霞ヶ浦水系定番のブリッツと、新戦力タイニーブリッツ
シャロークランクのド定番ブリッツと、新戦力のタイニーブリッツ!!
霞ヶ浦名物の波消し離岸堤やドックの石積、テトラ帯を効率よく探る時に欠かせないのがブリッツです。


霞ヶ浦水系の場合、テトラやリップラップのこぼれた石などのレンジにぴったり合っていて、ボトムをタッチしすぎず高浮力でスナッグレス性が高く効率よく攻めていけます。
また、隣接した杭や沈み物、ブッシュやフローティングベジテーションなど、タイトにキワを通してアピールしたい時は、非常に速い立ち上がりで巻出しからすぐにアピールできます。


そして新戦力のタイニーブリッツ。
ブリッツを使用している方々ならば、そのレスポンスとキレの良さ、浮力に納得して頂けると思います。
先日良かったのがドック周りやドック前のテトラ。
波消ブロックの1段下に見えないブロックが敷き詰められていたりします。若干水位が下がった時などは、ここにブリッツを通すと叩き過ぎますが、そんな時タイニーブリッツは程よい泳層でバスを誘ってくれます。同じドック前で2連発しました♪
色についてですが、朝晩ローライト時はハニーブルーやマットタイガーがお気に入りで、濁ったら黒金、アメリカンサンフィッシュなどを使ってます。
これからの時期は外せないアイテムでしょう!!

ドライブシュリンプ6インチでビッグバス狙い
夏の琵琶湖釣行をレポート致します。
大まかな状況南湖→この数年見たことない多いウィードで、ほとんどウィードで覆われている状況で、南湖の真ん中にウィードの島が多数。
北湖→昨年や一昨年よりかなりのベイトの多さ。ウィードも例年よりは多い感じ。
事前情報では、今年の8月上旬までの琵琶湖は梅雨でも雨が少なく、あまりいい状況ではない。
釣行は8月4~8日となり、狙うエリアは南湖北湖で大別してあげます。
狙うエリア南湖→風と湖流の当たる場所以外、水面下30cm~1mくらい全てウィード絨毯、なので、メインに攻めたのは、湖流のある場所とその周りに絡むハンプや浚渫。
北湖→メインエリアは風下。瀬田水門が大きく開かず流れが薄い中でキーとなるのは、風。従いまして、風下で少しでも流れを意識し近くに流入河川がある、又は漁礁などの大きなストラクチャーがありディープが絡むエリア。+ベイトの動き
これらを意識して5日間釣り込みました。
(写真:南湖にて64cm楽勝3kgオーバー。ドライブシュリンプ6インチのヘビキャロです。)

初日から7日までは、台風が近づいており南絡みの風、最終日のみ北絡みの風。
経験上、湖流と逆になる南風はあまり良くない。
私の中で如何なる状況下でも、必ず効くドライブシュリンプ6インチ。
理由は、その存在感と動きのバランス。エビ系にもベイト系にも使い方、動かし方によって変化する優れもの。
(写真:北湖にて50オーバーを同じくドライブシュリンプ6インチのヘビキャロにて!!)

私の使い方は・・・・
南湖では、ウィード上にのったベイトをイメージしてフォール&スイム。3/8oz.のキャロライナリグ。リーダーは長めの70~80cm。
1oz.のリアクションキャロは、ウィードに絡めウィードの中をズルズルと動くエビイメージし、リーダーは40~50cm。
朝夕はウィードに乗っているのを狙い横に引く動きで、日中はウィードを突き抜け入ったら、ウィードに絡めてズルズルと。
バイトが止まったら、思いっきり縦に竿であおり止めるリアクションがかなり有効でした。
北湖では8~12mにある岩、ブレイクなどにある大きなストラクチャー、1~1.5oz.のヘビキャロ、しっかりと底を感じストラクチャーを抜けた瞬間のフリーフォールが肝。
次に有効なのが、6インチのネコリグ。
先端にネイルシンカーを入れて、ヒョコヒョコとウィード上をスイミング。チビも多いですが非常によく釣れます。サイズは選べませんね。
今回はあまり使わなかったですが、テキサスでウィード打ち込みのもありですね。
私が使っている感じでは正直圧倒的な差。使い方により変化を容易にイメージでき、しっかりバスにアピールできる優れもの。
特にBIGバスには利くイメージがあります。皆様も試してみてくださいね。
私もモンスター丸子捕獲を目指して頑張ります。
(写真:ドライブシュリンプ6インチで50オーバー!!優れものです!)
W.B.S.4thでビッグフィッシュ賞(1,630g)を獲得したブリッツEX-DRについてレポート
8/24(日)霞ヶ浦水系を舞台に開催されたW.B.S.第4戦でブリッツEX-DRでビッグフィッシュ賞を獲得できました。今回はブリッツEX-DRについてレポートします。
多用するブリッツEX-DRこれから晩秋までの間、霞ヶ浦水系で3m前後のミディアムレンジを攻略する為に多用するのがこのブリッツEX-DRです。
昨年の10月のW.B.S.クラッシクでも活躍していて、自分にとって秋のマストルアーの一つです。
(写真:ブリッツEX-DRのブルーバックチャートで釣った1,630gはビッグフィッシュ賞獲得!!)

ディープクランクでは少しでも長い距離をトレース出来る事が釣果に結びつくため、キャスタビリティが必要になります。
ディープクランクの中では軽量な12gですが、計算されたリップ形状、リップ角度とボディ形状が安定した飛行姿勢を保ち、圧倒的な飛距離を生み出します。
ボディに対して長めなリップとスイミング姿勢が不要なゴミを拾わず、根掛かりを回避する事でバイトチャンスを増発させる事もこのルアーの特徴です。
使い方のキモはニュートラルのバスを喰わす為に激しくボトムノックさせ、トリッキーなアクションで喰わせます。
リトリーブ中に喰わせのタイミングとストラクチャーを躱す意味でストップを入れます。
狙うポイントはハードボトムや浚渫跡、橋脚やテトラなど多種多様。
共通キーワードはハードボトム。この秋はそんなポイントでブリッツEX-DRを投げてみて下さいね~。

今回のタックル
ROD:ブラックレーベル+661MLFB-G
REEL:DAIWASTZSV6.3R
LURE:ブリッツEX-DRブルーバックチャート
LINE:SunLINEFCスナイパー10lb
普段のタックル
ROD:スティーズ681MLFB-LMライトニング
REEL:DAIWASTZSV6.3R
LINE:SunLINEFCスナイパー12lb
(写真:プラクティス中、ドライブクローラー4.5ダウンショットで釣れたバス。試合中も貴重なキーパーが獲れました。)
O.S.PのWEBサイトをご覧の皆様、はじめまして!富村貴明と申します。
新たにO.S.Pフィールドスタッフに加わりました富村氏より、皆様へのご挨拶を掲載させて頂きます。
【皆様へのご挨拶】
O.S.PのWEBサイトをご覧の皆様、はじめまして!富村貴明と申します。
ここ数年、私の中で絶対的な信頼と実績を持つO.S.Pのルアー達。信じぬいて使い続けたおかげで、数々の試合で入賞を果たすことが出来ました。
そんな折、O.S.P社よりお声掛けいただき、この度フィールドスタッフの一員として活動することとなりました。
霞ヶ浦本湖を中心に、霞ヶ浦・利根川水系のフィールド情報や、ローカルトーナメント参戦を通しての自分なりの釣り方やルアーの使用法など、少しでもこちらをご覧になる皆様の役に立つ情報を発信出来ればと思っております。
ちなみに私は試合で出来るだけ強くハマる釣り方を模索しております。言い方が悪いかもしれませんが、一発当てたる!!的な(笑)
ここ数年で強くハメられた試合でのパターンは、バズベイト02ビート(表層系の釣り)を使用したシャローフィッシングですが、その他ラバージグやテキサス、ノーシンカーなどバンク際での撃ち系の釣りが全体に得意です。
ボートでの釣行がほとんどですが、日頃自分が釣りをしているエリアや釣り方は、間違いなく霞ヶ浦水系でのオカッパリでの釣果に通じる部分が多いはずですので、是非チェックしてみて下さいね!!
トーナメント入賞経歴(表彰台過去10年程度)
2003 JBII河口湖第4戦優勝チャプター茨城第4戦2位
2005 チャプター霞ヶ浦第3戦3位
2006 チャプター霞ヶ浦第1及び3戦5位チャプター茨城第4戦利根川5位第5戦優勝NBC関東Aブロック大会優勝
2008 JB霞ヶ浦第3戦5位・チャプター霞ヶ浦第5戦5位
2009 チャプター霞ヶ浦第1戦優勝第3戦4位チャプター霞ヶ浦年間ランキング2位
2010 チャプター茨城第4戦利根川3位
2011 JB霞ヶ浦第2戦2位チャプター霞ヶ浦年間ランキング5位
2012 チャプター茨城第2戦利根川優勝
2013 チャプター茨城第3戦4位チャプター霞ヶ浦第4戦3位JB霞ヶ浦第4戦優勝
2014 チャプター茨城第2戦利根川優勝チャプター霞ヶ浦第2戦5位JB霞ヶ浦第3戦3位
数を釣るなら4.5″、サイズアップを狙うには6.5″
こんにちは、納谷です。
霞ヶ浦水系でのフィネスフィッシングの必需品「ドライブクローラー」
僕が参加しているJB霞ヶ浦トーナメントでは今シーズン、上位陣のヒットルアーの中に必ずと言ってもいいほど「ドライブクローラー4.5"」が含まれておりました。
もはや霞ヶ浦水系でのフィネスフィッシングの必需品となっております。
僕も試合には必ずドライブクローラー4.5"をセットしたタックルを積み、多くのバスをキャッチしてきました。
4.5"は数は多く釣れるのですが、小さいバスも多く釣れてしまします。そして今年、6.5"がリリースとなりました。
最初、6.5"のサンプルを数本もらって、初めて使ったのが琵琶湖。さすがにこの湖にはピッタリサイズ、とてもよく釣れました。
でも、「ちょっと霞ヶ浦には大きいかなぁ??」と感じていましたが、試し使ってみるとまったく問題ナシ!!
しかも狙い通り大型がよく釣れます。

