秋は横方向のルアーで
水温も20度近くまで下がり、ここにきてやっとではありますが、横方向のルアーへの反応も上がってきました!!
日によってはかなりの好反応を示す日も多くなっていますが、日に日に当たりルアーが違うのもこの時期の特徴であります。
秋を前にしてブレードジグに新色として追加されたブレードジグの「サンセットレッド」。
実はこのカラー、昨年からラインナップに熱望していたカラーでした。
特に濁りが入った状況の日中などは有効で、ブラックほどはシルエットが強くないですが、濁った水にも嫌味なくアピールしながらも馴染んでくれるので、どの季節においても多用するカラーであります。
「赤は春に効く」と言われますますが、個人的には水温上昇に伴い、水質が冬のクリアな水質から少しずつ変わってくる状況で非常に効果があるように感じています。
春限定にしておくのはかなりもったいないカラーですよ!!
(写真:ブレードジグのサンセットレッドでキャッチ。ブリッツの同系色、サンセットタイガーでは48cmを!!)

話を戻し、今年の旧吉はウィードが少なかった事もあり、やはりシャローカバーがずっと良かったように思います。
ドシャローにはグットサイズのバスが多く確認できていました。
カバーにサスペンドしたバスにはスピンテールフロッグが効果的で、ドシャローのカバーに潜んだバスにはドライブクローラー4.5インチで、0.6~1.3gと軽めのウエイトでのジグヘッドワッキーが鉄板!
本当に正確に打ち込めばほとんど釣れる状態でした。(今現在もですが)
これから水温が下がり始め、バスが広範囲に散り始めるとファーストムービング系が強くなりますので、手早くその日の状況をサーチしていくのがいい釣果へ結びつくかと思います!!
(写真:ドライブクローラーのジグヘッドワッキーは効果絶大です。)

そして秋のマンメイド系ストラクチャーの攻略にはドライブクロー3"と、新発売となったドライブシュリンプのヘビダンはヤバいですよ。
ドライブクローは昨年も安定して釣れていましたし、今年も夏前から安定して釣れています。
ドラクロ3"は旧吉ではスペシャルです!
ドライブシュリンプはスリムボディーでフォールアクションもハイピッチでタイト。
フォール後も水平姿勢をキープしていますのでタフな条件化で誘いを必要とする時などはかなり重宝するワームに仕上がってます。
しかも待ちに待った食わせに特化したネオン系カラーもついにラインナップされるので、厳寒期などはマストですね。
少しずつ厳しい時期になってきますがハード、ソフトをうまく使い分けていい釣果に繋げてください!!
※釣果レポートはこちらでも随時更新しております。
浦川正則ブログ (写真:ドライブシュリンプやドラクロのヘビダンは反則ですね!写真一番上とその下は、ドラシュリで仕留めた53cmです。)
(写真:写真下から2つ目も50UPの51cmでルアーは秋に欠かせないブリッツMR。そして、ジグ04シンクロ+ドラクロでグッドコンディションの45UP!!)

秋めいた雰囲気のなかバスの状態も秋に近づいてきました
皆さんこんにちは、和歌山の辻井です。
9月も後半ともなると朝夕はすっかり秋めいて、それと共にバスの状態も秋めいた雰囲気を感じ始めます。
秋めいた雰囲気には・・・
秋と言えばパターンは多岐にわたり、正解が一つとは言い切れません。
そんな中から今回は、バズベイト「02ビート」の釣りを紹介します。
真夏のピークが過ぎ水温が下がり始めるに連れてバスのレンジはやや下がり、逆にベイトフィッシュが表層に固まる事が増えてきます。
このベイトフィッシュがフィーディングシャローに乗るような条件下では、トップウォーターの釣りが非常に強くなる事があります。
正に「食欲の秋」って感じで、適水温になるとバスもエサを食べたいわけです。
この際、バスとベイトのレンジがやや離れてしまうと、ベイトフィッシュが水面を覆うかのような状況においても通常のトップウォータープラグではアピール不足となりバイトが出ない事が多いです。
このような条件下で出番となるのがO.S.Pバズ02ビート(以下02ビート)。
(写真:左上より48cm、45cm、40cmとグッドコンディションのバスをキャッチ!)

極めてアピール力の強いバズベイトです。
まず耳にするのは真鍮製の甲高いクラッカー音でしょうか。
初めて使った時には「こんなんアリ??」と感じた程の最大級の音量でした。
真鍮製のクラッカーだけじゃなく、重量感のある大型ペラによる大音量ですね。
更にこの大型のペラによる水面の攪拌能力は大きな飛沫音と共に排泡します。
ルアーによる直接的なバスへのアピールに加え、水面を強く攪拌する事でベイトフィッシュが飛び散るように逃げ惑うとレンジを落としたバスもさぞや気になる事でしょう。
キースポットを外したような場所でバイトが頻発するのは、ルアーとバスとの距離が離れているからこそで、それだけ遠くのバスを引っ張り出す力の強いルアーである証明なのです。
通常これ程までのアピールを備えてしまうと著しく使用感の悪いバズになってしまいますが、抜群の使用感をもたらしているのは後方重心ヘッドによるキャスタビリティと、クラッカーによる直進性によるものです。
これにより狙ったスポットから意図したリトリーブコースをトレースできます。
似たような条件下で強くなる釣りにバジンクランクがあります。
今回のケースによるバズとバジンクランクの使い分けとしまして、ベイトフィッシュの量やバスのポジション、水面の様子・・・等様々な要因はありますが、ベイトフィッシュがより一箇所に集中するような条件下では02ビート、やや広い範囲のケースではバジンクランクを使うことが多いです。
しかしながら、今回の実釣ではバジンクランクかな・・・と、自信を持って投げ始めたのですがミスバイトのみでうまく釣る事が出来ませんでした。
そこで02ビートを投げたらドッカンドッカン!!
また一つ私の経験則が崩れてしまいました。
02ビートとバジンクランク、私ももっと理解度を深めないといけませんね。
今回のレポートを書くにあたり、そう感じさせられた新しい経験でした。
本当に一筋縄でいかないのがバス釣りで、こういう経験からのステップが楽しくて仕方ありません。
皆さんも是非双方の差を体験してみて下さい!
また、夏の残り香としてドライブスティック6インチノーシンカー&ベントミノーによる50UP。
フローティング阿修羅、ハイピッチャー、ミドルレンジの03ハンツ9~14g+アクショントレーラー、ドライブクローラー6.5インチノーシンカーリグにそれぞれグッドサイズが多数釣れています。
これから秋が深まると更に多種のルアーが有効になってきます!
次の1匹はどんなルアーに飛び出すでしょうか?
(写真:左上より、ドライブスティック6"のスプレイドグラスでキャッチした52cm。その右が、ドライブクローラー6.5"でキャッチしたものです。)
(写真下の左右:45cm前後のナイスコンディションをハイピッチャー5/16oz.DWのスパークホワイトチャートで!)

今回紹介しましたバズ02BEATに使うタックルです。
rod:Fenwick Bankmaster 62M
reel:TD-Z
line:FCスナイパー 10lb.
クランクや他のトップウォーター、ドライブスティックノーシンカーと兼用で。
バズベイトはスピナーベイトとは違ってスナップを使う事もできるので便利ですが、ライントラブルがやや増えますので気を付けましょう。
そしてペラは刃物です。
不意のブレイクを避けるようにフロロカーボンラインを使うようにしましょう。
(写真:左上が55cmのビッグバスをベントミノー86Fで。その右が阿修羅Fでキャッチした47cm。)
(写真:左下が03ハンツ11g+アクショントレーラー、右下が03ハンツ14g+アクショントレーラーで!)
ウィードが少ない
今年の琵琶湖はウィードが少ないと言われていますが、少ないながらの釣りを今回のレポートで紹介したいと思います。
「今年はウィードが少ない・・・」
琵琶湖に通われているアングラーなら何度も聞いたフレーズだと思います。
実際、ここ数年と比べると格段にウィードが少なくっていて、場所選びやルアー選択で途方に暮れることがあると思います。
ですが、裏を返せば、例年通りに釣ろうとするのではなく、今年の状況にアジャストさせれば、バス自体が少なくなったワケではないのでちゃんと釣ることが出来るはずです。
というワケで、9月現在のぼくのアジャスト方法を紹介すると・・・
ウィードが「少ない!」ですべてを片づけてしまうのでなく、「少なくても多い場所」を見つけるようにします。
で、そのときは「浅いレンジのカナダモ」に注目してください。
実は「浅いレンジ」2m前後には、場所によってはかなりの量の「カナダモ」が生えていて、暑い8月にその中に身を潜めていたバスやブルーギルがいるのです。
そして、そんなバスやブルーギルが水温が下がりだした9月に、カナダモの上に出てきてフィーディングを行ったりするのです。
ハナから「ウィードが少ない」「だから釣れない」なんて想いでいたら、こういったことに気が付くことなく、ウィードの少ない場所で、「去年まで」のウィード山盛り状態の釣りをして「あ~釣れない」なんてことなってしまうワケです。
ということで、浅い2m前後のレンジにあるカナダモではどんなルアーを使用するのか??
ぼくは「ブレードジグ3/8oz.」を使っています。

理由は定かではありませんが、そういった場所で効果のありそうなスピナーベイトやバイブレーションはあまり反応がなく、「ブレードジグ3/8oz.」にアタリが集中するのです。
しかも、かなりの高速でリトリーブするのがよろしいらしく、カナダモの中から高速で泳ぐブレードジグにアタックするバスを目視することができますよ。
きっとカナダモの上をエスケイプしながら泳ぐブルーギルに見えているのかもしれませんね。
そんなことで、今年の9月は異常なまでに「ブレードジ3/8oz.」に反応があるので、ぜひとも琵琶湖釣行の際はお持ちくださいね。
で、この釣り方はカナダモが減少しだす10月末頃まで有効じゃないかと、ぼくはにらんでいます。

