ドライブシャッドはスイムベイトの最終形!
今年の梅雨時期は何かと時間の都合がつかず、あまり釣りに出れない時間が続きました。その間も続々と新製品や新色が登場して「私も早く試してみたい」の一心でした。中でも、ドライブシャッド4.5inが何よりも気になる新製品。私のファーストインプレッションが今回のレポートになります。
感動をもたらしてくれたスイムベイトの新境地こんにちは、和歌山の辻井です。
梅雨が明けていよいよ夏本番! 帽子を必ずかぶり、こまめな水分補給と休憩を取るようにして熱中症にはくれぐれも気をつけましょう!
私は夏場における暑さ対策のひとつとして、フーデッドロングTシャツとネックゲーターを愛用しています。
日焼けによって身体、特に首筋~頭が熱を持つのを防ぐようにすると効果的ですね。
さて、本題です。
今年の梅雨時期は何かと時間の都合がつかず、あまり釣りに出られない時間が続きました。そんなときに発売された、ドライブシャッド4.5in。
スイムベイトと言えば10数年前のビッグベイトゲームの大ブレイクを思い出します。
当時ヘビーロッドで扱える5~7inクラスのスイムベイトを中心にいろいろ試した中、ドルフィンキックのような強い水押しの大きなスイングタイプと、テールが小刻みにピロピロとよく動くタイプに大別して使っていました。
前者は動きの強さからビッグフィッシュをセレクティブに釣り分けることに長けますが、ミスバイトがやや多くてスレやすいという一面を持ち、ビッグベイトブームの中にあって5~6inと、やや小さめのサイズを使うことが多くなっていきました。
後者は視覚的要素が大きく、小刻みなアクションはクリアウォーターの条件下でもとりあえずバイトさせるチカラを持ったルアーで、7~8inクラスのモノをよく使っていました。
とりわけオフセットフックを用いたスイムベイトは、根掛かりの多いカバーゲームやオーバーハングへのスキッピングゲームでは独壇場とも言える釣果をもたらし、ブームから10数年経った今もなお使っているスイムベイトは、このタイプのものだけになりました。
そこに登場したのがドライブシャッド4.5in。
一見、小刻みなピッチを刻むタイプに思えますが、よく見るとその中に大きなスイングが加わる2つのミックスアクションを生みます。
特に超スローリトリーブ時の動きの強さには目を見張るものがあり、これがフォール時の自発的アクションに繋がっているのです。
よく動くからと言って素材が柔らかくすぐ壊れてしまうものではなく、バスのバイトがあってもシャッドテール部分だけが千切れるようなこともあまりありません。
ドライブシャッド4.5inを使ったはじめての釣行では、バスがやや沈みがちだったのでノーシンカーでのデッドスローリトリーブを中心とした使用法に、フォーリングや3.5gテキサススタイルでのスローリトリーブ中心の釣りでした。
ノーシンカーのフリーフォールでもウネウネと身をくねらせる自発的アクションは、これまでのスイムベイトが苦手とするチェイス後のフォローアクションにも最適で、チェイスで終わってしまうバスの反応を補うことができます。
基本的にミスバイトの多い釣りですが、4.5inという小ぶりなサイズがその助けになります。
これもルアーのしっかりしたアクションと動きの強さがあるからこそ、ビッグフィッシュを呼び込むアピールを損なうことなく、より多くのバイトチャンスに繋げているのです。
最初の釣行を終えた時点で、スイムベイトの最終形がドライブシャッドと言えるんじゃないかとさえ思ってしまいました。
そして迎えた2度目の釣行。
この日は激浅のフィーディングフラットでシャローゲームを展開する中、表層を引き波を立てながらファーストリトリーブ……
コポポポポポポポポ~~~~!!!!!
「な、なんだと!」
思わず口にした言葉がこれでした。
初釣行の際も引き波を立てるようなリトリーブは試していたのですが、過去の記憶に囚われて極力スローな水面が盛り上がる程度のリトリーブ。
しかしこの日は、やや速めのアプローチを試してみてびっくり!まるでノイジー系プラグの硬く乾いたコポコポ音を奏でるではありませんか!
例えば浮きゴミまわりを引く際は、水面直下の引き波を意識しても浮きゴミに絡むとどうしても水面を滑らせるだけのアプローチになってしまいがちです。
ここに水面を走らせるノイジー系のアプローチができるとなると、その使用範囲をこれまで引きしろが取れなかったわずかなポケットでさえも水面で誘うことが可能になり、水面でノイジー音を奏でた直後の自発アクションフォールと言ったこれまでにないアプローチも可能になっています。
正直、この手のルアーはすでに完成されていて、新たな物が登場しても感動の少ない物になってしまいがちでしたが、ドライブシャッドには本当に感動させられました。
私は63Mのロッドに12lbラインで使っていますが、5/0フックという大きく太いオフセットフックを使うため、MH以上の強めのロッド&ラインを使うことをオススメします。
6~7月期、今回紹介しましたドライブシャッドのほか、もはや定番のベントミノー86Fやバジンクランクサイレントでもグッドサイズが釣れています。
また、早い段階から夏の定番スポット、岬まわりのミドルレンジからドライブクローラー3.5inのジグヘッド(ノーマルセッティング)でもいい釣りができました。
新製品だけではなく、何年経っても変わらず使い続けられるのはO.S.Pの理念で、毎年同時期に同じルアーが同じように使い続けられることで実証されていますね!
4つのキーワードで戦略を構築!
こんにちは、香川の坂本です。先日、旧吉野川で開催されたチャプター徳島第4戦で、5位に入賞することができました! 帰着30分前にミスはあったものの、年間暫定順位も首位で最終戦を迎えることになりました!!
準優勝は同じO.S.Pの植田誠寛プロ!!大会当日の天候晴れ。水位は定水日2日目、そして水質は若干の濁り… 釣りやすい状況とは言えません。
私はこれらの状況から、「シェード」「カレント」「ベイト」そして「シャロー」をキーワードに、若干の流れを期待出来る上流エリアに狙いを絞り込み挑みました。
具体的に狙っていくのは、オーバーハング、張り出したアシや冠水植物、ブッシュまわり、ベジテーションなどです。
これらのスポットで使用するルアーは…
・ベントミノー130F
・ドライブクロー4in(エコモデル)+ジカリグ7g
・ドライブスティック4.5in(エコモデル)ノーシンカーリグ
これらのルアーを選んだ理由は単純! プラクティス時に唯一反応があったからです(笑)。
というのも、現在の旧吉は本当に難しく、私の場合、反応のあった信頼できるルアーに頼るしか突破口が見出せなかったからです。
話しは戻り…
朝イチ、オーバーハングや流れの当たるブッシュまわりにベントミノー130Fをソフトジャークしてたところ、ブッシュ下からチェイスあり!
フォローでドライブスティック4.5in(グリパンシャッド)のノーシンカーを若干の流れに乗せドリフト…
しかし、バスがいるであろう箇所に上手く入って行かないので、急遽ドライブスティックのお尻側からストレートフックを刺すバックスライド刺しに変更し、さらに方向性を出すために頭に1/96ozネイルシンカーを入れました。
するとすぐさま900g台をゲット!
あとはベントミノー→ドライブスティック→ジカリグドライブクローというローテーションでめぼしい箇所をまわっていくと、2セット目にして待望の2匹目が、ベントミノー130Fに「ガツン!」とヒット!
ネットインしたバスは1200g!
ちなみにカラーは、私のフェイバリットでもあるゴールデンアユ。
程よいフラッシング効果があり、濁りにも効き、また全天候型として使える点が気に入っています。
話しはまた逸れますが、香川県の地元リザーバーでもこのゴールデンアユが効いて、2kgアップをゲットしましたよ!(写真)
さてさて…
その後、帰着30分前にカバーで掛けたキロアップをミスしてしまい、3戦目に続きまたまたお立ち台を逃してしまった…(T_T) と、肩を落としての帰着…
2匹・2100g台でウエイイン。
順位は良くて10位前後だろうと思っていましたが… なんとなんと、5位入賞!(^_^)
結果を聞くまでは、「ミスして3kg台を逃した悔しさと同時にお立ち台も逃し、さらに年間順位も落としてしまった…」と言うトリプルパンチで落ち込んでいたこともあり、5位とは言えうれしい入賞となりました。
この5位入賞により年間順位も現在暫定1位となり、残すは最終戦のみとなりました。
年間上位陣のポイント差は誰が勝ってもおかしくないくらいの僅差ですが、自身チャプター徳島4回目の年間優勝を目指して全力で楽しもうと思います(^_^)。
あともうひとつうれしいことが! 同じO.S.Pプロスタッフの植田誠寛プロが準優勝!
