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霞ヶ浦BMCトーナメント最終戦レポート

2018.03.28


O.S.Pプロスタッフの千葉です。遅くなりましたがBMCチーム戦、最終戦のご報告をさせていただきます。

なんと、私が属するチーム茶柱が第1戦、第2戦と9kg オーバーを持ち込み、2位のチームオダジャに約5kg差。昨年、一昨年の覇者であるチーム城南モータースは不調で3位に沈んでおり、約6kg差からのスタートとなりました。

だか、これだけの差がついていても決して油断できないのがチーム戦の恐ろしいところ。なぜなら最終戦のウエイインは1戦、2戦の総ウエイイン数より多く、チームあたり15匹!もしノーフィッシュ艇が多いと、すぐに逆転されるのです。しかも、トーナメントが行われたのは11月末。釣るのは簡単ではありません。

私が属するチーム茶柱はアブれないことを目標にしてプランを組みました。今回のプランは単純明快。「釣れる場所に張り付き」でした。

優勝を確実にするための私の仕事はチームメンバーに対し、日にちを変えながら入念なプラのお願いをする、ということ。実際に前週末からチームメンバーの斎藤、山本、麻生、石井が中心となり、海野、桑原、池谷が火曜、木曜、金曜、土曜、とプラクティスに。もちろん、西村さんも、前週土曜日から火曜日まで泊まり込んでのプラを敢行しました。

プラクティスの結果から上がってくる内容はさまざま。上流域の有無、中流域および下流域の状況、エリアごとの水温、流れ、濁り、魚の位置、向き、そしてコンディション… メンバーがメンバーなので、あらゆる内容を事細かに把握。これにはさすがのひと言です。それら全情報を私に集約。そして西村さんと擦り合わせました。

プラクティスを終えた結論として…
・上流、中流域はナシ。
・下流域の消波ブロックを重点的に。
これら情報をメンバーにシェア。そのうえで行きたいファーストエリアについて個々のメンバーから希望を募り、合計8艇を各エリアに振り分けました。

さらに重要なのは、ノンボーター。

前回同様、1kg以上のサカナについては時間に関係なく、タイムリーにアップ。10時および12時をラインレポート連絡タイムとしました。

そして迎えた本番。いよいよスタート。しかし時間だげが無情にも過ぎていき、さすがに厳しい… 誰からもラインでの連絡がないという状況。1戦、2戦は、受信音が鳴りまくり集計が大変でしたが、今回ばかりはまったくない……

今回、私は西村プロと同船させていただき、ファーストエリアに入ったものの、水が悪くすぐに見切りました。西村プロに聞くと、この場所は前々日まで特に大型が多数釣れていてよかった、とのこと。なのに、入って10~15分足らずで見切りました。私なら粘ってしまい、時間を浪費するパターンだな、と… そこはさすがです。

その後、スタートから3時間経過しても、全艇アクションなし。10時の報告ラインはやはり、全艇ノーフィッシュ。チーン…… ヤバい空気が流れはじめます。

私たちの船もご多分に漏れず、口を使う魚の位置を掴みきれないでいました。アタリがあっても、ショートバイト。そんな中、しばらくして津宮に張り付いてた海野艇から600g。続いて、東関道の消波ブロックをファーストエリアにした斎藤艇から1200gの報告が。

非常に厳しい中、ポツリ、ポツリとサカナを得る船が現れはじめました。そこで、彼らの攻略方法について情報をもらい、私がシェア。

それが以下です。

・消波ブロックから少し離れた3~4mでネコリグ、スピニングネコ、ドライブクローラー。
・消波ブロックから少し離れた場所にあるこぼれブロック。ロングキャストが有効。

この情報をもとに、釣りを開始した仲間艇からすぐに次の情報が!

・津宮 600g ダウンショットでチョイ沖の消波ブロック。ロングキャストが有効。

これをヒントに、苦しみながらではありましたが、バスをキャッチしはじめることができました。参加しているメンバーの、レベルの高さを物語っていますよね。さすがです!!しかし、とにかくアブれないことを最優先にしていましたが、斎藤艇以外、キロ以上の大型は獲れていません。

この不安を払拭するように、ここで西村プロがジャークベイトで待望の1匹目をゲット。続けてまた、キロオーバーがヒット!! これは残念ながらジャンプでバレてしまいましたが、私もO.S.Pジグ05タッガー+ドライブシャッドのスイミングで600gをキャッチ。

↓12時現在のスコア
・斎藤艇1200g、700g
・西村艇700g、600g
・麻生艇600g
・海野艇400g
・今井艇500g

リミットメイクまで、あと8匹が必要。なのに、残り2時間。

迷走していた艇は津宮および51号対岸の消波ブロックに張り付き。魚をキープしている艇は、キロオーバー狙いで、太陽が上がってサカナが動き出すタイミングをみて、消波ブロック中心の展開から、風裏シャローカバーも意識するようそれぞれ指示を出しました。

すると、今井艇が、O.S.Pジグ05タッカーのロングシェイクで、佐原のシャローエリアから1740gをキャッチ! この時期ならスーパーキッカーとなる一匹を手にしました。続けて同じ場所から、再びO.S.Pジグ05タッカーで800g。この状況は、チームのラインに回り、メンバー全員が盛り上がったことは言うまでもありません。今井&桑原組、ナイス!!