琵琶湖バスフィッシングガイド奥村哲史オフィシャルサイト
<リンクは
こちら>
i-Waverの釣れるヒミツ
朝晩は涼しさを感じることも多くなり、秋の気配を感じるようになりました。
今回はO.S.P初のi字系ルアー「i-Waver」の釣れるヒミツを徹底解説したいと思います。
ここ数年のフィールド状況
ここ数年、レンタルボートの整ったフィールドの人の多さは慢性的で、その傾向は、魚のコンディションが良い場所やアクセスしやすいフィールドほど顕著といえます。
私がよく行く関東圏のフィールドは、平日であっても休日と勘違いする程の人手であり、人為的プレッシャーは常に高い状態です。
常にそのような状態なので、逆にプレッシャーは気にする要素で無くなっているほどです。
一方で、そんな人の多いフィールドほど、釣果情報を多く見聞きするものです。
特にネットを中心とした情報網はよりタイムリーで詳細な状況を伝えてくれます。
便利である反面、釣れてるフィールド、エリア、ルアー、タイミングまでもが誰でも解ってしまうため、バスが良い状態でルアーを追っていても、短命なパターンに終わることや、バスがシビアにルアーを選ぶ状況に収束していきがちです。
すなわち、「人が多いほど、より多くの情報を生み出し、更に人を呼ぶ」と言えるでしょう。
実際には、バスのやる気があっても非常にセレクティブになってしまい、「もうちょっとの所でルアーを見切る」ことや、「ハナから無視される」ことが多発するようになります。
「セレクティブになる」と言うことは、「実際のベイトとルアーとの違い」を見分けているということです。
バスがルアーを見切る要因として挙げられることは、ルアーのサイズ、ボリューム感、カラー、アクション、スピード、匂い等が挙げられます。
通常これらの要因はバスがベイトを捕らえる際に、「バスが頼りとする刺激」になっているものでもあります。
通常のルアーチョイスにおいても、この要素を的確に捉えたルアー選択を行うことで、より釣果を伸ばすことが可能になります。
「このカラーが抜群に効く」だとか、「速巻きに変えたら連発した」とかは、まさにこういったことでしょう!!
しかし、繰り返しルアーが近くを通ったり、実際に釣られることによって、バスが極度のセレクティブ状態に陥ってしまうと、バスの反応する要因の幅が狭まり、よりシビアになると言えます。
このような状況下では、プラグであればリップによるアクション、ロッドワークによるイレギュラーなアクションさえも、バスが「実際のベイトとはかけ離れたモノ」と認識していきます。
特にバスのスイッチが入るきっかけとなる、ベイトが逃げる瞬間の加速力や逃げ回る軌道はルアーでは到底再現出来ないものです。
そこで「ルアー的なアクションがバスに見切られるなら、ルアー的なアクションを無くしてしまえばよい」と言うワケ!
そこで、「i-Waver」の登場です。
(写真:関東でマッディーレイクとしてメジャーな印旛沼でキャッチした52cm。使いどころさえ合えば、フィールド問わず釣果をもたらしてくれます。)
バスを釣る為の構造
i字系ルアーの狙うところは、「バスが見切る要素をいっさい排除する」であると言えます。
つまりアクションの違いで見切ることをさせず、「気になるが見切れない状況」を作り出し、追尾した末にバイトしてしまうという具合です。
理想の引き方は、出来る限り一定スピードで、ルアーのボディがブレないように引くことがバスの関心を最大限高めることになります。
しかし人間側は一定速度で巻いているつもりでも、バス目線では細かなロールやリーリングによるテールのブレはどうしても起きてしまうことです。
この問題を解決するのがi-Waverの特徴であるジョイント構造。
ジョイント構造は本来、ハードボディに関節をつけることで動きを艶めかしく魅せることが狙いですが、i-Waverのジョイントボディの狙いはむしろその逆で「動かさないためのジョイント」なのです。
リーリングのブレや波風がラインを引っ張ることによる不自然な動きを、ジョイント部分が吸収することでボディ後方に伝えない働きをし、バスから見た不自然な動きを抑える効果を発揮します。
とはいえ、ラインテンションを一定に保って巻くことや、ロッドポジションを定位置に保持することは重要なことであります。
そしてi字系ルアーの宿命として、最後の最後に追尾して食うかどうかが一番の難しさ。
そこで最大の特徴であるi-Waverに搭載された超繊細な極細テールヘアーの効果は絶大であります。
デッドスロー引きでも小魚が艶めかしく水をゆっくり蹴るような微細なアクションを生み出し、思わず口を使わせることが可能です。
その証明として、ギルがテールをついばみ、引き込むことの多さが挙げられます。
その頻度は匂い付きワームを使っている時と変わらないほど。躊躇なく追ってきて引き込む様子を見ていると、明らかにギルが何らかの生命体として判断しているとしか考えられません。
またバスのバイトの仕方は様々ですが、追尾して食う時ほど、軽く咥えることが多くなります。
この為にミスバイトやバラシが多くなるのもi字系ルアーの宿命とも言えます。
トリプルフックは通常しっかり誘えるテールヘアーがあった上でルアーサイズを考慮すると、フック数は1つになりがち。
しかしi-Waverはトリプルフックが2個搭載され、小さなバイトも取りこぼしなくフッキングに持ち込めます。
当然フェザーやフックの絡みを最大限排除した設定となっています。
(写真:桧原湖での釣行でも。)

i-Waverのバリエーション、SSSとF
さて、SSS(スーパースローシンキング)に加え、今回新しくフローティングバージョンが発売となりました。
浮いているモノに興味を示す時や止めていないと見切る時、ラインの存在を激しく嫌う時など私がどうしても欲しかったタイプです。ボディー内のウエイト配置も、フロント部分が頭下がりになるようなバランス。これは水を掴みやすくすることで移動距離を抑えられる設定です。
またこの設定はi字系でありながらちょっとダイブさせたり、波紋を立たせバスに気づかせる小技も可能です。
更にテールヘアーの量はSSSの2倍となり、水面で完全に止めていても常に艶めかしい繊細な動きで誘い続けます。
この効果は細かなパーツの付いたワームをボトムで止めていても、わずかにパーツが動きバイトを誘えるのと同じことで、他のプラグにはない特筆すべき性能と言えます。
使うロケーションは水がクリアであまり波立っていない時がベストなのはもちろん、SSSと同じように、何をやっても反応が無い時や、激しくボイルしているのにルアーだけ食わない時などが有効です。
何時でも使える万能なルアーでない反面、これでしか反応しないという状況があるのも事実。
最初はi字系ルアー特有の使い心地の無さに半信半疑になるかもしれませんが、独特のチェイスやバイトの仕方は病みつきになるはずです。是非お試し下さい。
(写真:i-Waverだからこそ捕れる魚がいるはずです。ぜひ、試してみて下さい。)
毎年9月恒例「小貝川」釣行で・・・
こんにちは、川村です。
先日の休みには毎年9月恒例、一年で一番楽しみにしているといっても過言ではない小貝川に行ってきました。
前々日にけっこうな雨が降ったため、流れはかなり速く、水も泥が舞うほど濁っていましたが、こうなるとブッシュなどのカバー、もしくは流れ裏の反転流に狙いを絞り込めるため、むしろよく釣れたりします。
しかし釣り方はちょっと限られてしまって、カバーの中に放り込めるテキサスリグとカバージグの独壇場にはなってしまいますが。
で、ウキウキで乗り込んだ実釣ですが、これが以外にも釣れない・・・。
といっても、毎年この時期の小貝は2人で50本とか釣れていたので、それに比べれば、ですが。
「バスがいない」と感じるほど。それでも2人で12本、45アップも2本出ましたから、普通であれば全然悪くないんですけどね。
(写真上段:小貝川でドライブクローは定番ベイト。ザリが出てくればもっと釣れるはず!)
(写真左下:ドライブクローではライギョも釣れました。スイミングさせてきたら追いかけてきて「バクッ!」)
(写真右下:ドライブクローは3inと4inがメイン。こちらは4inで。)

釣れるときは「落ちパク」で居れば食ってる感じだけに、今年の小貝、魚影が心配です。
減水期名物のザリも見ませんでしたし・・・近いうちにまた行きたいと思います。
で、この日の釣果はチューブワームとドライブクローのテキサスリグ。
この2つはカバーの密度とアピール力で使い分けますが、この日は使ってみたかったチューブワームがあって、ヘビーなブッシュの真上からリグを放り込むような使い方においては、チューブのスリ抜けの良さはあらためて素晴らしい!!
そしてドライブクローはもはや小貝川でも定番ベイトで、数を釣るにしてもサイズを狙うにしても毎年活躍してくれています。
小貝はザリがメインベイトであることも大きいですが、込み入ったブッシュカバーに潜むバスへのアピール力(フォールバイトの多さが物語ります)。
オーバーハング下のシェードなど、岸際やカバーの中から離れたところにいるバスもパタパタスイミングで拾っていける便利さ。
ちなみに、キツいカバーを攻めるとき、スナッグレス性能を高めるには、ドラクロを裏返しにフックセットし、フックポイントをスリットの中で埋め込むといいですよ。
さて、話は変わって霞のW.B.S.プロトーナメント。
最終戦を前にして、年間トップはO.S.P社員の草深さんで、2位がプロスタッフの橋本タクヤさんでした。
僕は草深さんのプラクティスに同船させてもらいましたが、年間1位に向けて視界は良好に感じました。
(写真上;こちらは草深さんとのカスミで。ドライブクロー4inのヘビキャロで。)
(写真中段左:3デイズでも活躍したジグスピナー+ドライブスティック4.5inでキーパーサイズ。)
(写真中段右:草深さんもグッドサイズをキャッチ!!)
(写真下段:ブレードジグ+ドライブスティック4.5inではキロオーバーがヒット!)