O.S.Pプロスタッフが二人同時にお立ち台に立つことができました!!
最後の最後に入れ替えに成功!
先日行われた、霞ヶ浦最大のマリーナ、弁天のトーナメントで3位入賞しました。帰着間際に手にしたキロオーバーの一匹が、起死回生の一匹に! でも、さすがに強豪揃いのマリーナであることを実感しました。
帰着10分前の水門でドラマが…!!当日の朝、集合時間になっても同船予定者が来ません。寝坊したのか?電話しても不通、もしかして事故にでも…?
もし到着したらすぐに乗ってもらえるようにと、ファーストポイントは近場の浚渫エリアへ。
曇りでそよ風が吹いて、水色もよく釣れそうです。
ブリッツMRでブレイク付近を流していくと、幸先よくキロアップがヒット!主に浚渫エリアではブリッツEX-DRを使いますが、朝夕やローライト時には、ブレイクよりも岩盤の浅い所で、バスがフィーディングするのでブリッツMRを使います。
カラーは水が澄んでいて、ローライト時にはチャートブラウンタイガーがよく釣れます。
その後しばらくキャストするも、巨大キャットフィッシュ? にヒットカラーを2個も持っていかれ、在庫切れ…(涙) 本当に美味しそうに見えるのでしょうね……
心が折れかけた8時ごろ、同船予定者から「今起きました!」と電話が(笑)
もう間に合わないからお昼のBBQから来るように伝え、無事を確認し安心したところでキーパー捕りに走りました。
実績のある、本湖下流域シャローのアシに行くと淡水サヨリやイナッコ(ボラの幼魚)が多数目視でき、バスの気配を感じたので、小魚のサイズに合わせたドライブスティック3inのノーシンカーワッキーがけで表層付近をピクピクと泳がせると、ナイスキーパーが2匹、食う瞬間が見えるほど、エキサイティングなバイトをしてくれました。
これでリミットが揃ったので、あとは入れ替えのビックフィッシュを狙いに、再度、朝の浚渫エリアに移動。
ブリッツMRとEX-DRをローテーションしながらクランキングをしましたが、ノーバイト。あれほど高活性だったキャットも反応ナシ。魚が移動してしまったのか?
帰着時間10分前になったころ、浚渫から近い、シャローの水門が目に入りました。
もしかしたら、あそこでフィーディングをしているかも…
エレキで静かにアプローチ。そしてドライブクローラー4.5inのスナッグレスネコ1/20ozを、ストラクチャーにタイトに丁寧にキャストするも反応ナシ。もう帰着しないと間に合わない、これが最後の一投! すると……フォール途中に、FCスナイパーBMSがスーッと動き、思いっきりフッキング! うぉー、デカい!!
慌てて取り込み、この推定1300gと700gを入れ替え、この時点で帰着4分前。
大急ぎでボートを走らせて、帰着場所に着いたのが1分前! ぎりぎりセーフ!!
結果は、さすが霞ヶ浦の強豪が揃うマリーナだけあってハイレベル、トップはなんと3900g(3匹)、ボクの魚は3415gでなんとか3位入賞することができました。
少し残念でしたが、最後の最後まで諦めず、攻めて出せたウエイトには十分満足です。
これで昨年からの3試合連続で入賞、今シーズンの年間順位も現在2位と好位置につけています。残り2戦もしっかり釣って、年間優勝を狙いたいと思います!
ピンスポットのラン&ガン勝負!!
2週間ぶりの釣行。練習不足感は否めませんが、大会ルールが前戦より3匹リミットに変更されたこともあり、数は出ないけれどクオリティフィッシュが期待できる、この時期に実績のあるディープのピンスポットをラン&ガンする戦略で挑みました。
夏の琵琶湖北湖はカラー選びが重要朝イチ、北湖東岸日野川の期待のエリアには先行者がいたので、近くの水深3~3.5mの消波ブロック帯をブリッツMAX DR (H09アイスシャッド)で流しながら、そのエリアが空くのを待ちました。
消波ブロック帯のクランキングでジャストキーパーと800gくらいの2匹をライブウェルに納め、そこで空いた日野川エリアに移動。
私は先行者がいたエリアから数メートル離れたところにあるピンスポットに狙いを定めました。
ドライブクローラー5.5in(W025ナチュラルピンクの赤色染め。5gドロップショット・マス針ワッキー掛け)を入れると一発で1350gが食ってきました。
同じようなピンスポをランガンし、さらに1350gを追加。クランキングの800gとで目標の3kg超えを達成!
あとは800gを入れ替えできれば上出来と、諦めずピンスポットを同リグで撃ち続け、ラストエリアと帰着20分前に立ち寄った菖蒲の二連取水塔でキッカーフィッシュとなる2500gオーバーをキャッチし、5kgを超えることができました!
ディープピンスポットのラン&ガン、数は出ないけれど、どれもこれもいいコンディションの魚で、トータル5285g/3匹は大満足です。
残念ながらバックシーターはキーパー1匹と釣果に恵まれなかったのですが、その要因のひとつにカラーセレクトが挙げられます。夏の琵琶湖、特に北湖はなぜか赤だけが圧倒的に効くことがあります。
今回、ドライブクローラー5.5inの自発的ロールアクションと、ロッドアクションによる生々しい震えとクネリ、それに赤というカラーセレクトが、5285g/3匹、そして優勝に導いてくれたと思います。
タックルデータ
【ドライブクローラー5.5in(W025ナチュラルピンク赤色染め)】
リグ:5gドロップショット
ロッド:PF 6101MLFB
リール:T3 AIR8.6
ライン:Monster BRAVE 10lb
6月下旬印旛沼の状況はというと・・・
例年、その時期はアオコが繁殖しデスレイクな雰囲気たっぷりの印旛沼ですが・・・
今年の印旛沼今年の梅雨は雨の量が非常に多く、6月末の時点では水が頻繁に入れ替わった影響でアオコが非常に少なく、水温も梅雨入り前に28度を超えたものの梅雨入り後は23~25度程度。
例年であれば晴天が続くと、あっという間に30度近くまで上がってしまうのですが、水温が上がりきらない日が続きました。
そして水位の変動が激しく10cm程の増減水が頻繁にありました。
この影響か25cm前後のバスは比較的良く釣れていますが35cm以上の魚は急に難しくなります。
雨などのプラスの要素が加わればタイミングでバタバタっと良いサイズが釣れることはありますが、基本的に大きな魚を釣るのは難しいのが現状です。
サイズはともかく、数を釣るならドライブクロー3インチ、ドライブシュリンプ4インチの5g程度のテキサスリグやジカリグ。
それとドライブスティック3.5インチのバックスライド、ドライブクローラー4.5インチのスナッグレスネコリグ等ですが、ベジテーションもかなり伸びてますので、やはりテキサスリグ、ジカリグ等が扱いやすいと思います。
(画像左:この位のサイズが遊んでくれますよ!)
(画像右:ドライブクローラー5.5インチでも。)
旬のバズベイトそして、今時期楽しいのがなんといってもバズベイト!
数こそ出ないものの、グッドサイズが水面を割る瞬間は最高です!!
(画像上:6月下旬ゼロツービートに出た1,300g!!)
(画像下:激しく水面を割りましたが・・・ゼロツービートにもこんなサイズが出てきます)
ゼロツービートはクラッカーにブラス(真鍮)素材が採用されているバズベイトですが、ハイサウンド&ハイアピールとただ騒がしい(笑)だけのバズではありません。
トータルバランスが非常に優れており、誰でも簡単に使用出来ることも特徴です。
そのひとつが直進性能に優れ「真っ直ぐ引ける」こと。
もちろん「曲がる」バズベイトのメリットもあるのですが、左右それぞれに曲がるタイプを用意したり、スポットによって結び変える必要があったりと手間も掛かります。
一方ゼロツービートの直進系バズはこういった使い分けも必要ありませんし、多少であればロッド操作でトレースコースを変えることが出来るため余計な手間いらず。
サウンドについても本来であれば、クラッカーがあるタイプと無いタイプを状況で使い分ける事も必要かと思いますが、僕自信、印旛沼でのバズベイトゲームはゼロツービート(とJr.パピー)があれば、今のところ何の不自由も無く楽しめています!!
ミディアムリトリーブで巻いている時は、真鍮素材のクラッカーとプロップがぶつかり合うハイサウンドでアピーリーなゼロツービートですが、スローリトリーブで巻くと「ポロポロポロ♪」と甘い音色を出すことも出来ます。
この特徴をいかし、自分は狙うスポットや魚のコンディションでリトリーブスピードを使い分けてます。
一例としては、比較的オープンなエリアや威嚇、リアクションバイト狙いでミディアムリトリーブ、ピンスポットやアシやガマに囲まれた狭いポケットではスローリトリーブといった感じです。
カラーに関しては、印旛沼ではインパクトライムチャート、ディファインブラックの使用頻度が高いです。
この2色にキラーゴールドやビビットパールホワイト、ブルーバックチャートなどを使用しています。
初めの1色でしたら、オールラウンドに使用出来るチャートバックアユあたりがお奨めですね!!
