PROFILE

草深幸範

関東
(霞ヶ浦水系)

W.B.S.所属。12年に年間1位を獲得。精度の高いシャローカバー撃ちから魚探を駆使してのインビジブルフィッシングまで、あらゆるシチュエーションに対応し勝ちに絡みながらも安定感のあるゲームを展開するバーサタイルアングラー。14年A.O.Y.レースも好位置につけNo.1を狙う。98年&10年、スーパー3days優勝、04年クラシック優勝、レギュラー戦においても4度の優勝という実績を誇る。

ドライブスティックのバックスライドリグとは

梅雨明け宣言が出た直後の7月中旬に夏の霞ヶ浦攻略のお題の元、霞ヶ浦へ行ってきました。

7月中旬の霞ヶ浦

ローライトな時間はシャローでフィーディングバスをヤマトJr.SPEC2やダイバジンHH、02ビートとローテーションしてアプローチするが全く無反応。

梅雨明け直後で水も悪いく、水温も急激に上昇したシャローはお湯状態。ちなみに魚探が示す水温計は31度でした。

本湖のシャローをあきらめ、少しでも涼しい水を求めて流入河川も攻めるが1匹のみでした。

ラストチャンスは水通しの良い沖の縦ストラクチャーをドライブスティックのバックスライドで攻めて、正味1時間半の間で3匹、全て40cmアップを釣る事が出来ました。

映像が公開されているのでどうぞご覧下さい。

霞ヶ浦水系でオカッパリの人もボートの人も多用しているリグの一つが高比重ワームのノーシンカーリグです。

この水系はドシャローを攻める事も多いので着水音も抑えられ、攻める水深も他のフィールドよりもかなり浅い所が多く、ボトムに着底するまでの時間も短いので手返しも悪くならずに攻める事が出来ます。それでいて根掛かりしづらいのです。

ノーマル刺しのノーシンカーリグは通常キャストしてワームが着水した地点からラインテンションなどでどうしても手前にフォールしてしまいます。

特にオカッパリからのアプローチは制限が多く、対岸のアシにキャストが決まったが手前にフォールしてしまい、バイトまで持ち込めない事が休日や人気エリアなどのハイプレッシャーな状況では多々あります。

そんな時こそ、このドライブスティックバックスライドが最も効果を発揮する時です。

写真:撮影中で一番大きかったバス。4.5インチダークシナモンブルーフレークでゲット。今の所ECOモデルのみのラインナップです。
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オカッパリなら対岸のオーバーハングの下やアシや護岸のエグレを攻めたり、他にも有効なシチュエーションは多々あります。

このリグで重要な部分はワームセッティングです。動画で紹介している通りにセットして貰えれば、しっかりバックスライドします。

ロッドアクションは一切必要無く、あとはワームが自発的にアクションしてくれる。難しい事は一切いらない。使ったみんなが同じように釣れるのがこのドライブスティックのバックスライドリグです。

撮影終了後に釣り上手のカメラマンOさんもキャストた直後にあっけなく40cmアップを釣られていました。

長編動画ですが是非ご覧頂ければと思います。

写真:カメラマンのOさんも釣りました。同じく4.5インチダークシナモンブルーフレーク。今、もっとも激熱なカラーです。
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写真:真夏の日差し対策にネックゲーターが欠かせませんね。
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