千葉恒太 | レポート&プロフィール

台風直後の琵琶湖釣行レポート

9月20日~24日にかけて、また、すっかり嵌っている琵琶湖に行ってきました。

台風直後の琵琶湖で、4日間の釣り合宿

前週の台風直撃で直後は1m以上の増水、水は当然霞ヶ浦以上のマッディー。

私が到着した金曜日夕方でも70cm増水。

「ちなみに瀬田川水門全開放水でも、流入河川の流入量にもよりますが1日に下がる水位は2~5cm程度」、琵琶湖デカイですね。

年々難しくなりつつあると言われてる琵琶湖。日々展開が変わる事を楽しみに4日間釣りました。

<初日>

午前中、大増水の南湖全体を釣りしながら回るが厳しい。そして、条件の良い濁りの影響も少なく湖流が当らない水の巻くエリアで小バス数本のみ。結論、壊滅。

午後から北湖に場所を移し、水の動きがありながら湖本流が直接当らないところ。そして水の回復が進んでいるエリア。

彦根・長浜エリアに絞り、ベイトレンジとベイトのリンクするエリアを重点にプランを組み立てる。

因みに、私の経験ではこの時期ベイトは水面近くにいることが多いが、台風の影響で5~7mくらいまで落ちていた。

従って5~7mにリンクしているマンメイドストラクチャーやブレイク・岩などを中心にプラン設定。

結果、私が4,500g、自己記録更新3,600g、3,500g、2,800g、2,300g。

「1人で5本、15kg OVER目標も達成。」

私以外のBMCクラブメンバーも安斎さんが、3,600gで自己記録更新し、3,100g、2,400gをキャッチ。

安藤さんも3,400gで自己記録更新し、2,000gUPを数本、と炸裂。

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<2日目>

・・・・全くの沈黙。私は2,600g、1本。13時過ぎから西の爆風、釣りにならずパンツまでビショビショになりながら何とか西岸に移動。

北小松漁礁で2,000g、1本追加終了。安藤さんが3,300gGET。

<3日目>

この日も沈黙。

2,000gUP、1本。夕方西田君がマキ漁礁で1,900g~2,400gを3本GET。釣果は日に日に悪くなっているが水の回復はかなり進んでいるので、翌日はベイトフィネスも取り入れてみる。

<4日目>

午前中、魚が入れ替わったのか、ベイトフィネスも混ぜながら様々なリグを試すが釣っても釣っても15cm~30cmの同じサイズ。ベイトが回るであろう初日と同じ時間に再度入り直しを考え、一度南湖に移動。

しかし水の回復は進んでいるが変わらず小バス。午後2時から再度北湖にチャレンジ。

今度はベイトレンジとリンクする場所を絞り込み、ピンで狙える岩で待ち伏せ。

色々ルアーを試したが全く反応なし。周りでも釣れるのは変わらず15cm~30cm位。

しかしドライブシュリンプに変えて数頭目ラインが絞り込まれ合わすがロットが動かない、デカイ事を直感した直後、ドラグが走り出して止まらない。

エレキも使いながら慎重に操作することで何とか4,400gおたまバスをGET。

西田君もドライブシュリンプに変えて直ぐに2,500gをGET。

シュリンプ、これかなりヤバいです。6月に南湖ウイードフラットで嵌った時もドライブシュリンプのキャロでした。

同じキャロでも、ドライブシュリンプと他のワームでは当りだけでも3倍以上。

前回と今回でルアーの持つパワーを私なりに立証。皆様も使ってみてください。

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■ドライブシュリンプの私なりの使い分け

ドライブシュリンプは、6インチ・4.8インチ・4インチ・3インチがあります。

6インチ→テキサス、キャロ、ジグのトレーラー
4.8インチ→テキサス、キャロ
4インチ→ヘビーダウンショット、ライトキャロ
3インチ→超ハイプレッシャー時に使用。

もうひとつメインに使用しているリグとしてジグ03ハンツがあります。

■ジグ03ハンツ

過去に何度も琵琶湖で60をGETしており、メインフィールドの霞ヶ浦でも利根川でも、メイン使用にしているのは9、11、14g。

特にこれからの秋は14gを中心に組み立て、付けるトレーラーによってフォールスピードのコントロールをイメージしリアクションやスイミングで狙う。

因みに今回の琵琶湖ツアーでは失ったハンツは合計3つ、全て14g。

ドラグが鳴り、ラインがうなり、パワーロットが絞り込まれ、18lb.ラインをぶち切られたメガFISHは合計4本。

このうち3本はハンツ。これを取らなくては・・・・。まだまだ修行です。

・メインタックル
ロッド:バサルト800PF・700XH

・BIGFISHルアー
14gハンツ+ジャンボクラブ3,600g
ドライブクローラー6インチ4,500g
ドライブシュリンプ4.8インチ4,400g

・メインリグ
テキサスリグ、ラバージグ。

また、デカイの取れたらレポートします。

(写真:ハンツを丸呑み。)
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GWは琵琶湖遠征に・・・

皆さんこんにちは。GWは「おやじ達の修学旅行」と家庭に言い訳し、恒例の琵琶湖遠征に行ってきました。

春の琵琶湖遠征

ツアー日程は4月27日~5月2日です。

フィールド状況は、

4月27日→北東最大7m・寒波襲来・水温13~14度・最低気温8度※前日26日も寒波&爆風により南湖全体が濁り。
4月28日→北~北西・晴れ・最大8m・水温13~14度・最低気温8度
4月29日→西~北西~北・晴れ・最大7~8m・水温14度・最低気温7度
4月30日→南東午前中大雨~南午後ベタ凪曇り→晴れ・最大6m・水温15度・最低気温15度
5月1日→南西~北西~北~北東・雨のち曇り・最大4m・最低気温8度・寒波
5月2日→北東雨~東~北・曇り一時雨・最大6~7m・最低気温6度・寒波
とにかく寒い。とにかく風が強い。そして寒雨もあり、とてもGWとは思えぬ、寒く厳しい琵琶湖。

そしてこの一週間の釣果ですが、50~54cm合計7本、55cm2本、62cm1本。

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「さすが琵琶湖!!」といいたいところですが、これでも、例年の琵琶湖と比べると釣果は良くありませんでした。

28日、29日は南湖だけでも300艇くらいのボート数、アングラーのプレッシャーにより、徐々にバイトが減っていくのを感じました。

私は昨年同様60UPの確率が高い「下物」をメインに考えていたのですが、強烈なプレッシャーにより日々厳しくなる一方です。

また、湖全体の状況では、昨年からのウィードの駆除の影響により南湖は全体的に濁り気味。

ウィードも例年に比べ極端に少なく、更に季節外れの寒波により発育が遅れている状況です。

そんな中、毎日試行錯誤しながら下物全体を走りまわり、初日から2日目までは、テキサスリグなどで底を引いているとバイトが出ていましたが、3日目移行は極端にバイトが少なくなり、そしてデカバスは喰ってくれない・・・。

私はここまでの釣りで何とか、55cm1本GET。ヒットルアーはドライブクローのテキサスリグ。

春は「細長くて長いワーム」が私の定番なので、メイン使用していたワームをドライブクローからドライブスティックに変更してみると30日の釣果は一時回復するが、釣れるのは50cm以下ばかり。

ちなみに、通常はルアーのボリューム感も大事なので、私の定番サイズはドライブスティックの6インチです。

狙っているシチュエーションは、ハンプの上のフラットにウィードの新芽が生えているエリア。

この日は更に底を引くモノに対しては極端にバイトが無かったため、「バスは浮いていて上を見ている??」と考えてみる。

ハンプも、どのハンプでも良いわけでなく、近くに8mくらいのディープが隣接しているハンプが一級ポイントと想像していました。

そこで更に、他のアングラーが投げているデカイルアーや重いテキサス・ジグでなく、浮かせてアプローチでき、なおかつ目立つリグ。

そこで選んだのが、霞では定番の「ヘビキャロ」。浚渫やフラットエリアを幅広くアプローチすることができます。

ワームはドライブクローラー。サイズは目立って抵抗感がある、一番長い6.5インチをチョイス。

ドライブクローラーは、同じ6.5インチサイズの高比重タイプと比べても比重が軽いので、浮いている魚に対してじっくり見せてアプローチ出来るのでヘビキャロにベスト!

シンカー着底後もゆっくりフォールするだけで無く、竿裁きでリアクションを誘うこともできるマルチワームです。

これを使い、ハンプ上のフラットやハンプのエッジに浮いているであろうデカバスに狙いを絞り込み投げていると、54、53cmと続けてGET

その後、暫くして風の吹き出しタイミングで今回の62cmをGET!

さらに、後ろのパートナーも52、55cmをGET!

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これ以外にも60UPを掛けていたのですが、船の横で恐ろしいパワーの一瞬の突っ込みによるラインブレイクとジャンプでフックOFF。

「この2発を獲れていれば」と悔しい思いをしましたが、この修学旅行で私の読みが嵌った一番嬉しい1日でした。

この日は午後になればなるほど、とにかく寒くなり手が悴み、数投ごとに手を湖水につけて温め又投げる、そんな状況でした。

最終日となった5月2日は、1日からの大寒波と未明の寒雨の影響で水温が2度ぐらい下がり、リールを巻くのも手が悴んでとてもGWとは思えない三月上旬の環境。

そんな中一日頑張って小さいのだけ数本キャッチし、ドラマ魚など何も無く無事終了。平和な一日でした。

いずれにしても、年々厳しさを増している琵琶湖。

ちょいと考えながらパズルを組み合わせて、デカイのがいる場所を目指して詰めていかなければ、出会うチャンスは減りますね。

まだまだ奥が深いフィールドです。

タックル
バサルト710MH キャロ用ルアー:ドライブクローラー6.5インチ(グリパン系)
バサルト800PF テキサス用ルアー:ドライブクロー4インチ(ブルーギル・グリパン系)
バサルト700XH ジグ用ルアー:03ジグハンツ14g・11g

(写真:同行の川村君も55cmをキャッチ。リグはドライブクローラー6.5インチ、グリパンです)
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琵琶湖遠征

4月28日~30日の2泊3日でBMCメンバー7名と琵琶湖に行ってきました。

ドライブクロー5"のテキサスリグで自己最大65.5cmを!!

4月28日~30日の2泊3日でBMCメンバー7名と琵琶湖に行ってきました。

宿泊場所はいつもの「柏木邸」で、かなりのアメリカン的なガレージIN邸宅は正直羨ましいです。

彼は琵琶湖辺りでは、マニアに人気のかなり有名人であります。

と同時に、本人も様々なジャンルで相当なマニア。かなり面白いですよ。

さて、今年のGW時点での琵琶湖の状況ですが、冬の大雪で例年より2週間ほど季節進行が遅れているとの情報。

水温は、13~18度と南と北では大きな差。どのように組み立てるか。

初日は、レンジャーで南湖全体をパトロール。釣果はパッとせず40cm前後5本で終了。

2日目、「南湖シャローハードパンチャー」で有名な桜さん艇で出撃。

1週間前にシャローのパンチングとジグのスイミングで50UPを連発させたとの事ですが、当日は30cmぐらいが連発・・・どうやら魚のサイズが入れ替わった感じです。

その後島回り~浜大津~自衛隊前~膳所等を回ったが大物が釣れず。

最後30分、カネカのドックミオ筋3mラインにて、ドライブスティックテキサスリグに感動の52cm!!

そしてラストに43cmをGET!!桜さんありがとうございました。諦めていたので、最後の50UPは感動しました。

3日目、前日にBMCメンバー川村君のガイドさんが、下物の浚渫エリアで60UPを釣り、川村君も53cmGET。

柏木艇で出撃していた和歌君も人生最大魚60cmを下物でGETしていました。

なので・・・私と川村君は当然下物の浚渫へGO!

そして、前日「なぜ釣れたか?」の答えを見つけるため、魚探掛けを2時間してから釣りスタート。

その結果、人生記録更新65.5cm、4kgオーバーをGET!震えました。

それ以外に50~52cmを3本、40cm前後を4本ほどキャッチできました。

その後風が強くなり、釣りが出来なくなったので風上側シャローに移動。

そこにあるブッシュでパートナーの川村君が61.5cm、3,500gオーバーを引き摺り出してGET!感動の1本です。

琵琶湖は楽しいですね。毎回感動な出会いがあります。

この歳になって手が震えるほどの感動ってありますか?本当にBASSFISHINGをしていて良かったです。

■65.5cmをキャッチした時のリグ
ルアー:ドライブクロー5インチ(グリーンパンプキンペッパー)の7gテキサスリグ

730_1和歌君レポート

琵琶湖遠征2日目。

朝からバイトもなく、船中3本という渋めの展開の中、浚渫エリアで初日40アップを獲ったドライブスティック4.5インチ(グリーンパンプキンペッパー)の8.8gテキサスにルアーチェンジして数投目、その日最初のアタリが!

ギルバイトのような小さなアタリの後、ラインを送り込み、聞いてみると重みを感じたので一呼吸おいてフルパワーフッキング!

ロッドがバットから曲がる今までに味わったことのない重量感!夢中でランディングしてサイズを計ってみると60cmジャスト!

これまで50アップも獲ったことがないのに、いきなりのロクマル。サイコーです!!

■60.0cmをキャッチした時のリグ
ルアー:ドライブスティック4.5インチ(グリーンパンプキンペッパー)の8.8gテキサスリグ

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川村君レポート

3日間という予定で琵琶湖釣行に行ってきました。

初日53cm、2日目54cmを確保!

最終日はロクマル確保を予告していたら、本当に出ちゃいました61.5cm、3,500gOVER!!

恐ろしいことに、最終日には午前中に千葉が65.5cm、4,000gOVER!!

その後の61.5cmだったので、何か小さく感じて、抜こうかと思っちゃいました(笑)

サイズの感覚がおかしくなっちゃう湖だな琵琶湖って・・・こわいこわいw

■61.5cmをキャッチした時のリグ
ルアー:ドライブクロー4インチ(グリーンパンプキンペッパー)のテキサスリグ

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ハンツ&ドライブクロー5インチでグッドコンディションを狙える秋の霞ヶ浦水系

こんにちは、千葉です。

今回は、去る9/18に霞ヶ浦で行われた「プロショップK's×BMCローボート第7戦in州の野原」の様子をレポートさせて頂きます。

(写真:結果はグッドサイズを揃えての優勝。)
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■当日の状況

天気:曇りのち晴れ
風向き:ベタ凪→南西→ベタ凪→北東
水温:27度
水質、水位:前々日からの雨により、若干濁り+若干増水
朝イチ、スタートして直ぐに本湖真珠棚に向かいました。

狙いはベイトフィッシュについた大きい個体に的を絞り、ベイトフィッシュが通るエリアにある杭=真珠棚という戦略です。

使用したリグは、

・ハンツ11g+ドライブクロー
・ゼロワンジグ14g+ポーク
・ドライブクロー7gテキサス
・ハイピッチャー
・ブリッツMR

これらのルアーをローテーションしながら真珠棚に対し丁寧にアプローチしていきます。

しかし、2時間半ほど流してみるもノーバイト。

まだ水温も高いことから、バスは夏を引きずっていると判断し夏の定番、新利根川水門エリアへと移動。

水通し・ブレイクを意識しながら縦ストラクチャーを中心に狙ってく作戦に切り替えました。

しかし、テキサスリグ・ノーシンカーやジグヘッドワッキーで狙うもバイトが無い・・・。

1時間ほど流し今だノーフィシュです・・・。

日が出て、風が吹き出したタイミングで初秋・晩夏・シェード・水通し・縦スト・ベイトフィッシュなど、全ての要素が絡み合ってる「航路側の杭」だけに狙いを絞り、「夏と秋両方のパターンの魚を取れる」アプローチを試みることに。

まず、ドラクロ3インチ(7gテキサスリグ)のフォールでアプローチしてみるがノーバイト。

しかし、ピックアップ際に追いかけてきたバスを目視!