これに加え、すぐ手に届くところにフォロー用としてドライブスティック4.5インチのノーシンカーリグを用意すれば万全ですよ!
これから夏本番です。O.S.Pネックゲーター等、日焼け対策と、十分な水分補給をして体調管理に気を付けて釣行しましょう!!
(画像:このサイズ(49cm)が水面を割るから止められません!)
(画像:15cm位のバスも・・・・バズベイトって不思議な力を感じます)
(画像:バズで流した後、ハイピッチャーカラーブレードで流し直してキャッチ。)
シンクロが活躍した夏の山中湖
皆さんこんにちは、山中湖の川上です。今回は7/6(日)山梨県山中湖で開催されましたNBCチャプター山中湖第3戦で準優勝する事が出来ましたのでレポートします。
NBCチャプター山中湖第3戦で準優勝開催にあたっての山中湖の状況は、前週(6/29)に開催されたJB山中湖(第二戦)の結果からも分かりますが1匹のバスをキャッチする事も困難な程、厳しい状況が続いていました。
(写真:エコジグ04シンクロの1.8gでキッカーをキャッチ!!)
原因はいろいろあると思いますが、近年の個体数の減少に加え、アフター直後である事と、この時期はベイトとなる対象がシャローはオイカワ、ミドルはエビ系、ディープはワカサギとそのベイトを追いバスが湖全体に散ることで、更に難易度を上げている状況でした。
前回のJB山中湖第2戦では、ディープを攻め小型1本しかバスをキャッチ出来きず、シャローも不調だった事から今回はミドルレンジのエビ系のベイトを捕食するバスに的を絞り、試合を展開する事としました。
また、今回の試合の3日前には放流がありました。現在の厳しい(釣れない)山中湖で試合を展開する上では、放流バスがキーとなる事は必至。
しかし放流バスのウエイトは約300gで3本(リミット)揃えても、1キロクラスのネイティブが1発入ればそのウエイトを上回ってしまいます。
その為、今回も放流は捨て、ネイティブ勝負での戦略を立てました。
上記に記載した"ミドルレンジでエビを捕食するバス"をキャッチする為に選択したポイントは地形が岬形状に張り出しており水深3~4mラインにウィードパッチが点在するポイントです。
この様なポイントは水通しも良く、エサとなるエビを多くストックしており、時にはベイトフィッシュの回遊もある事からバスも止まりやすいポイントとなります。
試合ではその様な条件が揃うポイントを、時間やタイミングを見て回って行く事としました。
試合当日 試合当日の天気は晴れで、風も無く釣りづらい状況。
しばらく我慢の時間が続きましたが、試合の中盤頃にはいい感じで風が吹き始めました。
ここで確信のあるポイントに入り魚探で確認すると、ウィードエリアにベイトフィッシュが良い感じで絡んでいます。
狙いは、上記にも記載した様にウィードパッチに付くエビを捕食するバス。
ここでエビを意識し選択するルアーは04シンクロ(エコモデル1.8gのグリーンパンプキンブルーフレーク)に、ストレート系2インチワームをトレーラーにセットし、ポイントに対し距離を取りアプローチします。
着底後、ロッドアクションを加えると早速バイトがあり、フッキングに成功!激しい抵抗の末、ボート際まで寄せ目視で確認すると50㎝近いキッカーです。
慎重にやり取りするもネットイン直前で痛恨のバラシ・・・非常に痛いミスがありました。
しばらく呆然とするもパターンは間違っていないと確信し、同ポイントに再度アプローチ。
すると小型のバスをキャッチする事が出来ました。
続いて場所を変え同じ条件の揃うポイントに入り、同じく04シンクロで攻めます。
すると数投後にバイトがあり、キャッチするもこれも小型のバスです。
2匹での推定ウエイトは600gで優勝を狙うには寂しすぎるウエイトです。
時間も迫り選んだポイントは、最初にBIGバスを逃したポイントです。
ここに再び04シンクロを投入し、ウィードに絡め・・・ほぐし・・・丁寧にアクションを加えます。
するとバイト!!ロッドに伝わる重量感はBIG確定の重さです。
今度はミスに注意しやっとの思いで取り込んだバスは50cm程のキッカーフィッシュでした。
その後、ドライブクローラー4.5インチ(ライトグリパン・ブルー・ペッパー)1/16ozのワッキーリグに変更し、同じポイント攻め小型をキャッチしましたが、残念ながら入れ替えは出来ずウエインとなりました。
狙い通り大型のネイティブが入り2,190gのウエイトまでは作ることが出来ましたが残念ながら1位には届かず準優勝となりました。
厳しい状態が続く山中湖ですが、しっかりとベイトの状況・バスのポジションに合わせベストなルアーを投入出来れば大型のキャッチも可能です。
また今回の様な状況には04シンクロはベストマッチで、ウィード周辺を微振動を発しながら動くエビ、時にはスイミングを入れベイトフィッシュを演出出来る万能なルアーです。
使い方により様々なアプローチが可能な04シンクロは、もはや試合で欠かす事の出来ない1軍ルアーです。
今後もお世話になる事でしょう。では!!
ドライブシャッド4.5でビッグフィッシュ
7月6日(日)バットネット第5戦カテゴリー2に出場しました。
バットネット第5戦カテゴリ2参戦レポート前週の試合でも好反応だった、北湖東岸の水深3.5m~7mにあるアイソレートストラクチャー(取水塔や消波ブロック)で勝負しようと決めて挑みました。
天気は曇りで雰囲気はありましたが、思いのほかバイト少なく、また他の選手とのエリアバッティングも多発し、巧く試合運びが出来ませんでした。
それでも何とか、ドライブシャッド4.5インチ(ブルーギル)にウェイテッドツイストロック12の4/0(1/8oz)に助けられ、カテゴリー2のビッグフィッシュとなる1,720gと1,500gを釣ることに成功!!
時間一杯まで、ネバーギブアップの精神でドライブシャッド4.5インチを巻き続けましたが、残念ながらリミットメイクできず4,050g/3尾でのウェイインとなりました。
しかし、カテゴリー2の選手たちも私同様に苦戦されておりナント3位にラッキー入賞することができました。
そんなラッキー入賞の立役者となったドライブシャッド4.5インチの使い方ですが、ウェイテッドツイストロック12の4/0(1/8oz)にセットしたマキマキで、着水から垂直フォールさせフォールバイトを誘い、そして着底から一定速度で巻くことがキモです。
いわゆる、千鳥アクションやクランクベイトが障害物にヒットした時に起こる変則リアクションが有効な時もありますが、ウェイテッドツイストロック12の4/0(1/8oz)と組み合わせることで、リトリーブ速度問わずロールを抑えつつ、安定したスイム姿勢を保てるのです。皆さんも是非試してみて下さい!
あ、それと最近導入したアクションカメラ「GpPro」で自撮り練習中です(笑)
■タックルデータ
ロッド:スティーズ721MHXB-SV(ストライクフランカー)
リール:STEEZ100SH
ライン:モンスターブレイブ14lb.
リグ:ドライブシャッド4.5インチ(ブルーギル)ウェイテッドツイストロック12の4/0(1/8oz.)にセットしたマキマキ
関連リンク:
バットネット
チャプター北千葉第3戦で準優勝
6/22(日)印旛沼で開催されましたチャプター北千葉第3戦で準優勝のO.S.Pプロスタッフ折金一樹。同氏のトーナメントレポートを掲載!!
