PROFILE

白岩従道

関西
(琵琶湖)

2021年より滋賀に移住、琵琶湖を拠点に「JUDOガイドサービス」を開始。
得意なシャローを中心にスピナーベイトやトップウォーターなど、エキサイティングなフィッシングスタイルで、日本一のビッグレイク”琵琶湖”をご案内。
「思い出に残る価値ある魚」をモットーに、広大な琵琶湖を全力でガイドします。
ひたむきな練習量で、日々広大な琵琶湖を研究する現場特化型アングラー!

白岩従道、冬の大物狙い!シャロー〜ミドルの巻きモノ展開!

皆さま、こんにちは
琵琶湖ガイドの白岩従道です!

早いもので2025年も残り僅かとなってまいりました。
琵琶湖におきましても、12月初めに例年より少しだけ早く強烈な寒波が入り、日に日に冬本番へ突入しつつあります。

とは言え!寒さによるネガティブな話だけではなく、水温低下にともない秋によく釣れていたアベレージサイズの反応が減り、低水温下に強い体力のある大きな個体を狙えるビッグフィッシュシーズンに入ったというタイミングでもあります!
バイトは少ないが来たらデカイ!そんな価値ある一匹に出会えるのが、ウィンターバッシングの魅力ではないでしょうか!?

そこで今回は低水温期の巻き物展開として、冬でもやる気のあるフィーディングフィッシュを狙った、3つの釣りをご紹介させて頂きます!

まずは私の大好きなヘビースピナーベイトのスローロールです。


私がメインエリアとしている北湖の2〜5mほどのミドルレンジにある、残りウィードやハードボトム、そして取水塔や魚礁、沈船などの人工物を狙っています。

例年、1月中旬頃まではウィードが残っておりバスもそこに依存している状況下では、すり抜けの良いスピナーベイトが有効になります。
メインで使用しているのは、ハイピッチャーMAX3/4oz&ドライブシャッド4”のセットアップ。


大体、水温15度を切ったあたりからトレーラーワームにドライブシャッドをセットして、ヘビースピナーベイトをよりゆっくりと動かせるセッティングで使用しています。

使い方は一旦ボトムまで沈めて、ゆっくりと一定のスピードでボトム近くを巻いてくるというもの。
ウィードやストラクチャーに果敢にコンタクトさせる事が出来るのは、スナッグレス性能の高いスピナーベイトだからこその攻め方です!


冬のスピナーベイトスローロールは決してバイトの多い釣りではありませんが、ビッグフィッシュ率の高い、やる価値のあるウィンターゲームの一つ!
とくに濁りや風といったアピールの強いスピナーベイトにとってプラスの状況であれば、是非試してみて下さい!

そしてスピナーベイトでは強すぎるようなクリアな水質、微風などのタフコンディションで機能するのが、北湖定番のジグヘッドタイプのスイムジグです。


OSPソルトウォーターのグライディ15gにドライブシャッド4.5インチをメインで使用します。
カラーはソフトシェルスモークやライブリーワカサギなど、ナチュラル系を多用しています。


ウィードが枯れてしまう1月中頃からは、スピナーベイトより喰わせ力の高いスイムジグに軍配があります!

中層からボトムとレンジコントロール次第で様々な水深を探る事ができ、とくにグライディのような90度アイのスイムジグは深場でのレンジキープ力に長けており、急深な地形の多い北湖ロックエリアでは定番のウィンタールアーです!
そして最後はシャローの1発狙い。
カレン180のビッグベイトゲームです!



使い方は投げて巻くだけ。
水深1〜2mまでのシャローを早過ぎずゆっくり過ぎずなスピードでのクランキングで、シャローのフィーディングフィッシュを狙います。
カレンのボディーサイズとソフトマテリアルテールからくるナチュラルな波動が、シビアな冬のビッグバスに有効です!

そしてカレンを使用したウィンターゲームの番外編ではありますが、減水期の冬の間でも水門により一定の水位が保たれている内湖のシャローカバー周りを、カレン180リングドチューンのスローな首振りアクションで狙うのも面白いゲームのひとつで、チャレンジ甲斐のある釣りとなっております!

こちらは晩秋の11月ではありますが、海外からのゲスト様もカレン180のクランキングでビッグフィッシュをキャッチ!

カレンをまるで1/2ozスピナーベイトのように、軽快にキャストしている姿には少々驚いたものです(汗)

寒さが堪える季節となりましたが、防寒対策をしっかりとご用意頂き、冬の価値あるIPPONを狙ってみてくださいね!

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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