横の動きに反応する、秋らしい個体がいると確信しハンツ11gドラクロ4インチをセットし、

1:フォール主体のアクションから、横の動きを加えたスイミングメインのアプローチに変更
2:水の濁りも加味し、バスが見つけやすくするためルアー自体のボリューム感をUP

<私が考えるハンツ使用の利点>

・ヘッドがラウンド系なのでカーブフォールせず、真っ直ぐ落とせるため、杭の根元までタイトにアプローチが出来る。
・着水からピックアップまでの一連のアクションやスイミングにおいて常にヘッド姿勢が安定しているので、動きがブレにくく、水中でイメージ通りのプレゼンテーションが可能である。
・適度な硬さのブラシガードが付いているので、障害物をかわしながらも確実にフックUPでき、バラシが少ない。
・もしボリュームを嫌っている感じがしたら、トレーラーを細身のストレートワームに変更するだけでボリューム感の調整が可能。

すると、今まで全くバイトすら無かった同じ場所で出ました!

待望のファーストフィシュは900g、その後直ぐに1,200g!

バイトが無くなったところでハイピッチャーの杭並行引きに変えると800gGET!

リミットメイク達成です。

そこで今度は入れ替えを狙う為、この時期断然強い、ボリュームUPのドラクロ5インチに変更しアプローチ開始。

「この時期に一番効く5インチ、横方向のスイミング」

するとすぐに1,000gGET!

その後スイミング中のバイトでミスフッキングとバラシ×2。

更に、700gGET。

<私が考えるドライブクロー5インチの利点>

・クロー系のワームで爪のボリュームがここまで大きく、動きでアピール出来るワームは他に無い。
・そしてこの武器を最大限活かす使い方はスイミング。デカイからこそ作れるアクションがある。
・重いシンカーでもスローフォールが可能で、バスに見せる時間を意図的に調整が出来る。
・そして、何よりも圧倒的な存在感。

このようなルアーローテーションにより、最終的に7バイト、計5本をキャッチし3,200gで優勝でした。

最後に、私流の秋の釣り方ポイントです。

厳しい環境になればなるほど、

1:サイズUPし存在感を出す
2:横方向の動きを意識する
3:動きにメリハリをつける

これらが重要です。

寒くなるこれからのお勧めルアーは、

・ドラクロ5インチのテキサスリグ
・ハンツ11gor14g+ドラクロ4"(トレーラーにポークや6.5インチのストレートワームも使用)

この組み合わせが私のキーです。

これからどんどん寒くなりますが、この時期にしか効かない動きやこの時期だから獲れる大きな個体もいます。

是非チャレンジしてみてください。

(写真:同大会でO.S.Pジグ04シンクロを用いて2位入賞の川村様。)
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同大会で2位入賞の川村様からレポートを頂きました

平日の金曜日、洲ノ野原へ午前中だけプラへ行きました。

水質を見て周りながら、所々シンクロで葦打ち+ブレイクラインまでのスイミングで700gぐらいをポツポツと・・・。

印象としては夏と秋の魚が混じって居る感じで、本番でどちらを釣るか・・・。

で肝心の水質ははアヒル小屋の前後が一番良い感じでプラ終了!

試合当日、風が強い予報!

これは風が吹くまでは本湖で葦打ちorブレイクの釣りで揃えて、真珠棚でbig狙いだな~と考えながら、アヒル小屋あたりから釣りを開始。

シンクロで葦を打つとすぐにバイトがあるがのらず・・・。

食いが浅いのかな?とか考えながら葦の先端にあるミズヒマワリにラインテンションフリーにして放置プレーするとラインがスーッ・・・1本目キャッチ!

その後、同じ釣りで2本追加し推定2,100g。

時間はまだ8時30分!予定通り!!

さてこのまま同じ釣りをしても良かったんですが、ベースにするには十分なウェイトなので真珠棚に直行!!

真珠棚に行くと、いるわいるわ、big狙いのギャンブラー達が・・・。

空いているところから入って打つがまったく異常なし・・・。

気がつくと一人、二人・・・真珠棚のギャンブルに破れた人が去って行く・・・(○゜ε゜○)プププー

真珠棚も人が少なくなり、釣りがしやすくなり良い場所を休めながら釣りをして行くもバイトが数回あるのみで気がつくと終了時間。

私も真珠棚のギャンブルに破れた1人になりました・・・人のこと笑ったせいですかね(ρ゜∩゜) グスン

真珠棚の魚を取らずに優勝は有り得ないのが洲ノ野原!

検量してみるとやっぱりでした・・・トップと800g差でした。

同大会で3位入賞の岡部様からレポートを頂きました

松屋ボートさんの情報では状況はあまり良くないとのこと。

プラでの感触は川ではサイズが小さいイメージ、目標は3本で2,500gに設定しスタートした。

スタートしてすぐ、新利根川のアシ+ブッシュにドライブクローラーのネコリグをアプローチしたところ、数投目にいきなり反応が有り、ブッシュに巻かれながらもゆっくり魚を引き出し、1本目の370gをキャッチ!

朝一の1匹で精神的にはかなり楽になりました。

1匹目

・ワーム:ドライブクローラー(ブラックレッドフレーク)
・リグ:ネコリグ(ネイルシンカー1/16oz.)
・ライン:フロロカーボン10lb.
・ロッド:BLACKLABEL PF6101LRB(※W.B.S.赤羽修弥プロのパートナーとして参加した試合で、いろいろとネコリグのアドバイスを頂き価格帯も手ごろなのでネコリグ用として即購入!)

その後、少しでも大きい魚を取るため、すぐにエレキ全開で洲ノ野原へ。

夏も終わり、その日の天候、気温、水位によって魚のポジションが変化するこの時期。

プラでは魚はアシ際から少し外に出ている状況だった為、アシ際からブレイク、また真珠棚の杭についている魚を狙いに向かいました。

まず真珠棚を5gテキサスリグとヘビダンで数時間アプローチするもあまり反応がなく、アシに移動。

日も上がったので、アシ+水ヒマワリやブッシュが絡んだポイントに、ドライブスティック4.5inの逆付けノーシンカ―を入れるとフォール中に、スーとラインが横に動き700gを追加。

2本目

・ワーム:ドライブスティック4.5in(グリーンパンプキンペッパー)
・リグ:ストレートフックの3/0逆付けノーシンカ―
・ライン:フロロカーボン10lb.

その後、アシ+杭やブッシュを重点的に、テキサス、ネコリグ、ノーシンカ―で状況に応じて打ちまくり、ボートポジションを少し遠めに取ってからのブッシュからのブレイクへのズル引き→ドライブクローラーのネコリグで3本目800gをキャッチ。

やはり少しバスは外に出ているようで、ボトムにゴロタがからむエリアにダウンショットでズル引き+ステイで490gを追加、朝一の魚の入れ替えに成功しました。

その後ノンキーパーを含めて全部で5本キャッチし、合計1,990gで3位入賞することができました。

(写真:同大会でドライブクローラー&ドライブスティックを用いて3位入賞の岡部様)
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またも琵琶湖に・・・

今回のレポートのテーマは、琵琶湖のモンスター級を仕留めてくれたジグについてです。

琵琶湖の対ビッグバス用に、信頼のジグ「ジグゼロワン&ジグゼロスリーハンツ」

いつものように仕事を終えてからいつものようにMyパートナー西田君達と都内を0時スタート。

AM6時、毎度お世話になってる柏木さんとリブレマリーナで待ち合わせ。

■初日

バイタルの太田垣さんとスキーターでスタート。6月に来た時と比べ、ウィードの生育が予想以上に凄い!

南湖は湖流のメインルート以外は、ほぼ一面水面までのウィード絨毯。

湖流ルートでジグヘッドを投げればミニバスが湧くように釣れるのですが、ここは琵琶湖!

BIGを求め、ウィード+ブレイクの釣りにチェンジするべく、ディープホール南岸を狙いに行きます。

ちなみにここは、昨年初めて60UPを釣った場所でもあり、いやがおうにも期待は高まります。

しかし、ジグをブレイクに沿って落としていくと40cmぐらいのバスは数本釣れたものの、期待する琵琶湖サイズが出ません・・・。

そこで水面までバスを引っ張る釣りにチェンジ!

ルドラをチョイスし投げまくりますが、先ほどよりも更にスモールサイズがバイト・・・。

エリアをチェンジし、今度は水通しの良い近江大橋下流部のブレイクを狙いに移動しました。

すると、パートナーの西田君が50UPをキャッチ!

私も、ジグで45~50弱のバスを数本キャッチしましたが、後が続かないので今度は夏の定番、本湖の湖流と川からの流れがぶつかるエリアに移動。

エビ藻のウィードパッチのあるブレイクラインを、ラバージグのリフト&フォールで誘い止めた瞬間「ズガン!!」

南湖60UPです!一等地には確実にいますね。

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■2日目

琵琶湖に精通してる北山さんのガイドでスタート!この日は北湖での釣りです。

私自身初の北湖であるという事と、北山さんには昨年も1度乗せて頂いたのですが紳士で丁寧。

エリアもよく知っており、「大変勉強になる方」との印象で非常に楽しみです。

今回は北湖の、

・ウィードエリアにあるブレイク
・ベイトの通り道にあるウィードパッチ
・漁礁
・マンメイドストラクチャー
・沈み岩

といったところが狙いどころのメニューで、水深は主に4m~12m。

「一番深い場所では15mも狙います」との事で、

・ベイトの通り道では、水面に引き寄せるルドラのジャーク&ベントミノー
・ウィードのあるブレイクでは、ドライブクローのライトキャロ
・マンメイドストラクチャーには、ブリッツ、ハンツ
・漁礁や沈み岩には、ゼロワンジグ・ハンツ

こんなプランを組み、まずはルドラとベントミノーで数本。

ブレイクや漁礁ではハンツとゼロワンジグで30~50cmをトータル10本ぐらい釣ったあと、またも「ズガン!」とやりました!

沖の沈み岩で、「底6mの岩のTOPが2m」との北山さんの説明を受け、ハンツを岩のTOPに乗せて転がすように底に向けてフォール。

着底後、2回のリフト&フォール、そしてステイ・・・。

何か微妙な感覚があり、とりあえず思い切り合わせる!

しかし全く動かず、岩のすき間にジグが入ってしまったのをバイトと勘違いしてしまったと思い、ロッドとラインを真直ぐに引っ張ると・・・「グググ・・・」とまた微妙な感じが手元に伝わる。

咄嗟にもう一度合わせしてみるが、また動かない。

岩かバスか捨て網類なのか。一瞬悩み暫くほっといてみると、数秒後、突然ラインが走り出しモンスターバスとの格闘開始!

数分後に「ズゴン」と上がってきたのは北湖の62cm。

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食ってきたのは沈み岩の底6m。

ヒットルアーはゼロスリーハンツ14g+ジャンボグラブ。

腹パンのナイスフィシュは感動の1本です!

今回初めて北の魚を釣ったのですが、魚は全て頭が小さく体が肉厚。

南の魚は頭が大きくいつもの体型のバス。

同じサイズでも、北のバスの重さは1.2~1.5倍、引きの強さも2倍??そんな印象です。

同じ湖で2種類の異なる魚体を楽しめるフィールドは琵琶湖以外無いですし、こんな琵琶湖資源を大切にいつまでも楽しめる環境を守りたいですね。

そして来年はもっと深く取り組みたいです。

さて今回メインに使用したジグですが、

・ゼロワンジグ14g、21g
・ゼロスリーハンツ14g

2つのジグの使い分けは、キャストで広範囲を探る場合はハンツ。

ピッチングなど、比較的近い距離を釣る場合はゼロワン。

深いとこでもキッチリ底を取ることで、ヘッドが感知する底の情報を手元に伝わる感触からイメージし、深く理解する。

リフトフォールやボトムパンプのようにジグを跳ねさせるにしても、確実に竿にジグの重さを感じることが大切です。

また、ジグのサイズは「ストロング」のように大きいほどアピール力があり琵琶湖北湖のようなクリアレイクの深い場所では特に、『トメル!ミセル!ヨセル!』力が強いジグをセレクトすることがキモとなりました。

またO.S.Pの2大ジグ『ゼロワンジグ&ゼロスリーハンツ』は、極めてフッキングミスの少ないジグであると言う事も付け加えさせていただきます。

ゼロワンジグはバスの口の中でジグが横倒しになっていても、テンションを掛けると瞬時にフックが立ち上がる"ハイポジショニングアイ"によって確実に口を捉える。

フックの強度、針先のシャープさの持続力も申し分なし!

ゼロスリーハンツは、長めのフックシャンクがスッポ抜けを防いでくれるだけでなく、この手のジグとしてはフックの強度も強いところがいい。

今回のモンスターバスとのファイトでも全く問題ありませんでした。

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2011年BMC第6戦利根川

こんにちは、BMCの千葉恒太です。

先日、BMCトーナメントで初めて、利根川を舞台にトーナメントを開催しました。

利根川戦レポート

様々な環境変化に伴い、急遽スケジュール変更により2週続けてトーナメントと過去にないイレギュラースケジュールでの開催となりました。

今回、私のパートナ?は小川君。

実は、私と非常に相性の良いメンバーなのです。

BMC若手の中でも、実力はピカイチ!!

これまでペアを組んだ時の実績は、霞戦&印旛戦で優勝!!

気合いを入れて当日朝、利根川神埼スロープに。

新艇のレンジャーで初の出撃です。

しかし、実は今日まで私のスケジュール、なんと、

6月8~12日琵琶湖ツアー
6月19日W.B.S戦
6月26日BMC霞全湖戦
7月3日BMC利根川戦
7月10日W.B.S戦

全て週末がトーナメントか遠征+間の家庭サービス・・・

したがいまして、プラすら出来る状況ではなく、ほぼ初めてのフィールドなのに本戦。

なのに、魚探セットすべて忘れました。ち~~~ん!!

この状況がいかにヤバいか判ると思います。

しかし!ここは心の切り替えしかないと自分に言い聞かせ、自分を信じ、目とカンで乗り切ると決めました。

朝イチ、スタート後スロープ脇の船溜りとブッシュ攻め!