トーナメントレポートゲリラ豪雨等ぐずついた天気が続き、水位も増減を繰り返しているようで、イマイチ良い話を聞かない印旛沼。
大会当日はやや減水気味で水質はあまり良くない印象でした。
プラ無しのぶっつけ本番でしたので、シーズナルとタイムリーな状況を考慮し、流れと水質をキーワードとして挑みました。
曇り時々雨の予報でしたので用意したルアーはトップ系と巻物、スイミング系。
具体的にはバジンクランク、02BEAT、ドラクロテキサス5g、シャッドテール等々です。
朝イチのポイントは不発で二カ所目のインレット絡みのポイント。
トップで流しましたが、反応が無かったのでドラクロテキサス5g。
その1投目、いきなりのアタリでしたがミス。その後集中して2本キャッチ。
この周りは水質も良く、見つけてくれれば食うといった感じがしました。
そこでアシ撃ちというよりは、カーブフォール気味のスイミングで広く探ります。
アタリもスイミングの軌道が変わることでわかり、動きまわっているような魚。
他にもノンキーらしきアタリもあったので少し粘ってみることに。
暫くしてアシの奥でもバスらしき音がしたので、ウェッピング。
シンカーも軽くすり抜けもイマイチだったので、ドライブスティック4.5にチェンジ。
あまり濃くないアシ原だったので5gに高比重ワームがラインを揺すって落ちるくらいで丁度良い塩梅でした。
そして奥はバスの背中がでるような水深でしたがかまわず、撃ち込んでいくと待望のアタリ。キロ弱のナイスフィッシュでした。
流石にアタリも遠のいたので移動し、転々とランガン。
そして朝イチのインレット中に先行者が1名いたので、入り口から02BEAT、バジンクランクで様子見。
水面には反応は有りませんでしたが、短時間ながら強い雨も降り流れも効きはじめているのが見て取れました。
そこで水面下ではどうかとチョイスしたのが、ラトリンBLITZMAX。
本湖とインレットとの流れや水質の境目、沈みモノをトレースラインを変えながら探っていくと、アシの先端でビッグバイト。なんとキッカーとなる1,200gをキャッチできました。
実際釣れたスポットは浅く、かなり濁りが回り込んでいる所ですが、ラトリンBLITZMAXのサイズとラトル音でしっかりアピールする事ができ、バイトも深くガッチリ掛かっていました!
その後は天気も回復し、入れ替えは出来ずに帰着。
3キロは超え、今回ばかりはという期待もありましたが、残念ながら、同重量がもう一名いて、まさかの受付順負け。
それも親しい友人が同重量ということで、悔しくもありますが素直に成績を称え、次また頑張りたいと思います。
北海道でのロックフィッシュトーナメント
仕事の都合もあり、昨年の丁度7月くらいからロックフィッシュの釣りを本格的に始めて1年を迎えました。
ロックフィッシュトーナメント今年中には北海道から徳島へ帰る事になりそうなので、1年間の集大成として一度大きなロックフィッシュの大会に参加してしてみたいなと思っていました。
(写真:昨年の写真ですが、ロックフィッシュはハイピッチャーにも果敢にアタックしてくれます。)
この大会にエントリーしたのは6月2週目。
ルール的には、ここのメーカーさんのルアーだけという事であったので、近くの釣具屋さん等必要なルアーを揃えながら、使用感を確かめながらも3週目からは、可能な限りプラに出掛け地形の把握を中心にしながら室蘭港を探っていきました。
3週目、4週目のプラに関してはポテンシャルの高い室蘭だけあって1日本気で釣れば3本で4,500gから5,000gは4セット、5セットは楽に釣れました。
メインはスピナーベイト、ブレードジグ、シャッドテールワームのジグヘッドスイミング。
この釣りに関しては、今ではロックフィッシュでの自分の3本柱ハイピッチャー、ブレードジグドライブシャッドのジグヘッドスイミングですでに高い実績があったからこそでした。
ただ7月を過ぎると、夏枯れといわれる高水温のタフコンディションに入ってしまう事は昨年の経験からよく分かっていたし、正直いって大会までこんな高活性が続かないのではないかと思っていました。
だからそれに対応したエリアや、地元の方がやらないような短時間でバックアップできるピンスポットを徹底的に探しておきました。
悪い予感は的中し、最後の週に狙っていたスポットから完全に魚は消えてしまいメインパターン完全崩壊・・・。
絶望の中、探し続けたその日の夕方。スピナーベイトで釣れた1本のビックフィッシュでポジションが変わった事に気がつきました。
それによって、地形の把握をした事や今まで釣れていたエリアを合わせていき、狙うべきピンスポットが出来上がりました。
本当に天国と地獄を味わったプラでしたね。
大会当日大会当日は80名のアングラーが集結。フライト順は19番。
狙いのスポットに到着し早々スピナーベイトで今大会2番目のビックフィッシュとなる51cm、1,840gをキャッチ。
その後もバイトはあるがショートバイト続き潮止まりの9時まで粘りましたがリズムを立て直す為、リミットを揃えにランガン。
11時過ぎには3インチホグ系ワームの14g直リグのハングオフリアクションで600g、540gを釣り勝負エリアへ。
数名の方が居ましたが移動されたので狙いのピンスポットへディープ攻略用のチューニングしたスピナーベイトのスローロールで約1,300gを釣り入れ替えフォローの3インチホグ系ワームの14g直リグのハングオフリアクションで約1,200gを釣り入れ替え。
最後の魚のダメージが心配だったので、帰着時間まで30分を残し早めに帰着しました。
結果は残念ながら30g差で2位になりましたが今大会を通じて大きな自信にもなりましたし大変貴重な経験、時間を過ごせました。
また試合後、地元のエキスパートアングラーとのお話しがとても勉強になりました。
O.S.Pルアーと共に地図だけで色々なエリア開拓に没頭した1年でしたが見知らぬ土地で、新しい魚種に挑み手にした記憶に残る魚達をO.S.Pルアーに釣らせてもらったと思っています。残りの北海道生活もガンガン行きますよ~!
浦川正則Blog(※ハイピッチャーで56cmのアイナメもキャッチ詳しくはBlogで!)
初夏の利根川、トーナメントレポート
先日、開催されたTBC2014第3戦でバズ02ビートとドライブスティック4.5インチを使用して入賞する事が出来ましたのでご報告します。
利根川の状況梅雨時という事も有り直前も雨が多く、会場付近で平水より10~50センチ増の間で増減を繰り返し濁り、カレント共に強い状態が続いていました。
河口堰の流入量は通常の2~3倍。
土日にかけて天候、フィールドコンディションも徐々に回復に向かいました。
<プラでの感触>
・魚の状態的にはアフターであまり流れを好んでおらず、流れの影響を受けずらいインサイドや流れの巻く所での反応が良い。
・サスペンド傾向でトップウォーター(スピンテールフロッグなど)への反応が強い。
・底荒れもしていて魚も浮き気味なので早いフォール(テキサスなど)への反応は薄い。
・よりスポーニングエリアに近い所でポストの魚が釣れたが例外(個体が少ない)と判断。本番では消去。
直前プラは1日だけで、広く見てしまい煮詰められなかったのと、当日の天気が久々に晴れるという事も有り臨機応変(行き当たりばったりか?(汗))に臨もうと考えました。
<試合当日>
当日の朝、同じくTBCに参戦中のO.S.P社員の麻生氏から酷使で故障してしまったスピンテールフロッグと02ビートの援軍が手渡しにて到着。
早速リグってスタートを迎えました。取り敢えず水の具合を見る為に近場でエレキを下ろし軽くチェック。
やはりカレントは強く濁りもキツい。
数ヶ所やりながら本命の下流域(川幅が広く水が早く抜けるので落ち着くのが早い)へ。
7時台・・・インサイドのナチュラルバンクに入りシャローをスピンテールフロッグ、ドライブスティック4.5(バックスライドセッティング)で流すがノンキーとすっぽ抜け。
プラで1番反応が有ったシャローで、反応が無かったのと水位が下がったのを考慮して、少し沖目の流木をドライブスティックで探ると600gをキャッチ。
まだ居そうな気がして付近を探ると同サイズを追加。
8時台・・・条件のリンクするエリアへ移動。
沈み物にドライブスティックを入れピックアップにナイスサイズがチェイス。
食わず(涙)再度ドライブシュリンプのヘビダンでアプローチするがノンキー。
ついでに近くで起きたボイルもすっぽ抜け。
9時頃・・・薄日が出始めたタイミングでリアクションに振って02ビートを投入。
すぐに沖目の杭で800gを追加。狙いが合っている事を確信して同条件へ移動。
10時頃・・・いい塩梅の杭に02ビートを通すと2匹同時にチェイス!!その片方がヒットして900g追加。
「針1本なんだけど・・・」と思いつつ魚をライブウェルに入れ、ボートポジションを整えて同じ杭に02ビートを通すと・・・
なんと再びバイト!! 若干焦りつつ800gクラスを掛けたがバレた・・・(涙)
その後も2本掛けたがノンキー。
11時頃・・・水位が戻りだしたので、魚が差すエリアを覗きに行くとやはり差して来ていた(見えバス)が仕留めそびれた・・・
12時頃・・・差し始めている事が確認できたので、前にやったエリアに入り直す。
先ほどよりシャロー側の葦の前面に02ビートを通すと900gが釣れる。
さらに近くの沈み物にドライブスティックを入れると700gが釣れ入れ替え。
今度は同じくドライブスティックで流木にアプローチしてキロフィッシュで入れ替え。
最後に少し日が陰ったのでスピンテールフロッグでアプローチ。すぐに良さそうなバイトで消し込んだがすっぽ抜け(涙)で帰着。
5本で4,271gというウェイトで、4位という結果でした。
<使用ルアー>
・02ビート(LBシャッド)
・ドライブスティック4.5インチ(シナモン・ブルーフレーク)
・FPPストレート3/0のバックスライドセッティング
<感想>
最終プラがグダグダだったので不安を残したまま試合を迎えましたが、ここぞの所でOSPルアーが仕事をしてくれて上手く流れに乗れました。
ミスってはしまいましたが10時の展開はシビレましたね。
02ビートの威力を感じる出来事でした。ドライブスティックの自発的アクションによるスローフォールもこの季節にベストマッチでした。
素早い対応でルアーを届けていただき助かりました。また良い報告ができるよう頑張ります。
浮かせて・・・
スポーニングも一段落した桧原湖。今が一番楽しい季節かも・・・。
アフター以降の水面系みなさんこんにちは。スポーニングが一段落し、サマーパターンへ移行するまでの今の期間、桧原湖は一番楽しい季節です。
桧原湖は南北に長い形状をしているので、南と北では季節感の進行状態が違ってきます。
スポーニングを終えて、アフターのお休み中バスから、回復してバクバクエサ食いまくっているバスまで選んで釣っていくことが出来ます。
つまり、色々な釣り方が楽しめるってことですね。
その中でもおすすめは水面系の釣り!使用するルアーは、アイウェーバーはもちろん、私が多様するのはベントミノーです。
以前にもご紹介しましたが、桧原湖のスモールは目が良いのか用心深いのか、しっかり目で判断してから食ってきます。
また天候等の状況が関係しているのか、水面下のあるラインまでしか出てきてバイトしない?感じの時が多々あります。
これを半サイトで釣っていくのがハラハラドキドキで非常に楽しい!