最近ではプライベートの釣りやローカルトーナメントでは6.5"を使ってデカイ魚を狙っています。(試合はエコルールで使用できないため。)
メインの使い方は1/16oz.のネイルシンカーを入れたネコリグです。
ほとんどがフォール中に食ってきます。
ボディー形状による、生き物みたいに震えながらフォールするアクションがたまらないのでしょうね。
6.5インチの良い点は、自重があるのでベイトタックルでしっかりとキャストできるのと、1/16oz.のネイルを入れてもフォールスピードが遅く霞ヶ浦のようなシャローウォーターで、バスがサスペンド気味の場所でも効率よくバスにアピールしてくれます。
また、これから秋になると、ルアーもボリュームがあるものが良い傾向になるので、ますます6.5"の出番も増えると思います。

ネコリグの釣りで一番悩まされるのが、せっかくバイトに持ち込んでもバラシが多いことです。
それを解消するために僕がやっている、オススメのフックシステムがあるので紹介いたします。
フックは小さめのオフセットフック#1ぐらいの使用。
使い古しの、細身のストレートワームをガードとして画像のようにセットし、あとはワームのロストを減らすために、収縮チューブを付けて、縦に刺します。
4.5"をこのシステムで使うと若干動きが鈍くなってしまいますが、6.5"なら問題ありません。
バラシも減るし、ワームも長持ち。さらにカバーの回避もバッチリ!
みなさんもぜひ試してみてください。
JB山中湖とNBCチャプター山中湖
JB山中湖とNBCチャプター山中湖
今回参加したトーナメントは、山中湖で開催され、私がシリーズで参戦している、チャプターとJB戦です。
どちらのシリーズ戦も開催スケジュールが終盤となり、年間成績が気になるところ・・・・ハズす訳にはいかない大切な試合です。
相変わらずの厳しいコンディションでしたが、
・NBC山中湖第二チャプター準優勝
・JB山中湖優勝
と、共に好成績を収める事が出来ました。


【山中湖第二チャプター】
開催日は7/27(日)、梅雨明け直後の暑い日が続くなかでの開催となりました。
人間の感覚は"サマーパターンバリバリ"と言ったところですが、バスの行動は少し違う様子・・・。
通常、この時期に思い当たる有力エリアはディープとなりますが、近年の山中湖は、真夏になっても多くのバスがシャローに居つく傾向が強くなっています。
シャローには多くのオイカワが群れており、どうやらそれにリンクしている様子。
今回のプラクティスでも、オイカワが多く居るシャローにはバスの姿も多く見かける感じでした。
しかし、シャローのバスは難易度AAA級のスーパー天才ばかりで、ルアーにバイトさせるのも至難の業です。
そのため1段下のレンジの方が、バスの数は少ないが口を使わせ易いと思い、あらかじめ目をつけておいた、地形変化の絡むミドルレンジを中心に試合を組み立てる事としました。
このポイントは、水深5m~6mで大きな地形変化があり水通しが良く、ワカサギの回遊もあるためバスが止まりやすい条件です。
更にそのポイントのシャロー側にはオイカワが多く群れており、良型のバスが確認出来ます。
天候などのタイミングによってバスはレンジを変え、フィーディングしている様でした。
まずは広く探る事を目的に、毎年この手のポイントで好反応が得られるブリッツEX-DRで広く探ります。
ベイトの動きを意識し、比較的早い動きで誘いますが無反応・・・晴天無風のため、バスは居る様ですがバイトには至らない感じでした。
続いてタフコンディションにめっぽう強い、ドライブシュリンプ3インチエコモデル(ダークシナモン・ブルー&ペッパー)の1/16oz.ダウンショットリグを投入。
ポイントに対し距離を取りロングアプローチで攻めると、意外にあっさりにバイト!
慎重にやり取りし魚影を確認すると、キロオーバーのナイスフィッシュです。
しかし次の瞬間、バスが水面を跳ねた時に痛恨のバラシ・・・(最近多いんです汗)
しばらく呆然としますが、気を取り直し再度アプローチを開始、すると再びバイト!またまたキロUPです。
今度は無事ネットイン・・・貴重なバスをキャッチする事が出来ました。
その後も思い当たるパターンを試しますが、残念ながらその後はバスを追加できず1本でのウエインとなりました。
バラシした1本が悔やまれるものの、厳しいレイクコンディションも手伝い、1,005gを持ち帰り2位に入賞する事が出来ました。

【JB山中湖第3戦】
開催は8/3(日)で、第二チャプターの翌週に開催されました。
レイクコンディションとしては、更に気温の高い日が続き季節が進んだ様子。
マイナス要素としては、大会の2日前に山中湖の花火大会が開催されバスに異常なプレッシャーがかかっているのは必至でした。
毎年『花火大会後は釣れない・・・』と山中湖の手慣れ達からもささやかれており、今回の試合も、更に厳しい試合が予想されました。
まずは、前週の試合で良かった、地形変化の絡むミドルレンジをチェックします。
しかし、魚探の映像にはベイトフィッシュの姿も無く、バイトもありません。(花火の影響か・・・・)
そのため、しばらくあらゆるルアーでシャローを流します。
シャローには相変わらずバスの姿は多く確認出来るものの、ルアーへは反応しません。
しばらくすると風が吹き始め、ファーストエリアに良い感じで風が当たっています。
タイミングを見計らい入り直すと、魚探にはベイトフィッシュも映り、明らかに生命感があります。
まずは、前週良かったドライブシュリンプ3インチエコモデル(ダークシナモン・ブルー&ペッパー)の1/16oz.のダウンショットリグを投入。
キャスト後、糸ふけを取り、ラインテンションを張ると既にバスが喰っています。
すかさず合わせを入れフックアップに成功!ロッドに伝わる感触はビッグ確定の重さです。
バラシに注意しながらネットインしたバスは、1,500g程のコンディションの良いバスでした。
どうやらフォール中にバイトしていた様で、少し浮いている感じ・・・ドライブシュリンプが発するフォール中の微振動に反応した様です。
フォール中の微振動が有効である事と、バスが浮き気味である事を考慮しルアーを04シンクロ3.5g+ドライブクロー2インチ(共にエコモデルのグリーンパンプキンブルーフレーク)にチェンジしロングキャスト後カーブフォールによるスイミングでアプローチします。
狙いとしては04シンクロの微振動に加え、ドライブクローはフォール時に"バタバタ"と爪が動くため、バスに対して強くアピールする事が出来ます。
すると強烈なバイト!再びバラシに注意しキャッチしたバスは、これまたコンディションの良いクオリティーフィッシュでした。
その後追加はならず2本でのウエインでしたが、2,970gで優勝する事が出来ました。
そろそろ山中湖でのトーナメントも終盤となりました。
O.S.Pルアーの力を借りて最後まで全力で頑張りたいと思います。