2人でドライブスティックバックスライド1本・ブリッツ1本・ドライブクローテキサス1本計3本キャッチ!

30分でリミットメイクに成功。

そこで、対岸にへばり付いてる池谷・和歌艇。

かなりの時間往復流していることからコンフィデンスポイントと確信し、サイズUPを狙い対岸に移動したが、理由がありすぐに離れる。

その後、下流部に流しながら水門のあるアウトベンドだけに狙いを絞りランガン。

かなり美味しそうなブッシュを発見し、ハイパワーエレキ全速で移動中、「ガキガガガ・・・」と聞いたことのない音と共に船が動かない・・・。

恐れていたことが、なんと・・・何と、よく水中を見てみるとコンクリート乱杭の真ん中にいるではないか!

後ろにも前にも行けない状況なので、腹を括りエンジンでバック脱出トライ。

FRPが?げるイヤな音と共に脱出成功。

修理に幾ら掛るか、初乗りなのに・・・。

なんてことを考えながら"船は消耗品、後回し"と決め、トーナメントに集中。

いくつか水門ランガンするうちに、水位が下がってることに気が付きブレイクのよってる水門杭パターンに変更。

これが的中し、大きな水門前杭で、この日BIGとなる1,500g!

続けて1,200gをGET!

ドライブスティックヘビダン炸裂です。

下流域は更に水位が下がっているので、水位の影響がまだ遅い上流エリアにチェンジ。

その動きがハマり、上流域の水門吐き出し、濁っているエリアでパートナー小川君、ブリッツで2本GET!

うち1本700gで、600gを入れ替え成功!

その後ブリッツ・ドラクロテキサスやドラステヘビダンで2人で6本釣るが、全て500~600g。

入れ替えならず終了。

結果、3,400gほどのウエイトで優勝することができました。

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その他上位入賞チームは

2位:岡部・秋山チーム1kg2本と800gを持ち2,760g。(上流から下流までのアウトベンドだけに狙いを絞りランガン。)
リグ:ドライブスティックバックスライド

3位:追川・竹内チームが2,580g(下流域のアウトベントにある密集した杭やテトラで絞り出し。)
リグ:バックスライド系とスモラバ

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釣行レポート詳細(千葉氏とペアの小川様より釣行レポートを頂きました。)

今回、千葉さんとペアを組ませていただいた小川です。

1位をゲットすることができましたので、釣行レポートを下記にまとめます。

当日は「曇り時々晴れ」といった、とても気候的には釣りのしやすい天気のなかでの釣行となりました。

利根川でのボートの釣りは初めて。

全くエリアも分からない状態だったので、今回ペアを組ませてもらった千葉さんにお任せで・・・と思っていましたが、千葉さんも相当以前に来た事があるだけとのこと・・・。

「さぁどうしようかぁ・・・」なんて話しながら、とりあえず大会スタート。

千葉艇はスタート地点下流側すぐのブッシュからゆっくり下流へ向かって流していきます。

数十メートル流したところで私のロッドにギルバイト。

「バスも居るはず」と数メートル下った所で千葉さんのロッドがギューン!

いきなりのナイスキーパーです。

さらに下った所で私のロッドにもバスのバイトが来るも、のらず・・・。

そして数分後、千葉さんが続いて2匹目ゲット。幸先良いです。

同じストレッチを数回流して、私にも待望のバスで、早々に3匹揃っちゃいます。

「利根川って楽しい~」なんて言いながらさらに下流へ下ります・・・下ります・・・エレキのハイバイパスで下ります・・・ゴウンッ!!・・・???・・・何事ですか?

周囲を見回すとコンクリートの沈み杭が至る所に・・・。座礁したようです・・・。

エレキでは抜け出すことが出来ず、エンジンで脱出です。「ゴリゴリッ!!」イヤな音がします。

やっちゃいました。

利根川は楽しいけれど危険がいっぱい!!

注意しながら次へ移動です。

次は茨城県側の水門近くのポイントへ。

私はアシ際を狙い、千葉さんは杭打ちをしていくと、千葉さんのダウンショットにバスが!!

1,500gのビッグバスです。

この時点でキロオーバー2本と600g前後のバスで3キロ超。

もう1本キロフィッシュが入れば間違いなく入賞では??・・・と、入れ替えのためのデカバス狙いで今度は上流へ。

千葉県側のインレットからの茶色く濁った水と、本流の水が混ざる辺りで何やら魚の活性が良さげです。

すかさず、ブリッツを投げて700g超のバスをゲットし、一応入れ替え成功。

でもやっぱりキロオーバーが欲しい・・・。

今度は下流へ大きく移動。

日差しが強くなりシェード狙いに変更するも、どこへ言っても600~700gの魚ばかり・・・。

船中13匹ほど釣れたけど、結局その後入れ替えならずでタイムオーバー。

そしてウエイン。

どうかなぁと思いましたが、結果はみごと優勝。千葉さんありがとうございました。

午前中の「ゴリッ!」の件ですが、キズ跡を探してみると・・・相当深くキズが入っているのを発見!!

利根川戦、楽しかったですが、気を付けないと・・・ですね。

お疲れ様でした。

■使用ルアー
・ドライブクロー3インチ(7gテキサスリグ)
・ブリッツ

最後に

BMC利根川トーナメントを開催する為に全ての調整を頂きました、ボートサービスSEEMOの下高原様、本当にありがとうございました。

事故なく、(自らの座礁以外)皆が楽しめました。

来年は利根川戦増やしますので、これからも、是非とも宜しくお願い致します。

私の所属するBMCメンバー達と共に琵琶湖チャレンジ

皆さんこんにちは。先日は私の所属するBMCメンバー達と共に琵琶湖遠征に行ってきましたので、そのときの様子をレポートしたいと思います。

5日間に及ぶ琵琶湖チャレンジ

平日深夜、駐艇場までボートを取りにいき、都内を24時に出発し琵琶湖到着、朝7時。

ここから5日間に渡る琵琶湖チャレンジが始まりました。

■初日(晴れ時々曇)

まずは、南湖全体の状況を把握するため、西岸を名鉄前から下り、良さそうなエリアを探すことからスタート。

ウイードの生育状況や水質・湖流など踏まえ、感覚的に動きのあるエリアを絞り込んでいきました。

太陽が出るまでは、沖目のウィードエリアの水面直下をルドラFやブリッツをスロー引きすると、ウィードの下から突き上げるようなバイトが!!

そしてフォローでドライブスティックのノーシンカーリグが炸裂!!

日が上がってからは、シャローウィードシェードパターンに変更し釣っていきました。

初日の釣果は、私が55cmを頭に32本GET。

パートナーの大塚君も50UPを混ぜ、14本をGETしました。

『ウィードパターン』
リグ:ヘビーダウンショットリグ
ルアー;ドライブスティック4.5(ウォーターメロン) カットテール4インチ(スカッパノン)

『水面直下パターン』
ルアー:ルドラF&ブリッツ
リグ:ノーシンカーリグ
ルアー:ドライブスティック4.5"と3.5"

■2日目(晴れ時々曇り)
昨日と同じパターンを追いかけ、朝は沖の表層引き。

太陽が上がってからシャローにあるウィードパターンに変更。

私、54cm頭に16本
大塚君が52cm頭に10本
リグとエリアは初日と一緒だが、徐々にバイトが減少し、パターンが変化してる感じを受けながら終了。

■3日目(曇りのち雨)
今日は3人乗りです。

初日・2日目のパターンが全く通用せず、20cmクラスのマメばかり。

そこで、エリアを大きく変更し東岸や下エリアに移動。

ディープ絡み、湖流があたるウィードのあるエリア、1.5mから4mぐらいのブレイクや流入河川のブレイク、その周りのマンメイドストラクチャーに狙いを絞り、3人でドライブクローテキサス・ドライブクローかドライブスティックのキャロ、そして、ドライブスティックのヘビダンを駆使して攻めると、大塚君に何と4,000gは楽勝にありそうな超メガ級バスがHIT!!

暫くの格闘の末上がってきたのは、雑誌でお馴染みの!腹パン・二重白目付き!

見た瞬間、あまりの大きさに空気が張り詰め、私、「焦るな!サマージャンボが当ったレベルだ!」と叫び、西田、「アミ!アミ出せ!」と二人ともランディングの準備に入る。

その後、潜られ上がりを数回繰り返して、いよいよアミを水に入れようと思い、構えた瞬間、恐ろしいパワーの突っ込みでプチン!とラインブレイク・・・です。

そんなこともあったものの、釣果は

私、55cmを頭に36本
大塚君、50cmを頭に12本
西田君、48cm頭に15本。

パターンにハマり炸裂の1日でした。

リグ:テキサスリグ5g&10g(ウィードの濃さで使い分け)
ルアー:ドライブスティック4.5"(ウォーターメロン)&ドライブクロー(ジュンバク)

リグ:キャロライナリグ
ルアー:ドライブスティック6"
・ヘビーダウンショットリグ

ルアー:ドライブスティック4.5"&3.5"(ウォーターメロン・グリーンパンプキン)
カットテール4インチ(スカッパノン・ブルーギル)

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■4日目(大雨のち晴れ)
昨日、夕方からの大雨が続き8時まで止まず流入河川はカフェオレ級の濁り。

流入河川絡みのパターンは捨て、南湖西岸シャローでTOPや表層形ルアーを引きまくるが、釣れるのはマメばかり。

よって濁りを受けてない、昨日炸裂パターンにチェンジ。

爆発したエリアに移動するも全く反応が無い・・・テキサス・ヘビダン・キャロでもバイトが全くない。

更にライトリグのジグヘッドワッキーで攻めるがバイトなし。

路頭に迷いながらパターンを探すが・・・見つけ切れず。

苦しさに耐えかね、バイトを求めシャローのウィード表層にドライブスティック3.5"ノーシンカーを投げに行くと、出るは、出るは、15cm~20cmぐらいのメザシ・アジ級。

こんなのと10本ぐらい戯れ、少し癒されたところで大物狙いの赤野井に移動。

そこでテキサスリグに快心のバイト!も、42cm1本・・・。

結局この日は路頭に迷った1日で、シャローもディープも岩盤も、ブレイクもウィードも、表層も横引きも、スローもリアクションもBIGからの反応は全く無し!

よく分らないまま一日が終了。

結果
私、42cm1本 残りメザシ級10本
西田君、44cm1本 残りメザシ級13本

■最終日
昼にはあがり東京に戻るので、時間的には半日。

まだ、この釣行では誰も60UPを取れていないので、大塚君がバラしたあの60モンスターを狙いで行こうと、ディープ隣接ウィードエリアに絞り直行。

全体的にプリ・アフター・回復が混ざる環境。

一番金曜日反応が良かったドライブスティックのヘビダンでスローに攻めると、読みが嵌り爆発!!

正直痺れました。

前日の土曜日は、同じエリアでも3時間全く反応なし。

入り直しても何も無かったのに、不思議です。

私、65cm1本 55UP1本 50UP3本 45UP6本
西田君、64cm1本 50UP1本 45UP3本

これが全て同じエリアから出ました。

リグ:ヘビーダウンショット
ルアー:ドライブスティック4.5"&3.5"(ウォーターメロン・グリーンパンプキン系)

今回は始めて自分でボートを出して南湖を釣った訳ですが、その日その日のパターンが読めるか、アジャスト出来るかどうかによって大きく釣果が変わるところが面白いですね。

そして、今回の釣行中、一番バスの反応が良かったルアーはドライブスティックです。

ノーシンカー表層系で使用する場合、ちょっとしたセッティングやロッドワークでヒラを打つような動きになり、突然スイッチが入りバイトが多発したように思います。サイズは選べませんが、大も小も狂ったように食ってきました。

中型サイズはフォール中やステイ。

BIGサイズは、更にそこからあおった時が肝でした。

ドライブスティックは、使い方によって様々な顔を持つ、非常に完成度の高いルアーだと思います。

昨年の圧倒的なウエイトで『W.B.S. SUPER3DAYS』を優勝した草深プロ・川村さんもキーはドライブスティックでしたね。

あの時の逆さ付けバックスライドパターンも使い方を工夫した一例です。

どちらでも良く釣れるのですが、私が考えるにノーシンカーでは3.5"、ヘビダンでは4.5"が相性が良かったと思います。

そしてどのようにアクションを加えるか・・・自分なりの使い方をアレンジして皆様も使ってみて下さい。

きっと面白い結果が出ると思います。

最後に
全てを段取って頂きました、柏木さん本当にありがとうございました。

毎回大勢で押し掛けてしまいすみません。

私も琵琶湖これで4回目ですが、ストレス無く楽しく釣りが出来ることは柏木さんのおかげです。

次回は琵琶湖柏木塾第6期生入会予定のBMCメンバーと共に、またご一緒させて下さい。

よろしくお願いします。

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初めに

この度の東北関東大震災で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

釣り人として出来ることを・・・

震災後一ヵ月経っても釣りに行くという気分にはとてもなれなく、人として何が出来るのだろう、これから何をすべきなのだろう、大事なことは、など、あまりにも身近に突然起きたことを理解・整理・受入れることすら出来ず、私のように考えさせられた方々も多かったのではないでしょうか。

そんなこともあり、震災以降BMCクラブ全員で釣りを自粛していた訳ですが、「釣り人として出来ることをする」と決断し動き出したのは4月末。

BMC第3戦以降をチャリティートーナメントとし、これから、1年間毎試合ごと義援金を集め、シーズン終了後、然るべき市町村に収める。

という事を決め大会を開催することを決定しました。

「釣り人として出来ることを。」

そして、私も久しぶりにプラを兼ねて牛久沼へ。

毎年お世話になる吉野家さんから出船。

今年は寒く例年より2週間ぐらい魚の動きが遅れてる、と情報。

経験や数日の状況を踏まえると釣れて1~2本。出れば1,500g以上。

そんなこんなで、メンバー大木君と同船し、久しぶりの釣りをスタート。

8時くらいに大木君にバイト。1,600gを超えるナイスサイズをGET。

10時ぐらいに、私が1,800g、13時に1,400gを追加。

その後は大風の為、14時に終了となりました。

プラでのパターンとリグは、大潮絡みの2日目なのでネストに入る魚を狙う展開を考えズバリ、パラ葦の水中岬新芽にノーシンカーをほっとくパターン。

大木君は、センコー赤黒ノーシンカーで私は、ドライブスティック4.5インチノーシンカー。

2本目は風が強く、ドライブクロー赤黒ツートン(アメザリ)3.5gライトテキサス。

そして翌週のBMC第3戦牛久沼では、前々日に降った雨による濁り・水温低下・ベタ凪ピーカンなどのマイナス要因+ゲスト参加して頂いたO.S.P草深プロと朝一からエリアバッティング+先日の良かったプライメージを引きずり、気持ちのチェンジ出来ず・・・で草深プロに釣り負けして撃沈です。

しかも、ノーバイトのおまけ付き。持ってませんね。

同じエリアの草深プロは、15mほどの短いストレッチで終日粘り切り、なんと2本2,290gで4位入賞。

ヒットルアーはドライブスティックノーシンカーとドラクロテキサスとのこと、さすが草深プロ。こちらまだまだ修行です。

全体的には非常に厳しく、雨による水温低下と濁りに皆苦戦し、ウエイン出来たのは30艇中11艇。

リミットメイクはゼロ。2本が3人。BIGFISHは、小川君の2,295gをビッグベイト。

優勝は、竹内君2,785g2本をクランクベイトでした。次回も頑張ります。

(写真:牛久沼のグッドコンディションバスをドライブスティックでキャッチ!)
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琵琶湖遠征

5月3~5日、憧れの琵琶湖遠征にBMCメンバー8人で行ってきました。

毎年お世話になる柏木さんの(いつも本当にありがとうございます。)前情報では、今年の琵琶湖は寒暖の差が激しく安定しないのでパターンが掴めず厳しいとのこと。

そんなこととは知らず、やる気満々の私達。

5月2日、自宅を22時出発。

GW大渋滞を何度となく抜けながら、何とか琵琶湖の待ち合わせ場所に30分前の5時半に到着。

■初日

私と西田君は、スキーターオーナーの中村さんに乗せて頂きスタートフィッシング。中村さん50UPでお願いします。

と言うと・・・・今年は厳しいよ、前日プラに出たが、2本しか釣れなかったよ、と。

スピニングのジグヘッドをメインに釣りをするも全く当りがなく、ノーフィシュのまま16時を経過。

スピニングを諦めドライブスティック4.5インチのヘビーダウンショットにリグをチェンジし、しばし投げること30分。

少し違和感を感じ、オモイッキリ合わせると、出ましたBIG FISH!! 50UP GET!!

