千葉恒太のサムライトーナメント第1戦優勝レポート!
サムライトーナメント、第1戦。
サムライは、霞ヶ浦を中心に活躍するあらゆるジャンルのプロが多く集まる、霞ヶ浦で一番盛り上がっているマリーナトーナメントである。
私自身、長年お世話になっており、参加させて頂いている楽しみのトーナメントの一つである。
さて、近年の霞ヶ浦は、アメリカナマズが大繁殖してしまい、この10年ですっかり環境が変わってしまい、バスを探すのが難しいフィールドとなった。
特に春は非常に厳しく、多くのトーナメンターもかなり苦戦をしいられている。
そんな中でも、魚を探し、シーズナルパターンを組合せ釣ってくるの1本が非常に大切。これがトーナメントの魅力である。今回、私のパートナーは、レイドジャパンの安藤プロ。
相性の良い昔からの親友である。
安藤プロ曰く、プラでは、1本とれたなら御の字。下手すると簡単にホゲる。との事。なので、散々話し合いをした結果、ポイントは
⚫︎少しでも春を感じる場所、
⚫︎得意であるが、厳しい霞ヶ浦を捨てる。
⚫︎いるであろう場所を3箇所に絞り、天気や流れ、地合い見極めやり切る。と戦略を組み立てした。
狙いは利根川。理由は、
⚫︎サムライからの移動の距離が短い。
⚫︎潮位に影響を受け流れのある川なので、動きの時合が読みやすい。
⚫︎釣りする時間が長く取れる。
そして、経験値からだと、少し時期的に早いが、確実にクオリティフィッシュがいる。ポイントは、
①入り組んだ葦原を要したクリーク。
②ディープが近いクリーク。
③石が多い葦原。
この3点とし、朝から狙った場所に入ったが、全く当たりはない。
天気は、雨、曇り、晴れ、が目紛しく変わる不安定な状況。
この時期バスは
#晴れたらクリークの葦原など縁を動き回る。
#曇りだと離れた場所を動き回る。
#狙いが浅いクリークなので、
雨だと水温が一気に下がり活性が落ちる。
これらを考慮して、晴れたタイミング絞りやすいクリーク内の浅い葦際➕止まる何か、カバーがある複合的な場所に大好きな
ドライブシャッドノーシンカーを投げる作戦とした。
用意したタックルは、
⚫︎
ドライブシャッド4インチ.1/64ネイルシンカー1本
⚫︎
ドライブシャッド3.5インチノーシンカー1本
⚫︎曇り用として、際から少し離れた場所の水面直下を引ける、
スピンナッツノーシンカー1本。
⚫︎雨.曇のこの時期も効く、
ハイピッチャー3/8 1本
合計4本で組み立てた。
結果、晴れたタイミングで際を周り、一旦止まる複合的な場所を予想して、私が信じてやまないドライブシャッド4インチを投げる。
落ちたら止めて、ゆっくりと巻くのを繰り返し。信じて投げ切る。
ちょうど晴れた8時半頃、クリーク内のカバーがある際にキャストし、フォールステイ、巻き出しの瞬間にラインが走る。
取れたのが1320g。メスのナイスフィッシュであった。
この1本を活かす為に、その後も様々な事を相談しながら釣りをしたが、目紛しく変わる天気に振り回された。
その後も晴れたタイミングに同じ様な場所を丁寧に回るが当たりはあるがフッキングまで至らない。
浅い場所なので、雨風の水温低下が要因となり非常にバスがセンシティブな厳しい状況であったと推測している。
結果、大雨の中ウェインしてみると、
30艇以上出ているのに何とウェイン3艇と言う、厳し過ぎる結果であった。前日もサムライクラシックトーナメントであったが釣果3本で3艇。この時期の厳しさを物語っている。
今回、何とか仕留めた
私の1本がビッグフィッシュ&優勝を決めたキッカーフィッシュであり、
初戦から気持ち良く優勝できたのが嬉しい。
スポンサーの皆様、トーナメント運営の皆様、サムライマリーナの皆様ありがとうございました。
トーナメントは本当に楽しい。引き続きよろしくお願い致します。
やはりO.S.Pルアーは間違いない。O.S.P最高!
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