ハイピッチャーでアイナメ自己記録、そしてハイピッチャーMAXでは50UPのバスをキャッチ!!
こんにちは、浦川です。1年4ヵ月の北海道での生活を終え、現在は地元徳島でのバスフィッシングを楽しんでおります。
北海道に居た間にロックフィッシュゲームをやり込んだお陰で、かなり魚の動きが理解できるようになりました。
しっかりと狙いどころが分かっている状態からスタートした今年のロックフィッシングでしたが、春から徳島に帰ってくる直前(7月末)まで大活躍だったのがハイピッチャーです。
とにかくワームの釣りとは明らかに釣れるサイズが違っていました。
(写真:一番上のアイナメは自己レコードの56cmです。ここ何十年かの魚の中で一番トルクがありました。)

ハイピッチャーのウエイトは、水深がある場所がほとんどでしたので5/8oz.をメインに使っていましたが、コンパクトで遠投能力の高いハイピッチャーは海からの浜風にも強く、非常に使いやすい!!
分かりやすく言えば、レギュラーサイズの3/4ozよりも飛距離が伸びることが、コンパクトスピナーベイトの利点でもあります。
さらに、ディープでのスローロールにも明確なバイブレーションを感じることが出来、スローリトリーブでのブレードレスポンスも高いので、ストレスを感じる事なく1日投げ続けられるルアーだと思います。
今年は北海道の方々にハイピッチャーの威力を見て頂いたので、ロックフィッシュに本気でスピナーベイトを投入される方が増えてきています。
まだまだ使い方や使いどころは多くあるかと思いますので、試してみようと思っていらっしゃる方は是非とも使って頂いて、釣果アップに繋げてもらえたらと思います。
今後は、自分も徳島でロックフィッシュゲームを始めたいと思っているので、またその辺もレポートできればと思いますが・・・
(写真:全てハイピッチャーでの釣果です。)

それともう一つ、楽しみなルアーがハイピッチャーMAX!長年レギュラーサイズのスピナーベイトを待ち望んでいましたが、遂にリリース間近(10月初旬予定)となっています。
ブレードレスポンスはそのままに、サイズアップされたブレード。
しっかりとしたワイヤーを採用しており、ヘッドアクションもいい感じになっています。
最近は当たり前のようにゲリラ豪雨があります。徳島においても自分は8月からバス釣りに行ってますが、台風やゲリラ豪雨で濁りが取れない状態が続いています。
そんな激濁りになった状況において、アピール力のある大きさのブレード搭載したハイピッチャーMAXは欠かせません!
そういった状況では必ず最初にハイピッチャーMAXをキャストしますが、やる気のある、コンディションのいいバスにかなりの好反応で、ガッツリ食ってくる事がほとんどです。
使い方ですが、濁りが入った状況では、必ずバスの目線より上を通すことを意識したリトリーブコースを心がけています。
シャローフラットではブレードが見えるギリギリくらいのレンジコントロールをしてやると、かなりエキサイティングなバイトをしてくる事がほとんどですよ!
今回掲載させてもらった写真のバスは、すべてバイト丸見えでした!
それ以外の使い方として、初冬のディープスローロール、早春のプリスポーン攻略にも期待が持てますので、今後はかなりの釣果が期待できるスピナーベイトです。
霞ヶ浦おかっぱりの喰わせにシュリンプが効く!!
プロスタッフレポート更新!!
霞ヶ浦でガイド業を営むO.S.Pプロスタッフ松村寛のレポートを掲載。霞ヶ浦のオカッパリ大会でドライブシュリンプ4インチのダウンショットが炸裂!!

霞ヶ浦おかっぱりの喰わせにシュリンプが効く!!8月3日(日)の霞ヶ浦で15年の歴史を持つ霞探Rというおかっぱり大会が開催されました。
霞ヶ浦で15年の歴史を持つ霞探R
この大会では50名近くの参加者があり、2匹のバスを検量対象に出来るのですが、おかっぱりなので当然ウエイインはせず、写真を撮ってリリース後に自己申告という形態で行われています。
この日の大会開催エリアは霞水系の南側一帯。
本湖である牛堀周辺から西の洲、古渡大山までとそれに絡む支流はすべてOKというとんでもなく広いエリア。
多くの参加者が人気スポットである南水路や野田奈川に集結していたようでした。
一週間前の釣りでは、水路系でライトな釣りをすると20cm前後が簡単に釣れましたが、サイズを狙うとなると水路系よりは本湖が可能性はあるという具合でした。
しかし、バスの個体数が少なくなるせいで一気に難しくなってしまう・・・という感じでした。
そこで、大会で選んだ場所は洲の野原。
本湖とも水路とも言えないくらいがちょうどいい感じでバスのストックもそこそこありつつ、サイズも悪くない・・・。実際はそういったエリアの中にある水門などの水の動く場所だけを狙いました。
おかっぱりで小場所なため、最初から喰わせで行くといきなり39cmがヒット!!

3gのラバー付きスプリットショットのダウンショットにシュリンプ4インチのゴーストシュリンプカラーをつけたリグでした。
なぜこれを使うかというと、エビにも小魚にも見えるため、バスの主食がどちらかに偏っていてもしっかりバイトが出せるというのが理由です。
これをエビのワーム、小魚のワームと言うふうにはっきりさせすぎると釣れる釣れないの振り幅が大きくなるので、特にマッディー系のおかっぱりでベイトが絞りきれていない時には、そのバーサタイル性が大変な武器になるのです。
さらにダウンショットで使ったとき、比重による水平姿勢がかなり重要で、ダウンショットに使うワームでこれに勝るワームはなかなか無いと思います。
その後1本を追加したものの、日が上がってからはバイトがなく、昼近くになって朝に釣った場所に再度行きました。
すると、またしてもシュリンプ4インチのゴーストシュリンプにヒット!!41cmでした!!


どうやらこの場所はハードボトムやちょっとした沈みものがあるようで、バスが立ち寄るだけの要素を備えているようです。
39cmと41cmなら大会としては上出来、と少し安心していたところ、次の一投に凄いアタリが。

こういう時はたいていキャットと相場が決まっているので、期待しないでやり取りしていると・・・なんとバスではないですか!
あせりながらもなんとかランディングして計ってみると痩せているものの霞ヶ浦では超がつくほど貴重な50cm!


この日、ショートバイトが多かったと聞かれる中でこの50cmのバスがガッツリ深いバイトを出したのも恐らくこのシュリンプの動きとカラーによるものだと思います。
結果この日のビッグフィッシュ賞を獲得し、年間ランキングも最終戦を残してなんとトップになりました。
ラストとなる最終戦は10月に開催されますが、おかっぱり大会で、これほどモチベーションが上がる状況もなかなか無いので最後はさらに楽しんでいいバスを釣ってきたいと思います。
ガイドゲスト様の募集のお知らせ秋はバスが活発にベイトを追い、動き回る季節です。そのためO.S.Pのハードルアーが最も活躍する季節でもあります。詳しくはブログをご覧下さい。
KFG霞ヶ浦フィッシングガイド
8/24(日)旧吉野川、JBII四国第3戦で優勝
BII四国最終戦。本来なら8月10日に行われる予定でしたが、台風の影響で延期になり2週間後の24日に開催されました。
そのため、前回まで一緒に出場してたパートナーが仕事の都合上出場が難しくなり、急遽O.S.Pプロスタッフの浦川君とペアを組んで『チームO.S.P』と称して参戦しました。
JBII四国第3戦のプラクティス
プラクティスには前日に入りました。状況的には、台風後も度々降る大雨の影響もあり、濁りがあまりとれておらず水温も低下・・・。
歯車が狂ったらノーフィッシュ濃厚・・・かも??そんな「相変わらず難しいキューヨシ」の印象でプラクティスを終えました。
本戦そして迎えた本番当日。プランは巻きと食わせを浦川君が担当、そして私はカバー撃ちを担当という、ペア戦ならではの役割分担です。
前半は上流域にて私が気になるカバーをテキサス&ジカリグで撃ち、浦川君はその周辺をハードベイト系の巻きで獲る戦法です。
その後は同様の釣り方で要所要所、中下流まで下り、水の動くタイミングでドッカン狙いの勝負という作戦を組みました。そして最終戦いざスタート!
予定通り上流域カバーに入り、早い段階からまずはキロフィッシュをゲット!ノーフィッシュを間逃れた嬉しい一本目!!(^_^)
続いて同じくカバーにて1,300g台ゲット!!