続けてすぐにバイト。クラッチを切り忘れ痛恨のフッキングミス。

その後は、何も起きず初日終了。

上がってみると、東岸エリアの柏木艇では船中20本ぐらいGETとのこと。

■2日目

朝、いつものようにセブンイレブンで朝昼飯買い出し。

レジに並び会計をすると、何と777円。

今日は何かあるかもの予感。

2日目は琵琶湖オープンで年間優勝の経験がある北山さんのガイドにて、トライトンTR21で出船。

昨日の釣果を話すと、「全く違うパターン・エリアで進めましょう」とのこと。

8時ぐらいに、北山さんが50UPをヘビキャロでGET。

9時半ごろ、ディープホールで私にHIT!!

ベイトのドラグが出まくり。上がってきたのはなんと60UPのモンスターバス!!

昨年に続き、さらに自己記録更新!!

また琵琶湖で足が震える魚、、、痺れました。

ヒットルアーはドライブスティック4.5インチの7gテキサスリグ。

さらに、興奮が冷める間もないうちに再び強烈な当り。

水中から出てきたのは、またも確実55UPのBIGバス!!

水面に上がってきた次の瞬間の突っ込みで、20lb.がラインブレイク。

恐るべし琵琶湖モンスターバス。

その後は、1,500gぐらいの1本追加して2日目終了。

上がってみると、山本艇のメンバーは50UPを混ぜて船中15本ぐらいGET。

シャローでかなり良い釣りをしたとのこと。

(写真:自己記録をドライブスティック4.5"で更新!他にもドラクロ等で良い釣りを堪能する事が出来ました。)
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■3日目

最終日は、昨年6月初琵琶湖で58・59を釣らして頂き非常に相性の良い柏木艇。

今年の4月1日にも乗せて頂き、風速17m爆風の中の釣りでも貴重な45ぐらいのプリメスをGET。

そんな柏木さんが乗っているボートは、チャンピオン206。

どうやら日本には数艇しか入ってない貴重な船。

私自身も様々なボートに乗りましたが、全てにおいてこの船は別格ですね。

大荒れでも問題なく、安心して帰ることが出来る。

「ちなみに南湖風下17mでも問題なし。体験済み。」

どの角度で波を切って走っても、全く水を被ることは無く、スプラッシュがたまにぐらい。

その上、どのような状況でも座っていて腰や体が痛くなく、体にかなり優しい船。

バスボート界のマイバッハてところでしょうかね。

素晴らしいボートです。

そんな3日目、ベタ凪に苦しみパターンが掴めない中、私は1,800g~1,900gを頭に、45UP2本を混ぜ合計8本。

45UPはジュンバグのドライブクロー、7gヘビーダウンショットでキャッチ。

柏木さんは50UPを混ぜで6本。

西田君も4本GETと、楽しませて頂きました。

最終日は、モンスターを取るために居場所をストイックに突き詰め追いかける方法や考え方が非常に勉強になりましたね。

(写真:今回の琵琶湖遠征を共にしたBMCメンバー)
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2010W.B.S最終戦で優勝

W.B.S最終戦では蛯原プロと組み優勝。

いや~、欲しかった。何よりも、欲しかった。W.B.S優勝名入れ盾。

今一つ夢が叶いました。さて、状況レポート第2弾です。

2010W.B.S最終戦

残暑が尾を引き、夏なのか秋なのか??の霞ヶ浦でプラクティスもあまり良くないとの情報だけが聞こえてくる中、そこはW.B.S何が起こるか判らない。

W.B.S.最終戦が9月26日に開催されました。

私がプラに出たのは23日で、タイフーンマリーナに着くとすでにクラブハウスの中は天候様子見のW.B.Sメンバー多数。

朝から8mの北東風と秋雨前線+台風接近による大雨。

何とか出船し当初は全体を見る予定であったが、風が強すぎ東岸の一部しか釣りが出来ない状況。

私なりの秋のパターンを探す為、数箇所いじると1300g2本、1200g1本とあるエリアで立て続けにHIT。

楽勝????と勘違いするほどのバイト数。このことが、あとで苦しむ事になるとは。

大会初日は台風直撃で中止。湖上最大風速20m予報。

2日目、朝はベタ凪。昼前から東風7m予報。

蛯原さん:「全員プラはリセットだね。行き当たりで合わせるしかないな。」

私:「湖上で状況見ながら合わせていきましょう。」

スタート後100km以上で走る船上で

蛯原さん:「どこに入る??」

私:「任せます。リセットですから長年の勘と経験で判断して下さい。」

ファーストポイント3投目でいきなり私にHIT・・・・1本目。

その後、当りもなくその場を1時間で見切り移動。前日台風による厳しい環境の中、動きとやる気ある魚を探す為に葦→杭→葦→ドック→ブレイク→カバーとランガンで移動。

カバーのあるストレッチで、私に1本。すぐに蛯原さん続けて2本。船中計4本で8時半。

その後全く当りがなくなる。私はプラ釣れているイメージがあるので焦っていると・・・

蛯原さん:千葉ちゃん。焦んなくても大丈夫だよ。絶対皆釣れてないから。俺プラで、釣れていないから。で、この台風で水温低下の増水でしょ。絶対釣れてないよ。

と言いながら、メンタル的に本当に助けられました。

そして、そんな中待望の5本目を蛯原さんがスピナーベイトでリミットメイク。

10時半、ヨッシャー!!と叫び。

蛯原さん:「あと3時間キッカーだけを狙いに行くか!」

二人で、効率的にBIGの出る可能性が高いピンポイントと回るルートを刷り合わせし、東へ西へいくが、やはりノーバイト。

風が強くなってきたので、早めに西浦最奥まで戻ってくるが水も悪く風を避ける場所にはW.B.Sボートが!釣る場所がない。

残り10分。5本推定3200g。

蛯原さん:「どうする?入れる場所がねぇ~よ。」

私:「1箇所だけ行って頂いて良いですか?」

蛯原さん:「そこオダジー今まで入ってたよ。」

私:「少し違うラインでやりたいので。」

蛯原さん:「良いよ。残り10分!そこで勝負するか。」

3分前、これでラスト一投。

私:「何かきました!!」

蛯原さん:「うそ!キャット?」

真っ白な濁り水の中から上がってきたのは、BASS。デカイ。今日の中で1番デカイ1kg以上。

蛯原さん:「絶対俺が取るから!大丈夫!」

と後ろまで来て一発キャッチ。入換え成功。

さすがです。蛯原さん、本当にありがとうございました。

今回はトーナメントの組み立て方やメンタル、駒の進め方について大変勉強になりましたし、本当に感動し楽しく過ごせました。

私にとって初優勝は一生忘れることの出来ない日となりました。

ありがとうございます。リグ:ドライブクロー5インチテキサスとジグ01ストロング+ポーク
使い方:スイミング
ライン:16lb

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K’sCUP&BMC15周年メモリアルCUPローボート編

毎年恒例のK'sCUPが松屋ボートで開催されました。

前情報はかなりのタフで、前日は12艇出船し1本キャッチが2艇のみでしたが・・・。

K'sCUP&BMC15周年メモリアルCUPローボート編
場所:新利根川松屋ボート
参加:40艇
天気:曇り時々晴れ、北東5~7m

9月8日まで灼熱の夏。9日を境に一気に秋めいた冷たい大雨。

それは1ヶ月以上ぶりの大雨。田畑から濁り水が流入最悪の環境であった。新利根川の上流は、あらゆる魚の死骸ばかりが浮いているとの情報。

当日の朝、新利根川松屋前は水がすごく澄んでいて、シャローの葦際は底が見えるほどの透明感。

州の野原本湖は、エスプレッソ色した濁り水。そんな状況で、半数以上の人が綺麗な川を選択した。

これが、後で大きな意味をもつことになる。K'sCUP&BMC15周年メモリアルCUP松屋ローボート戦が始まった。

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結果は、リミットメイクは4艇の厳しい状況でした。

3位BMC北原さんのパターン

リグ:ドライブクロー2インチ(グリーンパンプキンペッパー)の7gヘビダン。
ライン:12lb
コメント:州の野原真珠棚の杭で、奥から手前にかなりスローに引きながら何かに引っかかったら、止めて見せてから外しのリアクションでバイトに持ち込む。。

この方法で、このタフな状況で合計10本を釣り、2110gをウエイン。

2位BMC岡部さんのパターン

リグ:ハンツ3.5g+スピンポークとドライブクロー3インチ(グリーンパンプキンペッパー)の5gヘビダン。
ライン:10lb
コメント:朝は葦を中心に狙ったがバイトがない為、葦から離れたブレイクポジション狙いにチェンジ。

メインを妙技水道に絞り6時半にはアベレージサイズでリミットメイク。

そのまま、妙技水道先端へら台跡で、ハンツ+スピンポークでシャローから沖にスイミングさ鉄杭の横で本日のBIGFISHとなる1350gをGET!!

その後、当りがなくなったので入れ替えを目指し真珠棚の杭を狙う。

航路側の一番深い4mの杭にいいサイズがサスペンドしているのに狙いを絞り、ドライブクロー3インチヘビダンで杭に絡めながらスローに落としトータル9本。3本で2820gをウエイン。

優勝のパターン

リグ:ドライブクロー5インチ(ブラックブルーフレーク)の10gテキサスリグとジグ01ストロング+ジャンボポークとヘビダン
ライン:16lb
コメント:川の水がすごく綺麗で釣れそうだが、水温がかなり下がっていることに気がつきスタートから、迷うことなく州の野原へ直行。

州の野原の水温は、川よりかなり高い。だが、水が濁っている。

今回攻略するために考えたポイントは、濁りにはサイズUPで色はアピール系、風下でもなく、風上でもなく。夏から秋へ。この4点を意識し魚を探すのみ。

という事で、まずは葦から朝一30分ノーバイト。見切り。ブレイク、30分ノーバイト見切り。深い杭、フォールでショートバイト。

やる気のあるバスは浮いてるか同じレンジの浅い杭にいることを確信。雨による急な水温低下と霞の秋特有の強い北東風は、BIGサイズほど確実に横の動きに反応するはず。

と決め、ヘビダンから、色と存在感の強いドライブクロー5インチテキサスにチェンジ。

杭の横をスイミングさせ、5バイトで3フィシュ。バイトは少ないがバイトしてきたバスすべてが1kg。

3本を揃えたので入れ替えを目指し、更なるアピールと存在感+スイミング最適なストロング+ポークをチョイス。

テキサスと同じようにスイミングさせながら、ジグのフレアーとポークのテロテロ感を最大限活かすアクションを付けながらスイミング。

1本目は手前に走られフッキングミス。次の1本は思いっきり合わせて1300g。狙い通りサイズUPに成功。3本3300gで優勝でした。

(写真:上から順に3位の北原さん、2位の岡部さん、優勝のO.S.Pプロスタッフ千葉氏。)
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大会結果は上位6人中、州の野原5人、州の野原と川の組合せが1人。川をメインにしていた人は、全滅という展開でした。

今回のポイントとしては、夏の釣りの延長ではサイズが伸びず、横の動きを意識した釣りは、単発ではあるがサイズがよい、ということ。

そして「夏の終わりの冷たい大雨は、急激に秋を意識する魚を増やす。」という経験から、今の悪条件を加味してドライブクロー5インチの最大の武器、デカイ両爪を活用した水押を意識したスイミングで組み立てました。

特にこれからの秋終盤に向けてかなり有効な武器となるので試してみてください。

ちなみに、シンカーは条件にもよりますが7gか10gがベストだと思います。

そして更にサイズUPの方法は、ストロングジグしかないでしょう。

あまりにも存在感があり、使うことに抵抗を感じる人も多いのではないでしょうか?