このレポートが更新されているときにはその結果も出ていることと思いますが、W.B.S.の年間1位獲得を目指して時間とお金を費やし、地道な努力をしてきたことを知る身としては、他人事でいられない身が引きしまる思いです。
それでは今回はこんなところで失礼します。あ~ドキドキする!
(写真上:プラクティス中、タクヤさんに遭遇。)
(写真下:どちらが勝つか。それとも??最終戦は2デイ、どうなるか分かりません。)
ブレードジグの使用法
こんにちは、香川の坂本です。
今回はブレードジグについて私なりの使い方、有効だった例などを交えてお伝えしたいと思います。
必ず釣り場に持って行くルアー「ブレードジグ」
ブレードジグは発売当初からO.S.Pホームページ内での『今週のグッジョブ』や、雑誌等の釣果報告において各地で猛威を振るったルアーではないでしょうか??
今となっては多くのアングラーが、必ず釣り場に持って行くルアーの一つになっているのではないでしょうか?
実は私もその中の一人でして、必ずブレードジグタックルは常に用意し、今となっては無くてはならないルアーとなっております。
そんなブレードジグの最近有効だった使い方として・・・。
我が四国も最近まではゲリラ雷雨や集中豪雨と、まぁとにかく雨が多く、川やダムなど濁りが取れかかるとまた大雨で、また土茶濁り。
そんな繰り返しで、濁りの中での釣りをする日が非常にに多かったのです。
濁りでの釣りとなると、私の釣りはカバー狙いがメインとなり、そのカバー攻めにおいて、ゼロワンジグ、テキサスリグ、そしてブレードジグ、これらがメインルアーとなります。
濁ったことでカバーにタイトについているバスに対しては、基本的にはジグやテキサスリグを落とし込む「縦の動き」で釣っていきますが、この縦の動きでは反応しないバスと言うのが存在します。
そこで横方向に探れつつ濁りにも強いブレードジグの登場です!

ひとしきりジグやテキサスリグでカバーやブッシュを撃った後、「ここぞ!!」と言う箇所においてはもう一度入り直し、今度はブレードジグでカバーやブッシュの際をタイトに通します。
するとジグやテキサスリグでは反応なかった箇所から「スドーン!!」と出て来る場合があり、今まで逃していたバスを獲ることが出来ます。

ブレードジグの横の動き
この釣り方のアプローチ方法ですが、私の場合、ブレードジグをほぼラバージグ感覚で扱い、キャストもほとんどピッチングで撃っていきます。
着水後もリールをほとんど巻く事なく、ロッドを立ててカーブフォール状態で泳がすという方法です。
バイトが多いのは着水から1m以内。ここが勝負ですね。
濁った状態になると、本来ならバスの目の前にルアーを落としてやらないと気付いてもらえない場合が多いのですが、ブレードジグにはバスを引き出す強い力がありますので、そんな濁った状態であっても横の動きで食わせられる数少ないルアーです。
その特性を活かし、ジグを撃った後のフォローとして私は横の動きを入れていきます。
そもそもこの釣り方をやりはじめたきっかけとしては、・・・皆さん、カバーやブッシュを撃っていて、回収時にバスが追いかけて来た経験ありませんか?
私もそれがよくあり、丁寧に撃ってるつもりでも回収時に追いかけて来る・・・それがきっかけとなり、意図的にその「追いかけ」「エスケープアクション」を作り出す方法として、ラバージグよりハイアピールなブレードジグを使用するという事です。
ちなみにトレーラーはドライブスティック4.5インチやシャッドテールタイプなどを時と場合で使い分けてます。
これから秋になるにつれて、ますますブレードジグの活躍場が多くなってきますので、皆さんもブレードジグを、色々な使い方で試してみてはいかがでしょうか?
時折、秋を感じさせる涼しい風が・・・
日中はまだ茹だるように暑い日が続きますが、夜はだいぶ涼しくなってまいりました。
また、日によっては秋を感じさせる涼しい風が吹く日もありますね。
釣りには釣りビジョン「バスギャラリー」のロケで広島のリザーバーバックウォーターと、あとは高滝湖へと行ってまいりました。
今年の夏は雨が少ないですね・・・霞水系もそうですが、今年の陸っぱりでどこに行っても悩まされるのが「減水」です。
水量がないとバスが陸っぱりの射程範囲に入ってこなかったり(岸沿いやバックウォーターが浅すぎてバスが上がってこない)。
居てくれている少ないバスには極度のフィッシングプレッシャーがかかってしまい、食わせるのもタイヘンです。
バスがやたら怯えきってしまうと、「エサですよ~、食べてくださいな」なんてアプローチが効かなくなります。
特にスレきったバス相手のサイトフィッシングなんて、人影に気づかれた時点でまずエサとして見てくれないですし、それ以前に、わずかな着水音やラインの水切りでバスはサ~ッと逃げていってしまう・・・見えるバスみんながこんな感じだとさすがにツラいものがありますね。
でも今年は行く先々でそんな感じなんです。
で、そんなバス相手にどうにかこうにか口を使わせることができた方法が、ひとつは前回のレポートで紹介したドライブスティック3.5インチによる「フィネスバックスライド」。
もうひとつは、ドライブシュリンプを使ったショートヘビーダウンショットリグによるリアクション一発勝負でした。
フィネスバックスライドに関しては前回のレポートを参照にしていただければと思いますが、フニャフニャと自発的に動きながら、しかもアングラーとは逆方向バックスライドしてくれることが、バスに警戒心を与えないという意味で大きなアドバンテージになります。
リアクションダウンショットでの使用ワームは、僕の中ではこれまでドライブクロー2インチがあればOKと感じていましたが、ドライブシュリンプを使い出してからは、ドラクロのアピーリーなアクションとは違った、ボディを微振動させる繊細な動きには反応するバスがいることを知りました。
広島のロケでも、木の下のシェードに居ることは居てもどうにも口を使ってくれなかったバスが、シュリンプに換えたら一発で食ってきたケースも。
その様子は是非9月26日(水)初回放映のバスギャラリーを見ていただきたいです!!
ちなみに、使用するシンカーウエイトは5~7gといったところで、スピーディーなフォールでバスの口元へダイレクトに落とし込みます。
さて、ここからより秋らしくなってきてからのお勧めアイテムですが、スピーディーに探れつつもワーム的なエサっぽさも持つブレードジグは常備してソンはないハズ。
ちょっと深めに落ちたバスにボトム付近をスローリトリーブなんて効きそうですね。
流れのあるフィールドでは3/8oz.が使いやすいですが、霞水系のようなシャローフィールドではエコモデルにある1/4oz.が丁度良いですよ。
(写真上段左:こちら釣りビジョン『バスギャラリー』での一発!さらなるデカバスも登場します!)
(写真上段右:ドライブシュリンプのO.S.P動画のロケでの一発!!これまたデカバスです。ちなみに9月中頃にはドライブシュリンプの解説動画を公開予定ですので製品の発売と同時にお楽しみに!)
(写真下段:ちょっと分かり難いですが、ブレードジグ+ドライブスティック4.5in.を丸呑み!!)

そしてボートであれば、ブリッツEX-DRは相当便利で釣れるルアーだと思います。
何たって、ディープクランク用の専用タックルがなくとも、シャロークランクなんかを使っていたMLクラスのロッドで問題なく使えてしまうところがイイ。(引き抵抗がディープクランクとは思えないほど軽いため)
昨年も秋に、シャロークランク用のグラスロッド(ブラックレーベルFM661MLFB)で使って5~6連発した日がありましたし、今年もスティーズブリッツ(低弾性カーボン素材のMLパワー)にパッと付け替えて3連発など、「ちょっと深めを広範囲に探りたい」なんてときには、勝負も早いしとってもラクチンです。
(写真:ブリッツEX-DRで私も草深さんもグッドサイズ連発です。)

それと、話は飛んでしまうのですが、今年のW.B.S.プロトーナメントも残すは最終戦のみとなったところで、年間1位はO.S.P社員の草深さん!!
そして先日の第4戦で3位入賞し年間成績もググッと2位まで迫ってきたのがO.S.Pプロスタッフの橋本卓哉さん!!
社員 VS プロスタッフ、最終戦はこの2人の一騎打ちの様相ですが最終戦は2DAYですから何が起こるか分かりません。
草深さんは、「最終戦も優勝を狙って全力でいくのみ」とのこと。
果たしてどちらが勝つのか??それとも・・・?
最終戦がとっても楽しみです。
最後にイベントのお礼を8/18のキャスティング市原店様でのトークショーに来てくださった皆様、ありがとうございました。
茂手木さんのトップ50ウイニングトークに、オリキンも駆けつけ(ほぼ最後だけでしたが)とっても賑やかなイベントでした。
今年はまだあと2回ほどイベントの予定がありますので、また近くなりましたら告知させていただきたいと思います。
それと、日頃お世話になっているサスペンドの小松さんが、旧吉野川で釣り大会を開かれるそうです。
お近くの方、是非参加してみてはいかがでしょうか??今回はこんなところで失礼します!!
写真提供:キャスティング様(写真上:市原店様での集合写真!)
(写真下:サスペンド小松さんの釣り大会要項です)
秋の季節を感じながら・・・
朝夕は秋への季節の移行を少しずつ感じられるようになってきました。
しかし日中はまだまだ残暑厳しい日々・・・バスもなかなか手ごわいですね・・・。
i-Waver74Fの実釣レポート
さて、私の手元に間もなく発売の「i-waver74フローティング」のサンプルが届きました。
なかなか厳しいこの高水温な時期だけに、少しでも水質が綺麗で流れがあるエリアなどを中心に早速フィールドへ。
まずフローティングになった為、タダ巻きによるV字の軌跡を残しながらのi字引き。
軽量なルアーではあるものの、スローシンキングタイプより若干ではあるがヘッド部が下がり気味の姿勢となっている為、風で流されにくくされていて使いやすい。
一撃で仕留めたいピンスポット攻略には、高い効果を発揮してくれると思います。
(写真:スローリトリーブでキャッチした48cm)