このバスはやたら首を振るので、姿を見るまではナマズかと思っていましたが・・・ネットインした時は手が震えるほどシビレる一本でした(^_^)
この熱くなれる瞬間がトーナメントの面白いところ!!ほんとたまりませんね!!(笑)
ちなみにヒットルアーは2本とも10gテキサス+ECOドライブクロー4インチのカラーはダークシナモン・ブルー&ペッパーでした。
私的には「濁りにはプルー系が効く」。そう思い込んでますので、試合以外はブルー系のオキチョビクローやインパクトプルーなんかも好んで使用しています。
あとブルー系以外にも、ライムチャートやグリパンチャートも濁り時には強いですよ!(^_^)
話しは戻り・・・2本ゲットしてからはバイトも無く、水の動くタイミングで中下流域に行くも不発(>.<)
待望の風が吹くも不発。時間だけが過ぎて行く・・・
途中、他の選手に釣れ具合を聞いたら1~2本の選手ばかり。
ランディングシーンも度々見てきたため、「今日は釣れてる日??」そう思うと、あと1本が欲しい所。
この時点で2本のウエイトは2,300~2,400g。私の試合予想ウェイトは、2,500gでお立ち台入賞、優勝は3kg以上と読んでたので、本当にあと1本!!
しかし、まぁ・・・私の最近の流れから言うと大体がこのままタイムアップしてしまうのが通常(笑)・・・しかしこの日は違っていました(笑)
帰着1時間前の事、下流域にて風の当たる気になるカバーがありドライブクローのテキサスリグを入れると待望のバイトが!
フッキングすると小バスだったため、そのバスが飛んできて一瞬「バレたか?」・・・と思いきや無事ランディング。
500g台でしたが何とか3本のリミットを達成!(^_^)そしてタイムアップ。全体的に思ってたほど釣れておらず、約半数の選手がノーフィッシュ。
私達ペアは3本2,900g台でウェイン。そして結果ラスト1時間前の500gバスが決め手となり優勝!!
最終戦にしてやっと優勝する事ができました。これも急遽ペア参戦してくれ、力添えして下さった浦川君のおかげです。
浦川君、本当にありがとう!!(^_^)
3kg超を含む6665gで優勝!
去る8月17日(日)、琵琶湖において開催されましたRIVRE CUP第6戦に出場し、ビッグフィッシュ賞獲得となる57cm・3095gを含む3匹・6665gをウェイインし、優勝することができました。当日の模様を詳しくお伝えいたします。
台風による豪雨がバスを狂わせた!?試合のちょうど一週間前。
関西を直撃した台風11号の豪雨の影響で、南郷洗堰では連日全開放流となり、その協力なカレントと全域に広がった濁りが琵琶湖のバスを狂わせました(笑)
お盆休みを利用して2日間行ったプラクティスでは、65cm・3400gや、長さは55cmですが3200gなど、3kg超2匹を含む2kg超連発という空前のデカバス祭となりました。
ドロップショットや03ハンツでも釣りましたが、とにかくハイピッチャーMAX 3/4oz DW(プロト)のスローロールや、ブリッツMAX DRなどディープクランクをニーリングしボトムノックさせたりと、巻き物に超好反応で練習を終えました。
さて試合当日ですが、前日にまた大雨が降って増水。
さらに濁りも増し、250t/sまで落ちた放水量も再度全開放流!
実は私にとってその状況は追い風だったのです。

狙ったエリアは北湖東岸水深4.0~5.5mのロックエリアや消波ブロック帯、取水塔などのアイソレートストラクチャーで、キーは濁りとカレントです。
サイズアップによってアピール力を増したハイピッチャーMAX 3/4oz TW(プロト)はスローロールでも強いフラッシングと波動を生むバイトを誘うことができます。
とにかく、カレントの発生は魚の活性をアップさせ、普段はそう簡単には口を使わない天才バスも濁りによって警戒心が薄れます。
だからこそ濁りの中で強いフラッシングと波動でその存在を気付かせることができるハイピッチャーMAX 3/4oz TW(プロト)が有効なのです。

タフだと感じる状況になればなるほどフィネスに手が伸びがちですが、急な増水や激しい濁り、そんな時こそ強い釣りがハマる条件だと思います。
ハイピッチャーMAXの発売が待ち遠しいですね!
【タックルデータ】
リグ:ハイピッチャーMAX 3/4oz TW(プロト)
ロッド:BLACK LABEL PLUS 7011HRB
リール:T3
ライン:Monster BRAVE 14lb
桧原湖の虫パターン
皆さんこんにちは。僕のホームである桧原湖も今年は"蛾"の大群に襲われました~!!
桧原湖で虫パターン炸裂毛虫の時点で異常な程発生していたので来るとは思っていましたが・・・
実際に大量発生して虫パターンは炸裂しましたが、嬉しいのか気持ち悪いのか分らなくなります。。。
さてさて、皆さんにはもうご覧になって頂けたでしょうか?? 僕の動画ですよ!
先日公開された桧原湖での表層系のサマーパターン編です。
自分で見直してもかなりエキサイトな動画に仕上がっていましたね~(笑)まだの方は今すぐ見て下さい!!
今回は、動画では説明しきれなかった細かな所を解説してみようかと思います。
オリカネ虫まずは動かし方ですが、動画では伝えきれていませんでしたが実はもう一つのテクニックがありまして・・・
それは、着水してから全く何もしないで放っておくパターンです。
バスの活性が悪くなるとオリカネ虫をじっくり見る事が良くあるのですが、その時にちょっとでも動かしてしまうとバスはUターンして消えてしまいます。
このテクニックは誰にでも出来る簡単な技? なので、入門編としては最高のテクニックでしょう(笑)
さらに映像でも紹介した必殺技"チョウチン釣り"ですが、映像ではバスの目の前に落としてやっていました。
これは完全に狙い撃ち的な釣り方ですが、チョウチン釣りはバスを寄せる効果も強い釣りなので、例えバスが見えなくてもずっとやり続けると下から湧いてくる事があります。
この場合のやり続ける時間ですが・・・・長いです。。。腕が疲れます・・・・
周りの視線が気になるところでもありますが・・・・負けないでやり続けてください。長い時で5分!!
バスはきっと下から様子を伺って本物かどうかの見極めをしていると思ってください。

そして最後に、オリカネ虫を投入するスポットですが、もちろん虫がいそうな木の下なのは当然で・・・
その中でも"蛾"が多く飛んでいる木の下は絶対にバスはいます!と、断言出来ます。。。もちろん蝉も同様に。
バスは僕ら人間が思っている以上に水中や陸上・飛んでいる虫をよく見ており、当然"蛾"が多く飛んだり、留まっている木を知っています。
これはオリカネ虫に出た場所と蛾の多い木を照らし合わせて見れば一発で分りますね・・・。
と言う訳で、今回お話した事と動画のテクニックを織り交ぜながら、今しか出来ないエキサイトな釣りを是非とも堪能してみてください!!
ジャストサスペンドの優等生! ハイカットSPがもたらした3連勝!!
7月13日に、NBC神奈川チャプター第4戦「テイルウォークCUP」が行われました。3連勝がかかるこの一戦。エリアの状況を瞬時に判断し、ラン&ガン。この作戦が奏功し、3連勝を果たすことができました!!
必ずボックスに常備する信頼のルアー梅雨が明けきらない箱根芦ノ湖。
どんよりした曇り空の中スタート順が悪かったのでスタートエリア周辺をエレキでチェックしてみました。

シャローブレイクを流してみると、ネストと思しきものを発見!
(芦ノ湖では例年7月中旬ぐらいまでプリを確認できます。あとの表彰式でわかったのですが、ネストパターンでかなり釣れていたみたいです…)しかしバスを発見できないまま箱根湾出口まできたので、エンジンで移動!
前回ビックバスが ストックされていた「龍宮殿」桟橋から入り直してみました。
ここではちょうど先行者がバスをバラシてしまった、とのこと。
アイウェーバーで桟橋沿いを誘ってみましたが、不発のため再び移動!!
「和田の角」手前から再スタート。
沖めから水中ストラクチャー(杭)をハイカットSPで誘ってみました……
水中杭の手前まで急潜行させ、ジャストサスペンド!
杭にブツけながら三角巻きをして、その先のブレイクに差し掛かった時、待望のバイト!!
スイープにアワセて、フッキング成功!
慎重にランディングしたバスは、約2kgのキッカーでした。
次に入ったのは「防ヶ沢」の右に広がるシャローフラット!
沖目まで伸びる桟橋跡の水中杭を、さらに沖からアイウェーバーSSSでチェック。
水面下10cmあたりを漂うようにゆっくり引いて来ると下から上がってきてバイト!
重みを感じてからスイープに合わせフッキング成功!!
1100gのキレイなバスでした!
ここで風が出てきたので「キャンプ場」へ移動。
沖のウィードエッジをビックベイトで探ってみました。(1週間前まで2~5mで2kg超え連発)かなり時間を掛けましたが不発…
雨が降り出したタイミングで、今度は「深良水門」へ。
大きく張り出した岬沿いにアイウェーバーをゆっくり棒引きしていると数匹のバスがチェイスしてきました…
それでも止めることなく、ゆっくり巻き続けます。(こんな時は下手にアクションを加えるとUターンしてしまいます! ただただゆっくり巻くだけです!)
岬の先端に差し掛かったときに一匹がバイト!
しかしミス… 別のバスが再度バイト!!
フッキ ングも決まりランディングできたバスは1kg弱。
これでリミットメイクできました!
残り時間1時間で再び「防ヶ沢」へ。
今度は左側のオーバーハング付近のブレイクにあるゴロタ群をエビをイメージして、ハイカットSPのキビキビとした三角巻き。
深めのゴロタの影から「スゥ~」と一直線に近づく影が!
「カッ! カッ!」っと、強めに巻いた瞬間、縦になってバイト!!
重みを感じながらアワセて、ランディングしたバスは1.6kgのナイスバス!
入れ替えてストップフィッシング。
検量の結果、4710gで優勝することができましたぁ~!!

