スーパー3デイズin霞ヶ浦水系

こんにちは霞ヶ浦ガイドの松村寛です。今頃になりましたが、W.B.S.スーパースリーデイズのことを振り返ろうと思います。

6/22~24の3日間、W.B.S.スーパー3デイズに参戦

まずパートナーのことですが、あの世界の並木敏成プロにオファーを出したところ・・・「一日だけならOK~!」との返事。

残りの二日はO.S.P社員の橋本洋一さんと組ませていただきました。

プラクティスとして出場した平日のマルト大会では花室川を釣って3本3kgで優勝!

その後のK1トーナメントでは、本湖西浦のみでバズベイトでビッグバイトを得ましたが、一生忘れないレベルのバラしもあって3本2,800gで4位。

感じたことは、「とにかくバスが薄く、バイトが少ない。」

そこで、思いきって北浦までプラクティスをしに行くと、今まで見たことのないくらいキレイで太った完全回復の1,700gをはじめ、晴天の日中にも沖の杭で1,400gクラスをキャッチ!

取材で疲れきった並木さんと合流できたのは前日の夜9時。

ラーメンを食べながら打ち合わせをして、メインは北浦。

行きの駄賃で、北利根、外浪逆浦、常陸利根のアシをランガン、帰りは霞ヶ浦本湖でのプラクティスでビッグバイトを得られたエリアをチェックするという方針で、当日を向かえることになりました。

6/22【初日】
北利根川からスタート。エビちゃん(蛯原英夫プロ)から奪った??ポッパーでいきなりキーパーをキャッチ。

並木さんもバックシートからドライブスティック4.5インチでキーパーをキャッチ。

どんどんエリアを進めて外浪逆浦まで来ると、またしても並木さんがドライブスティック4.5インチで1kg弱をキャッチ!私もバックスライドを試すと1,300gがヒット!

この日のバイトの出方から、丁寧にバックスライドを試せばそれなりに釣れるかもしれないがローライトなので、トップもアリ。

しかし、ルアーへの出方がちょっと弱い・・・と感じました。

そこで、自分としてはもっとも得意としているフラットサイドクランクのトップ的釣法を試すと・・・魚が見えないながら、「チュパッ」とウキが消し込むようなバイト!

ここからが驚きの、なんと5連続キャッチ!!この間、並木さんは「いいもの見たよ!」って喜んで写真を撮ってくれたりしました。

というのも、その間バックスライドには一度もバイトが出なかったからなのです。

いわゆる「完全にハマった状態」ってやつです。自分もこういうことがトーナメント中に起こるって「並木さんが持ってるからじゃないか?」ってマジで思いました。

ちなみにこのフラットサイドクランクなのですが、個人的にはHPFクランクスペック2のアユカラーなどホワイトベースカラーの実績が高く、またこの時期にこの釣り方がハマる気がしています。

操作方法は、表層でワームをやるようなイメージ。

フラットサイド形状ならではの甘い着水音とヒラ打ちがバスを表層近くまで引っぱり上げ、トップには出きらないバスを食わせる。

すなわちタフな状況でこそ使えるテクニックです。

その後移動した北浦でもポツポツとは釣れましたが、「水の色が良くない」「常陸利根川の方がいい」との判断で、当初予定していた北浦を見切りました。

この辺の判断はやはり経験値であり、プラの結果から北浦にこだわりかけていた自分の考えをバッサリ切れる並木さんの凄さでした。

こいういうところにプロとしての真の実力が出るのです。

そして常陸利根川に戻ると、今度は並木さんが見せてくれました。

ドライブスティック4.5インチのバックスライドのロングピッチングで、ガツンと50cm1,500gオーバーをヒット!

ここで、特筆すべきは、私がHPFクランクを投げている関係上、ボートポジションは通常のピッチングの距離ではなくかなり離れていたということです。

この距離をピッチングでほぼ完璧にピンスポットに打ち切った並木さんならではの魚だと思いました。

この魚が初日のビッグフィッシュ賞になりました。並木さんマジ持ってる!そんなこんなで初日はかなりのナイスゲームができ、結果としては船中11~12本だったと思います。

上から1,550、1,300、1,050、1,050、950gという感じで何本もの900gをリリースするというなかなかもったいない展開で終了しました。

(写真提供:W.B.S.)
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6/23【二日目】
これはパスしたい話で・・・というわけにもいかないので書きますが、初日良かったエリアが全くと言っていいくらいダメなんです。

晴れの強風で初日のエリアに風が強く当たってしまい、いわゆる「沈黙」って感じで、朝イチにHPFクランクスペック2で1kgを1本のみ。

しかもこのバスが、ちゃんとくわえずに反転するときに辛うじて外掛かりするような弱いバイト。

エリアの水が変わって食いが浅くなったのか?エリアそのものの問題なのか?悩みながら点々と移動を繰り返し、そして黙々と時間が過ぎます。

途中600gクラスを2本釣りましたが、もう耐えられずに北浦に行くことを決心しボートを走らせます。

あとから思えば、これがこの大会最大の判断ミスだったのです。ここで、北浦に行かなければ・・・。

しかし、この日はバイトもなく、また常陸利根川に戻りました。

そして時間がなくなり帰着に向かいましたが・・・なんとガソリンが足りそうもないことに気がつき、途中で補給をしましたが、いろいろ手間取っている間に帰着遅れ。

ウエイトは3本で2,300gくらいでしたが、ペナルティによりゼロ申告で終了・・・。初日とのあまりの落差に、まるで人生の縮図を見るような濃すぎる二日間を終えました。

6/24【三日目】
この日はかなり開き直って、またイチからのスタートのつもりでやりました。

そしていきなり、橋本さんのドライブスティック4.5インチにキロフィッシュがヒット!さらに自分にもビッグバイト!

しかし、なんとワームだけが無くなって戻ってくる痛恨のミス。

その後ねばって、がんばり続けて、また北浦行きが頭をよぎりましたが、「今を釣る、今に集中する!」を本気でやったところネコリグでなんとか2本絞り出すことが出来て、少し成長できた気がしました。

結果4本まで来ましたが5本目が獲りきれず、朝の一発を悔やみながら帰着。トータルでは7位だったようですが、順位とかはもう全く興味ないという感じでした。

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3日間を振り返り・・・

初日は並木さんのパワーに引っ張ってもらいながも得意の釣りでビッグウエイトが出て満足でした。

しかし、このことが気を緩ませてしまったのかもしれません。

2日目は厳しい霞ヶ浦を見せつけられて走り回って冷静さを失い、痛恨の判断ミスからやってはならない初歩的なミスで全てを失いました。

最終日は他の大会と重なったこともありボートが沢山出ていて、プレッシャーが最高潮に高まった極めて現実的な状況の中での展開になりましたが、この厳しい状態であきらめず、シーズナルパターンを考えながら、そして「今」という状況を判断しながら気持ちを引き締めて挑んだ、まさに「今」を釣った結果として一番納得行くものだったような気がします。

ということで、2013年のスーパースリーデイズが終了しました。喜びと絶望感と、そしてあきらめない気持ち、これらを体験できた素晴らしい日々でした。

でも並木さんからすれば、かなりの確率で優勝出来る展開だっただけに2日目の判断ミスが本当に心からもったいない、そんな反省をさせてくれました。

ということで、「タラレバ」のない最高のバスフィッシングを求めて、また次回頑張ります。

最後に、優勝した佐藤さん・星さんチームおめでとうございました。

そしてこの心躍る「場」を用意してくださるW.B.S.に心から感謝したいと思います。ありがとうございました。

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