本年の残すところあと2ヶ月・・・
さてさて、今年もあっと言う間にあと2ヶ月ですね!
釣りが上手くなりたい
今年はとにかく釣りをうまくなることに集中した1年でした!
釣りしない人からは、「釣りって練習って必要なの?」と聞かれますが、皆さんならもちろんわかっていただけると思いますが、釣りって本当に練習が必要なんですよねw
今回はとっても皆さんから質問の多い僕らトーナメンターが、何を考えてプラクティスと呼んでいる練習をしているか(TOP50モデルで )ちょこっとお話をさせていただこうと思います。
また最近、ボート屋さんやショップさんなどのトーナメントに出る方も多く、トーナメンターってどんな感じですか??などと非常に幅の広いご質問も受けますので、その辺の方も参考になればと思って書いてみました。
釣りの練習、まずは皆さんすぐに思いつくと思われるのが「キャストの練習!」。
これは本当に練習で身につくモノですからね!なんせあの並木さんですら、今のキャストは学生時代からの練習があってのものだそうですから。
でも、これってどうやって練習するの?って言うと、色々ありますが、何よりも釣り場に出るのが一番ですよね。
そして、1キャスト1キャストを意識して、狙ってキャストをすること。
1日の全てのキャストをコントロールしながらキャストするのです。
釣りしながら練習する!これが何より1番の習方ですよ!
もちろん家でもトレーニング方法はあります。
ピッチングなどスペースがなくても出来るキャストもありますから。
最初は大きなターゲットからだんだん小さくして行き、最後にはおちょこサイズまでいけるか!なんてのもいいのでは?
なんて思いますし、よくやりましたよ僕もwちょっと話がそれましたね。
さて、プラクティスですが簡単に言えば、トーナメントエリアとなる湖などの地形を把握し、どこが釣れるか、トーナメント時に必要になるか、などを下調べするわけです。
まずはマップを見て、そのフィールドの形を把握します。
そして、中には禁止エリアなどもありますから、まずは地図を片手に実際に走り(ボートや時には車や徒歩で)回ります。
そこで、詳細は形状とか、インレット(流れ込み)があったり、護岸状態や目に見える地形情報を集めます。
次はそう言った地形で気になった場所や事前に集めておいた情報で気になった場所などの魚探かけをします。
ここで、ハードボトムや地形の大きな変化(かけ上がりやハンプ、水中島)、ウィードなどをチェックします。
ここでやっと下準備というか、釣る準備情報を固め、自分のマップの基礎を作るわけです。
ちなみに、下手するとロッドを積まないでの出船が余裕であるのもここの工程ですね。
エリアを割り切る方法もありますが、それでもフィールドの広さに比例して時間がかかりますから、何日かかるかは毎度違います。
で、後は釣り込み、バスのその季節のポジションや魚影の濃い薄いをチェックします。
また、釣りながらじゃないと発見出来なかったストラクチャーや変化もここで拾います。
因みに僕はフィールドごとにノートを作ってあって、書込みながらの作業になりますね^_^
まぁ、ある意味ここが一番時間と手間がかかる作業ですね。
更に、トーナメントにはオフリミット期間と言って、本番のトーナメント前に禁漁期間を設けてあります。
ですから、トーナメントエリアに当たるフィールドには約2週間、釣りはもちろん一切ボートを出すことすら出来なくなります。
つまり、その2週間後の気候や魚の動きも考えてプランを立てなくていけないのです。そして、試合直前の2日間のプラクティスで2週間の誤差を修正するのです。
と、まぁトーナメントのプラクティスではなかなか考える事が多いのですw
ちなみに、トーナメントには釣り状況意外にも調べておかなくてはならないことがまだあります!
それは、ボートを下ろすまでのプロセスなど、釣りをするための準備と言った感じですかね
例えば、その湖がボートの登録が必要だったり、入漁券の購入場所、スロープの場所や宿泊施設などその地域の把握・・・
とにかく純粋にトーナメントを戦う前にも、色々やらなくちゃいけないことが沢山ある訳ですw
でもそれもトーナメントです、それも楽しみながらやっていますよ!
また、そんな始めていく遠方で、釣具屋が見つからない時でも、大事なルアーが不足した時に急いで送ってくれるOSPをはじめ、スポンサー様のサポートもなくては成り立たないのもトーナメンター。
例えば、今年の旧吉野川戦のプラクティスの時あるカラーのブリッツEX-DRしか釣れなくて、至急送ってもらい、その日の朝一からナイスフィッシュをキャッチと言う事もありました。
ちなみにこの時のパターンとしては、石積みを根掛かりしない速度とロッド角度で操作し、ヒットに持ち込ませると言った方法で、写真サイズを3連発させました。カラーはジェードシャッドです。
その後もこのブリッツEX-DRパターンは、色んなエリアで活躍してくれました。
テトラのアウトサイドをガリガリ引いてくると言うシンプルな方法でもこの通り!
これは行ける
と、確信していた本番のトーナメントでしたが・・・
初日はなかなかバイトを得られなかったものの、後半で少しズレたバスの着き場を理解して、怒濤の連続ヒットでなんとか繋ぐも二日目は朝一会場に1番遠いエリアでまさかのエンジントラブル!
プラグなど簡単なところはチェックしましたが全く直らず・・・。
時間内に会場に戻れなきゃ失格と言う所、意地で釣ったモノの思った所に移動できないと言うのと、ちょろちょろとしか進まないエンジンで帰らないと行けないという仕事のお陰でウェイトも匹数も伸びずに決勝進出一歩手前の成績で終えてしまいました。
悔しくってたまりませんでしたが、これもトーナメントです。
ボートの整備の知識がもっとあったら直せていた(今回は内部パーツ交換を要する故障でしたが)かもしれませんし、何かやれる方法があったかもしれません。
トーナメントに出ている限りこういったトラブルにどう向き合っていくかもトーナメンターとしてのスキルですからね。がんばりますよ!
まぁ、今回はちょっと趣向を変えてもコラムでしたが、これからトーナメントやろうとか、すでにトーナメントをやっている方、参考になればと思っています。
しかし、まぁこれは僕の見解ですので、人それぞれの判断や考えがありますので、その一つとして読んで下さっていただければと思います!
さて、今年も真冬まで釣りまくるっぞっと!
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