今回はキレのいいダートと、ピタッっと止まるジャストサスペンド性能の優等生、ハイカットSPが大活躍してくれました!
扱いやすいシャッドは小魚にもエビにも化けるオールラウンダー。
必ずタックルボックスに常備しています! ぜひ、みなさんも!!
<タックル>
ルアー:O.S.P ハイカットSP(アバロンシャイナー)
ロッド:Tailwalk GEKIHA KR S631L
リール:コンプレックス2500HGS
ライン:FCスナイパー5lb
ルアー:O.S.Pアイ・ウェーバー74SSS(アバロンピンクレディー)
ロッド:Tailwalk ASOBEE S68UL
リール:コンプレックス2500HGS
ライン:PE0.6号+FCスナイパー5lb
TBCオープン戦フレンドカップにて準優勝!!
先日、開催されたTBCオープン戦フレンドカップにてスピンテールフロッグとドライブスティック4.5インチを使用して準優勝する事が出来ましたのでご報告します。
TBCオープン戦フレンドカップのトーナメントレポート<利根川の状況と試合前>
10日ほど前にようやく洪水状態が落ち着き、水位も平水に戻りました。当日は水温は30度超えで終日低水位。
タイダルは試合時間中はほぼ上げという状況。オープン戦の為プラはせず、大半の方がペアでの参加でしたが私はキャンセルが出てしまい追加召集はせず1人での参戦となりました。
<試合当日>
62チーム116名がエントリー。暑さを考慮して早めの5時スタート(12時帰着)。
取り敢えずモーニングバイトを期待してメインチャンネル側の夏全開な所をバズ02ビートでチェックして行くがノンキーとキーパーかつかつの反応のみ。
1時間程度で見切り、前の週の「聞いた話」(汗)を頼りにエリアチェンジ。
6時頃、今度は反転流がそよそよと絡むブッシュにドライブスティック4.5のバックスライドセッティングを撃っていくと早速キロフィッシュをキャッチ。
続けて800gを追加。次にまあまあサイズがブッシュに化けてしまったものの、更に600gが釣れリミットメイク。
サイズはともかくハマっている感じだったので、取り敢えず刻んでウェイトを上げようと条件のリンクするエリアに移動。
すぐに900gで入れ替え。更に700gが釣れ、針の掛かり所が悪かったキロフィッシュと大事をとって入れ替え。魚がかたまって居るようで、更にまあまあサイズを掛けたがまたバレた・・・。。。
8時頃、「なんかバラすなぁ~」と若干イラっとしながら移動です。同条件のブッシュの中に浮きゴミが絡んでいるのを発見。
「貰ったな」と思いつつ慎重にゴミの横にアプローチ。案の定ナイスサイズが飛び出しバイト。「よっしゃ~」と張り切ってアワセたが再び巻かれて化けた(涙)頭から煙が出始めたので移動。
9時頃、同じ釣りではあまりサイズが伸びなさそうなのでエリアとルアーをチェンジ。今度はスピンテールフロッグでシェードと流れが絡む場所を撃っていくと950gが釣れる。更に続けると1,400gが釣れる。

更に移動して「流れ引き戻したぞぉ~」と思っているとアクシデント。
サンドバー付近で砂を吸ったのかライブウェルの水が緩くなって、魚が弱ってる・・・。時季的なものも有りマメにチェックをしていたので早めに気がついてケア開始。
ライブウェルをなおし、保冷剤を入れ、水を更に手動で供給。大事には至らなかったものの今度は「自分のケア」が遅れて足がつり気味に・・・(汗)慌てて水分補給したもののなかなか回復せず・・・
魚も足も気になり集中出来ないので、ライブウェルに水が送れるようゆっくり折り返す。
11時頃、のんびり進んでいき、気になった一角に寄り道。小さなゴミ溜りの脇にドライブスティックを落とすと500gが釣れる。
ボリューム的に「もう居ないよなぁ~」と思いつつ反対側に入れると1,300gが釣れ入れ替え。
11時半、リリースしたかったので早めに帰着し3,682gで準優勝でした。

<使用ルアー>
スピンテールフロッグ(喰わせピンク)
ドライブスティック4.5インチ(シナモン・ブルーフレーク)(グリーンパンプキンペッパー)、FPPストレート3/0バックスライドセッティング
<感想>
ライブウェルをよく見た1日でしたが、吐き出した手長えびが結構出て来ました。大きさ的にも動き的にもドライブスティック4.5のバックスライドセッティングがベストマッチしていた様ですね。
トップウォーターも良く効くシーズンです。今回はスピンテールフロッグでの釣果でしたが状況に応じてバズ02ビートなど各種使い分けたいですね。
私が言うのも何ですが(汗)皆さんも、魚と御自身のケアに気をつけて夏のバスフィッシングを楽しんで下さい。
サマーパターンの王道で準優勝!!
こんにちは 高知の植田です。先日行われましたチャプター徳島第四戦で準優勝した時のプラクティスから、大会本選のレポートをさせていただきます。
旧吉野川で欠かせない2つのタックル夏本番。梅雨も明けて全国的に猛暑をふるっていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
そんな中、7月20日にチャプター徳島第4戦が行われました。
チャプター徳島と言えば全国的に有名になったトーナメントリバー、旧吉野川が舞台です。
私が住んでいる高知県からは、高速道路を使って約2時間ちょっとの道のりです。
今回の一戦は、前日プラクティスから戦いがはじまっていました。
金曜日の夜も寝苦しい暑さに襲われ、ほとんど眠れないまま徳島入りしました。
プラクティスの土曜日はローライトな天気で、バスの活性はいいと思われがちですが、地元のアングラーでさえ釣れないと口にする難しいフィールド。
特に止水日は河口堰の開閉がほとんど無い為、川に流れがほとんど無くバスの活性が著しく悪いのです。
プラクティスの日、そして本選が行われる当日も同じ止水日。
そんな中でプラクティスを行うも寝不足がたたり、集中力が続きません。
辛うじて一匹釣れたものの、この日は早く上がって体調管理を優先し、早めに床に就くことにしました。
大会当日。この日の天気はたいへん暑くなり、晴れるという予報でした。
そのため、バスの動きは前日とはまったく異なると考えて、カバーとシェード、そしてカレントを意識するようにしました。
スタート後、まずは得意とする今切川の水路へ行くも先行者がおり、(この水路は止水日には水を吸い込んでいて、カレントが発生していました。)時間を潰すためにすぐ近くのブッシュにドライブスティック3.5inノーシンカーを撃ち込み、キーパーギリギリを釣りノーフィッシュを回避。
その後30分ぐらい待っていると先行者が移動したため目的の水路に入り、すぐにドライブクロー4inのテキサス(8.8g)でバイト!
アワセても動かないため、少し緩めるとかすかに生命感が…
ブッシュに巻かれていましたが、何とかキャッチすることができました。
このバスが1500gのキッカーフィッシュに!!
さらに近くのブッシュにウエッピングすると生命感を得たものの、このバスはブッシュに絡まれてサヨナラ……(泣)
そこから釣れない時間が何時間か続き、アシ撃ちにチェンジ。
待望のバイトを得るもスッポ抜け。フックまでくわえていなかったため、少し間を空けて同じスポットにドライブスティック3.5inノーシンカーを入れるとラインが走り、700gのバスをキャッチ。
そしてさらに帰着30分前。
フローティングカバーにテキサスリグを引っ掛けていると、バスがフローティングカバーから出ていくではありませんか!!
もってないなと思いましたが、私のボートに気がついていないようでフラフラと泳いでいきました。
すぐにドライブスティック3.5inノーシンカーリグでフォローすると、800gが無事ネットイン!
結果、3013gで準優勝することができました♪

今大会は61人参加で36人しか魚をキャッチできていません。
しかも3匹のリミットメイクができた人は6人という大変厳しい一戦でした。
今回使ったドライブクロー4inのテキサスリグは、旧吉野川のカバー撃ちには鉄板アイテムです。
なんといっても浅い水深のカバーでも、ドライブクローのツメがしっかりアピールしてくれます。
そしてドライブスティック3.5inのノーシンカーリグは、しっかりしたテールの自発アクションでバスをバイトに導きます。
どちらも私にとって、旧吉野川では外せない2タックルです!!

