初めに
この度の東北関東大震災で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
釣り人として出来ることを・・・
震災後一ヵ月経っても釣りに行くという気分にはとてもなれなく、人として何が出来るのだろう、これから何をすべきなのだろう、大事なことは、など、あまりにも身近に突然起きたことを理解・整理・受入れることすら出来ず、私のように考えさせられた方々も多かったのではないでしょうか。
そんなこともあり、震災以降BMCクラブ全員で釣りを自粛していた訳ですが、「釣り人として出来ることをする」と決断し動き出したのは4月末。
BMC第3戦以降をチャリティートーナメントとし、これから、1年間毎試合ごと義援金を集め、シーズン終了後、然るべき市町村に収める。
という事を決め大会を開催することを決定しました。
「釣り人として出来ることを。」
そして、私も久しぶりにプラを兼ねて牛久沼へ。
毎年お世話になる吉野家さんから出船。
今年は寒く例年より2週間ぐらい魚の動きが遅れてる、と情報。
経験や数日の状況を踏まえると釣れて1~2本。出れば1,500g以上。
そんなこんなで、メンバー大木君と同船し、久しぶりの釣りをスタート。
8時くらいに大木君にバイト。1,600gを超えるナイスサイズをGET。
10時ぐらいに、私が1,800g、13時に1,400gを追加。
その後は大風の為、14時に終了となりました。
プラでのパターンとリグは、大潮絡みの2日目なのでネストに入る魚を狙う展開を考えズバリ、パラ葦の水中岬新芽にノーシンカーをほっとくパターン。
大木君は、センコー赤黒ノーシンカーで私は、ドライブスティック4.5インチノーシンカー。
2本目は風が強く、ドライブクロー赤黒ツートン(アメザリ)3.5gライトテキサス。
そして翌週のBMC第3戦牛久沼では、前々日に降った雨による濁り・水温低下・ベタ凪ピーカンなどのマイナス要因+ゲスト参加して頂いたO.S.P草深プロと朝一からエリアバッティング+先日の良かったプライメージを引きずり、気持ちのチェンジ出来ず・・・で草深プロに釣り負けして撃沈です。
しかも、ノーバイトのおまけ付き。持ってませんね。
同じエリアの草深プロは、15mほどの短いストレッチで終日粘り切り、なんと2本2,290gで4位入賞。
ヒットルアーはドライブスティックノーシンカーとドラクロテキサスとのこと、さすが草深プロ。こちらまだまだ修行です。
全体的には非常に厳しく、雨による水温低下と濁りに皆苦戦し、ウエイン出来たのは30艇中11艇。
リミットメイクはゼロ。2本が3人。BIGFISHは、小川君の2,295gをビッグベイト。
優勝は、竹内君2,785g2本をクランクベイトでした。次回も頑張ります。
(写真:牛久沼のグッドコンディションバスをドライブスティックでキャッチ!)
琵琶湖遠征
5月3~5日、憧れの琵琶湖遠征にBMCメンバー8人で行ってきました。
毎年お世話になる柏木さんの(いつも本当にありがとうございます。)前情報では、今年の琵琶湖は寒暖の差が激しく安定しないのでパターンが掴めず厳しいとのこと。
そんなこととは知らず、やる気満々の私達。
5月2日、自宅を22時出発。
GW大渋滞を何度となく抜けながら、何とか琵琶湖の待ち合わせ場所に30分前の5時半に到着。
■初日
私と西田君は、スキーターオーナーの中村さんに乗せて頂きスタートフィッシング。中村さん50UPでお願いします。
と言うと・・・・今年は厳しいよ、前日プラに出たが、2本しか釣れなかったよ、と。
スピニングのジグヘッドをメインに釣りをするも全く当りがなく、ノーフィシュのまま16時を経過。
スピニングを諦めドライブスティック4.5インチのヘビーダウンショットにリグをチェンジし、しばし投げること30分。
少し違和感を感じ、オモイッキリ合わせると、出ましたBIG FISH!! 50UP GET!!
続けてすぐにバイト。クラッチを切り忘れ痛恨のフッキングミス。
その後は、何も起きず初日終了。
上がってみると、東岸エリアの柏木艇では船中20本ぐらいGETとのこと。
■2日目
朝、いつものようにセブンイレブンで朝昼飯買い出し。
レジに並び会計をすると、何と777円。
今日は何かあるかもの予感。
2日目は琵琶湖オープンで年間優勝の経験がある北山さんのガイドにて、トライトンTR21で出船。
昨日の釣果を話すと、「全く違うパターン・エリアで進めましょう」とのこと。
8時ぐらいに、北山さんが50UPをヘビキャロでGET。
9時半ごろ、ディープホールで私にHIT!!
ベイトのドラグが出まくり。上がってきたのはなんと60UPのモンスターバス!!
昨年に続き、さらに自己記録更新!!
また琵琶湖で足が震える魚、、、痺れました。
ヒットルアーはドライブスティック4.5インチの7gテキサスリグ。
さらに、興奮が冷める間もないうちに再び強烈な当り。
水中から出てきたのは、またも確実55UPのBIGバス!!
水面に上がってきた次の瞬間の突っ込みで、20lb.がラインブレイク。
恐るべし琵琶湖モンスターバス。
その後は、1,500gぐらいの1本追加して2日目終了。
上がってみると、山本艇のメンバーは50UPを混ぜて船中15本ぐらいGET。
シャローでかなり良い釣りをしたとのこと。
(写真:自己記録をドライブスティック4.5"で更新!他にもドラクロ等で良い釣りを堪能する事が出来ました。)
■3日目
最終日は、昨年6月初琵琶湖で58・59を釣らして頂き非常に相性の良い柏木艇。
今年の4月1日にも乗せて頂き、風速17m爆風の中の釣りでも貴重な45ぐらいのプリメスをGET。
そんな柏木さんが乗っているボートは、チャンピオン206。
どうやら日本には数艇しか入ってない貴重な船。
私自身も様々なボートに乗りましたが、全てにおいてこの船は別格ですね。
大荒れでも問題なく、安心して帰ることが出来る。
「ちなみに南湖風下17mでも問題なし。体験済み。」
どの角度で波を切って走っても、全く水を被ることは無く、スプラッシュがたまにぐらい。
その上、どのような状況でも座っていて腰や体が痛くなく、体にかなり優しい船。
バスボート界のマイバッハてところでしょうかね。
素晴らしいボートです。
そんな3日目、ベタ凪に苦しみパターンが掴めない中、私は1,800g~1,900gを頭に、45UP2本を混ぜ合計8本。
45UPはジュンバグのドライブクロー、7gヘビーダウンショットでキャッチ。
柏木さんは50UPを混ぜで6本。
西田君も4本GETと、楽しませて頂きました。
最終日は、モンスターを取るために居場所をストイックに突き詰め追いかける方法や考え方が非常に勉強になりましたね。
(写真:今回の琵琶湖遠征を共にしたBMCメンバー)
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