使用するベントミノーのサイズは、ディスタンスを取ってサーチ重視の時は86と106をメインとし、食わせ重視で外せないのが、末っ子の76といった使い分けをしています。
ちなみに以前は86をほぼメインに使っていたのですが、その名のとおり口が小さいスモールバウスマウスバスには、76サイズが口の中にバックリ収まるため、ノリが良いのはもちろん、ファイト中にフックアウトすることも無くなりました。
また、76は桧原湖のメインベイトであるワカサギのこの時期のサイズにピッタリなんですね。小型ボディでも、サイズに似合わない3Dアクションでバスへのアピール度も問題ありません。
このベントミノー76を使う上での注意点が1つあり、それはロッドの硬さとアクション。
ボディサイズが小さい分水の抵抗も受けづらいですから、86と106サイズと同じ感覚のロッドとアクションで使ってしまうとオーバーアクションになってしまい、せっかくの3Dアクションか不自然に動きすぎてしまい、バスに対して違和感を与えてしまいます。
そこでおすすめはワンランク柔らかめのロッド(私は小技を効かせられるように6フィートクラスのULロッドを使っています)。
アクションは「チョッ、チョッ、」と、大きめのシェイクぐらいがベストです(ミドストをやっている感じですかね)。とにかく、オーバーアクションで動かさないのがミソです。
オリカネ虫それともう1つのおすすめは、オリカネ虫。桧原湖も虫パターン本番になってきました。アフターから回復して虫を食っているスモールには、このオリカネ虫の右に出るものはありませんね。
桧原湖の場合、というかスモールの場合、虫でもあまり大きなアクションを加えません。目でよく見て判断するスモールは、あまりオーバーアクションだとルアーを見破ります。
そこでお勧めは、スポットに入れたら少し誘ってほっとけです。オリカネ虫は、ほっとけでも各パーツがナチュラルな波動を自然に出してくれますが、これがスモールに非常に効きます。
スモールの場合、気をつけなければならないのが合わせ。
バイトがあって、重みを感じてから合わせると大体スッポ抜けます・・・口に入れた瞬間にエサかルアーか判断して吐き出すんでしょうね(恐るべしスモール)。キャストしたらオリカネ虫をしっかり見て、食った瞬間、下手したらオリカネ虫の下にスモールの影が見えたくらいのタイミングで合わせるのがベストですね。
合わせるのが遅れてバスが吐き出してからでは次のバイトは望めませんが(スモールは学習能力が高いです)、仮に早合わせでスッポ抜けてしまってもバスは食いきれなかったと思っているので、次のキャストでバイトの可能性が高まります。
完全なサマーパターンに落ちついてバスがディープに落ちるまで、これらの水面系のパターンは最高に楽しめます。みなさんもレッツエンジョイスモールフィッシング!!
印旛沼でのトーナメントNAB21第3戦レポート
こんにちは印旛沼の山添です。6/1(日)に印旛沼にて開催されましたNAB21の3rdSTAGEに参加してきましたので、その模様をレポート致します。
アフター回復系をドライブクローの3インチで丁寧に・・・直前のプラクティスではアフターの回復している魚を探し、ドライブクロー3インチやドライブクローラー4.5インチ等で3本で4kg程度確認することが出来ましたが、単発でしか獲れないことや、試合当日の天気予報などを考慮し、妄想しつつプラを終えました。
(画像:前週プラで釣れた魚です)
試合当日この日の天気予報は晴れでしたが、朝は曇るとの事でしたので、ゼロツービート等の巻き物もセットし、いざスタート!
本命エリアは大混雑になることを予想していたものの、意外にも少なかったため「これならば」と急遽プランを変更しポイント到着。
が、到着してみると、回復傾向にあると思っていた水がプラクティスの時よりもさらに悪化・・・おそらく田んぼの水が入った模様。
オマケに曇るはず?が、太陽が眩しいくらいの晴天!!
すぐに移動を決断し、バックアップで用意していたカバーの釣りにシフトすることに。
釣りを開始し暫くすると、水面直下に見えバス発見!しかし自分に気づき即効で消えて行きました・・・
それほど大きな魚では無かったため「ま~いいや」と思い、その場から離れキャストを続けてると、バスを見た付近でボイル?!
少し距離があったのですが、一か八かでボイルがあった付近へ3.5gテキサスのドライブクロー3インチ(グリーンパンプキンペッパー)をロングピチすると、すぐにバイト!
ラッキーな6~700gをキャッチ!!そして、間もなく吹いていた風が止んだため、カバーのシェードを同リグで狙うと、キロ弱がヒット!
ここで本命パターンを試しに移動するも、全く機能してません。(トーナメントになるとそんなもんですね・・・)
暫くウロウロした後、かなり水深の浅いヘビーカバーに5gテキサスのドライブクロー3インチ(グリーンパンプキンペッパー)を入れ、キロオーバーキャッチすることが出来リミットメイク!!