チャプター徳島も残すは最終戦。
当然、優勝を目指して最終戦も気合い入れて行きますよ♪
4日間のプラクティスで見出したパターン
ここ数年、7月に組み込まれる桧原湖戦は、霞ヶ浦水系で釣りをすることがメインの自分にとって、毎回発見の多い釣行です。今回はプラクティスで4つのパターンを見出しました。
600g以上のスモールと、キロアップのラージプラクティスは前週に2日間と直前2日間、計4日間でトーナメントに臨みました。
はじめは地形変化を調べつつ、600g以上のスモールが釣れるエリアと、桧原湖では数少ないキロフィッシュが狙って獲れるラージの多いエリアを見つける作業からスタートしました。
プラクティスから見つけたパターンは大きく分けて4つ。
1.稲沢のディープフラットエリアのワカサギ付きのバス
フラットエリアにワカサギが溜まり始めたタイミングで、簡単にシューティングで700g前後のバスが複数匹釣れる。
2.月島のハンプエリアのエビ食いバス
これもタイミング次第ですが簡単に700g前後のバスがひとつのハンプから複数匹釣れる状況。ただしワカサギと違い、魚探にベイトであるエビが映りにくいことから、ルアーをアプローチして見ないと、釣れるかどうかがわからない。
3.馬の首のシャローバンク
例年よりシャローバンクにエビ自体を肉眼で確認できなかったのですが、バスはいる感じで600~800gのナイスキーパーが釣れました。シャローのバスなので勝負が早いのもメリット。
4.シャローブッシュのラージパターン
ラージが見えさえすれば、比較的イージーに食わせることができます。ここでは1000g前後のバスを発見しました。
この4つのパターンを見つけたところで前週のプラクティスは終了。

直前プラクティスではどのパターンが生きていて、そしてパワーを持っているのかを判断することからはじめました。
まずはディープフラットのワカサギ付きパターンを試すも、ワカサギがまったく魚探に映らない状況でバイトも遠い。
時間帯や風向きが変わる度に繰り返しチェックするも、ポツポツしかワカサギが映らず、バスのアベレージも下がっている状況。
月島ハンプに関してはまったくバイトなし。
残された馬の首バンクとシャローのラージパターンをチェックしたところ、この2つだけは前週と比べても遜色ない釣れっぷりでひと安心。
しかし、日替わりで状況が変わるスモールとギャンブル的要素が強いラージパターンのみでトーナメントに臨むにはあまりにもリスキーなので、それ以外のパターンを見つける必要がありました。
そこで見つけたのが北部エリアのウィードが絡む5m前後のハンプエッジに溜まっているバス。サイズはMAX750gで数も望める状況。
釣り方は前週から引き続き、シャロー攻略にドライブクローラー3.5inのワッキーノーシンカーとネコリグ、ミドルレンジはドライブクロー2inのライトキャロとダウンショットの4本立てを準備しました。

試合当日はシャローを主体に攻めつつ、メインエリアを休める感じでミドルレンジを混ぜていくプランに決定。
馬の首のバンクも増水の影響か反応が悪く、朝イチに獲れたのは2匹。
そこで早い時間帯にシャローラージパターンを見に行きましたが、連日の雨の影響で増水し、シャローブッシュがさらに冠水したことでバスは奥の奥へ移動。アプローチ不可能なところへ…
目視できるラージもまったくおらず、その時点でラージパターンはキッパリと見切り、馬の首のバンクをやりきることに。
しかし、バイトも遠く狙いを少し変えて、バンク際から水深3mぐらいまで丁寧にドライブクローラー3.5inネコリグで誘いながら、落としはじめたところバイトが出はじめリミットメイク。
その後も、何度も狙っているエリアに入り直し、数回の入れ替えを行い、5匹で3530gをウエイイン。全体的にもあまり釣れておらず、4位入賞することができました。
今回使ったルアーのキモは、自発的フォールで食わせるドライブクローラー3.5inのワッキーノーシンカーと、シャローブッシュでも根掛かりを気にせずアプローチできるスナッグレスセッティングのドライブクローラー3.5inのネコリグ。
そして桧原湖でエビを捕食しているバスに絶大な釣れっぷりなドライブクロー2inのライトキャロ。すべてのバスをこの3つのリグで釣りました。
ドライブクローラーはあまりアクションを与えず、自発的なフォールとロッドワークでのスイミング。
ドラクロはロッドワークでのスイミングでツメをバタバタとアクションさせて、その後のフォールで食わせるイメージで使いました。
ともにワーム自体は小さいですが、コンパクトでありながらアピール力が強いワームが今の桧原湖でサイズを選んで釣ることができるのではないかと思います。
<タックルデータ>
○ドライブクローラー3.5in(ネコリグ)
ロッド:スティーズ651LFS スカイボルト
リール:イグニス タイプR 2505H
ライン:シューター3.5lb
シンカー:バサーズシンカーTG ネイル1/64、1/32oz
○ドライブクローラー3.5in(ワッキーノーシンカー)
ロッド:スティーズ651LFS スカイボルト
リール:イグニス タイプR 2505H
ライン:シューター3lb
○ドライブクロー2in(ライトキャロ)
ロッド:スティーズ681MLFS-SV キングボルト
リール:イグニス タイプR 2505H
メインライン:シューター3lb
リーダー:トルネード松田スペシャル競技 パワーストリーム0.8号
シンカー:バサーズシンカーTG ラウンド3/32oz
○ドライブクロー2in(ダウンショット)
ロッド:スティーズ 6011UL/LXS-SMT ファストホーク
リール:イグニス タイプR 2003H
ライン:FCスナイパー2.5lb
シンカー:バサーズシンカーTG フック 1/16oz
待ってました! ドライブシャッド!!
喉から手がでるほど欲しかったワームが、このドライブシャッドです。今回はその使い方について、レポートしたいと思います。
巻いてヨシ、落としてヨシの最強スイムベイト!!いよいよ夏本番! 暑さ対策万全で釣りを楽しみましょう。たまにはひと息ついて、休息をとるのがオススメですよ!
さて、ドライブシャッドですが、中~大型のシャッドテールワームやソフトスイムベイトはナチュラルなアクションでありながら、強くバスを引っ張り出せることや、巻物的な使い方でスナッグレス性能が高いことなどは、他ジャンルに無いメリットと言えました。
一方で、引いてナンボの使い方はタイミングを選ばないとバイトまで至らないケースが多いのも事実。
しっかり追ってきて食い込むような活性が見込める雨天時や、明らかにフィーディングしている、といった条件が必要でした。
特に亀山や高滝などはストライクゾーンも狭く、天候に左右されやすいため、ちょっと雨が止んだだけで追いが悪くなるような経験をこれまでにたくさんしてきました。
「追ってはくるが見切る」という状況は多くの場合、上手くキャストが決まっても、バスが気づいて、追ってきた時には既にバイトゾーンを通り過ぎているというケースがほとんどです。
やる気のある状況であれば、発見してから追ってくるまで俊敏なバスの反応がありバイトに持ち込めますが、なかなかいい状況には巡り会わないのが実情です。

そこでこのドライブシャッドの最大の特徴と言える、フォールでしっかりテールを振って動くことが、前述の状況を打破する決め手となります。
前傾でフォールしながらアクションすることで、狭いストライクゾーンから離れずに誘い続け、バスを引っ張り出しバイトに持ち込むことが可能です。
つまり短い距離を斜めに進むことで真横に通り過ぎる時よりも、ストライクゾーンの中で寄せる時間を長く作れるということです。
さらに、例えフォールで食わなくとも、フォールからのリトリーブは泳ぎながら軌道変化することで、バスのスイッチを刺激する効果も期待できます。
イケイケの状況であれば、バスが見つけて、追ってくるスピードは速いと言えますが、それであっても、一番いい核となるようなスポットはなるべく長い間、効果的に誘いながらルアーを留めておければさらにバイトは倍増するはずです。

