やっと秋の気配ですね

朝晩は随分と涼しくなってきた四国地方、秋の気配をやっと感じられるようになりました。

夜と昼間の気温差が大きくなるこの時期、体調を崩しやすくなるので皆さん気をつけてくださいね!

旧吉野川でのミニトーナメント

さて先月猛暑の中、私のローカルチーム主催のプチ大会(3本リミット制)を開催したのですが、今回はその時に有効だった釣り方をレポートしたいと思います。

最近、サーチベイトとしてまず手にするのがヤマトJr.&ベントミノー106です。

どこのフィールドにおいてもこの二本立てでスピーディーにチェックできるので重宝しています。

(写真左:ナイスコンディションのバスをヤマトJr.でキャッチ!)
(写真右:続いてベントミノー106F-SWでゲットした1,200gをキャッチ。)
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この日もそれらのルアーを手に、まずはこの時期にバスを探す上での三大要素「シェード」「カレント」「ベイト」(ここ重要ですよ!)この三つが重なる場所をチェックして行きます。

ヤマトJr.とベントミノー106Fを投げ倒して分かった事は、流れがしっかり出来てるエリアで岸から張り出した木や冠水植物で、さらにそれらの下に流れが通っている箇所から大型のバスが出て来ることが分かりました。

本来ならこの時点で果敢にアタックしてくる場合が多いのですが、この日は水面に出るまでに至らずUターン・・・。

日差しを嫌いシェードから出たくない・・・とにかく暑過ぎる!

そんな感じだったので「ならば・・・」と思い、その岸から張り出した冠水植物やブッシュ、倒木にテキサスリグをねじ込んで行くが反応無し。

何処かにはやる気のあるバスが居るはず、、、と、どんどん場所を変えテキサスを撃って行きますが、ようやくヒットしても500g前後。

前半こんな感じで苦戦しました。何とかこの状況を打開するべく、アクション的にスローダウンしようとドライブステック6インチを1/16テキサスリグでキャスト・・・しかしタックル感覚の違いからバックラッシュ・・・。(笑)

汗を垂らしながらバックラッシュを直している最中ラインに違和感・・・なんと!1,200gフィッシュが釣れてました(笑)

そのバックラッシュをヒントにもう一度再現。

余談にはなりますが、ちょっとしたトラブルやきっかけから劇的に釣果が変わる所もバスフィッシングの面白い所で、私はこんな部分を大事にしています。

トラブルに見舞われる時や苦戦する時は偶然起こるのではなく「必然的」に起こり、何か「意味がある事」だと、そうポジティブに考えるようにしてます(笑)

話しを戻し、その後1,300gを追加し確信したことは、冠水植物やオーバーハングした木が水面に浸かりそれに切れウィードが絡む直下に大型バスは居るが、テキサスやジグによる上からのアプローチには反応が悪く、釣れてもバスのサイズが小さい。

大型のバスは上流からナチュラルに流れてきて、かつ目線にあった物だけに反応すると言う事が分かり、より効率良く釣るために今流行りのドライブステック6in逆付けバックスライド釣法にチェンジ。(※ドライブステック逆付けセッティング方法はBasser誌10月号32Pで川村光大郎氏が詳しく説明してくれてるので参考にしてください。)

このバックスライド釣法に変える事により一気にハマった釣りへと展開でき、51cm2kgオーバーを筆頭に1,600g台、1,300g台、1,200g台、キロフィッシュ3本と言う結果!

釣り方のキモとしては、上で説明した箇所より上流側にボートポジションを取り、更に後ろ斜め45度くらいにキャスト出来る所へボートポジションを持って行く事です。

そして上流側から「川の流れに身をまかせ~」で、流れに乗せてバックスライドで滑り込ませます。

ドライブステック6inをストレートフック5/0で逆付けする事により普通のナチュラルドリフトに比べ浅い侵入角度でバックスライドフォールして行ってくれるため、フローティングカバー直下に着くバスの目線に持って行きやすいと言う事です。

またこの釣りのちょっとしたコツとして、完全フリーでスライドフォールさせるためにラインはリールから手で引き出して送り込む様にします。

アタリは明確に出る事もありますが、ヒットして上流に走って来る(ラインが止まる)事もあるのでラインを見てアタリを取ると事も大事です。

カラーに関しては私の好みになりますがライムチャートがイチオシ!

ドライブステックがスライドフォールしてる時、フォールさせたい方向へ軌道修正する時など、自分が目視しやすいカラーだというのがその理由です。

使用タックルですが、ドライブステック6inの自重は13gほどありますので私はラバージグやテキサスを使う感覚で使用してます。

ロッドは66~70MHベイトロッドで、ラインに関してはドライブステックのロール&スイングフォールを妨げないよう太すぎるラインは避け、サンラインスーパーFCスナイパー13LBを使用してます。

あと補足としてバスがヒットした後の事ですが、川の流れの中でのヒットですのでバスの引き+流れと言う負荷が一気にラインにかかります。

「川のバスは筋肉質でよく引く」この言葉耳にしますよね?(笑)

ただでさえ無茶苦茶引く川バスが流れに乗ってしまうとホント凄い引きになります。

私の対応策ですが、ベイトリールのドラグはあらかじめ手で強く引っ張ったら出るくらいに調整しておく事で強烈な突っ込みによるバラシorラインブレイクを回避しています。

ちなみにプチ大会の結果としては3本4,910gで優勝!

5本リミット制なら5本7200g台と言う釣果でした。

(写真:今回ビッグフィッシュのドライブステック6inライムチャートでの2,010g。)
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現在、バックスライド系カテゴリーのワームではこれほどユラユラとロール&テールスイングしながらバックスライドする物はないですから、皆様もこの驚異のバックスライドを体感してみてください。

きっとあなたの強い味方になってくれるはずです!

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