PROFILE

加藤栄樹


(霞ヶ浦)

本場アメリカのトーナメントで活躍するという夢のため、国内最高峰カテゴリJBTOP50に身を置いて自身の腕を磨く若きトーナメンター。霞ヶ浦をホームレイクとし、2023年JBⅡ霞ヶ浦ではレギュラー戦優勝など、霞ヶ浦ロコアングラーとしての顔を持つ今後の注目株の筆頭である若きエース。

加藤栄樹が解説!秋の霞ヶ浦にハマるブリッツシリーズ。

皆様こんにちは、加藤栄樹です。

秋の霞ヶ浦のハードベイトといえばクランクベイト。
そしてクランクベイトといえば「ブリッツ」。


今回は、そんな定番化しているブリッツシリーズを、近年のフィールド状況も踏まえながら、秋の霞ヶ浦水系を舞台にご紹介させていただきます。

近年、バスの個体数が減少した影響もあり、クランクベイトの出番は以前に比べて確かに減少しています。
しかし僕は、クランクベイトは時として他のルアーより圧倒的に“数”を釣る武器になると考えています。

秋、バスがバンクの外側を回遊し始め、水温が徐々に低下してリアクションに好反応を示すタイミング。
ワームでも釣れなくはないですが、クランクベイトの手数の多さ、アピール回数はワームでは届かないものがあります。
結果として、ハードベイトが厳しい中でも“釣り勝つ”経験をしてきました。


そのシチュエーションでまず投げたいのが「ブリッツシリーズ」です。
理由は、ラインナップの豊富さと、シリーズ全体で共通したアクション特性があること。
そのため、水深・スポットの規模・エリアによって、無理なくルアーローテーションが可能です。
例えば僕の場合——
・水深1.0〜1.2mの、霞ヶ浦水系で最も多いシチュエーションでは ブリッツ(ノーマル)
・水深1.0〜1.8m、流入河川や石積みが絡む場面では タイニーブリッツMR から入ることが多いです。

理由として、クランクベイトを使うシチュエーションでは、キャスト先にカバーが絡むケースが多いので、
・カバーに対して扱いやすい ノーマルサイズ
・深い側で喰わせに寄せたい時は タイニーサイズ
という使い分けが基本にあります。

もちろん、ブレイクや浚渫では ブリッツEX-DR が活躍しますし、テトラ帯ではブリッツDRの出番です。

ぜひ、この秋はブリッツシリーズを軸に、霞ヶ浦水系を攻略してみてください!

関連商品