先日も流れのある河川で、上流側に投げながらドリフトさせる釣り方で狙っていました。
もちろん、このような状況下で狙い所となるポイントは、バンクギリギリや橋脚の裏、大きな岩といった、流れの裏となる水が巻き込むピンスポットです。
このときはあまりにも流れが速い状況でしたので、しっかり確実に食いやすい軌道でこのような場所にルアーを送り込む必要がありました。
少しでも逸れてしまうと、流れに乗ってエサとなるベイトが通常より高速で逃げてしまうため、バスが追うのを止める傾向にあります。
通常なら、ドリフトさせてアクションさせる場合、流れに乗ってしまうとそれより速いスピードでないとテールアクションが止まってしまいます。そのためにルアースピードが速くなり、バイトチャンスは一瞬でミスバイトも起こりやすいと言えます。
フォールで動かない物だと仮に止めても、漂うように沈むだけで、急に無機質なプラスチックの塊となり違和感を感じさせることになります。
しかしドライブシャッドは、フォールさせることで水の抵抗を受けアクションすることや、もともとスローリトリーブでも動くので、流されつつもシッカリ泳いでくれます。
今回のような通常よりかなり速い流れの中では、なおさらその効果を感じました。
しかもここぞという流れの裏に入った瞬間、ラインテンションを抜くと、泳ぎながら裏に入り込んでいきます。
まさに流れを避け、バスのテリトリーに入り込んでしまったベイトそのものでした。
実際、釣れたバスも強烈なアタックでバイトは深く、しっかり狙いを定めたバイトとも言えました。
また一投で要所を効果的に通せることから、複数回、投げ直す必要も感じず、リズムよく流していけることは大きなメリットです。
とは言え、単純にどんなルアーでも、フォールアクションによって長くカバーに絡めた使い方は効果的であることは明白ですし、季節的な使い所では、水平方向にはなかなか長くは追ってこない早春や水温が下降傾向にある秋に横の動きに反応はあるが食いきらないなど、まだまだ有効な状況は数多く考えられます。
ぜひとも、引いてヨシ、落としてヨシのドライブシャッドをお試しください。
ハイピッチャーはスモールマウスにも効く!!
先日、スピナーベイト用ロッドの開発のため、桧原湖に行ってきました。ハイピッチャーをほぼ1日中キャストしてきたのですが、今回はそのテストの中でやり通したことで見つけた、桧原湖でのハイピッチャーの威力をお伝えしたいと思います。
フィールドやシュチュエーションを選ばない『ハイピッチャー』の万能性。『ハイピッチャー』はスモールマウスバスの聖地、桧原湖でもその性能をいかんなく発揮してくれました!
ドラクロ2in等、ライトリグのイメージが強い桧原湖ですが、状況に応じてハイピッチャーを使って強い釣りを展開すれば、ライトリグでは釣りきれないビッグバスを釣ることができるんです!
(写真上:霞ヶ浦に負けないくらいのラージがバイトしてきます。写真下:50cm近いラージも釣れますよ!!)
桧原湖にはグラスエリアや立ち木、そして何より、ターゲットがスモールマウスバスと、カスミ水系にはないシュチュエーションが多々あります。
水の動きが鈍いエリアではラージマウスバスが多く生息していますので、それを狙うパターンも存在します。
そんな数多くのシュチュエーションがある桧原湖で使うのは……
『ハイピッチャー1/2oz DW ヴィヴィッドパールホワイト』
バンク沿いのブッシュやレイダウンと、ラージマウスバスが好きそうなストラクチャーにタイトにハイピッチャーをキャストしていきます。
バンク沿いやシャローエリアを流すには、1/2ozは少々重たく感じますが、急深なバンクが多かったり、透明度が高いフィールドではこの1/2ozがキモになってくるのです。
(写真:開発スタッフにもこのサイズのラージ!)
またハイピッチャーは、使うタイミングが重要です!
山上の特徴である、激しい天候の変化。桧原湖も例外でなく、ついさっきまで晴れていたと思えば、急に雨風が吹くなんてことが毎日のように起こります。
そんな一日の中で起こる天候変化のタイミングを見ながら、『ハイピッチャー1/2oz DW ヴィヴィッドパールホワイト』を使うのです。
基本的にはただ巻きで使うのですが、ハイピッチャーが見えるか見えないかの、ギリギリの水深を引くこともひとつのキモになります! 表層近くで引くよりも、明らかに反応がいいです。
巻きスピードは速すぎず遅すぎず、一定のスピードでOKです。
なぜ、ハイピッチャーがいいのか!? レイダウンやブッシュと、抜けの悪いスピナーベイトではスタックしてしまいがちですが、コンパクトなハイピッチャーは抜群のスナッグレス性能を誇ります。
アシストフックを装着してグラスエリアに投げてもスタックしないくらいです。口の小さなスモールマウスバスもアシストフックを装着していれば、まったく問題なくフッキングします。
またコンパクトなハイピッチャーはキャスティングもかなり決まります! スピナーベイトの基本的な使い方である、ウィンディサイドのカバー攻略をするにはもってこいなのです。
『ハイピッチャー1/2oz DW ヴィヴィッドパールホワイト』を使った桧原湖攻略。キモさえ掴めば、ラージ、スモールともかなり釣れますよ。ぜひ、試してみてください♪
ほかの桧原湖攻略に関しては、優秀なO.S.Pプロスタッフの、鈴木隆之プロに聞いてくださいねw
(写真:ウィンディサイドのストラクチャーはモチロン、沖めのグラスや岩まわりではビッグスモールがバイトしてきます!)
ドライブシャッドはスイムベイトの最終形!
今年の梅雨時期は何かと時間の都合がつかず、あまり釣りに出れない時間が続きました。その間も続々と新製品や新色が登場して「私も早く試してみたい」の一心でした。中でも、ドライブシャッド4.5inが何よりも気になる新製品。私のファーストインプレッションが今回のレポートになります。
感動をもたらしてくれたスイムベイトの新境地こんにちは、和歌山の辻井です。
梅雨が明けていよいよ夏本番! 帽子を必ずかぶり、こまめな水分補給と休憩を取るようにして熱中症にはくれぐれも気をつけましょう!
私は夏場における暑さ対策のひとつとして、フーデッドロングTシャツとネックゲーターを愛用しています。
日焼けによって身体、特に首筋~頭が熱を持つのを防ぐようにすると効果的ですね。
さて、本題です。
今年の梅雨時期は何かと時間の都合がつかず、あまり釣りに出られない時間が続きました。そんなときに発売された、ドライブシャッド4.5in。
スイムベイトと言えば10数年前のビッグベイトゲームの大ブレイクを思い出します。
当時ヘビーロッドで扱える5~7inクラスのスイムベイトを中心にいろいろ試した中、ドルフィンキックのような強い水押しの大きなスイングタイプと、テールが小刻みにピロピロとよく動くタイプに大別して使っていました。
前者は動きの強さからビッグフィッシュをセレクティブに釣り分けることに長けますが、ミスバイトがやや多くてスレやすいという一面を持ち、ビッグベイトブームの中にあって5~6inと、やや小さめのサイズを使うことが多くなっていきました。
後者は視覚的要素が大きく、小刻みなアクションはクリアウォーターの条件下でもとりあえずバイトさせるチカラを持ったルアーで、7~8inクラスのモノをよく使っていました。
とりわけオフセットフックを用いたスイムベイトは、根掛かりの多いカバーゲームやオーバーハングへのスキッピングゲームでは独壇場とも言える釣果をもたらし、ブームから10数年経った今もなお使っているスイムベイトは、このタイプのものだけになりました。
そこに登場したのがドライブシャッド4.5in。
一見、小刻みなピッチを刻むタイプに思えますが、よく見るとその中に大きなスイングが加わる2つのミックスアクションを生みます。
特に超スローリトリーブ時の動きの強さには目を見張るものがあり、これがフォール時の自発的アクションに繋がっているのです。
よく動くからと言って素材が柔らかくすぐ壊れてしまうものではなく、バスのバイトがあってもシャッドテール部分だけが千切れるようなこともあまりありません。
ドライブシャッド4.5inを使ったはじめての釣行では、バスがやや沈みがちだったのでノーシンカーでのデッドスローリトリーブを中心とした使用法に、フォーリングや3.5gテキサススタイルでのスローリトリーブ中心の釣りでした。
ノーシンカーのフリーフォールでもウネウネと身をくねらせる自発的アクションは、これまでのスイムベイトが苦手とするチェイス後のフォローアクションにも最適で、チェイスで終わってしまうバスの反応を補うことができます。
基本的にミスバイトの多い釣りですが、4.5inという小ぶりなサイズがその助けになります。
