BMC第5戦レポート
朝の9時には北東絡みの風4~6m予報。
私のプランは、風が出る前に浚渫、出たら最近好調な流入河川と決めていた。
今回のパートナーは、亀山活躍している泣く子も黙る遊心の松田くん。
はじめまして。千葉でレンタルボート用Customパーツを製作している、遊心T-style松田です。
BMCさんのトーナメントには、OSPプロスタッフ、グレッグ斉藤君よりお誘いをうけ前回のチーム戦から参戦させて頂いております。
霞水系以外では、8年前から亀山湖や高滝湖でNBCチャプターやローカルトーナメントに積極的に参戦しており、直近の大会では7戦中6戦のお立ちなど常に上位を目指しながら日々精進しております。
ということでレベルが高いので、後ろはお任せして気楽にスタート。
まず西の洲へ向かう事に。私はヘビキャロとクランク。松田くんはヘビダンメインの組み立て。
入って直ぐ私にバイト。何と一投目から1,500gのビックフィッシュをキャッチ!
今日はイイかも(^o^) なんて楽観的に考えるのもつかの間、その後全くバスのアタリがない。
2人で釣れるのはニゴイ。何本釣ってもニゴイ。
前週のゲリラ豪雨からか水も良く見ると濁りぎみ。
ならば、朝の良い時間を逃すまいと最近好調な東浦ピンスポットに直ぐに移動。
ところが、アオコの発生により水悪し。
暫く粘るか、やはり回答なし。
切り替え、再度西の洲へ移動するも風下の波で釣りにならず、バックアップの小野川に移動。
予定通り、上りながら直ぐにリミットメイクするが、何本釣ってもサイズが良く無い。
推定500g前後。そして私が一番狙っていた上流のBIGのなる木には、手前にオカッパリが張り付いていて通れず、ちーん。
一応挨拶して突破を試みるが、ちーん。
こんなに頑張って上がったのに。。。
通れない。。ちーん。
ならば、もう一度、本湖勝負しようと11時に小野川から本湖に移動開始。
浚渫をやりたかったが、荒れているので諦め、水通しのよい本湖東岸の杭にシフト。
直ぐに私にバイトあり。
テキサスフォーリング中のバイトで乗せられず。いる。このエリア、バスいる。と確信した直後、松田くんがヘビダンで入れ替えサイズ800gくらいをGET!
杭にサスペンドしてるね。ヘビダンが有効。杭パターンある。。。。
ならば一番外側にある傾いたビックのなる杭に移動、私は船のポジションをキープしてヘビダンをもっている松田くんにキャストをお願いすると、きました!と竿が思いっきり曲っている。
デカイ。楽勝キロオーバー。慎重にとか言いながら船の向きを変えた瞬間、魚の力が強く、一気に潜られ杭に巻かれフックオフ。
狙い通りだったが残念。ならば杭パターン詰めますよ?と、次の場所に移動。
今度はウインディーサイドの杭。
ここは風が当るとベイトが寄るので風が当たった方がよいエリアにある杭。
同じく船首を風上に向けステイし、松田くんにキャストをお願いすると、きました!一投目でキロUP。今度は無事にネットに収めGET。さすが松田くん。
これで3kgは超えたのでもう一度先程バラした杭エリアで勝負しようとMONSTERハンティング!(^ ^)
しかし休めた時間が短かったか何も起こらずタイムUP
帰りますか。と、これでは優勝は厳しいね。まあ、今回は後半移動する場所全てで魚をキャッチしたので反省はないね。
とか言いながら、やりきった感満々で帰着。
結果、私達のウエイトは約3,300g
最後の1艇まで実は1位。もしかしたら優勝、なんて二人で盛り上がっていた。
メンバー皆予想外に大型の魚が釣れてなくリミットメイクはしてるものの2,000gぐらいで団子状態。
で、問題の最後の1艇。何やら少し離れた場所でニヤニヤ。
天才OSPプロスタッフJB斎藤真也プロのウエイン開始。なんと、ライブウェルから出てきたのは50UP2,080gをいれて、3本合計約4,700g
痺れましたね。ニヤニヤの意味が分かった、、、完敗です。
あ、私反省はないなんてウソです。反省有りまくりです。
因みに三位はWBSプロの清水さんチーム、約3,000gをウエイン。
最終結果
優勝、斎藤、追川ペア
二位、千葉、松田ペア
三位、清水、並木ペア
となりました。
では優勝チームのパターン
斎藤チームは朝から本湖浚渫、波が弱い早い段階でパートナーの追川さんが1,500gをキャッチ。しかしその後1本バラすも徐々に風が強くなり続かない。
でも浚渫を動かずレンジャー521のパフォーマンスを最大限活かし、前から水が入るギリギリまで大波の風下浚渫をやりきったとのこと。
流れは、数カ所ある浚渫を風と波を見ながら回り、10時半にはこのウエイトでリミットメイク。
朝以外釣れたのは10時頃だそうだ。10時半以降は涼しいところを選びながらこの魚を活かす事だけ考えていたと。
風と波から逃げた私は完敗ですね。210なら十分戦えたはず。猛反省。
そしてこれがトーナメント、答え合わせが出来るので、本当に毎回勉強です。
三位の清水プロチームは爆風予報を考慮し、夏定番の流入河川に絞り組み立て。朝一から掘割川に直行。
狭い川の中で後から岡部チームが入って来たが、あえて先に行かせて、じっくりと釣り込んでいく事を選択。
トーナメント中は、先を行く岡部チームとお互いが見える範囲で釣りをしてる状況とのこと。
ただこれが勝敗を大きく別けた。
結果、後ろの清水プロチームは3,000g、先行の岡部チームは1,600g
約倍もウエイトが変わったのである。河川は通常先に行く方が有利と言われてたる中、後から聞くと投げているリグもほぼ同じであるのにこの結果は驚きである。
ルアーデータ
千葉チーム
ヘビキャロ:ドライブホグ
シャッド
クランク:ブリッツMAX、ブリッツMR
ヘビダン:ドライブジャッド
フットボール:グラブ系ワーム
斎藤チーム
ヘビキャロ:ドライブホグ
クランク:ブリッツEXDR
ヘビダン:ドライブシュリンプ
清水チーム
ノーシンカー:スティック系ワーム、シャッド系ワーム
ヘビダン:ドライブクロー
テキサス:クロー系ワーム
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