時間も残っていたので入れ替えフィッシュを探したものの、その後はノンキーを釣って終了。
結果は3本2,620gと、全体的に数は思っていたより釣れてましたが、ウエイトが伸びておらず3位に入る事が出来ました。
ドライブクロー3インチのグリーンパンプキンペッパー今回メインで使用した「ドライブクロー3インチ、グリーンパンプキンペッパーのテキサスリグ」。
ドライブクローと言えば印旛沼では勿論のこと、全国的に見てもフィールドを選ばずに非常に良く釣れているワームですが、極めて完成度が高いが故に、優秀なルアーだというのを通り越して、「手堅い」、「定番」などといったイメージを持たれていると思います。
カラーに関しても、グリーンパンプキンペッパーは各社メーカーによっては若干色身の違いはありますが、必ずといっても過言ではないくらいラインナップに入っている定番カラーです。
自分も正直「とりあえずドラクロ使ってれば・・・」という考えで使用する場面はありますが、今更ながら「ドライブクローってやっぱり凄い!!」と再認識させられます。
ルアー、カラー、リグどれを取ってもあまりにも「普通」で「鉄板」なセッティング。
しかし、ぶっつけ本番で今回のエリアで釣りをしていたら自分は全然釣れていなかったかもしれません。
何故なら、あの日の天候と濁った水質の状況であれば、ドライブクローも3インチではなく4インチ、またはゼロワンジグを選択したと思います。
カラーもブラック・ブルーフレークやジュンバグ、アメザリといった濁った水でもシルエットが出るカラーを間違いなく選択していたと思います。
しかし実際はボリュームのあるルアー、シルエットがはっきり出るカラーを自分が狙っていたバス達は明らかに嫌っている感じがしました。
アプローチの際、比較的軽めなシンカーに3インチのコンパクトでやや平らな形状のドライブクローは「ピチャッ!」という小型のベイトを模した着水音を出すことが出来、グリーンパンプキンペッパー(今回はキラキラした少量のラメ入りも自分的にはNGでした)はキツイ濁りの中ではバスに非常に発見しにくいかと思います。
そこで、逆にこれを利用して着水音で気付かせ、魚に探させることでリアクションバイトを誘発させます。
あくまでも自分のイメージですが、バスにしてみれば着水で「おっ!餌か?」と気付いたものの、濁った水の中ではグリーンパンプキンペッパーのカラーが水に馴染んでいるのと、アシ、ガマといったベジテーションにより死角が多い為に姿が見えない。(見にくい)
しかしドライブクローの爪や脚がフォール中に艶かしく水を動かしているので付近に「何かがいる」を演出します。
そして見切る時間を与えずにリアクションバイトさせるイメージです。
文章では伝わりにくく、長くなってしまいますが、実際は着水から2秒程度の出来事です。
今回のトーナメントはこのイメージでルアー、カラー、リグを選択し使用していたので、自分にとってはこれでなくてはならない唯一無二のルアー(ドライブクロー3インチ)、カラー(グリーンパンプキンペッパー)、リグ(テキサスリグ)でした。
(画像9:6/22(日)に開催されたNBC北千葉チャプター時のものです。成績は5位の方と同重量で受付順負けの6位でしたが、この魚もドラクロフィッシュ達です。右手の大きな方(1,200g弱)はドラクロ4インチで、左手の小さい方×2はドラクロ3インチ、カラーはダークシナモンブルー&ペッパーのテキサスリグでした)
甲殻類を食うバスにはドライブシュリンプ
こんにちは、高知の植田です。今回は6月29日に行われたチャプター愛媛第四戦(早明浦湖)のプラクティスから当日までの事を、レポートさせていただきます。
バスの下あごのキズに着目前日のプラクティスは湖全体を見る必要があるため、下流からチェックを開始。
下流、中流とチェックし終わった時点で ボディウォーター側の岬付近には、まだスポーニングに絡んだバスがたくさんいることが確認できました。
そして最上流付近では、アフター回復系のバスの姿も。
下流、中流、そして最上流の中で、明らかに最上流の魚のサイズがよかったので、大会本番ではこの魚を獲りに行くプランに決め、あとは釣り方といろいろなリグを試していきました。
中でもすこぶる反応がよかったのは、1.8gジグヘッドにドライブシュリンプ3in(ネオンシャッド)の組み合わせでした。
釣ったバスを観察すると、釣れてくる大半のバスの下顎に白いキズがあったことが確認でき、補食しているエサがエビやカニなどの底の物を食べていることがわかりました。
迎えた大会当日。この日は8時30分スタートで、最終帰着が12時30分といつもより競技時間が短く、移動を考えると実質3時間30分程度しか釣りができない状況でした。
スタートする下流からバックウォーターまで約10km。
私のボートは40馬力で、途中デッドスローエリアなでもあり、所要時間は約30分。
競技時間を考えるとかなりリスキーでしたが、勝負しなくては勝てないと思い、前日のプラン通り、朝イチからバックウォーター手前に入りました。
そこで950g、1280g、そして1300gとすべててドライブシュリンプ3inのジグヘッドリグ1.8gでキャッチ。
ふたを開けてみると、この日は3kgオーバーを12人も輩出するというハイウエイト戦の中、何とか3530g(3匹)でウエイインすることができ、結果4位入賞を果たすことができました。
確実にエビやカニを補食しているバスをキャッチできる、ドライブシュリンプに感謝したいですね♪
そしてこのようないいコンディションのバスがいつまでも釣れ続くように、これからも早明浦湖を大切にしていきたいです。
ドライブシャッドとYAMATO O.S.Pで水面炸裂!!
こんにちは、坂本です。今回は新発売となった、そして私自身、待ちに待っていたドライブシャッドと表層系を中心としたレポートをお届けします。
度肝を抜く、いきなりの1700gフィッシュ!!この日は曇り空のローライト。
ボイルもところどころで発生しており、フィールド自体ざわついている感があったため、まず手にしたのが表層系のYAMATO O.S.P。
ボイルが起きたそばにあるレイダウン横を速めのドッグウォークで通した数投後に、黒い影が下からズドーンッ!
リアフック一本掛かりながらも何とかゲットすることができ、一発目から1700gクラスという、自分自身がビックリしたナイスバスでした!
そしてもう1匹、1500gを追加。ちなみにカラーはローライトということもあって、反射板の入った「TGアユ」をチョイス。
ラインアイは下側のハイアピール用のアイを使用。
スプラッシュ効果とその場でしっかり180度ターンアピールさせたいという理由で、こちらのアイをチョイスしました。
上側アイと下側アイの使い分けとして、私の場合、下側アイは上記した通りなのですが、上側アイはダイビングアイといい、水面直下でアピールさせたい時やゆっくりただ巻きすることで、このYAMATO O.S.PはS字を描くため、S字系ルアーとして使いたい時に使用しています。
話は戻って、ボイルもなくなりYAMATO O.S.Pでひと通りチェックしたあとは、魚探の3mラインにサーモクラインが出ていたため、今度は新発売となったドライブシャッド4.5inにチェンジ。
3m辺りに絡むレイダウンや岩、立ち木などにドライブシャッドを当てながら、スローリトリーブでチェック。
すると立ち木にコンタクトしたあとのフリーフォールで「ゴゴンッ!」とひったくるバイトが!!
上がってきたのはYAMATO O.S.Pのバスを上回る、1800g台と言うナイスな一匹でした。
さらに同じ釣り方で1600gを追加! こちらのカラーはウォーターメロンとブルーギルでした。
今回はミドルレンジを狙ったため、ZAPPU社のプレーディングパイルドライバー5/0という、プレードとウエイトの付いたフックを使用しました。
ドライブシャッドの特徴としては、ノーシンカーのフリーフォールにおいても自発的にテールがしっかり動くというスグレモノ。
通常シャッドテールはリトリーブを止めるとテールも止まる… というのが常識でしたが、その常識を打ち破ってO.S.Pから誕生したのがドライブシャッドです!
いろいろなリグやトレーラーとしても使えますので、みなさんも自分流のリグや使い方でドライブシャッドの新たなる可能性を模索し、楽しんでみてください!
JB山中湖第2戦参戦レポート
こんにちは山中湖の川上です。今回は6/29(日)山梨県山中湖で開催されたJB山中湖第二戦に参加しましたのでレポートします。
梅雨の山中湖今回は非常にタフコンディションで厳しい試合でしたが、タフな状況にめっぽう強いドライブシュリンプ3in(エコモデル)ダークシナモン・ブルー&ペッパーの活躍で何とかバスをキャッチし3位に入賞する事が出来ました。
試合が開催された6月下旬の山中湖は、バスのスポーニングも終盤となりシャローやミドルレンジでアフター回復系のバスを狙うパターンが通例となります。
今回もアフターのバスを中心にプラクティス(以下プラ)を進める事とし、前週と前日にプラを行ないました。
【プラの様子】
前週に行ったプラの感じでは、シャローレンジの条件の良いエリアにはベイトフィッシュとなるオイカワが多く群れており、オイカワが多い場所にはバスの姿も多く確認できる状況で、更にその中には50㎝を超える大型も居る事が分かりました。
しかしどのバスも相変わらずの天才級・・・手を変え、品を変え、ライトリグを中心にあらゆるリグでアプローチするも完全無視です。
しかし風が吹き始め、スーパーシャローのオイカワが水面でライズし始めると、そのオイカワを狙いバスがフィーディングする姿を目撃する事が出来ました。
ここでオイカワのサイズにぴったりな、ベントミノー76(潤るワカサギ)を投入しバスを誘います。
すると以外にも、完全無視だった天才級もベントミノーには好反応で開始早々チェイスがありました。
興味は示すもののバイトまでは至らない為、ルアーに動きに変化を与え、今までの連続的なアクションからポーズを入れバスを誘ってやるといきなりバイト!51cmのBIGフィッシュをキャッチする事ができました。
これは試合で使えるパターンと確信し良い感触を得て、前日のプラを向かえました。
試合前日の天候は数日前から激しい雨続き・・・雨はバスの活性UPにはプラス要素と期待しプラを開始するも、前週に好調だったスーパーシャローのフィーディングエリアにはバスの姿がありません。
また、ベイトとなるオイカワの姿もだいぶ少なくなっていました。
おそらく数日続いた豪雨で水温が急激に低下し、水温の影響を受けやすいシャローは状況が変化しバスの姿が無くなったと判断。
その為、別のパターンを探すも、バスからの反応は得られず、試合前日にしてノーバイトのままプラを終えました。
【試合当日】
試合当日の天候はまた急変し晴天、更に無風でタフな状況が予想されます。
スタート後、まずは前週に好調だったスーパーシャローのフィーディングエリアを目指します。
前週のプラでBIGフィッシュをキャッチしたショアラインをエレキで数往復するも、全くバスの姿がありません。
一瞬途方に暮れますが、バスのレンジが下がったと判断しプラでは全くチェックしなかったミドル~ディープレンジの思い当たるエリアをランガンしました。
しかし試合前半の時間帯はノーバイト、もはや打つ手無しの状態です。
一度冷静に考え、ベイトフィッシュが多かったエリアをもう一度丁寧に探ることとしました。
選択したポイントは水深5m~8mへ落ち込むブレイクにベイトフィッシュが絡んでいます。
そこに、ドライブシュリンプ3in(エコモデル)ダークシナモン・ブルー&ペッパー2.7gダウンショットを投入。
すると1投目からバイトがありフッキングに成功!