これもルアーのしっかりしたアクションと動きの強さがあるからこそ、ビッグフィッシュを呼び込むアピールを損なうことなく、より多くのバイトチャンスに繋げているのです。
最初の釣行を終えた時点で、スイムベイトの最終形がドライブシャッドと言えるんじゃないかとさえ思ってしまいました。
そして迎えた2度目の釣行。
この日は激浅のフィーディングフラットでシャローゲームを展開する中、表層を引き波を立てながらファーストリトリーブ……
コポポポポポポポポ~~~~!!!!!
「な、なんだと!」
思わず口にした言葉がこれでした。
初釣行の際も引き波を立てるようなリトリーブは試していたのですが、過去の記憶に囚われて極力スローな水面が盛り上がる程度のリトリーブ。
しかしこの日は、やや速めのアプローチを試してみてびっくり!まるでノイジー系プラグの硬く乾いたコポコポ音を奏でるではありませんか!
例えば浮きゴミまわりを引く際は、水面直下の引き波を意識しても浮きゴミに絡むとどうしても水面を滑らせるだけのアプローチになってしまいがちです。
ここに水面を走らせるノイジー系のアプローチができるとなると、その使用範囲をこれまで引きしろが取れなかったわずかなポケットでさえも水面で誘うことが可能になり、水面でノイジー音を奏でた直後の自発アクションフォールと言ったこれまでにないアプローチも可能になっています。
正直、この手のルアーはすでに完成されていて、新たな物が登場しても感動の少ない物になってしまいがちでしたが、ドライブシャッドには本当に感動させられました。
私は63Mのロッドに12lbラインで使っていますが、5/0フックという大きく太いオフセットフックを使うため、MH以上の強めのロッド&ラインを使うことをオススメします。
6~7月期、今回紹介しましたドライブシャッドのほか、もはや定番のベントミノー86Fやバジンクランクサイレントでもグッドサイズが釣れています。
また、早い段階から夏の定番スポット、岬まわりのミドルレンジからドライブクローラー3.5inのジグヘッド(ノーマルセッティング)でもいい釣りができました。
新製品だけではなく、何年経っても変わらず使い続けられるのはO.S.Pの理念で、毎年同時期に同じルアーが同じように使い続けられることで実証されていますね!
4つのキーワードで戦略を構築!
こんにちは、香川の坂本です。先日、旧吉野川で開催されたチャプター徳島第4戦で、5位に入賞することができました! 帰着30分前にミスはあったものの、年間暫定順位も首位で最終戦を迎えることになりました!!
準優勝は同じO.S.Pの植田誠寛プロ!!大会当日の天候晴れ。水位は定水日2日目、そして水質は若干の濁り… 釣りやすい状況とは言えません。
私はこれらの状況から、「シェード」「カレント」「ベイト」そして「シャロー」をキーワードに、若干の流れを期待出来る上流エリアに狙いを絞り込み挑みました。
具体的に狙っていくのは、オーバーハング、張り出したアシや冠水植物、ブッシュまわり、ベジテーションなどです。
これらのスポットで使用するルアーは…
・ベントミノー130F
・ドライブクロー4in(エコモデル)+ジカリグ7g
・ドライブスティック4.5in(エコモデル)ノーシンカーリグ
これらのルアーを選んだ理由は単純! プラクティス時に唯一反応があったからです(笑)。
というのも、現在の旧吉は本当に難しく、私の場合、反応のあった信頼できるルアーに頼るしか突破口が見出せなかったからです。
話しは戻り…
朝イチ、オーバーハングや流れの当たるブッシュまわりにベントミノー130Fをソフトジャークしてたところ、ブッシュ下からチェイスあり!
フォローでドライブスティック4.5in(グリパンシャッド)のノーシンカーを若干の流れに乗せドリフト…
しかし、バスがいるであろう箇所に上手く入って行かないので、急遽ドライブスティックのお尻側からストレートフックを刺すバックスライド刺しに変更し、さらに方向性を出すために頭に1/96ozネイルシンカーを入れました。
するとすぐさま900g台をゲット!
あとはベントミノー→ドライブスティック→ジカリグドライブクローというローテーションでめぼしい箇所をまわっていくと、2セット目にして待望の2匹目が、ベントミノー130Fに「ガツン!」とヒット!
ネットインしたバスは1200g!
ちなみにカラーは、私のフェイバリットでもあるゴールデンアユ。
程よいフラッシング効果があり、濁りにも効き、また全天候型として使える点が気に入っています。
話しはまた逸れますが、香川県の地元リザーバーでもこのゴールデンアユが効いて、2kgアップをゲットしましたよ!(写真)
さてさて…
その後、帰着30分前にカバーで掛けたキロアップをミスしてしまい、3戦目に続きまたまたお立ち台を逃してしまった…(T_T) と、肩を落としての帰着…
2匹・2100g台でウエイイン。
順位は良くて10位前後だろうと思っていましたが… なんとなんと、5位入賞!(^_^)
結果を聞くまでは、「ミスして3kg台を逃した悔しさと同時にお立ち台も逃し、さらに年間順位も落としてしまった…」と言うトリプルパンチで落ち込んでいたこともあり、5位とは言えうれしい入賞となりました。
この5位入賞により年間順位も現在暫定1位となり、残すは最終戦のみとなりました。
年間上位陣のポイント差は誰が勝ってもおかしくないくらいの僅差ですが、自身チャプター徳島4回目の年間優勝を目指して全力で楽しもうと思います(^_^)。
あともうひとつうれしいことが! 同じO.S.Pプロスタッフの植田誠寛プロが準優勝!
O.S.Pプロスタッフが二人同時にお立ち台に立つことができました!!
最後の最後に入れ替えに成功!
先日行われた、霞ヶ浦最大のマリーナ、弁天のトーナメントで3位入賞しました。帰着間際に手にしたキロオーバーの一匹が、起死回生の一匹に! でも、さすがに強豪揃いのマリーナであることを実感しました。
帰着10分前の水門でドラマが…!!当日の朝、集合時間になっても同船予定者が来ません。寝坊したのか?電話しても不通、もしかして事故にでも…?
もし到着したらすぐに乗ってもらえるようにと、ファーストポイントは近場の浚渫エリアへ。
曇りでそよ風が吹いて、水色もよく釣れそうです。
ブリッツMRでブレイク付近を流していくと、幸先よくキロアップがヒット!主に浚渫エリアではブリッツEX-DRを使いますが、朝夕やローライト時には、ブレイクよりも岩盤の浅い所で、バスがフィーディングするのでブリッツMRを使います。
カラーは水が澄んでいて、ローライト時にはチャートブラウンタイガーがよく釣れます。
その後しばらくキャストするも、巨大キャットフィッシュ? にヒットカラーを2個も持っていかれ、在庫切れ…(涙) 本当に美味しそうに見えるのでしょうね……
心が折れかけた8時ごろ、同船予定者から「今起きました!」と電話が(笑)
もう間に合わないからお昼のBBQから来るように伝え、無事を確認し安心したところでキーパー捕りに走りました。
実績のある、本湖下流域シャローのアシに行くと淡水サヨリやイナッコ(ボラの幼魚)が多数目視でき、バスの気配を感じたので、小魚のサイズに合わせたドライブスティック3inのノーシンカーワッキーがけで表層付近をピクピクと泳がせると、ナイスキーパーが2匹、食う瞬間が見えるほど、エキサイティングなバイトをしてくれました。
これでリミットが揃ったので、あとは入れ替えのビックフィッシュを狙いに、再度、朝の浚渫エリアに移動。
ブリッツMRとEX-DRをローテーションしながらクランキングをしましたが、ノーバイト。あれほど高活性だったキャットも反応ナシ。魚が移動してしまったのか?
帰着時間10分前になったころ、浚渫から近い、シャローの水門が目に入りました。
もしかしたら、あそこでフィーディングをしているかも…
エレキで静かにアプローチ。そしてドライブクローラー4.5inのスナッグレスネコ1/20ozを、ストラクチャーにタイトに丁寧にキャストするも反応ナシ。もう帰着しないと間に合わない、これが最後の一投! すると……フォール途中に、FCスナイパーBMSがスーッと動き、思いっきりフッキング! うぉー、デカい!!
慌てて取り込み、この推定1300gと700gを入れ替え、この時点で帰着4分前。
大急ぎでボートを走らせて、帰着場所に着いたのが1分前! ぎりぎりセーフ!!
結果は、さすが霞ヶ浦の強豪が揃うマリーナだけあってハイレベル、トップはなんと3900g(3匹)、ボクの魚は3415gでなんとか3位入賞することができました。
少し残念でしたが、最後の最後まで諦めず、攻めて出せたウエイトには十分満足です。
これで昨年からの3試合連続で入賞、今シーズンの年間順位も現在2位と好位置につけています。残り2戦もしっかり釣って、年間優勝を狙いたいと思います!