またテール部の特殊繊維ヘアーがSSSタイプに比べ多め(2倍)にされており、この時期多様する水面ピクピク使いにも艶かしい動きが更に増していい感じです!!
この使い方ではジョイントボディであるために、シェイクではボディがフラッシングしてくれるので、小さなルアーではあるものの、魚を浮かせる効果は特殊繊維ヘアーの効果と相まって更に高まっているかと思います。
流れがあるエリアなどはドリフトで送り込んだり、ピンスポットでは細かくシェイクで誘い出したり、プレッシャーの高いエリアでは放置してみたりと、色々な使い方も出来るし、集魚力は五十嵐プロの動画でもかなり高いことが分かります。
↓五十嵐プロのi-Waver74SSSの実釣動画
(写真:こちらは水面シェイクにてキャッチした47cm)

まだ使いはじめて僅かでありますが、「このルアーじゃないと」と思うシチュエーションは結構あります。
意外な裏技もO.S.Pワーム開発担当のK氏が教えてくれたので試すのが楽しみです。
これからの荒食いパターンにも是非!!
(写真:リザーバーにて、ボイルしているバスを一撃!)
フロッグでの夏のシェード攻略
和歌山の辻井です。
早いもので、暦の上ではとっくに秋ですが、体感的な灼熱は9月末頃まで続くでしょうか・・・。
夏の日差しを遮る木陰が何とも心地良く、バスがシェードに入るのもよく分かりますね。
今回はそんな夏のシェードを攻略する一つの方法として、スピンテールフロッグを紹介します。
新製品スピンテールフロッグの威力
フロッグゲームといえば、マットカバーの下から豪快に突き破るシーンを思い浮かべるように、ヒシモ等の水生植物や、ゴミ溜まり等、主にマットカバーでの使用が挙げられます。
このようなマットカバーではバスからどのようにルアーを見ているのでしょうか?
カバーが濃くなると、恐らく見えていません・・・ですがバスは猛然とバイトしてきます!
このようなカバーゲームでは、食物になる生物が「居る」と感じさせる事が大切で、気付いてもらえない事にはお話にならないのが弱点です。
特に小型のフロッグでは少しカバーに厚みが出てしまうと全く反応が無くなってしまう事もあると思います。
スピンテールフロッグは、比重の高いブレードを高い位置にセットする事で重心が上がり、マットカバーを下方向に、より強く押す効果が高まっています。
さらにブレードが僅かにカバーの下に垂れ下がる事で、ルアーの本体をカバーに隠したまま、生命感を水面下にアピール出来ます。
イメージとしては『頭隠して尻隠さず』という言葉通り、カエルの脚だけがカバーの下に出ているような状態です。
このようにカバーの押しとブレードによる異なった2つのアピールによる相乗効果によって、コンパクトサイズのフロッグの弱点をカバーするどころか、むしろハイアピールで攻撃的なフロッグに仕上がっているので!
そして、スケーティングフロッグ譲りのすり抜け性能を活かした、アシ奧やティンバー攻略!
すり抜け性能を追求したフロッグの多くは、オープンウォーターに出てしまうと全く誘いが効かなくなってしまう事が多いのですが、スピンテールフロッグは太いラインを使っているにも関わらず、首振り性能にも長け、更に只巻き時にはテールのブレードの回転によりフラッシングやスプラッシュを伴いバスを誘ってくれます。
また、実釣においてまず最初に感じるのはキャストアキュラシーでしょう。
スピンテールフロッグは、ブレードが後方に装着される事により重心がより後ろにくることで、キャストの安定性に繋がっています。
これは同時にカバー攻略には欠かせないスキッピング性能の高まりとなり、より簡単にオーバーハングの奥へとルアーを送り込む事が可能になっています。
バイトを量産
そしてバイトの多さ!
先述した通りのカバーの押しとブレードのチラ見のダブル効果!
カバーの外でも首振り&ブレードの回転による誘い。
フロッグとして使える使用範囲が広く、ルアーを持ち替える必要がなくカバー攻略をメインにしつつ、カバーの外にいるバスにもアプローチしていけるので、釣りにリズムが出てきます。
また、特にマットカバーにおいてスピンテールフロッグのスタックの少なさは、溶接リングに繋がるアイ&溶接リングが大きく関係しています。
フロッグにはメインのアイが縦アイの物と横アイの物がありますが、横アイのフロッグでは、マットカバーの僅かな段差にダイブしていく形でスタックしてしまう事があります。
スピンテールフロッグは縦アイで引っ掛かりそうな時もベクトルが上方向へと滑る形で乗り越えてくれます。
さらに首振り等、特にオープンウォーターでの操作性に直結するのがラインを結ぶ溶接リングです。
本来であればスプリットリングやスナップを使うのでしょうが、カバー攻略においてスプリットリングやスナップではライン噛みのトラブルや、小さなゴミを拾ってしまうトラブルの原因になります。
小さな事かもしれませんが、釣りをしている時のストレスが驚くほど違いますよ!
驚異のフッキング率
そして最後にフッキング率!
フロッグゲームはビッグフィッシュしか釣れないという裏返しとして、ミスフィッシュの多さ(バスのサイズが小さくなるほどノリにくい)が挙げられますが、スピンテールフロッグは違いました。
なんとレギュラーサイズが次々と・・・真夏の真昼間。

半日だけのフロッグゲームにも関わらず20本超のバスをスピンテールフロッグで釣ることができました。
中にはフックに掛からずブレードだけを口にしたままボート脇まで寄せてきたバスもありました。
ビッグフィッシュのバイトが無かったわけではありません。。。
実はこの時、私が使っていたタックルというのが6.3ftのMパワーのフロロカーボン12lb.を使用という、フロッグのカバーゲームにはあるまじきライトなタックルだったのです。
カバーゲームを考慮に入れずタックルを用意してしまった為に、ビッグフィッシュがバイトしても思い切ったフッキングが出来ないばかりか、フックアップしてもカバー、から抜き出せない憂き目に遭ってこのような結果になってしまったのです・・・。
私が普段カバーゲームに使うタックルは、やや粘りのある66MH~70Hで、根ズレに強いフロロカーボン4号を使用しています。
カバーゲームに66MHではやや物足りないという方も多いかもしれませんが、何よりもキャストアキュラシーを重視するようなオーバーハングのスキッピングゲームも多く、カバーの中に潜り込んで釣る際はロッドが長すぎるとロッドが引っ掛かって釣りにならないケースもあります。
極端なケースでは58Mロッドにラインだけフロロ4号という事もあります。
フィールドの条件に合わせたセッティングでカバーに立ち向かってみて下さい!
また、前回のレポートで紹介しましたドライブスティック6"ノーシンカーや、秋への変遷期に効果的な03ハンツ9g+アクショントレーラーでグッドサイズが釣れ始めています。

友人の14gフットボールのトレーラーには4インチドライブクローです!!
これからの時期、是非お試しください!
エビ好き!
桧原湖で代表的なメインベイトといえばワカサギ、ウチダザリガニ。そしてそして、『エビちゃん!』
いまが旬
みなさんこんにちは。暑い毎日いかがおすごしでしょうか?
高地にある桧原湖は涼しいですよ~!さすが避暑地。
まぁ、涼しいといっても下界よりすごしやすいって事で、やっぱり桧原湖もしっかり夏です。
バスもスポーニングが終わり、体力を回復して来たこの時期。
バス達のご馳走となるのがエビやハゼ類のボトム系のベイト。
となると~・・・ドライブクローにシンクロの出番です!

狙いどころは結構色んなところ。アバウトでスミマセン・・・(笑)
と言うのも今の季節、結構スモールは広範囲に出没していて、シャローに居残って食いまくっているヤツや(これが結構デカイ!)
縦ストにサスペンドしているヤツとか(これもデカイ!)、普段深めのレンジにいてフィーディングでミドルレンジや、ハンプトップに上がってくるヤツとか(コイツもデカイ!)。
この時期はバスの居るレンジをしっかり掴むことが大切です。