貴重なバスの為、慎重にやり取りするも簡単に浮いて来ます。
魚体が見え・・・キーパーギリギリ25cmのバスでした。(このバスが後にキーとなるとは全く想像もしていませんでした・・・)
11:00にしてやっとキーパーをキャッチするも、その後もバイトは得られず。やがて13:00の帰着時間となりました。
検量の結果「308g」のウエイトにまたがっかり・・・
いくら厳しいレイクコンディションとはいえ、あまりのウエイトに入賞は諦めていました。
すると表彰式で、ウエインが4名である事が発表され、更に3位であると事が分かりました。
29名の選手が参加しウエインが4名(しかも各1本!)
こんな事あるんだな・・・と思いながら。
改めて試合でバスを持ち帰る大切さと、ドライブシュリンプのタフコンディションでの強さを実感した試合でした。
ドライブシュリンプ、本当にタフコンディションに強いです。
霞ヶ浦での本気フロッグゲーム
いよいよフロッグシーズン突入。今年は霞ヶ浦にて、本気でフロッグをやってみました。そして、色々と発見があったのでレポートします。
霞ヶ浦での本気フロッグゲームこの時期になると、トップウォータールアーが有効となってきます。
では数あるトップウォータールアーの中でも、なぜフロッグを使うのかと言うと、、、、
「フロッグはフックがボディーに添っていてスナッグレス性能が高い」
という点がフロッグのメリットであり、自分は好んで使っています。
スナッグレス性能が高いことを利用して一番やりたいことは、着水時に直接水面に落とすのではなく、葦や釣りたい障害物にちょこっとぶつけてアピールし着水させてやることです。
実はバスを釣る為にはコレが肝心で、これができるのがフロッグなのです。
それと、フロッグ特有の中空ボディーから出るアクションが、ハードプラグとは違うアクションがでて、それも好きで使っていますよ。
霞ヶ浦でも、亀山湖や高滝ダムと一緒でキャスト精度がフッキング率に関わってくると思います。
さらに先ほど上記でお話しました、着水時の接触キャスト(※仮にこう表現します)を実践できれば、だいぶフッキング率が上がると感じております。
O.S.Pにもいくつかのタイプのフロッグがありますが、私的にはダイビングフロッグを多用しています。
特に、葦際でネチネチとアクションさせられる様な釣りをすることが多く、ダイビングフロッグとそれが特にマッチングしているので好んで使っていますね。
またイナッコ(ボラの稚魚)が広範囲にいたりしたら、スケーティングフロッグを用いて広範囲に誘ったりもします。
とにかく、この梅雨時期だけでもいいので、何時もならワームを投げてしまうところを、是非フロッグをキャストしてみてください。
トップウォータールアーなので見て使える楽しみはもちろんですが、フロッグならではの「釣果」があると思いますので、お勧めします。
2014年ビワコオープン第2戦「阿修羅Fの高速トゥイッチメソッド」
ビワコオープン第2戦に出場してきましたので、私なりの攻略法をレポート致します。
ビワコオープン第2戦「阿修羅Fの高速トゥイッチメソッド」6月29日(日)
ビワコオープン第2戦に出場しました。
前日のプラクティスの結果から、目標ウエイトは3尾4kgに設定し、北湖東岸で勝負と決めていました。
狙いは水深3.5m~7mにあるアイソレートストラクチャー(取水塔や漁礁)と、プラクティスで見つけていたブレイク沿ってあるエビ藻パッチの2パターン。
朝イチはそのブレイク沿いのエビ藻パッチからスタートし、阿修羅925Fの高速トゥイッチで攻めましたが晴天無風が原因かバイトは獲られず、早々にアイソレートストラクチャーをランガンすることとなりました。
アイソレートストラクチャー攻略には、マス針×5gドロップショット(リーダーは約30cm)にドライブクローラー5.5in(ナチュラルピンクW025赤色染め仕様)をワッキー掛けにセットが私の定番。
1エリア1尾ペースで1,900gのキッカーフィッシュを頭に1,100g、1,000gと、午前11時半に目標の4キロを達成。
そして、風が吹き出したタイミングで朝イチ入ったブレイク×エビ藻エリアに移動。
パッチ上やエッジに阿修羅925F(T.N.パッシングシルバーサイトSP)を高速トゥイッチで通すアプローチ(阿修羅Fについて書いた過去記事参照)が激ハマりし、1,100g~1,300gが入れ食いになるという阿修羅祭を体験(笑)
2度の入れ替えにも成功!結果4,440/3尾ウェイインし9位でした。
毎回300名以上がエントリーする日本最大級のバストーナメントビワコオープン、優勝、いや5位入賞すら至難の業ですが、更に上を目指し挑んでいきたいと思います。
これからも応援宜しくお願いします!!w
ビワコオープン大会
date:2014.6.29
天候:晴れ
参加者数:319名
ウェイイン:174名
ウェイイン率:54.5%
タックルデータ
【ドライブクローラー5.5in(ナチュラルピンクW025赤色染め仕様)】
リグ:5gドロップショット
ロッド:7011MMLXB-SV【HARRIERF-spec(ハリアーF-スペック)】
リール:PX68
ライン:MonsterBRAVE10lb.
【阿修羅925F(TNパッシングシルバーサイトSP)】
ロッド:STZ601MFBRAPTOR(ラプター)
リール:PX68
ライン:MonsterBRAVE10lb.
番外編「福島県桧原湖釣行!」6月7日(土)、前日九州佐賀県で仕事を終え、そこから一気に福島県桧原湖へ!
題して「大人の遠足」。
バディの金光忠実プロ(以下カネゴン)とスモールマウスの聖地を堪能してきました(笑)。
コンディションは、前日から降り続く冷たい雨。当日も、降ったり止んだりとあいにくの天気でした。
水温は16~18度。気温はナント13度と防寒着が必要なレベル、マジで寒かったです。
ホームグラウンドが琵琶湖の私にとっては、2.5ポンドや3ポンドラインを巻いたスピニングタックルでの釣りは「何コレ?」状態で、とにかく身体に馴染むのに半日かかりましたよWWW
今回特に良かったエリアは、水深2~3mのフラット。
2.5gシンカーのライトキャロにドライブクローラー3.5インチをワッキー掛けにセットし、超スローに攻めバイトを獲りました。
風の当たる急斜面の赤土バンク×オーバハングしたブッシュの下へアイウェーバーを撃ち込むと、800g~1キロクラスがワラワラ湧いてきますが、あと一歩のところでUターンorz・・・
残念ながら私はバイトに持ち込むことは出来ませんでしたが、カネゴンはアイウェーバーを巧みに操り口を使わせます、修行が足りませんね(泣)。
結局、カネゴンはライトキャロやアイウェーバーで20尾以上の釣果。
私は9尾と消化不良でしたが、シャローのブッシュから自分らしくカラーブレードのハイピッチャーで、ジャイアントスモールを仕留めることができたことは嬉しかった!
今回の桧原湖釣行で分かったことは、スモールマウスには風という要素が非常に重要な条件であることと、チャートカラーの有効性、そして、ライトキャロはラインテンションをかけずタルタル状態にし気配を消す。
という3点がキモなんだと。
馴染むまで時間が掛かりましたが、その分収穫も多かったのです。この経験をホームグラウンド琵琶湖で活かしたいですね!
タックルデータ
【ドライブクローラー3.5in(ブルーバックシナモン)】
リグ:2.5gライトキャロ(がまかつワーム39#4)※ワッキー掛け
ロッド:ブラックレーベルFT681LXS
リール:EXIST2506
ライン:FinessBRAVE3.0lb.
【ハイピッチャー1/2ozC.B.ブルーバックチャート】
ロッド:631MHRB【LIBERATOR(リベレーター)】
リール:STEEZSV6.3R
ライン:MonsterBRAVE14lb.
