冬から春へ、立春を迎えバスたちは?

こんにちは早川です。

今年もいろいろな出来事や少しでもお役に立つ情報などをこのコーナーで紹介していきますのでよろしくお願いします。

暦では春・・・でも、水中はまだ冬のなごりが・・・

さて、暦では春ということでこの時期釣れてくるバスのコンディションは、お腹が膨れてきていて、とってもよいですよね!

しかしまだ冬のなごりが強く、釣るのはかなり難しいと思います。

冬といえば、狙うバスのタイプは大きく分けて2種類!これは秋に荒食いして冬はじっとして越冬するタイプと、冬でも餌を求めフィーディングするタイプ。

前者は比較的バスのサイズもアベレージクラスが多く、ディープストラクチャーや消波ブロックの隙間などで何とか口を使わせる釣り方が主体になり、「バスは居るはずなんだけど・・・?」みたいな、狙って釣るというよりは忍耐の釣りってイメージしています。

後者は低水温でもミドルレンジからシャローに上がってくる体力があり、餌があれば喰う魚でサイズも釣れれば比較的大きいバスです。

(写真:冬の利根川を舞台にバスワールドさんで取材がありました。厳しい状況を打破したのがこのPowerDUNK57 F マットタイガー。2月末ウリ号のバスワールド「匠の秘釣」のコーナーで特集されています。)
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しかし、どちらのバスも釣れる保証など何処にも無く、冬のゴールデンタイムとされる短い夕マズメのチャンスにどちらを狙うか?

私の答えは、喰うか喰わないか判らない冬眠状態のバスより少しでもアクティブなバスを狙ったほうが、結果的に釣れなくても後味も悪くないし悔いも残りづらいのは確かだと考えています。

そんなフィーディングするバスの狙うべきスポットとは・・・・。

・ブレイクからシャローを行き来するためのコンタクトポイントが存在
・小さくてもシャローフラットがある
・そのフラットにカバーなどあればよりグッド
・北寄りの風に強いエリア(アウトベンドよりはインサイド)

なんてよくよく考えてみると春のエリアとリンクしてきます。

コンタクトポイントを中心に狙い時にはシャローカバーのチェックも忘れてはいけません。

言い過ぎかもしれませんが冬は春を釣れ!なんてイメージでエリア選択してみるのもバスに出会える確立が上がると思いますよ。

冬のゴールデンタイム、それはフィールドによってまちまちですが利根川で例えると朝夕のマズメどきや水位の上げ下げ、流れの強弱、風といった状況変化によってバスが動くことが考えられるので一つのタイミングとして狙っていく事が大切になります。

これは冬に限ったことではないのですが、低水温期だけに余計に重要視するべき点かと思います。

しかし何といっても夕マズメが圧倒的にチャンスです。

そして、この時期特にお勧めしたいルアーは、写真にもあるように、パワーダンク57Fとダンク48Fです。

ダンクはシャッドほどタイトな動きではなく弱めのクランクベイトといった位置付けが相応しいかと思います。

川では流れに消されないようある程度アピール力があるものに分があり、カラーもマットタイガーなどチャート系を主体にバスにしっかり見せる見えるカラーセレクトが重要です。

そしてアイが少しでも曲がれば泳がなくなってしまう絶妙なバランス設計ですので下手にいじって元に戻らなくなることも・・・(涙)。

(写真:印旛沼水系を中心に活動しているNAB21で3度のA.O.Yを獲得している石井さん。真冬という状況下でもダンク48Fアメザリでグッドサイズをキャッチ!)
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その代償として特長である急速潜行により長い時間ボトムにコンタクトさせられ、障害物回避性能も高くキックバック気味に浮かせられる、この時バイトがあることがとても多いです。コツコツ・ふわぁ~・コン!(バイト)みたいなイメージですね。

リトリーブはゆっくりただ巻きメインでポンプリトリーブなど交えて使うことが殆どです。

それと冬は北岸(風裏)を狙う事が多いと思いますが、利根川やフラットランドレイクでは風裏ではあるけれど実際は岸際周辺だけでボートポジションは向かい風の中というシチュエーションになることが多いです、そんな時このダンクの飛距離にビックリしてみて下さい、風をものともせずぶっ飛んでいきますから!

これも代用の効かないダンクのみが成しえる技と思いますので、是非パワーダンク57Fとダンク48F&シャローカバーは01JIGでBIGバスを狙ってみてください。

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