ウィードやボディーウォーターに絡む6~8mを基準に探していけば大外しは無いでしょう。
ドライブクローのお勧めリグは、ライトキャロやスプリットショット(勿論シンクロのトレーラーも)。
私は普段リーダー長めで1mぐらいはとるのですが、ウィードやストラクチャーに引っ掛けてリアクションで食わせたい時はその半分ぐらいを目安にしています。
そして基本ボトムズル引きでオッケーなのですが、必ず試してもらいたいのがフォールとスイミング。
浮いているスモールはデカイです。ドライブクローは、このフォールとスイミング時の姿勢がバツグン!なんですよね。
何気にキャロライナリグでフォールやスイミングさせると、くるくる回ってしまうワームって多いんですが、ドライブクローは爪とレッグパーツをブルブルプルプルさせながら、しっかりバランスを崩さず水平に泳いでくれます。
みなさんエビが逃げる姿を観察したことがあるでしょうか?エビって(ザリガニも)瞬間的にピッと移動しますが、その後落ちてくる時って水平にゆっくりフォールして来ますよね。
このタイミングなんですよね、バスが惹かれるのって。
ドライブクローはこのタイミングにしっかり水平フォールすると共に、各パーツが自発的な波動を出しますので、バスにとってはヨダレもんなんでしょうね~。
実はこのドライブクロー、今が旬とはお伝えしましたけど、春から水温が低下してバスが完全にディープのワカサギの群れに付くようになるまで
桧原湖メインシーズンの、ほとんどの状況で活躍してくれます。
みなさんも桧原湖に釣行の際は、各サイズ忘・れ・ず・にです。
エッ!ドライブクローはクロー(ザリガニ)でエビじゃないって・・・。
ちなみにドライブエビ(シュリンプ)!の最終プロトは、桧原湖でもスモールに大人気です。発売までお楽しみに!
夏の桧原湖攻略
皆さんこんにちは!
僕のホームレイク桧原湖では、ようやく本格的なサマーパターンの突入です!
桧原湖のサマーパターンには・・・
桧原湖は、標高が800mに位置する湖なので下界の湖よりも1カ月ほど遅れて季節がやってきます。。。
現在は水温が28度前後、昼間の気温は・・・とろけそうな程暑いです!木陰で休憩でもしながらでないとヤバいです。。。
夏場は特に気をつけなければなりませんね。夏とは言え、朝夕は時々肌寒い事があるので注意が必要ですが・・・。
こうなってしまえば冷水を好むといわれるスモールマウスは、一筋縄では口を使ってくれなくなりますね~。
こんな状況で狙うポイントと言えば、日陰かディープレンジがセオリーですが、日陰になる場所はオーバーハングしている中・ブッシュの中・岩陰など。そして忘れてならないのがグラスの中!
夏の定番とも言えるグラスエリアはバスにとっては最高の場所なんです!
その訳は、ズバリ"シェード" & "ベイトフィッシュ"が大半です。。。
桧原湖の今の時期、バスのメインベイトはエビです。
実際にグラスエリアから釣れるバスはエビを大量に吐き出します!
この光景を見ると、グラスの中にはかなりの量のエビが生息しているのが分かります。
バスにとってはもちろんパラダイスでしょう。。。餌があり暑さも凌げる、その上外敵から身を隠す事が出来ますからね~。
このグラスを釣る場合には中とエッジの2通りがありますが、攻める場所によってフックを変えてやると効率がUPします。
まずエッジを攻める場合には"掛け重視"仕様で、ワッキーフックをそのままセットします。
そして中を釣る場合ですが、ガード付きのマス針かフックポイントを隠してスナッグレス性を高めます。。。
そしてフォールスピードを速くしたり遅くしたりする為に、シンカーの重さを変えるのが通常ですが、フックのセットポイントやシンカーのセットポイントを変える事によっても微妙な違いが出せるので是非ともお試しください。。。
(写真:ちょっとしたリグの工夫などでも、釣果に現れてきますよ~。)

使用するタックルはスピニング・ベイト共に使えますが、キャスティングで釣る事よりもピッチングやフリッピングで使用する場合が多いので、手返しの良いベイトタックルの出番が多いです。
しかも万が一グラスに巻かれても少々強引にやりとりする事も出来ます。。。
そして使用するワームですが"ドライブクローラー"。ここ最近こればっかりに頼っています。(笑)
グラスの中に落としてやるのには最高で、すり抜け・サイズ・匂い付き・水中での動き・・・今の所このワーム以外考えられません!
口が小さいスモールマウスは小さいワームをセットしがちですが、ドライブクローラーは3.5inでも4.5inでも丸のみしてきますよ~。

グラスの中を攻める場合には4.5inをセットして、バスにワームの存在を気付かせてやるのがいいようです!
こんな感じで桧原湖でも大活躍しているドライブクローラーですが、実はシャローのエビパターンのサイトでも(ノーシンカーリグ)・・・レイダウン・ブッシュ撃ちでも(スナッグレスネコリグ)幅広く活躍してくれていますよ~!
(写真:ドライブクローラーが良い仕事してくれています!)
陸っぱりでデカバスを狙って釣れる夏
こんにちは、川村です。
一年で最も熱い季節を向かえましたね!バテそうにもなりつつも、個人的には最高に好きな季節。
なんたって、陸っぱりでデカいバスを狙って釣れるのが夏ですから!
霞水系にも、高滝にも、牛久沼水系にも「夏ならではの釣り」がありますから、今行かないとまた一年ガマンしなければならないのですが、前回のレポート以降の釣行といえば、ロッド&リール誌のカナモとのあの企画で河口湖に行っただけ・・・
「夏が終わってしまう~!!!」とけっこう焦り気味。
しかし、金森隆志相手に勝負することの恐さをあらためて思い知らされた釣行でしたね・・・。
さて、僕が毎年楽しみにしている、「夏ならではの釣り」とは、流れのある場所での釣りのことで、ボトムが見えているような浅瀬に上がってきているバスを、サイトフィッシングで仕留める釣りなんて大好きです。
ボイルフィッシュにベントミノー。
水面を意識した見えバスにはマイラーミノーノーシンカーやオリカネ虫の水面微波動。
ボトムの見えスレバスにドラクロ2inショートダウンショットの口元跳ねリアクション、スモラバやワームを嫌うバスにハイピッチャーのカーブフォールなどなど、ワザの繰り出し甲斐がありますが、今年はさらに、サイトでのアイウェーバーも試したいし、先日開発を終えた新作ワームのドライブシュリンプなんて、あの動きで落ちてきたら食わないわけがないし・・・
まあ行きたい釣り場もやりたい釣りも沢山あるのですが、この酷暑においても、個人的に今一番信頼性のある食わせ方といえばコレ!
「フィネスバックスライド」です。
「ナニソレ?」とお思いの方もいるかと思いますが、ようはベイトフィネスタックルを用いて、一口サイズの高比重ワームをシェードの奥に向かって滑り込ませる釣り方です。
通常であれば、MH(ミディアムヘビー)クラスのロッドに14lb.ラインを組み合わせたタックルに、ドライブスティックの4.5in&6inでパワフルにいきたいところなのですが、30度超えの高水温にハイプレッシャーのWパンチとなると、さすがに食わないバスもいるもんです。
しかし、このフィネスバックスライドは食いますね。
おまけに見えバスにも強い!
カバーとの距離感を気にせず、タイトにアプローチしていくためにはそれなりの対応タックルが必要にはなりますし、その際に使う10lb.ラインでは、カバーにおいて無理が利かなくなるデメリットもあるのですが、その効果は本当に明らかです。
参考までに、僕がこの釣りで使っているタックルですが、
ロッド:スティーズウエアウルフ or ブラックレーベルPF6101MLFB
リール:T3エアー or アルファスフィネスカスタムK.T.F.
ライン:フィネスブレイブ10lb.(フロロカーボンライン)
ルアー:ドライブスティック3.5インチ
フック:FINA252(ストレートフックでFPPストレートより細軸)の2/0
自作でワームズレ防止のストッパーを付けたもの。フックの太さ的に、現行品ではガマカツの310が該当。
と、通常のカバー撃ちタックルよりは1~2ランク、ライトな道具立てになります。
(写真上段:カスミ水系にて、ドライブスティック4.5inのバックスライド。フォールでパクリ)
(写真中段の左:ドライブスティック3.5in、ベストなバックスライドセッティングです。)
(写真中段の右:フックは細軸めのストレート、FINA252 にストッパーを付けたもの。ストッパーの位置はこの辺が丁度良いです。)
(写真下段:この釣りに欠かせないベイトフィネスタックルです)

これは、
・軽量なリグを滑らかにカバーへと送り込むために、スプール回転が軽いうえ、バックラッシュしにくいリールと、ロッドはしっかりとルアーウエイトを乗せてくれるものであること。
・至近距離での力強いフッキングにおいてもアワセ切れしないラインの太さと、ロッドのクッション性のバランスがとれていること。(硬いロッドに細いラインでは簡単に切れる) 逆にいうと、アワセ切れの心配があるタックルバランスで、躊躇しながらアワせるのが一番よくない。
・3.5inになると、14lb.のような太いラインではキレイにバックスライドしない(ラインの抵抗にワームが負けてしまうため)ため、8~10lb.を目安に。
・フックは、MHほどのロッドパワーがあればFPPストレートのような強度重視の太めフックが合うが、ML~Mではそれよりも細軸のフックを使うことでシャープに刺さる。
ドライブスティック3.5inへのフックセットは他のサイズと変わらず、写真参考でOKですが、4.5inや6inと違って、ワームが小さい分軽いので、風や流れに逆らうだけの突進力は弱い。
そんなときは、お腹にネイルシンカー(0.45g~1.0g)を入れると、波風に負けずしっかりアクションしながらバックスライドしてくれます。
あとはバスが潜んでいそうなところに、静かに、ラインはドフリーで(弛ませた状態で)送り込んであげるだけ!
バスが居ればラインがギューッと横走りします。
サイトフィッシングでも、ワームが人間とは逆方向に泳ぎ進んでいくので警戒心を与えにくい。
見つけるやいなや、追いかけていって「パクッ!」っと、思いのほかカンタンに食ってくれることも多いです。
僕らは「やったもん勝ちの釣り」と言っているのですが、タフなときほど頼りになります。
まあ、普通の状況であれば、4.5inや6inのほうが太いラインを使えますし、アピール力があるぶん効率も良いですが。
ちなみに、バックスライドの詳しい釣り方については、今月号のBasser誌「道場」のコーナーで細かく紹介させていただいていますので、興味のある方は是非!
(写真上:こちらは水深2mほどのミドルレンジをブリッツEX-DRにて。3連発でした!)
(写真下段:草深さんはドライブクローラー6.5inのネコリグでグッドサイズを2連発!)

イベント情報
8/4~5に渡り、愛媛県「HUGE-ONE」様のセミナーに来てくださった皆様、ありがとうございました!

