H-1GPX第4戦の神奈川県相模湖で3位入賞の原動力となったのが「バス02ビートJr.パピー」
H-1GPX第4戦神奈川県相模湖へ参戦して来ました。
H-1GPXはレンタルボートで各地を転戦し、ハードルアーのみで年間5戦を戦うトーナメントです。鈴木美津男さんがトーナメントディレクターとして運営されており、年々注目度が上がってきています。今回は過去最高の129名が参加されました。
前日プラクティスは今までほとんど行った事がなかった、勝瀬橋より上流をメインにチェック。一週間前に通過した影響から本湖はささ濁りでしたが、桂川に入った途端に透明度が上がりました。
その中でも桂川に流れ込むインレットの秋山川は水色も良く、ベイトフィッシュも至るところに居ます。そんな場所にはもちろんバスも大小入り乱れて凄い数。ハッキリ言って現状の相模湖で一番のポテンシャルエリアなのは間違えなし。
しかし、ボートの数もざっと30艇ほど・・・トーナメント当日は最低でも50艇+プライベートアングラーの方々のボートでプレッシャーは相当高い事が予想されます。
上流域を万遍なく見て回りましたが、秋山川以上のポテンシャルエリアは見つけられず本湖へ下りました。
本湖をさらっと全域見て回った感じは川よりバスの絶対数は少ないが、居るべき場所には多少なりともバスがストックされている感じでプラクティス終了。
(写真:小さいバスは元気よくルアーに反応します)
(写真:プラクティス中に02ビートJr.パピーで釣れたグッドサイズ)
試合当日の作戦はプラクティスで唯一、まともなサイズが釣れた02ビートパピーを投げ倒す事に決め、タックルを準備。
(写真:日相園さんの桟橋がスタート会場)
(写真:H-1GPXトーナメントディレクターの鈴木美津男さんの挨拶でスタート)
ささ濁り時のバスには音が効果的で、02ビートのブラスクラッカーは圧倒的な音量でバスを誘い、喰わせる事が出来ます。
普段はノーマル02ビートを投げる事が多いのですが、今回パピーを選んだ理由の一つはアベレージサイズが小さかったので、ルアー自体をコンパクトにしてフックアップ率を上げる事と、狙っているスポットが狭い事から必要以上なアピール力が必要なかった事から、ちょうど良いパピーを選択しました。
それと、あまり知られていないのですがバンクに対して、平行にリトリーブする際にクラッカーレスのバズベイトだと、どちら一方方向へ泳ぎます。バンクから離れる回転方向のプロップだとバイトチャンスロスに繋がります。
その点、クラッカー付きのバズは、クラッカー自体がキールの役割を果たし、ほぼ真っ直ぐ泳いできます。シビアな状況下では小さなことですが、1日終わった時に釣果が大きく結果が変わる事もしばしばです。
リトリーブスピードはミディアムで、最もプロップが水を掴み、バイブレーションが強くロッドに伝わってくるスピードでリトリーブしました。水面からプロップが少し出るぐらいのスピードになります。
プラクティスでは早いスピードで流しながらバンクにキャストしてチェックしましたが、追ってはくるもののバイトまで至らないバスが多かったので、試合当日はよりシビアに攻める為に、ボートをオーバーハングの中のスペースに突っ込み、岩盤の際から澄みだした濁りとの境目を02ビートJr.パピーのショートキャストで狙いました。
潜り込んで狭いスポットにアプローチするので良くて5投、殆どが3投ぐらいしか出来ない狭いスペース。一つのオーバーハングを攻めたら、次のポケットを探し、ガサガサと潜り込んではキャストを繰り返しながら本湖を一周。
結局、試合開始3時間で4本を釣り、その後は追ってくるバスは居たものの、バイトに至らず・・・。
終わってみれば、桂川のメインの流れが当たる北岸のワンド入口両サイドのオーバーハングの岩盤で良いサイズをキャッチする事が出来ました。
やっぱり、夏のバスは水の流れとシェードを強く意識している事を再確認出来たトーナメントでした。
結果はトータル3匹2,270gをウエイインして3位入賞する事が出来ました。
(02ビートJr.パピーを8時間投げ切り、3匹2,270gをウエイインして3位入賞)
凄くアットホームな雰囲気な中にも、トーナメントのピリピリ感も味わえ凄く魅力的なトーナメントですよ。
スポット参戦も出来るようですので、参加してみてはいかがでしょうか。詳しくは
こちらをご覧ください。
■使用タックル
ルアー:O.S.Pバズ02ビートJr.パピー1/4oz.
ロッド:ブラックレーベルプラス661MLFB-G
※狭いスポットでコンパクトにキャストする事を意識して、通常より柔らかいロッドを選択しました。
リール:スティーズ103SHL
ライン:FCスナイパー12lb.
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