ストロングの使い方で重要なことは、通常のジグと思って使わないことです。

こいつに出るバスは、かなりデカイです。ラバージグと思わないで使ってください。

詳しい使い方は、何と!この後、行われた9月末のW.B.S最終戦で蛯原プロと組み初優勝しました。

これを意識し活用して勝てたレポートは、後日UPします。

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週末BMCメンバーの西田君をつれて、人生初琵琶湖に行ってきました。

いつもの悪い癖が出てしまい、ほぼ思いつきに、

私:「西田、、、週末暇?」

西田:「なんで?」

私:「いいから。」

西田:「はい。」

私:「よし、琵琶湖に行こう。」

ってな感じで、思いつき釣行スタート。

琵琶湖遠征

<琵琶湖釣行1日目>

私も出発当日に海外出張から帰り、そのまま夜新幹線で琵琶湖へ。

W.B.S.プロの柏木さんに2日間乗せて頂くことで、船の準備もOK。

話によると琵琶湖では50UPでは普通の人、ラインは20lb以上、もちろん竿はエクストラヘビー以上。

そんな話ばかりを聞いて、どんだけの湖なのか?どんなモンスターと出会えるか?胸を躍らせ向いました。

柏木さんのボートは、チャンピオン206+ベラードスーパーチャージャー2505シングルコンソール仕様。

3人で十分釣りができ、湖上の荒れもなんのストレスも感じさせないスペシャル仕様艇。

BMCホームの霞や印旛とは、まったく状況が異なるウィードFOREVERフィールド。

そんな中、西田君が初日一投目、なんと48cmフィシュ。

ちなみに、この場所はW.B.S.山本プロが前週にゴンザレスGETした所。凄過ぎる。琵琶湖。

柏木さん:「2日間BIG狙いでいくので、数は釣れないからね。」

その後、獲れるがサイズは40cm以下。初日は、曇り時々雨の状況で、しかも水門全開。

柏木さん:「この時期水門全回は、タフってしまいがち」

とのこと。では、シーズン先取りパターンに変更、ウィードマットのパンチングサステキ1ozにて10投目ぐらい・・・ゴツ。

ヘビーロッドを思い切り合わせてみると・・・出ました。ハイこれ。57cm3kgUP・・・・・・・・・・写真1

この場所は、3人で7バイト4フィシュで終了。

大きく移動し、河口にあるウィードエリアで6バイト4フィシュ!しかしサイズはイマイチな為、移動。

今度のエリアは、W.B.S.浅井プロがゴンザレスをGETした場所とのこと。

水門全開の為、ウィードの流れに沿ってハイピッチャーの表層引き。

柏木さんが1本取った後、20投目ぐらいに、ハイピッチャーに「ゴツッ!」とゴンザレス級強烈バイト。

思いっきり合わせた瞬間。ウィードに潜られラインブレイク・・・一瞬の出来事。恐るべしパワー。

その後、数本取るが40cm前後。ここで初日終了。

(写真1)
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<琵琶湖釣行2日目>

雨のち曇りのち晴れ、めまぐるしく変わる天気+前日からの水門開放によって大減水。更に状況は悪化。

北湖からの冷たい湖流が入り水温が物凄く下がっているとのこと。

柏木さん:「今日は厳しいね。でも、BIG狙いで行くから。」

と、スタート。予想通り、前日と比べても食いが渋くショートバイト。当りが物凄く少ない。

いろんなエリアを回るが、全く当りが無い。

やっとの思いで、あるウィードシャローエリアで西田君が45をGET。続けて40GET。

行く場所行く場所で、ポロっと1本みたいな展開。でも小さい。昨日のゴンザレスウィードマットエリアに入るが、私には当りは全く無く柏木さんに30ぐらいの1本で終了。

厳しい。ちなみに私はまだノーバイト。

次に浚渫で、柏木さんにロクマルOVERがHIT!!デカイ。船の横で大ジャンプ2回。

次の瞬間、ウィードに潜られやり取りすること7~8分。プンっと、最後は針が思いっきり伸ばされてバレてしまう。恐るべし。

まあまあ、こんなものですよ。。と、柏木さん。

ここは琵琶湖。またすぐ会えるさ。と切り替えも早い。

俺なら、相当ショックなはず。さすが大物。

数箇所回った後、今度は南湖真ん中で私たちの船に何かが向かってくる。。。。

近づいてみると、2m超えの青大将!エレキでかわそうとした瞬間。青大将君フルパワーで船に突進!!

そのままエンジンに上陸、髑髏を巻きしばし休憩の模様。・・・・・写真2

その後、しばらくして静かに泳いでいかれましたが、、しかし、なんで湖の真ん中にヘビ?恐るべし琵琶湖。

その後、違う浚渫エリアで、今まで散々ストレート系ワームテキサスを投げたのだが当りが無いので、ドライブクロー4インチモエビカラーテキサスにチェンジ。

「ちなみに、昨日はストレート系のワームに喰いがよかった。」ドラクロモエビカラー10gテキサスを浚渫のエッジに向けて投げフォール中に、ゴツ、出ました52cm2000gOVER・・・・・・・・・・・写真3

(写真左が2、写真右が3)
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続けて、ドラクロモエビカラーを投げ、ウィードを外した瞬間。

ゴツツ、出ました。58cm3500gOVER・・・・・・写真4

西田君も、ドラクロにチェンジした瞬間からバイトが連発。数本GET。モンスターは取れなかったが、ドライブクローのパワーに脱帽凄いですね、ドライブクロー。

フォールで良し。ズル引きでも良し。リアクションでも良し。スイミングでも良し。

あらゆる使い方で、バイトがありBIGも反応する凄さを改めて感じました。

ちなみに、琵琶湖定番のブラックブルーやシナモンブルーなども使いましたが、当日は明らかにモエビカラーにバイトが集中していた感じです。

皆様も機会があれば、琵琶湖でドライブクローモエビカラー試して見てください。

他のワームと比べても何かが、違うハズです。

最後に柏木さん、2日間大変お世話になりました。次回オーダー、4000g超えお願いします。

ありがとうございました。

(写真4)
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BMCトーナメントレポート

こんにちは千葉です。

BMC第2戦印旛沼&第3戦霞ヶ浦全湖のレポートです。

5/23開催のBMC第2戦印旛沼

今年5月末の印旛沼はアフターど真ん中。

そんな季節ですが、BMC第2戦印旛沼が5/23に開催されました。

プラでの有力エリアは、新堀・承水路。

サイズは期待出来ないが数が出る新川上流。

プラでは10本~15本平均1キロ以上という状況でしたのでかなり期待してトーナメント当日を迎えました。

当日はサイズダウンしていたものの、釣っているチームは20本以上!

結果、釣っているチームとそうでないチームにはっきり分かれている試合でした。

アフターのバスをどのように攻略したかがポイントでしたね。

では以下は上位入賞の方々のレポートです。

■優勝 安斎チーム

[エリア]
・甚平衛広沼
・捷水路(北部側)

[パターン]
・前週まで有効であったパラ葦のパターンを試すがバイトを得られずバスのコンディションがアフターに移行した事を確信。

更に雨による増水も考慮して「矢板内」にプラン変更。

矢板の真裏でステイしているだろうアフターのバスにターゲットに絞りノーシンカーをスローフォールさせ若干のステイ、バイトが無い場合は矢板や葦にルアーを引掛けて小刻みにシェイクさせバイトを得た。船中20本以上を釣った。

[メインリグ/タックル]
メインリグ:ノーシンカー&ドライブクロー3”の3.5gテキサスリグ
タックル:ベイトタックル
ライン:フロロカーボンライン8lb

■2位 岡部チーム

[エリア]
・甚平衛広沼
・捷水路(北部側)

[パターン]
・パラアシと奥の密度の濃いアシをテキサスリグで誘った。朝方はパラアシでバイトが有ったが、日が上がってくるにつれてアシ奥でバイトが集中するようになった。
・バイトはフォール中、もしくはステイ中にかすかな違和感を感じる程度だった。
・船中20本ほどキャッチしたが、キッカーは入らず、ウエイトを伸ばすことが出来なかった。

[メインリグ/タックル]
メインリグ:ドライブクロー3"(グリーンパンプキンペッパー)5gテキサスリグ
タックル:ベイトタックル
ライン:フロロカーボンライン12lb

6/20開催の第3戦霞ヶ浦全湖戦

当日は曇り時々晴れ。

前半ベタ凪・後半南西爆風の悪条件の中TOPプロを交え18チームバスボートトーナメントを開催しました。

プラでの有効エリアは、東岸ジャカ裏・牛堀そして、各流入河川。トップ系ルアーや、ノーシンカーリグなどで拾っていく展開が予想されました。

(写真左は安斎ペア、写真右は岡部さん)
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■優勝 千葉・池谷・竹内チームレポート

現状の霞はプリとアフターが交じり、エリアによっても状況が違う難しい状況。

まず、プラでも好感触であった牛堀シャローで、水深のあるアシやドックを狙う。

ドック壁でバイトがあるがのせられず痛恨のバラシ。

しばらく休ませ、再度入ると今度はドックからだいぶ離れたところでバイト。油断しておりまたもやバラシ・・・。

釣れる感じがしなくなったので、東岸エリアに移動。

東岸の有力エリアには、全てボートが入っており釣る場所がない。

やっと入った場所も、既に誰かが直前まで流していたらしく水に濁りがある。

しばらく流して何も無いので移動。

プラで良かったガーデン北浦にいくか?ヒルズ西浦で勝負か?

結局時間的なロスを考え、西浦勝負に決定。

花室川に入り河口から流すと、すぐ私にベントミノーで1本900g。

そして池谷君が1430gのBIGFISHをノーシンカーでゲット。

結局2時間半で6バイト3フィシュ。

外は爆風だが、とりあえず揃ったので入れ替えを目指し風裏エリアであった古渡をランガン。

そこで4バイト3フィシュで入れ替え成功。

その後、和田で1本。

そして土管島に入り4バイト3フィシュと30分でラッシュがかかる。

1100gフィッシュをGETし入れ替え成功。

トータルウエイト約3500gで優勝!!

[エリア]
牛堀→東岸→花室→古渡→和田→土管

[メインタックル/リグ]
メインリグ:ドライブクロー4"(グリパンチャート)5gテキサスリグ
メインリグその2:ベントミノー86F
メインリグその3:バックスライド系ノーシンカー
メインリグその4:ストレート系ワーム6.5"ジグヘッドワッキー

(写真左:なんとかビッグフィッシュをキャッチする事が出来ました。写真右は、第3戦で協力してくれた池谷&竹内さん。)
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4月下旬の牛久沼でトーナメント!

久し振りのコラム更新ですね、大変お待たせ致しました。今回はBMCの牛久沼戦レポートです。

今年の春の牛久沼

毎年この時期には牛久沼で大会を組みビッグウエイトが出るのですが、今年は頻繁に起きた寒暖の差と、長雨による日照不足の為か季節の進行が遅く、例年とは比べられないほど厳しい状況でした。

今回のBMC第1戦牛久沼のゲストは、、、、、イマカツ渡辺さん・ノリーズ西村さんに、O.S.Pからも川村さん、草深さんと豪華ゲストを迎え、吉野屋ボートさんからの出船となりました。

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前週土曜日には雪。

一気に水温が5度以上下がり、週前半で3度以上水温上昇したものの、木・金と寒冷前線による雨と爆風で再び水温低下。

当日は、晴天無風。

安定しない気候の影響で、葦の生育が例年より2週間以上遅れている感じ。

そんな中、私は朝一、水中新芽の岬にハイピッチャー・・・反応なし。

次に葦の新芽やパラ葦にJIG01ストロング+BIGダディー赤黒とザリガニを意識したカラーでステイ。

その5投目、パラ葦にJIGを打ち込みステイ後、横にスゥーっとスローにジグを持ち上げると、『ゴツ!』キター!!

瞬間的に思いっきりあわせる。『バチン!』痛恨のラインブレイク。チ~~ン・・・。

その後は、同じ釣り方で東谷田、西谷田、本湖と回るが当たりナシ。

結果、他のメンバーも66%がノーフィシュ。

リミットメイク1名、残りの釣った人も全員1本という非常に厳しい結果であった。

では、そんな中上位に絡んだ方々からコメントを貰いました!

(写真:唯一リミットメイクの岡部さんと、クランクでナイスバスをキャッチした川村さん)
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<唯一リミットメイクの優勝者岡部さん>

牛久沼戦の優勝パターンは、なるべく発育の良いパラ葦の外側にヤマセンコーのノーシンカーをピッチングで投入し10秒程度止めておくとラインにかすかな当たりが出る感じでした。

しかし当日は11時まで全く当たりがなく、タフなときは手数を増やして・・・とテキサス・ヘビダン・スピナーベイトとローテションするもやはり反応なし。

しかし水温が上がってきた昼ごろ、テキサスに当たりらしき反応があったので、食わせを意識しノーシンカーに変えると2時間で4本、1本を入れ替えし3本合計3425gでした。

<2位の片桐さん>

スポーンの魚をリアクションで狙い、朝のうちにバズベイトで1本2420g。

過去のBMC牛久フィールドレコードは、2010gであり、この2420gはフィールドレコードフィッシュ更新です!

<3位の西村さん>

葦にテキサスで1本1880gとこちらもビッグフィッシュ!朝にキャッチ。

<4位の境さん>

朝一テキサスで1本1660g。朝にキャッチ。

<5位の小野さん>

ドライブクローテキサス1本1450g

O.S.P川村さんもスタート後5分ほどで、アシに隣接した囲み杭からRPMクランクBIT3で1本1000gぐらいのをキャッチ。

朝一にキャッチ出来なかった人ほぼ全員が、ノーフィシュという結果で、本当に厳しい大会でした。

ちなみにO.S.P草深さんはスタート直後、ポイントに到着する前にエレキが壊れてチ~ン・・・。

今回のウイニングパターンはBMC内で『タフ戦に強い』と定評のある岡部さんしか出来ない展開だったと思います。

昼までノーバイト!

大抵の人は集中力が切れるのですが、そんな中、流石ですね。耐える止めるM釣りの天才かも。(笑)

私は、BMC第2戦印旛沼と、そして6月末には2年連続2位という悔しい結果に終わっているW.B.S3DAYSもあるので頑張ります。

さて、5月に入ってから、メンバーからBIGなレポートが届いてます。

BMCメンバー大塚さん
場所:北部印旛沼
サイズ:53cmの2140g
日時:5月12日AM7時30分 
ルアー:ドライブクロー4インチ(ジュンバグ)5gテキサス
コメント:パラ葦ステイ後、スイミング気味に葦の外に出たときにバイト。それ以外に7本釣りました。

BMCメンバー竹内君
場所:地元の野池
サイズ:58cmの3220g
日時:5月3日AM8時 
ルアー:O.S.PJIG01+ドライブクロー
コメント:葦に打ち込んだ瞬間、ひったくるようなバイトで。「ゼロワン釣れます!」

BMC安斎さん
場所:印旛沼
サイズ:54cmの2310g
日時:5月9日AM7時 
ルアー:ドライブクロー5インチ(ジュンバグ)7gテキサス
コメント:パラ葦ステイ後、スイミングで水中岬新芽をぬけた瞬間にバイト。ドライブクロー釣れます。5インチ最高!