品揃えも豊富でスタッフの方もとってもフレンドリーな、とても居心地の良いお店でした。
またお伺いしたいですし、またチャンスがあれば釣りもしてから帰りたいですね。
次のイベントは8/18(土)に、千葉県にあるキャスティング市原プラザ様にて。
先日のトップ50桧原湖戦で見事優勝した茂手木さんのウイニングトークは個人的にも楽しみです。
最後に
テキサスリグ、ネコリグ、ダウンショットリグ、キャロライナリグ・・・ワームフィッシングをマスターするうえで絶対に外すことのできないこれらのリグを、誌面と動画の両面から詳しく解説しています。
ワームの釣りがイマイチ苦手(もしくは上記のリグのどれかが苦手)という方には、とくにお役立ていただけると思います。
今回はこんなところで。
リアクション、プラスアルファのテキサスリグ
チョッと前になるんですが、北の楽園での、テキサスリグの話題をご紹介します。
ライトでリアクション
みなさんこんにちは。毎日暑い日が続いてますね~!数年前まで日本最高気温の記録を持っていた山形は暑くてトロけそう・・・。
今回ご紹介するのは、先日北の楽園へ久々にマイボートを持って大会に参加してきた時のお話です。
マイボートを浮かべて北の楽園の大会へ参加するのは、秋田チャプターが活動を停止して以来ですから実に約10年ぶり。
個人的にかなり楽しみにして行ったのですが、まぁ色々と事件があったとは言え、大会の結果からご報告すると、ドライブクロー4"のテキサスウェッピングでキロオーバーを持ち込んだもののリミットメイク出来ずに大ホゲ・・・。

時期的にはまだアフター・ネストが入り混じっている状態でしたので、私の狙いは葦(アシ)。
それも奥側を10g以上と重めのシンカーでのテキサスリグでウェッピングする展開だったのですが、その大会で優勝した大塚拓選手のパターンは葦の外。
そして重めではなく軽めのライトテキサスでした。
大会上位5名のパターンは葦奥が3人。
葦の外が2人(葦の外でも葦に絡んでいるポイント)でしたが、注目はその釣り方。
この季節、葦に絡むポイントでノーシンカーリグやテキサス・ラバージグをストンと落としてリアクションで食わせるか、ステイで食わせる釣り方は定番なのですが、大塚選手は葦の外に倒れている葦などにリグを一度預けて(軽く引っ掛けて)、そこから再度落としてリアクションで食わせていたんですね~。
前日当日湖上で葦際を見ていても、実はかなりのキロオーバーが居たんですよ。
でも葦の中に入ったり、外に出て来たりニュートラルで食わない・・・。
マリーナの人にも「シャローにかなりデカイのがサイト出来るけど食わないんだよね~、あれ食わせられたら優勝間違いなし」とは言われていたのですが、その通りの結果になりました。
当日終了間際、大塚選手に葦島であった時には、「リミット揃ってません・・・」と言っていたのですが、本当に帰着間際にリミットメイクしたらしく、きっちりリミット3本でウェイイン。
他の上位選手はそれなりに本数を釣っていたようですが、推測するに差が出たのは、意識していたベイトの差。
他の選手はボトムメインでクロー(ザリガニ)を意識したワームを使っていたのに対して、大塚選手は5インチのステックベイト。
シャローでウロウロしていたニュートラル状態のデカバスは、アフターの中でもより回復組み。
きっちり3本でも、他のバスよりウェイトがあったんでしょうね。
実際シャローにはベイトフィッシュがたくさん見られましたが、それを食べているニュートラルなバスに捕食のスイッチを入れさせる事が出来た「ライトテキサスリアクション」の勝利でした。
早速私も表彰式後に反省フィッシング。ものの5分でしたね・・・倒れた葦からライトテキサスを落としてスイミングさせた瞬間・・・アレほどニュートラルで口を使ってくれなかったバスがすっ飛んで来て一発でバイト!!

軽くキロ秤振りきりのデカバスでした。このリアクションライトテキサスにベストマッチなワームは、勿論ドライブスティック!!
ドライブスティックを使うことによって、ワームを何かに掛けて再度落とす時の微妙なロールのリアクションと、スイミングさせた時のテールスイングがプラスアルファされドライブスティックの自発動作コンボがヤル気のないニュートラルなバスに捕食スイッチを入れてくれます。
シンカーのウェイトはストンと落ちすぎず、ドライブステックのアクションをバスにじっくり見せられる5g以下。
お勧めカラーはよりベイトフッシュライクで、リアクションさせたときのロールのフラッシングが活きるツートンカラーが一押しです。
このライトテキサスでのリアクションは、夏場カバーのシェードでボケッと浮いているニュートラルなバスにもお勧めです。
鉄壁ドライブクローの「落ちパクリアクション」と、ドライブステックの「スイミングリアクション」、うまく使い分けて夏の暑さに負けずに釣りに行きましょう!
最後に体験談です
色々事件があったと言うのは、マイボートで参加をかなり楽しみにしていったのですが、前日プラでマイボートのエンジンがスタートして10分も立たないうちに沈黙・・・。
それなりにマリーナから離れた所まで来てましたので、炎天下にほぼ無風の中、実に約7時間湖上で漂流・・・。
大会は友人に同船させてもらって無事出れたのですが(佐藤さんサンクス)、炎天下で漂流する辛さがしみじみ解りましたね~。
一緒に来ていた友人に助けてもらえばよかったのですが、みんな真剣にプラしてましたので邪魔しちゃ悪いと思い、早い時間だったので自力で戻れると余裕だったのですが、灼熱地獄でした(砂漠でさまよった人が、一番最初に水って言う気持ちが理解出来ました)。
みなさんも(ボートアングラーも、勿論おかっぱりアングラーも)この夏場の時期は必要十二分な水分補給できる飲料は持参して釣りに行きましょう。
命あっての楽しいバスフッシングですからね、もしもの備えは忘れずにです。
NBCチャプター山中湖第2第2戦で2位入賞
12年08月03日暑い日が続きますが、皆さん如何お過ごしですか??
今回は先日速報でお知らせがありました、NBCチャプター山中湖第2第2戦の詳細をレポートします。
NBCチャプター山中湖第2第2戦はクランキングでネイティブを・・・
今年は梅雨明けと共に暑いが続き・・・また涼しくなったりと気温差が激しく、梅雨が明けても気候が安定しませんでした。
そんな不安定な季節変化の中で開催されたNBCチャプター山中湖第2第2戦で、ブリッツEX-DRの活躍により、準優勝する事が出来ました!

開催は真夏への季節変化のタイミングであることに加え、大会直前には大雨が降り、急な増水と濁りでタフコンディションは必至な状況でした。
更に、大会当日は3連休の中日で、連休前にバスの放流があった事で、その情報を耳にした一般アングラーで湖上は賑わい、タフコンディションに加え、スーパーハイプレッシャーの中での大会開催となりました。
大会前の情報では、今回の放流バスはサイズが良いらしく、約800g(40cm弱)の個体も混ざり、更に口を使い易い事で多くの選手が放流バス狙いをメインに戦略を立てていたようです。
逆に大型のネイティブバスはレイクコンディションやプレッシャーの為、難易度が高く、厳しい話ばかり耳にする状況でした。
しかし放流バスを釣るには、一般アングラーやトーナメンターで混み合う中釣りをしなければなりません。
私は放流バスを戦略から外し、ハイウエイトを狙いえる大型のネイティブメインの戦略を立てました。
この時期に狙うバスとしてはアフター回復の個体で、4~5mのウィードエリアに身を潜めながらベイトフィッシュを捕食しているバス。
現在の山中湖では一番ウエイトが望めるバスだと思います。
アフター回復バスの有望なポイントとしては、地形変化があり、水通しが良く、良質なウィードが生育している場所です。
この様なエリアには、ベイトフィッシュやバスも多く存在しています。
その条件が整う場所をメインポイントとし、試合を展開する事としました。
大会当日
予想通り多くの選手が放流地点へ向かう中、私は、あらかじめ目をつけておいたポイントへと向かいました。
しかしこの日は朝から南風が強く、風下となるファーストポイントではボートをステイする事も困難な程、湖面は荒れていました。
波風に耐えながら、ドライブクローラー4.5inのネコリグで攻めて行くと、待望のファーストバイト・・・狙いを付けていたネイティブエリアである事から、大型である事を期待しながらフッキングしましたが、上がって来た魚は何と、キーパーギリギリの25cmでした。
風は更に強くなり、風下となるポイントでの釣りを断念し移動する事としました。
実は私が目を付けておいた場所の殆どは風下となるポイントで、この時点でポイントの殆どを失いました。
キーパーギリギリのバスを1本持ちながら、残りの期待が持てる場所を回りましたがバスからの反応は無く、時間も残り2時間となりました。
ここで風向きが変わり、いつもの東風へと変わりました。
このタイミングで、今までバスの反応が無かったライトリグから、強風による濁り(底荒れ)を考慮し、アピールを強める事と、ベイトフィッシュがウィード上の中層に浮いていた為、効率良く狙えるブリッツEX-DRへとシフトし、ウィード上部にコンタクトさせる様に攻めました。
すると1投目で、40cm(1,000g)を超える魚を手にする事が出来ました!
「これはキテる!」と思い、直ぐにキャストを続けると・・・連続バイト!
伝わる手ごたえは、先ほどのバスと同じ様な重さです。
慎重にやり取りし寄せて来ましたが、ジャンプ一発でフックアウト・・・ショックのあまり一瞬頭がグルグルしましたが、気を取り直し攻め続けるも同ポイントではバイトを得る事が出来ませんでした。
残り時間も僅かとなり、ライブウェルの2本のバスを持ちながら、会場近くへと最終のポイント移動となりました。
ここでも、ブリッツEX-DRで攻めます。
魚探でレンジを確認し、ウィードとベイトの濃いエリアを攻めます。
アクションは先程と同じで、ウィードをかすめる程度にコンタクトさせながらキャストを続けると、待望のバイト!
バラシに注意しながら、取り込んだバスは45cm(1,400g)のこれまたナイスなキッカーでした。
(丸飲み状態・・・完全餌だと思ってますね!)