利根川のシャローでフロッグゲーム
6月上旬の大雨の影響が心配されますが、それまでは利根川でもスポーニングが順当に推移していたと感じます。アフターに移行するにつれてバスの目線も上がり、トップウォーターの釣りが効き始めました。
ウッド系のカバーが中心の利根川はスケーティング、スピンテールフロッグがオススメ広大な利根川ではエリアによってタイムラグが有りますが、ゴールデンウィークの田植えの影響が落ち着いた辺りからトップウォーターが次第に熱くなります。
スポーニングからの回復具合によって、最初は吸い込みやすく針掛りの良いオリカネムシなどを。
次に止めて間が作れるフロッグ各種。そして決着の早い02ビートとスピードで使い分けると良いかと思います。
中でも使い勝手が良く、使用期間が長いのがフロッグシリーズ。
利根川ではオーバーハングや冠水ブッシュなどのシチュエーションがメインとなり、濃いカバーでは必然的にフロッグの出番となります。
ウッド系のカバーが中心となる場合は、枝と枝の股に挟まりにくいとんがり頭のスケーティング、スピンテールフロッグがオススメ。
個人的にはアピールの強いスピンテールフロッグを好んで使っています。
スピンテールフロッグはタダ巻きでもアピールしてくれるので「首振りは苦手だ」という方にもオススメですよ。
タックルは6.6フィートのMH程度のロッドと、ハイギアのリールを使っていますがショアからの場合は7フィート位の方が良いかと思います。
ラインはPE。張りの有るタイプを使っています。
しなやか過ぎたり、細いラインは小さなコブや枝などに絡みやすいので、ウッド系のカバーをダイレクトに撃つには不向き。
張りが有って太い方がライントラブルのリカバリーもしやすいと思います。
先日は友人兼カメラマンをつれてフィールドに出ましたが、朝夕のローライトコンディションはスピンテールフロッグ、日中はドライブスティックやドライブクローなどを使い分けて良いゲームが出来ました。
当時は手元に有りませんでしたが状況に応じてフロッグと同じシチュエーションにドライブシャッドを通してみる事もお忘れなく。
スナッグレス性能が高いフロッグシリーズはロストの確立も低く、オカッパリの方にもオススメです。
これからの季節は程よくカレントの効いた水路のブッシュなどにフロッグを撃ち込んでみてはいかがでしょうか。
竹内一浩Blogもご覧下さい 。
みなさんこんにちは!琵琶湖プロガイドのTAK三宅です☆
前回のレポートではOSPのソフトベイトのローテーションである、「ドライブローテーション」についてご紹介しましたが、予告しました通り今回は最近ストロングパターンに完全になりつつある、OSPハードベイトのローテーションである「ハードローテーション」についてご紹介します!
ハードローテーションまずはハードローテーションで絶対に外すことのできないトップウォーターの釣り。
昨年もご紹介しましたが、ついに今年もヤマトジュニアの季節がやってきました!
ヤマトジュニアは通常のポッパーとは異なり、バスをスレさせにくいクビ振りとポップサウンドの複合アクションを出すことができ、琵琶湖で必須となる飛距離も抜群、そして表層の釣りでありがちなバイトミスを軽減する一口サイズと絶妙な浮き姿勢という多数の長所を併せ持っている優秀なトップウォータープラグです。
基本的にはエビモ等のはっきりとした縦ストラクチャーになり得るウィードに対してタイトにキャストし、浮かせて食わせるという釣り方がベスト!
とにかくヤマトジュニアに出るバスはサイズが平均してデカイ!ガイドのゲストさんもロクマルを含めてすでに多数の50UPをキャッチしています!
バスのバイトする瞬間の見えるこの釣りは中毒性がありますので、使用上の注意をよく読んでご使用ください(笑)。
ただしこのヤマトジュニアの釣り、爆発させるには条件がありバスが上を見ているということが大前提になります。
具体的にどのようなタイミングでそうなるかと言いますと、無風、ローライト、朝夕等が重なると高確率でバスは上を意識します。
逆に言いますと風が吹く、ピーカン等では非常にこの釣りが効きにくくなるとも言えます。
そうなった際にゼロツービート、バジンクランク、そしてやや水をくぐらすベントミノーを通してきます。
無風もしくは微風状態でヤマトジュニアに出にくい場合はベントミノー、キャストしたヤマトジュニアが目視で見難いくらいに水面がざわついてきた際には、ゼロツービート、バジンクランクを自分の場合は使用します。
そして更に風が強まった際には、水色によってブレードジグ(トレーラーはドライブスティック4.5SPEC2)とハイピッチャーを使い分けますが、基本的にはクリアー~ステインではブレードジグ、ステイン~マッディーではハイピッチャーを使いますが、ローライトの場合に限ってはクリアでもハイピッチャーを投入する場合もあります。
朝夕やローライト等の太陽光が弱い状態の場合、水質がクリアであっても水中は濁っている状態と同じ環境になります。
極端な話、ブルーバックチャートのようなカラーのブリッツ等でも、ローライトコンディションであればクリアウォーターでもバスは反応してくる場合もあります。
そして、特殊な位置づけとしてはルドラのSPとF。ボディーウォーターに近いウィードフラットやエビモエリアで使用する場合が自分の場合は多いですが、このルアーに関しては無風でも爆風でもバスからの反応を得ることができます。
エビモ際でバスを浮かせて釣りたい際は、SP、Fのどちらでも可能性はありますが、浮上するものに対して極端にバスからの反応が良くなる場合がありますので、そんな場合はFを使用します。
またウィードトップのレンジ、バスのポジションによって、SPとFを使い分けていくのも基本になります。
今回はハードローテーションの基本中の基本について書きましたが、実際には風向き、水色、風量、放水量、ベイトの種類、プレッシャー等によってさらに細かくアジャストすることでバスからの反応も増加しますので、詳しく知りたい方は是非ガイドにも遊びにきてくださいね^^!
JBトーナメントで最も参加者が多く、ハイレベルなJB霞ヶ浦シリーズ
今回も132名が参加、そのなかで3位入賞することができました。
シャローと沖を視野に入れた戦略プラでは、数はあまり望めないが出れば確実にキロオーバーの浚渫エリアをメインに、ブリッツEX-DRのクランキングとフォローでドライブシュリンプのダウンショット(7g)を使い3本で4kg超えを狙えるパターンを見つけていました。
しかし試合になると、大勢の選手が入りプレッシャーで口を使わなくなる可能性があり、念のためバックアップとして、その近くの実績のあるシャローエリアもチェックすると、ドライブクローラーのネコリグを使うとグットサイズが釣れることがわかりました。
前日の公式練習数日前に降った大雨により40~50cmの大増水、もしかしたら沖の大型の魚が、シャローに移動しているかな?と、プリプラの時にチェックした浚渫エリアから近い、ドックや水門に絡むアシやウッドカバーをドライブクローラーのネコリグで狙うと、予想通り、1~2kgのビックバスが簡単に連発しました。
その後、浚渫もチェックしたら、バイトは激減していましたが、単発ながら50UPで2,500gを超えるビックバスが釣れ、沖の釣りのパワーを再確認できたので、明日の戦略として、再現性の高いシャローカバーでリミット揃え約3kg、揃った時点で沖の浚渫で勝負し4kg超えを狙うという作戦を妄想しておりました(笑)
試合当日ファーストポイントでドライブクローラー5.5のネコリグでストラクチャーを丁寧に打っていくと、ラインがスーと動き、しっかり食い込ませ、バッチリとフッキング開始10分で1,700gのビックバスをキャッチ。
その後、延々シャローをネコリグで打ち続け9時過ぎにようやく2本目1,200g。
あと1本釣れたら優勝狙える!!と気合入れて終了時間まで、シャローをランガンしキャストし続けましたが、浚渫で勝負することもできず無念のタイムアウト。
少しがっかりしながら検量すると2,900gもあり、他の選手があまり釣れてなかったようで、ラッキーな3位入賞となりました。
なぜドライブクローラーの5.5インチなのか?
カバーにキャストするので、自重があり正確キャストができる。シャローに20cm弱の淡水サヨリが多くいたので、シルエットは大きくした。
あとは単純に4.5より5.5インチのほうが釣れる魚がデカイからです(笑)
今回試合で使用したタックル
ドライブクローラー5.5インチのダークシナモン/ブルーフ・レークの1/16oz.スナッグレスネコリグ(NSS2/0)。
ラインでバイトを取るために、色の付いたサンラインFCスナイパーBMS10LBを使用。
これから夏にかけて霞水系では、ネコリグでビックバスがよく釣れます。
ドライブクローラーの5.5インチなら、通常のベイトタックルでも十分キャストできるので、オカッパリの方でロッドに制限があるときにもオススメです。ぜひお試しを!