これでチームに流れが入ったのか、鹿島線橋脚側のシャローで斎藤艇が、HPシャッドのダウンショットで1480g。山本艇、池谷艇がシャローを攻め1kgアップを持ち込むなど、終わってみればチーム茶柱のトータルウエイトは9400g。リミットメイクはできませんでしたが、ビッグフィッシュがそれをカバーしたスコアとなりました。

遅ればせながらここでチーム茶柱のメンバーを紹介させてもらうと…ジャッカル西村プロ、RAID JAPAN安藤プロ、バカボンド川口プロ、O.S.P斎藤プロ、今井プロ、折金プロに加えてBMCの私と、そうそうたるメンツで構成されています。

最終戦で大奮闘したのが、ダイワ赤羽プロ、エバーグリーン小田島プロ、イマカツ渡辺プロ、エンジン清水プロ、ノリーズ鶴岡プロ他、BMC岡部を中心としたチームオダジャ!小田島プロも1270gを持ち込み、さらになんと、厳しい最終戦で唯一リミットメイクし11020gをウエイイン。年間2位を確実にものにしました。この厳しいコンディションの中、恐るべしチーム力を発揮したと言えるでしょう。

2015年および2016年の覇者で、ノリーズ麻生プロ、ダイワ草深プロ、エンジン村川プロ、OSP松村プロ、ニンジャ千藤プロ他、BMC川村を中心に構成されるチーム城南モータースは大失速の4960g。3連覇を目指してチャレンジしましたが、「連覇しているがゆえの油断と個々の能力に頼りすぎた結果、チーム力を出せなかった」、と反省しきりでした。

チーム戦に出場しているメンバーには、上記以外にも、開発クランクの開発さんや、JBから清水プロ、松尾プロ、W.B.S.からも、2013年のBasser All Star Classic出場経験を持つ清水プロなど、他にもさまざまな団体に所属しているプロの方が多数。また、私たちBMCと交流の深いローカルチームナイキから飛田和君、海野さんなども参加し、プロやローカルが混じり合って楽しんでいます。

これぞ、チーム戦の最大のおもしろいところ。プロの知識や技術、そして最新アイテムと、ローカルの技やコミュニケーション力が分け隔てなくミックスされ、チームがまとまり、トーナメントを楽しみ、結果、勝利につながるのです。

さて、3戦総重量の結果ですが…

優勝:チーム茶柱 28600g
2位:チームオダジャ 25700g
3位:城南モーターサービス 19240g
となりました。

チーム茶柱が3戦とも9kgオーバーを持ち込んで2017シーズンは圧倒的な勝利。ここ数年、年間優勝の平均ウエイトが24000g前後であることを考えると、年々チームによるフィールド攻略のレベルが上がってると推測できますね。

ビッグフィッシュは下記。

1位:今井プロ(第3戦・1740g)チーム茶柱
O.S.Pジグ05タッカー+ドライブシャッド

2位:安藤プロ(第1戦・1700g)チーム茶柱

3位:安藤プロ(第2戦・1660g)チーム茶柱

というわけでチーム茶柱が3戦ともビッグフィッシュ賞を独占! 強さが際立ったシーズンでしたね。

また、忘れてならないのが、このチーム戦を支えていただいている一人で、夏のトーナメントでは船首みんなの帰着をマリーナで待ち、全員にガリガリ君アイスを用意。クラブみんなのボートをメンテし、守ってくれているのSEEMOボートサービスの下高原さんです。

これが帰着後の楽しみで、アイスキャンディの「もぐもぐタイム」はすでに定番と化しています。いつもありがとうございます!!

いよいよはじまる2018シーズンは参加者数が増えたこともあり、4チーム制に。チーム戦の立ち上げ当初から参加していただいているエンジンの村川プロが、今回からチームリーダーとしてチームを持つことになりました。

したがってチームむらじゃが加わり、1)チームオダジャ、2)チーム茶柱、3)チーム城南モータース、4)チームむらじゃでのチームトーナメントとなります。年々盛り上がりを見せているこのチーム戦。今年もレポートさせていただきますので、楽しみにしてください。

profile

千葉恒太
関東
(霞ヶ浦水系)

関東を中心に活動しているトーナメント団体「BMC」にて年間優勝7連覇、霞水系で開催される「K,sカップ」においても、07年~09年3連覇。W.B.Sスーパー3DAYSでも2年連続準優勝と、ローカルながらその強さは本物。近年は琵琶湖のビッグバス狙いにも熱を上げ、驚異的確率で60オーバーを仕留める。