結果は2位で優勝こそ逃しましたが、『持ってる!』ブリッツEX-DRに助けられ、非常にリスキーでしたが楽しい試合でした。
これからは、更に活躍が期待できるシーズンですので、皆さんもお試しあれ。。
(写真:大活躍のブリッツEX-DR。キッカーフィッシュの強烈なファイトでフックが伸びていました・・・汗)

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暑さ厳しい旧吉野川水系での釣り「フロッグゲーム」
こんにちは、徳島の浦川です。
梅雨が明けてからは連日暑い日が続いています。暑いのが苦手な自分にはたまらないです・・・。
はじめに・・・ この時期ともなりますと毎年雨量が多い状態で、大雨により警報が発令される事が多くなっています。
警報発令時は特にフィールドには近づかないようにお願いします。
またマナーやモラルのある行動をお願い致します。
肩身の狭くなってきているバス釣りですので、マナーやモラルに関してのトラブルは更なる逆風になってしまいます。
どうかよろしくお願い致します。
話は戻り、旧吉野川水系の現在の攻略法といえば・・・
昨年もこの時期は雨量が多く、旧吉野川は慢性的に濁っていましたが、今年も6月から濁りが酷く、水温も20度前後をずっと推移している状態にありました。
濁りに加え、今年は異常にウィードが少ない旧吉ですが、そのぶんカバーが非常に好調で、しかもバスが浮き気味であった事もあり、ダイビングフロッグ、スケーティングフロッグ、そして間もなく店頭に並ぶスピンテールフロッグが絶好調でした。
(写真:55cmのグッドコンディションをスピンテールフロッグでキャッチ。)

ただ、濁りや水温の低下によりスポーンから回復しきれていない個体がかなり多かった為、よりピンスポットでの丁寧な誘いが必要でした。
アクションはダイビングフロッグに関しては、やや水深がある場所でのポップ音による集魚効果を生かした使い方、それに移動距離を抑えたテーブルターンをミックス。
そしてスケーティングフロッグは、よりカバーのややこしい場所、つまりはカバーの最奥や浮ゴミ周り、浮ゴミのポケットでの首振りアクションなどで使用しました。
(写真左:ダイビングフロッグでキャッチ。)
(写真右:スケーティングフロッグのブレードチューンで、40cm後半クラスのバス。)

そして新製品となるスピンテールフロッグは、ブレードの取り付け位置が絶妙で、他のハード、ソフトルアーでは浮きウィードなどが引っ掛かってストレスになるような状況でのただ巻き、そしてブレードのフラッシングを最大限に生かしたカバーに吊るしての虫的な使い、そしてピンスポットでのネチネチテーブルターン。
フッキングもブレードのすぐ前にフックがあり、フッキング時にボディがズレやすくなっているためかなりのフッキング率!
吸い込みの弱いコンディションではブレード効果もあり無敵状態でした!!
現在はようやく水温も上がり、水質も回復してフロッグをしっかり目視できているので、よりアグレッシブなフロッグゲームが炸裂しだしています。
皆様も熱いフロッグゲームに是非トライしてみて下さい!!
(写真:フロッグゲーム以外には、ジグ01ストロング)
(写真:そして、直リグブレード仕様のドライブクローで!)
7月上旬の印旛沼釣行記
みなさんこんにちは!関東地方も梅雨が明けて本格的な夏がやってまいりました。
つい最近まで利根川ではプリスポーンのバスが釣れていたり、アフターから回復した元気なバスが02BEATでキャッチできたり・・・。
毎度のことながら安定感にかける春は釣果も不安定で、一時の爆発力はありますがデコを喰らう日もあり。
これは春に限らずではありますが、バスフィッシングの奥の深さを伺えます。
今回のレポートは、7月上旬に印旛沼へ行ってきましたので、その時の模様をお伝えします。
7月上旬の印旛沼は「クランク」!!
この日は晴れのち雨の予報で、梅雨らしい天候に恵まれるハズでしたが・・・。
「今日は絶対フロッグでイケる!」と、プロトのスピンテールフロッグを本湖のアシ際やヒシモを中心に撃っていきます。
同船者とは「今にも出そうだね!」 とエリアを変えるたびに話していたほど雰囲気はいいのですが、何故か出ない!
そこで今度は、比較的水がきれいで安定している新川に入り、アシ・矢板・インレット周りでのウエッピングを試みるも、ショートバイトが数回あっただけ。
そうこうしているうちにいつの間にか太陽が登りきろうとしていて・・・当初の2人の甘い目論みは軽く打ち砕かれてしまいました。
これまでの展開から一旦頭をリセットし、同じ新川エリアの風の当たるアシ際をブリッツで流して行くと、なんとすぐに答えが帰ってきました。
後から思えばセオリー通りの釣りではあるのですが、朝の僕たちの頭は完全にフロッグに洗脳されていたので、基本から遠いところに行っていましたね。
この直後、2人ともバイトラッシュがありましたがフッキングせず・・・ショートバイトなのはカバーの中も外も同じで、何匹かのスクールに当たると連発する感じでした。
次に、アシ際にフォールさせる縦方向のアクションで狙うために、ルアーをブリッツからハイピッチャー1/2oz.にシフトしもう1匹キャッチしたところで、
やはり気になるアシの奥を再度チェックすべく、ウエッピングで果敢に攻めるも、同船者がワンバイトを巻かれてバラしたのみ。
どうもカバーがイマイチなので、再びナチュラルバンクに変わるストレッチをブリッツで流し始めると、浮きゴミ越しに着水させたブリッツが、倒れたゴミを得意の月面宙返りでクリアし、再び泳ぎだした瞬間に「グググ~ッ!!」とロッドが絞り込まれました!
なかなかジャンプしてくれない印旛のバスなのに2度もジャンプ!
しっかりと、いなしてからランディングすると51cm(約2,300g)のビックバスでした。

時間帯は真昼間・・・正直驚きましたね!
浮きゴミをかわした直後の泳ぎ出しでのビックバイトなんて、泳ぎ出し抜群のブリッツらしくていいですよね!
カラーはハイライト&濁りという状況だったので、白っぽいシルエットのスカイブルーシャイナー。
濁りが入っている状況でのカラーセレクトは、クランクベイトでもスピナーベイトでも白か黒が基本です。
これでローライトであればチャート系が断然強いですが、ハイライト下ではぜひ試していただきたいカラーです。
結局この日はブリッツがハマって8匹キャッチ!

同船者もドライブクロー3インチとドライブスティック3.5インチの1/8oz.テキサスリグでアシの中から2匹引きずり出しました。
朝のミステイクさえなければもっと釣れたと思うと若干の悔いは残りますが、50UPも飛び出し大好きな巻物もハマってくれましたから、「終わりよければ全てよし!」ですね。
(写真右下:ハイピッチャー1/2oz.TW ヴィヴィットパールホワイト)
2012JBTOP50第3戦桧原湖にて優勝
優勝のO.S.Pプロスタッフ?茂手木祥吾よりコメントが届きました。(by net担当)
2012JBTOP50桧原湖戦で優勝出来ました!
皆さんの応援のおかげです!!
昨年の不甲斐ない成績を何とかすべくでがむしゃらに練習して勝ち取れた優勝ですが、周りの多くの方に応援されてここまで来れたのもまた事実です!
お店や会場での皆さんのひと言ひと言の応援を噛みしめてがんばって来られました!
ありがとうございました!

並木さんのブログを読んで知っている方もいらっしゃると思われますが、シーズン前に並木さんよりトーナメンターとしての話をされました。悪く言えば説教ですかね(笑)
なにげに付き合いも長く、兄貴分の様に接してくれてますから、たぶん皆さんが見るヒーロー並木敏成の声のトーンとはまた違うドスの効いた声でねw
でも、これは僕にとっては神の声と言いましょうか、がっつり人生に染みました。
ほんと、僕らトーナメンターは成績が何よりです。
自分という存在を評価されるのに一番中心に来るのがトーナメントの成績ですからね。
その結果が出ていなければ、価値などありません。
そして、その価値こそが僕らがバスプロという人生をやっていける原動力でもあれば、リアルな話、活動資金価格でもあるわけです。
車で言えばガソリン。ガソリンが切れれば動けませんからね。
昨年の成績から与えられるJBゼッケンですが、今年はその最後尾の60番を背負ってのスタートはけっして気が楽な物ではありませんでした。
もちろんそれは応援する側でも決して気持ちの良いわけではなかったでしょう・・。
しかし、それで腐るわけにはいきません、すねてる場合でもありません。
本気でやる!
僕が二十歳の頃、並木さんの本と出会いました。
それはO.S.Pファンの多くの方が知っている本だと思いますが、並木敏成の半生が書かれている本。
それを読んだ僕は簡単でした。
タイミングを見計らって会社人を辞め、好きなことをして生きていこうとこの道を目指しました。
もちろん本気でした。これで食っていこうというのですから。
練習して練習して勝ち取った当時のNBCの盾は今も大事に保管してあります。
今は日本一の大舞台「TOP50」が戦場です。簡単ではありません。
今一度初心に返り、一から自分のスタイルをたたき直しました。
フッキングからバスとのファイト。ルアーセレクトの慎重度、ボートの操船テクニック。
時間はかかりましたが、今まで時間がないと思って出来なかったことも、今自分が何をやりたいかを考えれば時間とは出来る物でした。
そういう意味では、今回の優勝は本当に嬉しかったです。
だからすぐに並木さんに電話しちゃいましたね!兄ちゃんやったぜ!!みたいな感じで!
まだまだ、シーズンは折り返し地点ですし、やりたいことは沢山あります。
もっともっと練習して強くなるので、見守ってください!
本当に皆さんの応援に感謝した1勝でした!
引き続き応援の程、よろしくお願いします!!
バスシーズン最盛期、取材テンコ盛りツアー
W.B.S.3デイズ以降は取材でアチコチと釣りをさせてもらっています。
シーズン真っ盛り、熱い釣りを堪能!前回のレポートでお伝えしたW.B.S.3デイズ以降は取材テンコ盛りツアーで、九州は大分県、四国は香川県、そして霞取材も2連発とアチコチで釣りをさせてもらっています。
そしてさすがバスシーズン最盛期だけあって、そのどれもが熱い釣りを堪能することが出来ました。
その様子は、是非今月末発売の『ルアーマガジン』と『Basser』を見ていただければと思いますが、さらに!
なんとTV番組『ザ・フィッシング』の撮影も行ってきたんですよ!
もちろん初出演です。撮影中に大雨が降って撮影が中断、おまけに一気に川が濁流になってしまったりと思うように事は運びませんでしたが、釣れればデカい、とてもやりがいのある展開でした。
放送は7/21(土)17:30 より!是非見てくださいませ。
(画像協力:テレビ大阪)

