春に効くO.S.Pミノーの使い分け
さてさて、寒い日と暖かい日にムラがあり、なかなか春になり切らない、まさに三寒四温そのものな今日この頃でしたが、ここに来てようやく春が勝ってきた感じがしますね!みなさん、いかがお過ごしでしょうか?w
ボクのオフシーズンの過ごし方
ボクは釣具屋のお仕事があり、こう見えても一応サラリーマンなので、トーナメントがないオフシーズンと言うのは「働らき溜」をするために、基本、休みはあんまりありませんw
なんせシーズン中に公休、有休はすべて使い切ってしまうので、シーズンが終わる頃には休日のマイナスがたっぷりとかなわけですよ。
それをオフシーズンの間に取り戻す! ってことで働く! しかし釣りは行きたい! なら行こう!w
ってことで、オフの間は夜に釣りができる海なども仕事後に行ったりします。
ミドストの練習でアジングをやったり、ピッチングの練習でロックフィッシュをやったりw
まぁ、練習って言っても楽しくてしょうがないんですけどね。練習はこうでないと(笑)
バスの話に戻りますが、三寒四温は春の合図。その合図は確実に水の中にも伝わっております。
その繰り返しが確実にバスを春に導いていますね。
ちなみにボクは春と言えばミノーというのが信条。春になると必ず、ミノーボックスを別に作るくらいですw
ボクのミノーボックスには「ルドラ」「ヴァルナ」「アシュラ」とサイズと深度を考えて使い分けられるように入っていますが、もちろんそれに合わせてカラーも揃えています。
よく聞かれるのが、ルドラ、ヴァルナの使い分けや、ヴァルナ、アシュラの使い分けですが、これ、難しいですよねー。
プラグのサイズ感てやつはボクも昔は悩みました~。
一般的にワームのように釣れないとサイズダウンが基本的に思えますが、これがなかなか当てはまるわけではなく、プラグでは深度や飛距離などが変わってきてしまいます。
なので、自分の中でまずはバランスのとれた中心的な存在のヴァルナを真ん中に考え、そこから、深度と飛距離で適切な物をチョイスしています。
深度で言えば、ヴァルナとルドラに関してはほとんど変わりはございませんが、飛距離はルドラに分があるため、狙っている場所が遠投が必要な所でしたら、潜行深度が飛距離で稼げる分、深い場所を狙いやすいと言えるでしょう。
(ちなみにヴァルナもルドラも2mちょい潜りますが、ジャークをすると2.8mまでダイブします)
そうなると「ヴァルナとルドラの使い分けってそれだけ?」ってなりそうですが、もちろん違いますよ!
ヴァルナが11cm、ルドラが13cmとたった2cmですが、そのアピール力はケタ違い!
アクションもヴァルナはルドラに比べてキレがあるため、ボクの中ではオープンウォーターではルドラ。逆にピンスポットやストラクチャーなどをタイトに狙うときはヴァルナと使い分けております。
阿修羅はちなみに誕生して17年。これを読んでいる人の中では「阿修羅より歳下!」って人もいるかも知れませんねw
本当に凄いことですが、もちろん今でも現役どころかボクの中では同サイズのミノーでこれを凌ぐものは考えられません。
従来のこのサイズは2本フックが常識とされている中、3本フックを採用したこの阿修羅は当時世界初にして唯一のミノーでした。
飛距離とフッキング性能を兼ね備えたこのプラグはボクの中で当時から最強でしたが、写真のとおり、今でもバンバン使っています。
9cmならではのタフフィールドや小場所でのアピールは絶妙で、阿修羅なら通したら釣れると言う安心感も得られ、心強いやつです!
SPとF(もしくはSF)の使い分けも重要です。
通常ではSPモデルを多用しますが、狙う場所が浅い場合やストラクチャーが多い場合はFモデルを選択します。
もちろん根掛かり回避もありますが、浅い場合はストップ&ゴーなどでアピール時間を長く取れることも魅力です。
上の写真のバスはアシ側にフィーディングで上がってきていたところを、スローにトゥイッチとストップを繰り返して水面直下で食わせました。
トップウォーターのように使ってはいますが、ミノーではないと食わせられないバスですね。
逆にこちらのバスは、水深1.5mの護岸を延々と探っていくシチュエーションで釣ったバス。
ヴァルナのジャーキングで大きくアクションし、しっかりアピールする。
飛距離を稼ぎ、激しいジャークでもレンジ(水深)をキープできる。
そんな時はヴァルナのSP(サスペンド)モデルがベストマッチになります。
ちなみにこのバスに関しては4月20日に発売される雑誌「アングリングバス」最新号で詳しく説明していますので、お楽しみに!
これを書いているのはTOP50の初戦の直前の宿なんですが、今シーズンがいよいよ開幕です!
気合いを入れてがんばりますの、今年も応援よろしくお願いします!
では、また釣り場でお会いしましょう!
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