い報告を次回この場でしたいです!

いつも応援してくれている皆さん、引き続き応援よろしくお願いします!

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