(写真:左から大塚さん、竹内君、安斎さんです。)
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2009ケイズ&マグナムCUP

今年最後に、BIGタイトル取れました!プラも全くしていないので、予想外の結果でしたが素直に嬉しかったです。

ケイズ&マグナムCUPストーリー

毎年恒例、霞ヶ浦水系では有名な『ケイズ&マグナムCUP』

毎年オカッパリで100名以上、ボート部門でも100名以上が参加する、ローカルトーナメントとしては最大級の人が集まります。

今年もボート部門では126名の参加がありその中で優勝することが出来ました。

ケイズ&マグナムCUPでは、これでなんと3連覇です。

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「3連覇は過去に誰もいない。」

昨年・一昨年は、入念にプラにも入り魚のポジションを見極めていたのである程度取れるだろうと思い、結果「優勝」出来たのですが、今年は、W.B.S.クラッシックで魚を見失い、季節感に翻弄されている状況で全く自信がない中でのトーナメント参加になりました。

あえてプラスの要素があるとすれば、Myパートナー「安斎さん」。

ちなみに私が彼と組んで参加したトーナメントは過去3年間で・・・・

・ケイズ&マグナムCUP(3連勝、07、08、09年)
・BMCトーナメント(3戦中、優勝2回、3位1回)
・タイフーンOPENトーナメント(2戦中、優勝1回)
・タイフーントーナメント(3戦中、優勝1回、2位1回)
・W.B.S.スーパー3DAY'sトーナメント(08年1戦中、2位)
入賞率91%(10回/11戦中)

3位以下に外したのは、なんと1回!超頼りになるパートナーです。

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彼の強みは、固定観念がなく柔軟、常に私の使用するリグを見ているので、こちらが何も言わなくてもパーフェクト対応、まさにスーパーノンボーター。

そして、嵌めた時の爆発力!ですかね。

理屈とかではなくとにかく私とは相性がいいです。

そんなわけで、全く見えていない今回、私の唯一のプラス要素といえばパートナーとして連勝街道驀進中の頼りになる安斎さんなのです。

当日の朝、自宅に迎に来てくれて車に乗るなり一言。

安斎さん:「何かやっちゃう気がするよ。」

私:「クラッシックで見失い、それから1度も出てないし、全く今回は自信が無いよ。」

安斎さん:「いや大丈夫、やっちゃう=優勝 いつも勝つときと同じ感覚?感じ?気がするから。。。」

っと、いつもの調子で。スタート順は126名中77番目。

縁起がいいかもなんて話しながら朝一西浦を目指して走ると、後ろには昨年同大会2位、TR21やすマン艇が覇王を乗せピッタリと追走、西浦までデットヒート。

南岸か北岸どちらに入るか一瞬悩んだ瞬間、横から北岸牛渡に入られてしまう。

そこで反対の浚渫に入り、周りの杭を打ちながら浚渫のブレイクに向け投げると、すぐに安斎さんにヒット!

「ドライブクローヘビダン」1000gぐらいあるナイスフィシュ!だが、、、船の横で痛恨のラインブレイク。

やっぱりここいるんだ、この浚渫。っと自信を持ち、更に粘ること30分・・・。

また、後ろで安斎さんが「キタ!」

竿がかなり曲がっていて「デカい?」「キャットかも?」と思いながら見ていると船横3mでいきなり50UP、推定2000g以上は楽勝なモンスターが水面に!

私:「慌てるな、ゆっくり落ち着いて。」・・・私が焦り気味。

安斎さん:「かなりデカイです!!」

私:「網出すから、慎重に!」

コンソールBOXの奥で埋もれてる網をやっとの思いで掴み振り返ると。。。船横2mぐらいで、ものすごいエラ洗いの最中。

あっ・・・針が外れた・・・二人とも座り込む。

ふぅ、でも、いるね、ここ。ドライブクローヘビダン。釣れる。

私も、ブリッツからドライブクローヘビダンにチェンジ。

その後、2時間粘るが音沙汰なし。

結局そのあと、数ヶ所回るが無事故無違反。

すでに11時を回っている。ライブウェルはカラ。

少し風が出てきたので、風が当たり若干流れがあたる2mの杭がらみのゴチャゴチャ(自称六本木ヒルズ)をやりに行こう、っと動く。

そこで私はハイピッチャー、安斎さんはドラクロヘビダンで訪問一流し。不在?

一旦戻り3インチドライブクローのテキサスを入れるが、不在?

そこで私は誘い方を秋に超有効かつ、得意なテキサスのスイミングにチェンジ。

ワームもドライブクローのテキサスを4インチにサイズUP!!

理由はフォール~ステイ中心から、横の動きにする為水押しを重視しアピールを強くするためです。

すると今まで全く反応が無かった同じ場所で立て続けにバイト!

初フィシュは800g。

そしてまたすぐ800gを「ドラクロ4”のテキサス」

シャロー側に移動して打っていると、後ろの安斎さんが500gをキャッチ。ドラクロヘビダン。

シャローにも魚はいるがサイズが小さいので、再度2mの六本木ヒルズにドライブクローのスイミング。そして900gGET!

ほぼ同じ場所で3本。その後当たりが無くなったので私的にかなりの確率でBIGが付くそばの2m(自称ミッドタウン)に移動。

テキサスを入れるが反応なし。後ろでヘビダンも入れるが反応なし。スピナーベイトを通すが反応なし。

では、リアクション1発狙いに1/2ozフットボールに変更。

「通称黄色ちゃんちゃんこ!」アピール力NO.1!!ワンチャンスに出るか。。

ホンガリングで寄せ、杭に絡めた瞬間!ミッドタウンBIGママバイト!!!!

不運にも竿が垂直だった為、合わせる事ができずフロントからバックシートまで竿を立てたまま後ろに走るがのらず。

「やつは忘れたころにやってくる!」・・・通称バラシ。

今度はバラさない。っと全神経を集中し投げる。

今回は先ほどのバラシを考慮し少しスローリズムのホンガリングで寄せてくる。

コツッ・・・きたぁ!今度はMAXフッキング。完璧!

・・・・・・・

・・・・・

・・・



完全に、目の前の杭が前後に揺れている。(杭に巻かれた)

チーン・・・。出た、チーン。

で、回収。場も荒れてしまい、や~~~~めた!

銀座クラブ○ス○ダ○のNo.1あやつと同じで、超手ごわい。

ホントかかるのは金ばかり、、、、、、チンチンチ~~~ん。

あと、2本すっきりと行こう!

風が強くなってきたので、一時的にワカサギが打寄せられる可能性が高い岬がらみのベンドに移動。

パートナーの根掛かり回収中、護岸に沿ってキャスト。

ハイピッチャー5投目。ゴツンと800gGET!狙い通り!

あと、1本。すでに12時45分。

妙技入り口に向かうが、先行者がおり出来ず。

風も少しあたってるし、最後土管島に賭けてみよう。っと移動。

クランクで一流し、異常なし。ドラクロヘビダンにチェンジ。

3投目角のコンクリート杭の横で少し止めてると。コツッ・・・MAXフッキング!

800gGET。

13時17分、とりあえず揃った。ギリギリの奇跡?

4000g前後をもって会場へ。

BIGフィッシュが入ってないので、優勝は難しいっと思っていたのですが結果的には4120gで優勝!

リミットメイクは3名のみで私達と2位と3位。

2位の方は、常陸利根川小見川水門に抜ける葦で朝一で5本。当日朝流れが強く反転流のある場所でキャッチとのこと。

3位の方は、横利根川入り口で、朝一2000gフィッシュを混ぜて、、そして半数近くが、ノーフィシュという厳しい状況でした。

どんな状況でも、メインルアーは私の場合「ドライブクロー」ですが、使い方をちょっと工夫するだけで釣れる可能性がさらに増すのです。

今回、パートナー安斎さんがメインに使用していたのはドライブクローのワッキーチョン掛け。

通常のテキサスリグよりも、遥かに反応が良かったとこと。

私がメインに使ったのは、ドライブクロー4インチシンカー7gのテキサスリグスイミングでした。

同じテキサスでも3インチフォールや底ステイではまったく当たりが出ず、ルアーのサイズUPと使い方を横の動きに変えたことで今までバイトが無かった同じ場所で3本も取ることができたのです。

なので、いい場所では、いつもの一方通行的な使用方法でなく、発想チェンジでトライすることがよい釣果に結びつく重要なファクターであると考えます。

今回は、運もありましたが・・・。

これからも、頑張りますのでよろしくお願いいたします!

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2009W.B.S.クラシックレポート

お疲れ様です。やっと、W.B.S.クラシックが終わりシーズン終了です。

本当に今年は色々とありました。不甲斐無い成績で終わってしまい、お世話になった皆様本当にすみません。

では、っとプラからクラッシックを振り返ってみましょう。

秋は非常に条件が変わりやすいのでプラで絞り込んだテーマは、、、、

増水パターン=エビ系
減水パターン=ワカサギ、シラウオ

そして、+水・濁り・水温・秋を意識しエリアやレンジの絞込みを行い魚を探しました。

トーナメントまでの2週間で、実際プラに出れたのは6日間。

プラ中は、ほぼ晴天・風速最大でも4Mぐらいという状況でした。

パターン

雨や台風の後、濁りや増水では、バスが差してくるエリアや回ってくる時間などにアジャストし、ひとつのストレッチで1400g~1000gが連発し(20分でキロ以上を5本)、すべての魚が一度も釣られた形跡がない綺麗なバスをGET!前回レポート通りの結果です。

減水気味に戻ってからも、キーパーエリア、キッカーエリアとパターンみつけこの通り、50UPを含め1600g、1400g。

キーパー場では、ブリッツやハイピッチャーで700g~800g平均と、今回は、ほぼ魚が見えていました。

そして、プラクティスを重ねた結果、私が出した答えは水深のある縦スト、ブレイクがらみの縦スト。

+近くに流入河川、水門などの複合要素がある。

雨が期待できない=増水しない=ここを中心に組み立てる=減水に影響しにくい。

大きく5箇所に決め本戦突入です。

(写真:プラクティス中にキャッチしたバス)
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クラッシック初日

正直ここまで魚が見えていたことがないので本戦が非常に楽しみにしてました。

初日の天気は、快晴微風。

私の願ったり叶ったりの予報です。

フライト順も、誕生日と同じ11番フライト。

もしかして、もしかして、きてるかも。

っと、内心ウキウキ。

若干風が強いが、想定の範囲。

今回のプレスは、福島県からたった一人申し込んで来た、勇気ある佐藤さん。

話を聞くと、普段は阿武隈川でオカッパリしてるとのこと。

スタート前プレスの佐藤さんに、「多分数人とエリアかぶっているから」「本湖で何艇抜けるか勝負なので、風下を抜けるから少し荒れるよ。」っと。言うと・・・。

佐藤さん:「初めてのバスボートです。」っとの回答。

私:「大丈夫?走ると想像するより遥かに寒いので、厚着して下さいね。」

佐藤さん:「楽しみです。」

私:「飛ばされるモノを閉まって、絶対ここを離さないで下さいね。多分跳ねますから。」

そして、スタート。

西浦・本湖で6艇を抜きプラン通りキッカーが期待でき、キーパーも取れる場所に一番入り。

誰もいないしついてるかも。と、更に心ウキウキ。

小さくてもモーニングで1本~2本取れれば、後はキッカー。

日が出てくれるのを待つのみ。

と、頭の中では取らぬ狸の皮算用。

ふと、

私:「佐藤さん大丈夫?」

佐藤さん:しばらく放心「たたた、のしかったです。」

私:「何よりです。今日はしばらくココから出ないので、この場所は荒れませんから安心して下さい。」

佐藤さん:「これがバスボートですか。。速いです。」っと

ここから、こんなに厳しい2日間が始まると誰がそのとき予想したでしょうか?

1級ポイントのピンに、JIGゼロワンを入れる。

入れ方を変える。

角度を変える・・・・・・・・・・・・・出ない。

次の1級ポイントピンに入れる。出ない。

打つべし、打つべし。出ない。出ない。

打つべし、打つべし。出ない。出ない。

おっと、気がつけばそばに、トレードマークイエローの実力者。

タイフーン最高権威BOSS艇が。(タイフーンはW.B.S.プロ御用達のマリーナの事です。)

あちらには、3Day's覇者松村艇。

葦には、昨年クラッシック覇者山田艇、そして浅井艇。

予想通りバッティングしまくりです。

では、朝ですし、目先を変えで、、、

ブリッツを巻くべし、巻くべし。出ない、出ない。

ハイピッチャーを巻くべし、巻くべし。出ない、出ない。

ブリッツMAX巻くべし、巻くべし。出ない、出ない。

スローダウンか?

ドライブクローヘビダンにチェンジ。

1級ポイントのピンに、落とす。すでに2時間経過。

俺って、もしかしてノーバイト?

そんなことに気がつく。

1級がダメなら2級は・・・当然反応なし。

知りうる限りの、引き出しを出したり閉めたり。

周りの状況でも、釣れている気配は無い。

どうする。俺。

クラッシックでボーズはまずい。ズゴーンとプレッシャーが・・・

すでに3時間経過。チーン。

直近プラでは、50UP1900gに1600gとGETだし。

入るはずだ。絶対に入る。

自分自身に暗示をかけ、独り言で。自分自身を説得。

その後も、まったく反応なし。

チンチンチンチーン。

ココを、出るか?出ないのか?悩みながら見渡すが、周りも釣れている気配は、相変わらずない。

私の横を、3Day's覇者松村艇がエンジンに火を入れ動き出す。

あきらめ気味に私もデッキに座り出る準備を始める。

15m先には、山田艇。

何気なく、見てると。

お!何かかけてる。

デカそうだ。

ピーンと張り詰めた空気が辺りを包む。

松村艇、BOSS艇、そして、私。20m以内に居たすべての選手が、山田艇の成行きを見てる。

後ろに回りこみランディング。でかい!

かなりデカイ。

その瞬間。

私を含め全員が、エレキを再び下し集中力を取り戻し釣りを始めたことは言うまでも無い。

が、しかし、私は、その後1時間、当りも無くノーバイト。

とき、すでに10時を回ってる。

いったい何時になればお天道様は出るのか?

天気ぐらい当てろ!っと天に叫んでみる。

そして、

私:「ゴメン、佐藤さん今日魚見せること出来ないかもしれない。」と。弱気に・・・。

すでに4時間以上ノーバイト。

朝からずっと曇りで更に気温が下がってる感じ。最悪。

これもあれか。あれしかないな。

そして私は、独り言。

「ココを出るぞ!」宣言をして、本湖に活路を見出す。

本来なら、晴れの初日にブッチギリウエイトを叩き出し、翌日の予報が、曇りなので、バックUPポイントで逃げ切る予定でしたから、本当は、明日の為に触れたく無いのですが、さすがにボーズは拙い。

プレスにも焦る自分を見せないよう、冷静を装いバックUPポイントへ。

誤算はここでも、なんと、プラで800gクラスが数本取れていた場所も、ノーバイト。

釣れない山脈8合目。

焦って、セカンドバックUPポイントへ。

ここは500~600gクラスが連発したエリア。ノーバイト。

なぜ?なぜいない。

釣れない山脈9合目。

気持が折れそう。釣れない連峰完全制覇。。。。となるか?

で、最終戦2Day'sでキッカー1700gを出したポイントへ移動。

プラでも毎回魚を取れているしこの場所は、ノンキーからキッカーまで取れるところで期待大。

すでに13時8分。終了まで残88分。

自衛隊の飛行機が戦隊を組んで上空を、GUUUUUUUN!

何気に見上げ、ふぅ~~とため息。

そして親の仇のごとく思いっきり風上に向かってフルキャスト。

狙ってたかのような突然の突風。

クランクが、投げた方角の反対側に・・・スローモーションのように、、、そして、クランクの更に上空には戦闘機が、GUUUUUUUUUNN。

そして船の横には投げたはずのクランクがポチャン。

奴は、忘れたころに突然やってくる。

いつも忘れたころにやってくる。

クラ~~~~~ッシュ!参上です。

メインクランクロッド1本殉職。

奴は、いつも忘れたころにやってくる。。。

ち~~~ん、気を取り直しハイピッチャーをキャスト。

今度は上空にヘリの戦隊がBOOOON~BOOOON(橋本卓哉風)~~「今度はお前か」っと叫ぶ。

そして、予想通り突風!!