また、霞取材の片方は、来年公開に向けた「ある企画」の誌面&動画の取材だったのですが、これがまたとんでもないバスが飛び出してくれました。
長さもウエイトも霞水系MAX級!(なんと、釣りビジョン、バスギャラリーで釣った50アップよりデカイです。)
霞水系の陸っぱりで、ファストムービングのあのルアーでこの使い方?しかもこんなに釣れるの?釣った本人も「出来すぎ!」と思えるほどの釣れっぷりでしたよ。
公開の際にはまたご報告させていただきます。
さて、そんな梅雨時、霞水系は色々なルアーで釣れる状況だったように思います。
もちろん、天候やシチュエーションへのアジャストは必要ですが、ハードでもソフトでも、数、サイズ、共に狙える印象でした。
ソフトでは、毎年恒例、高比重ワームのノーシンカーリグは「相変わらず強し」といったところ。
特にドライブスティックのバックスライドセッティングは今回の釣行でも、バスの目の前にフォールさせれば喰ってくる感じ。
浅いところではバスがサイト出来ましたが、それもキャストさえ一発で決まれば本当にイチコロ・・・ね、Basser誌佐々木君!
ちょっと応用では、ドライブスティック3.5インチを使った、「フィネスバックスライド」ともいえる釣り方は、プレッシャーやサイトフィッシングにとにかく強い!
早々に取り入れた人は明らかなアドバンテージになると確信しています。
僕はドライブスティック3.5inの開発中からこの釣りを試していて、DVD『陸魂Attack1』の中でもプロトのスティック3.5inをバックスライド刺しにし、サイトでロケ最大のバスを釣っているのですが、(その時はスピニングタックルでした)それからさらにリギングやタックルバランスを煮詰め、ベイトフィネスタックルに細軸のストレートフック、そして状況に応じてお腹に0.45~1gのネイルシンカーを水平に仕込むといった微調整によって、「キャスト感に優れる」「カバーに耐えうる太さのライン(10~12lb.lb)でもワームが自発的に動く」「フッキングが決まる」の全てに満足できる、完成の域に達しました。(詳細はBsser誌にて紹介される予定です)
さてさて、そんな最近の取材漬けでしたが、先日本当に久し振りのプライベートフィッシングに、会社の草深さんと行ってきました。
フィールドは霞水系の中では割と大き目の河川ですが、ボートを浮かべるのは今回が初めて。
延々バスの気配を感じず、それでもひたすらシャケのように遡上すると、流れが出てきた辺りから30cmあるかないかのバスがポツリポツリ・・・そして水流が目に見えて流れているエリアに差し掛かってからがちょっとしたラッシュでした。
特に濃いシェードを形成するヘビーなブッシュはかなり高確率で、ひとつのブッシュからグッドサイズが3本も出てきたことも。
「流れ+シェード」はやはり夏の鉄板でした。
結果2人で7本ずつ。なぜか草深さんのバスのほうがデカかったですが・・・
ヒットルアーはほとんどが、ジカリグ5gと7gにドライブクロー3インチ。
先だってのW.B.S.スーパー3デイズから欠かせなくなったリグです。
草深さんはドライブクローラー4.5インチのスナッグレスネコでもいいバスを釣っていましたが。
高比重バックスライド・ジカリグ・スナッグレスネコ・の3つが最近のワームリグでメインになっていますね。
(写真1:草深さんドライブクロー3インチのジカリグでグッドサイズ!)
(写真2:これまた、ドラクロ3インチのジカリグで。)
(写真3:ドライブクロー3インチのジカリグにバックリ!ウェイトは5gと7g使い分けています。)
(写真4:ジカリグタックルは、スティーズフロッガー+PX68L+モンスターブレイブ14lbです。)
(写真5:こちらは陸っぱりで手にしたグッドサイズ!ゼロワンジグ+ドライブクロー4in。)
(写真6:ドラクロ3のジカリグでまたもやナイスコンディションのバスをキャッチ。)
(写真7:地元の釣友がピンクドラクロ(ピンクバックグロウ)で49.5cm、50cmまで後少しのところ・・・惜しい!!)

お礼と、そしてお願い
最後になりましたが、6/16と6/17の九州はフィッシングワールド黒崎店様、博多駅前店様、7/1は初めてとなるフィッシャーマン甲府店様にてイベントをやらせていただきました。
多くの方に来ていただいて嬉しい限り、感謝感激です!本当にありがとうございました!
今回はこんなところですが、最後にひとつだけ。
非常に残念ですが、バスアングラーによる迷惑駐車の話をよく耳にします。釣りを楽しめるフィールドがなくなってしまってからでは遅いのは言うまでもありませんね。
当然のマナーですから、守っている方が大部分であることは承知のうえですが、一部の人の行いが目についてしまうものです。マナーを守ったうえでの釣り。その意識を高く持っていただけますよう、どうかお願い致します・・・
(写真上:フィッシングワールド黒崎店様)
(写真中:フィッシングワールド博多駅前店様)
(写真下:フィッシャーマン甲府店様にて集合写真。ピッチング大会盛り上がりましたね!)
霞水系、アフター回復のビックバスにはHPFクランク
初夏の霞ヶ浦水系での大型バスの代表的なエサは、手長エビと小魚(イナッコ:ボラの稚魚)です。
好むベイトフィッシュに応じて攻め分ける
エビ系を食べているバスには、キャロライナリグやテキサスリグでボトムをスローに探るのが良いですが、イナッコ等の小魚を捕食しているバスはクランクベイトが効きます!!
この釣りで定番なのが、青い目の「HPFクランクスペック2」
障害物に絡めて使っても軌道がズレにくく、スタックが少ない。
フラットサイド特有のフラッシング効果が強く、沢山のバスを引き付けるので、もはや霞ヶ浦の定番ですね。

そして、最近僕はハードボトムや浚渫跡をメインにパターンを組んでいるので、赤い目玉のHPFクランクのノーマルモデルをメインで使っています。
なぜか?
1:重心移動なので圧倒的な飛距離が稼げる。←フラットサイドクランクではとても希少。
2:ラトルによる集魚効果でバスを寄せる力がある。←広いエリアを狙うので有利。
3:ボトムにコンタクトした瞬間、トリッキーなアクションを起こす。←こんなアクション、他のルアーには絶対に出せません!
使い方は??
とにかくロングキャスト。
重心移動なので、投げる前にサオを振ってやると遠心力で移動ラトルがテール側にスライドします。
するとビックリするほど飛距離が伸びます。
あとは巻くだけですが、ボトムを感じているときに、たまにスッと抜ける感触があります。
これがトリッキーなアクション、究極のチドリアクションの瞬間、バイトのチャンスです!
あとシークレットな使い方として、巻いている途中にストップ(3~5秒)して浮かせます。
この時期のバスは浮いていることが多いので、水面付近にフラフラと浮き上がる動きに弱いのです。
カラーはベイトフィッシュをイメージしたカラーが良く効きます。
アフター回復の時期にクランクで釣れる魚は引きも強く、今年は40cmを超える大型がほとんどで、とても楽しい釣りができます。
みなさんもぜひお試しください!!
今年の夏は、ウィードの発育が悪いようで・・・
琵琶湖に足繁く通うアングラーさんなら「ご存知」、そして、琵琶湖を夢みる遠方のアングラーさんなら「ご存知ない」。
なんの事かと申しますと、今夏の琵琶湖、特に南湖のウィードの生育がこの10年間の中で最も悪くなっています。
状況に応じた釣り方「ディープクランキング」
特に南湖のウィードの生育がこの10年間の中で最も悪く・・・、エビモ、オオカナダモ、コカナダモ、夏の琵琶湖南湖を釣る上で重要になるウィードが今夏はもの凄く少ないのです。
その理由を一言で済ませると「水温が上がらない」ってことになります。
そんなワケで、今年の琵琶湖はいろいろと例年とは違う事態が発生していて、例えば、今夏は過去に例を見ないくらいにトップウォーターへの反応が悪い年になっています。
ほとんど釣れないと言ってもいいくらいの状況です。
浅いレンジにキーとなるエビモが全くありませんからね。
でもでも、逆に、ウィードの生育が悪いことによって良い方向に働いている釣り方もあります。
それはディープクランキングです。

例年だとこの時期になると、南湖の4mフラットの各所にはオオカナダモやコカナダモが群生し、テキサスリグやラバージグといったカバーフィッシングがメインパターンになるのですが、今年は"そこまで"生えていない状況なので、ローライト時や雨で濁りが入ったタイミングでディープクランクベイトが効果的なのです。

7月になって、ここまでディープクランクで釣れる年って10年以上前の記憶しかありませんからね。
で、そのディープクランクパターンで結果を出し続けているのが「ブリッツMAX-DR」です。
まず単純に、今のカナダモ系ウィードの面をキレイにトレースできるジャストなレンジをトレースできることがその理由です。
さらに言えば、ハイピッチな動きでカナダモ系ウィードに絡んだとしても、すぐに外れてくれ、無駄にスタックすることがありません。
つまり、何かものすごく特別な動きやギミックがあるワケではなく、きっちりとテンポ良くノントラブルで引くことが出来るディープクランクなのです!!
そんなワケで、今夏は例年のテキサスリグやラバージグといった以外に、「ブリッツMAX-DR」をご準備することをお忘れなく~。