レンタルボートで夏の新利根川釣行記

暑い夏がやってきましたが皆さんどうお過ごしですか?学生の方は夏休み真っ盛りですよね?そんな中、僕はここ数ヶ月はトーナメントが連戦となり、トーナメントやプラで湖上にいる時間のほうが長いんじゃないかと思うほどな生活を送っています。

新利根川をレンタルボートで攻略!

羨ましい? ・・・と思われるかもしれませんが、トーナメントだと、どうしてもシビアな展開になり、ストレスが溜まる釣り方も少なくありません、とは言え好きでやっているのでそれもまた強くなる為と思えば楽しめちゃうんですけどね(笑)

とは言え、たまには思いっきりバスフィッシングをしなくては、と言うことになり新利根川に行ってきました!しかもお手軽にレンタルボートでトライしてきましたよ!

今回はこの季節の釣果を上げる為に重要になるキーワードを混ぜて僕の釣行記をご紹介していきたいと思います!

この日の天気予報は、雲一つない晴天!朝5時の時点ですでに蒸し暑く なかなか人間にもバスにも厳しい1日を予想させてます。

また土曜日で他の釣り人も多く、この頃釣れていると言う上流には次々と多くのボートが向かって走って行きます。

そんな中、僕はロープレッシャーなエリアを求め、あえて下流へGOーGOー!

この日積んだタックルはベイト4本のみ!01ジグ、ハイピッチャー、パワーダンク、ブリッツと言った組み合わせです。

そうそう、よくクランクベイトとスピナーベイトの使い分けを聞かれることが多いので、ここで今回の(今回のフィールドに合ったシャローでの)自分的な考えを紹介させていただくとしましょう!

アシの奥や、ストラクチャーの中など非常にねがかりやすく、普段ならジグやテキサスリグなどを打ち込むような所では「スピナーベイト」を使用し、杭や、アシの手前、パラアシ程度なら「クランクベイト」と言う考えです。

今回の場合・・・

スピナーベイト=ハイピッチャー3/8oz

クランクベイト=ブリッツ

と言う感じで使い分けていましたが、よりヘビーなブッシュの中を通したりする場合はウエイトとアピール力の有るタイフーンを使用しますし、少し深度の有るストラクチャーや急に深度の変わるブレイクなどではブリッツMRを使用します。

ちなみにこの場合クランクはネガカリ回避力を上げる為にロッドを必ず立てて使うといいでしょう!

それと普通ならジグやテキサスで撃てるところを何故あえてスピナベやクランクで狙うのかと言うと、手返しの速さと、ジグを撃たれすぎてスレた固体に対するリアクション的な誘いをかける為です。

これは、意外に効果的で、どうしてもスレていると聞くとスローにやりがちなのですが、こういったパターンも効果は絶大なので是非お試しくださいね!

さて、本題に戻りますと、新利根川を下り、洲の野原エリアのアシを流して行きました、ここで大事なキーワードは太陽の向きを考えシェード側を打てです。

そしてまさにアシの奥、シェードになっている部分にジグを入れていくと、小さく「コン」っとバイト!16ポンドラインを信じ大きくフッキングし一気にアシからバスを引き離します、最後はしっかりハンドランディングです。42センチのナイスなバス!

01ジグの5グラムにトレーラーは3インチの高比重ストレートワームです。ここで僕のシークレットリグをご紹介しますと、写真の通り付け方はワッキーリグ。

(写真:シークレットリグを公開?ルアーがよりスローにフォールしていきます。)
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これは少々不恰好?ですが、フォールをスローにするのにはうってつけなんでよね。同じくスローに落とす為によく使われるホグ系ではビラビラのテールがアシに巻き付きアプローチの妨げになる可能性もありますので、このリグがこの頃の僕の中でフェバリットとなっています。

もちろんより密集したアシなどでは隙間に入りにくい形状となりますからお勧めできませんが、ポケット狙いには今の所最適です!

その後もひたすらアシ際をフリップしていくと、アシのシェードシェードで30アップがポツポツと出ました。アシの岬のシェードになっている部分は例え小さくても要チェックですよ!

なるべく正確に売っていくように心がければきっとバイトはあるはず!

しかし、気温30度以上!こんな日は太陽が真上に上がるとかなり渋い!プラやトーナメントではこれでも探求をやめれないのですが、それはまたの機会にご紹介させていただくとして今回はひとまず休憩でクールダウンです。

みなさんも決して無理は禁物です。必ず水分はしっかりとってキャップ(もちろんOSPの!)をかぶり、バテて来たら涼しい所で休憩をしてくださいね。

そんなこんなでお昼をはさんで いよいよ午後のトライ!午後になり夕方のにわか雨の予報のせいか風が出てきました。

これはしめたと思い、午前中はノーバイトだった水中の起伏があるポイントに直行です。そこはアシの腐った根っこがびっしり並んでいる水中ハンプのようなもので、風が当たると岬同様いい流れが発生しそうな所なのです。

これをたまたま午前中に発見しておいたので、当たるよな風が吹いたら絶対来ようと思っていたのです!そして慎重に遠目からアプローチして1投目!まさにビンゴなヒット!

ハイピッチャーの3/8ozを複雑に入り組む腐り根の中にスローに通した瞬間でした。しかし、このヒットは1匹で終わらず3投で3匹とまさに入れ食い状態でした。

(写真:ハイピッチャー3/8ozTWブラックシャイナーで連発!!)
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結局このハンプだけで5匹のバスと出会うことが出来ました。ここで何故かと考えて見ましょう!考えるのもバスフィッシングの楽しみです。

あくまで仮説ですが、風が吹き、流れがあたり腐り根の中に入っていたエビが出てきたや、中のプランクトンが巻き上げられてそれをベイトが食べに集まる、バスはそれを知っていて集まると言ったことも考えられますね。

とても簡単な仮説ですが、かなり正解に近いのではないかなと思ってます(笑)とにかく、この時季の風はとても大事です。風が吹くと酸素の供給もされますからバスの活性も非常に上がりやすいのです。

これも大事なキーワード!夏季は湖が酸欠になりやすいものですから、風が起こす波や流れによるものや、風直接によるものの水中への酸素の供給はとても大事なものとなりますからね。

その後、風の当たるアシ際をブリッツで流し、ヒット!ヒットした瞬間からジャンプを繰り返す フィーディングに入って来た元気なバスでした!

しかし、ここで雷が鳴り出したので安全の為ストップフィッシング!まぁ、これだけ釣れれば良しとしましょう!今日の所はこれで許しといてやる(笑)です。

とにかく、この暑い時期に釣る為に必要なキーワードは、シェードと水温と酸素です。このキーワードを頭に入れて皆さんも自分のフィールドでバシバシ釣っちゃってくださいね!

あと暑さ対策も忘れずにです!でわでわこの後はTOP50のプラクティスに長野県の野尻湖に行ってきます!引き続き応援よろしくお願いします! 

(写真:風の当たるアシ際をBLITZで!レンタルボートでも充分楽しめる新利根川。暑さ対策を万全にフィールドへGO!!)
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