そうはさせない。

ハイピッチャーをなめるな!っと心の中で叫ぶ。

突風に勝った。少しうれしい、ざまぁみろとヘリ戦隊の空を見上げ、なぜかウリャ~と叫んで巻いている瞬間、奴がきた。

ホンマモンの奴が来た。

本日初バイトに、体が反応出来ず合わせられない。

痛恨のバラシ。

ショボン。。。。

魚はいる。いる。いる。気を取り直し。

ではでは~~っと、ドライブクローヘビダンですかさずフォロー、ゴロタを乗り越えた瞬間。

コツ。

今度は、完璧なフッキング。

600gぐらいではあったが、うれしい1本。

ボーじゃない。時、13時22分。

このまま、ここで粘り切るか?と思い、色々と試すがその後、続かない。

であれば、っと、プラで1600gを釣った場所へ。

ハイピッチャーで巻き始めゴロタの上を通すと、ガツンとナイスバイト。

800gフィシュ。その後少し粘るが、音沙汰なし。

最後にBIG1本を狙いに、大場所の杭に移動。

天下の赤羽さんが浮いている。

終わった。

新港に戻りながら、入れる場所を探すがほぼ良い所には、ボートが浮いている。

結局境川を少し流し初日終了。

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クラシック2日目

朝、びゅ~うびゅ~うびゅ~う、な風。

すでに6~7mな感じ。予報では、10m超え。

今日は、予報が当たってる。

私の嫌いな曇り。

なんで昨日ははずれて今日は当たるの?っと気象庁!

私にとって、曇りで風が強い最低な状況。

でも、ここはクラッシック!

イッパツでかいのを狙うしか無い。

何故なら、初日TOPウエイトは5kgOVER。

しかもおまけに2kgFISH付き。

初日ウエイト1400gの私が狙うのは、BIGFISHタイトルのみ。

大得意のJIGを駆使して、狙うは2kgOVER。

そして、スタート前 (BOSS=トレードマークイエロー)

私:「BOSS、今日はどうします?」

BOSS:「行くよ。狙うよ。もう狙うしか無いでしょ。」

私:「じゃぁ狙いますか。現地で。」

BOSS:「でも、この風あのエリア、ブンぬけかもね。」っと意味ありげ

BOSSのスタートは、私より5番前。

そして、スタートの合図と共にそれぞれの船が思い思いの場所に向かい舵をとる。

黄色いBOSS艇が前方に見えて、大風だからBOSSについて行こうっと後方につくと。

あれ沖宿で突然のスローダウン?

行かないのかな?

あれだけ言ってたのに?

おかしい?

まぁ、いいと、私は予定通り向かうのに舵を切る。

荒れてる。

北岸の風上を走らないと、厳しい。

振り返ると、BOSSは先ほどの場所から動いていない。

しかもシートに座ったまま。

エンジンでも壊れたかな・・・大丈夫かな?など少し心配しながら走り出す。

私:「佐藤さん、しっかり?まってて下さいね。昨日よりもかなりヤバいから。」っと

崎浜から出島に向かい、風と波を避けるように北岸に向かう。

前方にはスキーターとチャンピオンが跳ねている。

何故か、いけるかも、っと変な自信が出てきて出島の辺りで、スキーターを抜くべく本湖ショートカットにチャレンジ。

アドレナリン全開→全壊

すぐに、答えが、無謀。





う。

佐藤さんはマジピン顔。

私もピン顔。

デッキには水の嵐が。

あわてて、玉造り生簀に向けバウを向ける。

何とかクリア。また、前には先ほどのと違うスキーターがいる。

あれに付いて行こう。

霞三大難所、天皇崎。

本日第二関門、恐ろしいくらいの三角波。

先を走る船が、予想以上にすごいことになってる。

それを見ながら、どうする俺。

あの先には、パラダイスが。

パラダイスがある。

俺の2kgが待っている。

よくわからない自信。

気合いをいれて突っ込む。

佐藤さん、更にピン顔硬直。

私:「大丈夫?」

し=====ん!

まぁ、いっか、行くしかない。

たどりつくこと、昨日とほぼ同じ時間。

そこに、このババ荒れの中、本湖真ん中を突っ込んでくる船が。

船の腹を見せ、横を見せ、キャビリまくりの赤いすんごいのが、かっ飛んでくる。

無謀??????!!!!!??????

俺には無理。あまりの豪快さに、しばし見とれるが、誰だあれ?

そばに来てみたら、何と山田艇。

私:「思わず大丈夫ですか?」

山田プロ:「これくらい屁でもねぇよっ」「それより千葉ちゃん、誰もいないの?」

私:「私が1番で、山田さんが2番ですよ。」

山田プロ:「こんな荒れてちゃ、テクがないとな、誰もコレネェベ。ガハハ。んで、まっすぐ来るしかねぇべよ!ガハハ。テクだよテク。ガハハハハ。」「千葉ちゃんも来てるじゃん。」

私:「いやいや、私はテクでなくフネです。」

何気なく山田艇のプレスに声をかけてみるが、予想通り反応なし。遠くの空を見上げてる感じでした。

その後私は、各所で勝負するも前日通り何も起こらず、気がつけば11時を回ってる。

引き続きノーバイト。

私:「佐藤さん、ダメだね。昨日も今日もこの湖(娘)に裏切られた。ここ出るよ。」

山田艇はまだ粘ってる。きっと釣れているだろうが、私には何も起こらない。

なんで、本湖でBIG狙いに行くわ。

私:「かなり荒れてるから心と体の準備してね。」

本湖はウサギ出まくり。

何とか、北岸にたどり着く。

そして、昨日と同じエリアで絞りBIGを狙いにJIG01ストロングを投げるが反応なし。

チ~~~ン

またもや、ボーの気配が、今度はボーちゃんがやってくる。

奴は、忘れたころにやってくる。焦る。ヤバい。

ドライブクローヘビダンにチェンジ。

すると、忘れたころに、本命の奴はきた。

「コツ」

きたぁ~11時半。なんて嬉しいのだろう。

結果このエリアで3バイト2フィシュ(内ノンキー1本)

その後は、、各場所回るが何も起きず。。

大風の中、何とか新港まで戻り終了。

厳しい試合でした。

ここで、今回何度も窮地を救われたヘビダンについて、千葉流使い分け「ヘビダン編」に触れてみます。

これだけ厳しい環境でも、確実に答えを出せるのはドライブクローヘビダンです。

霞でヘビダンは通年有効リグですが、特にこの時期は非常に有効であると考えます。

私は、他社製品にはないドライブクローならではの2つの動きにあると思います。

ヘビダンでのフォール(手・足・触覚などがバラバラに動く)、ステイ(塩が底面だけにあるので姿勢が安定する。)

そしてロッドアクションを加えなくても自然に手足、触覚がそれぞれバラバラに動く。

これが、やる気の無いバスが反射的に口を使ってしまうので釣れるのだと考えてます。

ついでに、私が好きなカラーの使い分けは、

・ローライト→ライムチャート、ジュンバグ→濁り(強烈な濁り→ブラック・ブルーフレーク)
・ハイライト→グリパン、テナガ→通常の水色。

特にテナガは、爆発力があるので私は大変気に入ってます。

そして、3インチと4インチの使い分け

一概には言えませんが、この時期(秋)に限定すれば

・シャロー葦、1mぐらいまでの杭→3インチ
・1m~2.5mまでの杭、捨て網や複合ストラクチャー→4インチ

参考にしてみてください。

3と4の使い分けには、いくつかのポイントがあるので、次回「テキサスリグ編」ウエイト使い分けと絡めて書いてみます。

(写真:厳しい試合でした・・・。次回こそは!)
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中止になったW.B.S.第1戦の代替戦が8/9にありました。

今は、夏なのか?夏をとばして秋になったのか?梅雨のまま、季節は進んでないのか?天候が不順で絞りきれないのでは??という不安を感じながら2週間ぶりにプラの為、湖上に出てみました。

W.B.S.第1戦の代替戦

まずプランは、サマーを意識する展開で「水を見ながら全湖を回る」でした。

パートナーはBMCメンバーの中村君。

ある場所に入り、流すこと2時間半2人で4バイト1フィシュ。

キーパーギリの魚。ダメだね。

少し巻いてみよう!ダメなら移動だね。っと話しながら。

私が、ハイピッチャー・ブリッツ・中村君がベントミノーを持ち投げ出す。

1投目中村君:きました。ナイスフィシュの800g。

5分後中村君:また、きました。っと500g。

「さっきここ流したよね?」しかもかなりまじめに徹底的に。

そのときは私がテキサス&ジグヘッドワッキー。

中村君は、ネコリグ・センコーダウンショト。

「ほとんど全くアタリのない状況でしたよね。」と話しながら・・・

また中村君:「出ました。」のらなかったけど。

私も、ベントミノーに変えてみる。

そこから、1時間弱2人で15本キャッチ。

バイトだけ入れれば、その倍はありましたね。

上は1000g~下は300gまで爆発です。

霞でこんな思いをしたのは何年ぶりだろうか?

それよりも、なによりも、ベントミノーの魚を集める凄さ。

「どこからともなくバスが湧いてくる。」この言葉が適切かどうかは判らないけどベントミノー凄すぎです。

ちなみに私がベイトタックルで、中村君はスピニングタックルでベントミノーを巻いてみたところ、7対3でスピニングの方がバイト多かったです。

その後この場所を出て、「超BIGパターンを探そう」とある杭で、中村君が1kgを連発。これだ。

そして、私のドライブクロー4インチテキサスを・・・

(写真:出ました。はい、これ。)
351_1
2kgUPです。

「本番で取れれば!」と思いつつ、いい子にして「週末もここで俺に釣れろ」っと、暗示をかけながら丁重にリリース。

プラとしては、キーパーからキロまでのベントミノーパターンとBIGパターンを見つけて終了。

(写真:プロトのO.S.Pジグ03ハンツでも1200gをキャッチ。)
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そして、日曜日の本戦。

今回のパートナーは鈴木君・別名チャンプ。

チャンプは昔BMCにも参加しており、全く気を使わない関係なので、「後ろで必ず取れよ。ラインブレイクとかしたら、ドロップキックだからな!」とだけ言って本戦突入。

「ちなみに、プラのはまりパターンは金曜日の集中豪雨により壊滅。なので、経験と感覚から本湖など雨の濁りの影響を受けにくく、水通し&流れのある場所に集中する。そして風など気象変化を強く意識したプランで挑むと決めていました。」

朝一番杭で、700gをまずドライブクロー4インチでライブウェルに収め、葦でセンコーで500gを追加。

そして、杭にゼロワンジグを落としアクションの瞬間ラインがスーーっと、思い切りフッキング。

出ました。

やる気を出すキッカーFISH!1840gをGET。

その後、岩にゼロワンジグを入れて1000g追加。

チャンプがクランクで400gを取りこれでリミットメイク。

この、400gを入れ替えるために集中し大雨の降出しのタイミングである場所に入ると狙い通り!!

落とすとラインがスーと、「きたよ!」と一呼吸おいて思いっきりあわせると超BIGの顔が水面まで。

「デカイ!」先ほどのより、遥かにデカイ。「チャンプでかいぞ」と叫び慌てて思いっきり2度あわせした瞬間!

ブチッ!・・・

16Lbラインが簡単に切れてしまいました。

これが取れてれば、上位入賞確実でしたね。すみません。

結果、全体的には釣れ釣れで1位はフロッグで5400g。

4kg後半が5艇も、私は4460gで7位に終わってしました。

1位以外の上位は、雨の降り出しタイミングでいい場所で連発して入れ替えをしていたようです。

自然相手なので気象変化に合わせることは重要ですね。

ちなみに、1位はフロッグ。

霞でフロッグ!私の引き出しには無かったです。

毎回勉強ですね。これからも頑張ります。応援よろしくお願いいたします。

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3DAYSも終わり、ほぼ放心状態のまま

仕事もチ~~~~ン
家庭もチ~~~~ン
お金もチ~~~~ン
体力もチ~~~~ン

北のパラダイス釣行

仕事や家庭を放棄し世捨て人のごとく、すべてを忘れられる北のパラダイス、八郎潟に行ってきました。O.S.Pルアーの使い込みも兼ねてのツアーです。

そして、何よりも嬉しいのは、渋チン霞ヶ浦から脱皮です。そして、そして、今回もいつものBMCメンバーの6人です。

木曜日~日曜日まで4日間釣りザンマイ。そんなこんなで3DAYSのプラから考えると、この一か月釣りをしてない日にちは一体何日??

前情報では、今年の八郎は少雨で水がよくなく、減水気味で魚もドアフターとのこと。

しかも温暖化の影響か?年々冬湖面が凍ることが少なくなり、水が著しく悪化してる。

とのことから、厳しいのか?と若干の不安を抱きつつも、北の地秋田まで行ってきました。

走ること9時間。まず驚いたのが、昨年と比べて明らかに違う葦原の大減少。ウイードの消滅。

そして少雨による水の悪さが加わり、これは予想以上に厳しい?と不安になるも、どっこい、そこは霞とは違い・・・、

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初日10時釣行開始で、25本
2日目40本以上
3日目30本以上
最終日半日10本

これ、全てキロUPで平均1100g、MAX1500gという結果でした。エリアさえ間違わなければ、今でも八郎は健在です。しかも年々魚がデカイくなっている!!かなり楽しいですよ。

アプローチの仕方ですが、朝・夕はリップラップ、葦原にはハイピッチャー&02ビート、パラ葦のダイビングフロッグ。日中は、リップラップや橋脚・ハードボトムブレイクでブリッツのクランキング、ドライブクローのダウンショットワッキーやライトテキサス。

エリアによってはアフターが多いので、「ロングステイ」が肝。

そして、今回の釣行で一番面白かった釣りがリップラップに重いフットボールジグ+ドライグクロー4インチのホンガリング。

手のバタバタが効いてる感じで、他のワーム使うより明らかに釣れるサイズがデカイ!

リップラップにマッカチンがいるのを発見したので、試したらハマりましたね。

それと、ダイビングフロッグを葦裏や葦奥のポケットにウェッピングで落とすと、、、、「シュボォ」っと、丸のみ余裕のキロOVER。

数は取れませんがサイズがいい!ちなみに、この釣りで最大ウエイト1510gをキャッチ。

結局のところ、アフターだらけでは無くて、すでに回復した個体も多く、エリアによって大きく状況が異なっていましたね。

巻物系でもワーム系でもどちらの展開も可能で非常に面白かった4日間でした。

私は毎年6月か7月に行くのですが、魚は毎年デカくなるし、湖の状況を理解し答えを導き出せば必ず返ってくる。

裏を返せば、ひと昔みたいに行けばどこでも簡単に釣れる訳ではないのですが。ある意味考えなくては釣れない、これぞBASSFISHINGですね。

最後に、毎年行って分ってきたことがあります。「環境変化」。私たちが都心で働いていると判り難いのですが、こんな北の地でも「温暖化」の大きな影響が出ている気がします。

八郎の霞化が進んでいるような・・・。私たち釣り人が楽しく釣りが出来る様な環境・フィールドを、私たちが守っていかなくてはならない時代です。

北の地でも、悲しいことにゴミが沢山浮いていました。いつの時代も、いつまでも、楽しめる場所があることを願うこの頃です。

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2009W.B.S.「スーパー3DAYS」

今回O.S.P並木社長と組んで頂きW.B.S.「スーパー3DAYS」に挑みました。

スーパー3DAYS

私自身、並木社長と3日間同船することはうれしさや喜びは半分で、正直緊張とプレッシャーで毎日眠ることすら出来ないような心境でした。

とにかく、3DAYSに向けてトーナメントエリアである霞ヶ浦水系の状態を把握するために、

前々週土曜日・・・BMCトーナメントに向けプラクティス
前々週日曜日・・・BMCトーナメントで西浦中心に3DAYプラ兼ねて
前週土曜日・・・北利根・外浪逆浦・常陸利根を中心に
火曜日・・・鰐川・北浦
水曜日・・・本湖

と、世捨て人のごとく仕事を休み、プラクティスに没頭してました。

一歩間違えるとノーフィシュは当たり前な霞。

大人が本気で挑んでも、5本どころかアブれてしまう可能性が高い厳しい霞で、並木社長と組んでの3DAYSでノーフィシュなど有り得ず、上位入賞でしか許されないこの状況・・・。

とてつもないプレッシャーと、魚が見えない苦しみとの連続で大会当日を迎えてしまいました。

今の霞は日替わりランチのように、集中豪雨による増水と減水を繰り返し、毎日魚の居場所がまったく読めない状況で、5日間にわたるプラクティスで得たことは、本湖は物凄~~~く水が良いのに釣れない。

私がもっとも得意とする西浦本湖エリアは壊滅??流入河川も水曜日に降った大雨で壊滅。

そこで、にごりに強く魚が確実に釣れるエリア、比較的雨・風に強く魚が多いエリアにしぼり、私のプランは、初日・雨の影響が強く残るエリアは捨てて、水門開放の流れを考えつつ下流域の北利根・外浪逆浦・鰐川エリアでキーパーを揃えてから、本湖勝負というプランでした。

2日目は、同じく下流域で揃えて得意の州の野原で勝負

3日目は、時間が短いので初日と2日目の結果を見てから相談しましょう、と。川の回復も考えられるので、3日目は川も有り。というプランで組んでいました。

初日のフライトはファースト7番。絶好のフライト順。並木社長から朝一新港で「ちばちゃんのプランで行こう。」っと一言。

史上最大のプレッシャーが、会場の張り詰めた緊張感も加わりバクバクドキドキMAX!

前日の夜電話で、(私はかなり緊張気味に)

社長「プラの感じどうぉ?」
千葉「得意のエリアは、ヤバイです。」
社長「ふーん、ってことは、良いってこと?」
千葉「いやぁ、魚がいないって事です。」
社長「OK、OK、でも、いつもこの時期はどうなの?」
千葉「数はいないけど、釣れますよ。昨年はナベアキさんがブッチギってました。」
社長「OK、OK、で、どんなとこで。」
千葉「シャローのジャカ裏や葦、チャンネルの近い杭ですかね。」
社長「ふーん。ピンは分るの?ちばちゃんやってみた?」
千葉「触りましたが、無事故無違反でした。」
社長「OK・OK、本湖は東岸もやった?」
千葉「私は、無事故無違反でした。」
社長「ちばちゃん北浦とかは?」
千葉「500gぐらいのキーパー場は数箇所見つけてます。キロパターンも数箇所ありますが、抜いちゃうと次入るまで時間が掛かるのでフック折ってバイトだけは取ってます。」
社長「OK、OK、OK。当日スタート前、状況見て決めよう。」
千葉「では、私のプランは、○○○○ですが如何ですか?」
社長「OKOKOKOKOK」
千葉「○○川は、濁りに強いのでまず揃えに行きませんか、そばにバックアップで○○○と○○○などがあるので、とりあえず5本は取れると思います。○○川では、先週BMC仲間が1500gと1200gを取ってるので、うまくいけばキロが入ると思います。」
社長「OKOKOKOK」
千葉「バックアップエリアも、シーズン通じて減増水しても強いエリアなので、数本は取れると思います。」
社長「OKOKOKOK」
・・・・・・・・・・・・・

当日の朝を迎える。

朝一番に、○○川まで突っ走る。

予想通り濁り気味。通年濁りがある川なので、想定の範囲。

比較的水の良い、河口辺りから攻める。。

私が1本ジャンプ1発でばらす。

なんとも言えない緊張感が漂う。

自分の心の中で、「リズムリズム。いつもの自分」を念仏のように唱える。

そんな中、魚はシャローに浮いてるのが沢山確認出来るが、口を使ってくれない。

その後、バックアップに移動。

巻きます。打ちます。異常なし。

巻きます。打ちます。異常なし。

ここで、

社長「とりあえず、北浦に揃えにいくか?」
千葉「ここは流れが出てからもう一度来ましょう。北浦に行きましょう。」
社長「大きいのは難しいけど、簡単に揃えることは出来るよ。」
・・・・北浦に着いてしばらくしてから。

社長「ちばちゃんは、フォローの釣りに廻って。。。。」
千葉「フォローの釣りって?ヘビダンを手に取ると、、、、」
社長「ノーノー!スピニング」「ス・ピ・ニ・ン・グ」
千葉「スピニング??(汗汗)私、スピニング上手くないあるよ。」って、とりあえず言ってみる。
社長「OKOKOKOK。スピニングでフォローの釣り頼むよ。ラインは何ポンド?」
千葉「6lbと5lbです。」
社長「ふぅ~~~~ん。3lbとか4lbはないの?」
千葉「無いです。」
社長「O~~~~~~KOK」
社長「ここは、フィネスだから~~3lbか4lbが良いね。」
千葉「endless for ever FNSP(フィネススピニング)開始」
・・・しばらくたって。

社長「そろそろ○○かなぁ」っと社長、独り言。
千葉「魚がタイトに付いて上を見ている気ががするので、○○に変えてみましょう。」
社長「おぅ、ちばちゃんよろしく。」
千葉「しゃ、社長、俺の竿、折れてます。チンチ~~~ン」真中から真っ二つに!さらに・・・、
  「あれれれぇ、ステラのハンドルが、、、軸が歪んで巻けません。」「チ~~~ン」私の一軍スピニングタックル合掌・・・。
  「慌てて、予備の竿で用意をしていると。」社長が私の代わりに、スピニングを持ち、勢いよくキャスト!すると、、、バキッ、、、、っと鈍い音。
社長「Oh~~~NO!!一瞬、沈黙の後、O~~~~~~~~~~~~~~~~~~KOKOK」

  2人揃って、合掌。

社長「気を取り直していこう!」っと言われ、私も立ち直る。
千葉「さすが、並木社長。」っと思いながらそんなこんなで、初日の釣果??

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【魚編】
初日・・・怒涛の12本連発。ノーミス5600g

2日目・・・7本。ノーミス4300g

3日目・・・1本。・・・・・450g

最終結果はトータル2位というかたちとなりました。

340_2
リグは、

並木社長・・・ハイピッチャー(スパークホワイトチャート)・ブリッツ(テイスティーシャド)・ドライブクロー3インチ、4インチ、4インチカットテール
私・・・ハイピッチャー(インパクトライムチャート)、ブリッツ(ブルーバックチャート)ドライブクロー3インチ、4インチ、センコー3インチ

並木社長の凄さを痛感した3日間でした。BIGを引き寄せる強さ、正確なキャスト、バラさないテクニック。

初日5600gでブッチギリの1位、2日目も単日2位の4340gで下位を大きく引き離して首位をキープ。

最終日は、魚が減ることは予想できていたのですが、2kgのリードがあるので守りの釣りに徹し、並木社長「ちゃばちゃん、ここのエリアでやりきろう」私自身も決めていたので。その結果です。

タラレバですが、最終日たった1回。私にきたバイト。杭に潜られて、痛恨のラインブレイク。

今考えれば、運命を左右する1本でした。このバラシだけは惜しかったでは、言い切れない後味の悪い悔しさが残りました。

そして、W.B.S.スーパー3DAYS2年連続の2位。昨年は追いつめる展開。今年は、逃げ切る展開。

どちらも経験してしまいましたが、個人的には逃げ切る展開より、追いつめる展開の方が好きですね。

とにかく分ったのは、どちらも経験した人しか分らない、想像を絶するプレッシャーがある。と言う事。

終わってから、一週間は放心状態??仕事も・・・・・です。さらにこの3日間でリールのハンドルがひん曲がってチ~ン。

ロッド2本が折れてチ~ン。愛艇のカーペットに2つの穴が空いてチ~ン、チ~ン。・・・合唱。

しかしながら、こんな経験が出来た事に本当に感謝しております。

並木社長の凄さ、って、なんだか判ります?それはトーナメントシーンで真直に乗った人しか判らないと思います。

そのことを、直視し感じた3日間。自分にとっては釣り人生、こんなに影響を受けたことはありません。

こんな釣り方が、、、こんなアプローチが、、こんな方法が、、、こんな技が、、そして、一番重要な魚の探し方。

目からウロコでした。私にとってはもっとも手に入れたかった武器?経験を得たので、ステップUPをする為に、これをどう自分のモノにするかが、大きな課題です。

今までの私のスタイルを維持しつつ、この大きな目標と課題を克服し自分に取り入れ、O.S.Pプロスタッフとして恥じないように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いいたします。

最後に

2日目、原因不明のエンジントラブルでオイルが噴いてしまった私の船を夕方遅くまで、走れるようにメンテをしてくれたグランパスヨット星さんやメカニックの皆様、色々と話を付けてくれた柏木さん。

プロショップKSの下高原さん。助けて頂き本当にありがとうございました。今後とも、よろしくお願いいたします。

(写真:左から私、並木社長。そして本大会2日目、単日トップでビッグフィッシュ賞も出したO.S.Pスタッフ草深プロ&柏木プロのTeam O.S.P。)
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またもや、、、、

W.B.S.第1戦に続き、BMC第1戦牛久沼中止です。

前日の大雨、当日風速10mの爆風、、、安全第一なので、しかたないですね。

そこで今回は、春の牛久沼釣果と自分なりの攻略ポイントをレポートします。

春の牛久沼

牛久沼では春にBIGウエイトを出しやすく、大会中でも、50UP(2000gオーバー)は毎年出ています。

3本のウエイトで、BMC牛久沼レコードは4500g。毎年優勝ウエイトは3本で4000gオーバーです。

私が朝メインで使うリグは、シャロークランク、スピナーベイト。

特にBIGを仕留めるには風がキーです。この時期バスは風を嫌うのですが、吹き始めは大吉ですよ。

(写真:過去、春の牛久もこんな感じでリミットが揃いまして・・・。)
320_1
私の経験では、朝一~風の吹き始めまで効くのが、ブリッツMAX(アメザリ)のスロー引きです。

スピナーベイトでも良いのですが、使っている人が多いので・・・ブリッツなら人が流した後でも出ますよ。

昨年も、一昨年も、クランクでBIGフィッシュを獲りました!その後は、王道のテキサスとノーシンカーへとローテーションします。

(写真:どーんとグッドサイズでまとまりました!)
320_2
さて、GWは久しぶりに霞水系に行きました。

釣果は1500gUP1本、1200g1本・1000g2本・900g1本という感じでした。

他はミニバス2本で釣果は船中7本でした。バラシは4本です・・・。

大型は全部プリの魚で、今年は少し遅れ気味??の感じです。

リグは、ドライブクローのテキサス、ヘビーダウンショット。

若干濁り気味だったため、カラーはブラック・ブルーフレークとスカッパノンなどの濃いカラーが効いており、他のカラーとは明らかにバイトが率が違いました。

特にその日は、ドライブクローのステイから動き出しにバイトが集中しており、カラー以外にこれがキモでしたね。

悔やまれるのは、最後の1本。HPFクランクスペック2(マットタイガー)を投げ、船に迫る鉄杭に気を取られているときにHIT!巻きだし直後、ジャンプ一発さよならでした。

1800gオーバーは堅いBIGFISHが・・・・。こういうのを取れなくては、ダメですね。

次回、5月17日BMC第2戦牛久沼。5月30・31日WBS霞2DAY!頑張りますので、応援よろしくお願いします。

(写真:カスミバスも春にはグッドサイズが連発!たんのしぃ~ですね♪)
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09年より御世話になります千葉と申します

簡単に自己紹介をさせて頂きますと、一昨年まで関東のトーナメントクラブBMCに所属しており、関東メジャーレイクをトレイルしながら、年間7~12戦を13年間トーナメント活動をしていました。

昨年、縁があってW.B.S.に参加することになり本年より、O.S.Pのプロスタッフとして今後はW.B.S.に軸足を移し頑張る所存でございます。

どうぞこれから、よろしくお願い致します。

レポートデビューはW.B.S.第1戦の筈だったのですが・・・

ということで、W.B.S.第1戦でレポートデビューの予定だったのですがなんと!週末の爆風により中止。

W.B.S.で中止は珍しいのですが、安全第一なので、当然と言えば当然ですね。

(写真:W.B.S.第1戦は爆風のため開催は延期となりました。)
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ところで、私のプラの感じはどうだったのかといいますと、これがなんと、3日間出て3バイト!ノーフィシュ!

春の霞は、厳しーです。しかし、11時以降気温が上がってくるタイミングで昨年のパターンと同様のバイトを取っていたんです。

ルアーはW.B.S.本戦でもメインにしようと思っていた、ZEROONE JIG。

ただし、全てが本戦直前プラの為、フッキングさせずに重さを感じてから外したんですね。これまでの経験から。

(写真:じゃじゃん!昨年のバスですが、はい、これ!)
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条件がハマれば、このサイズが出るはずです。

私にとってのZEROONE JIGは、特に春と秋に欠かせない存在!

垂直にフォールしてくれるのでカバーから離れずにタイトに落とせるという点と、何よりもフッキング性能が抜群です。

デカバスが丸飲みにして口の中で横倒しになっても高いアイの位置と角度によってフッキングと同時にフックが立ち上がる仕組みからスッポ抜けないだけでなく深く掛かってくれる、本当にバレが少ないジグだと実感しています。

トーナメントで信頼して使うことの出来るパーフェクトジグですね。

次回には私自身の手でBIGをとってご報告したいと思います!

ちなみに、ちょっと悔しい話なのですが、同じ日に、BMCメンバーの仲間がこの時期の釣れない霞ヶ浦でグッドサイズを仕留めていたそうです。

しかも、ぜんぶZEROONE JIGで。使い方は14gのスイミングとのことです。

W.B.S.の次戦は4/12春の北浦です。頑張りますので、応援よろしくお願いします!

(写真:釣りの技術などをともに高めあうことの出来るツワモノぞろいのBMCメンバー!)
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