厳しい状況下でも、O.S.Pルアーが活躍!!

BMC霞ヶ浦北浦全湖第2戦について、レポート致します。

<大会概要>
開催日:4/19(日)
場所:霞ヶ浦北浦全湖
BMC霞ヶ浦北浦全湖第2戦
バスボート全湖戦

暖かい日が続き、更に週末が大潮と重なったため良い釣果を期待していましたが、大会前々日の金曜日、霞ヶ浦周辺に相当激しいゲリラ豪雨が降りました。

そんな中、大会前日の土曜日にW.B.Sに参戦している、草深さんにお願いしプラクティスに入ってみました。

さっそくエリアのチェックを始めると、新利根川など流入河川はいい具合のコーヒー牛乳のような色。

本湖は、その時点では濁りの少ないエリアも多少ありました。

風も吹いてきたので、この時期鉄板のルドラパターンを試すと草深プロに直ぐにHIT、800gのナイスキーパー!

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前週のW.B.Sウイニングパターンと同じ、水の良いウインディーサイドはまだ活きている。

そのルドラパターンの確認をメインに、次のエリアでは私にHIT!残念ながらキャットフィッシュであるが、近くのボートでBIGを獲っているのを確認。

しかし、湖の状況は時間とともに、流れと風が強く濁りが全体が広がり、目に見え悪化している...

それならと、草深プロの得意な北浦へ大幅にエリア変更。

移動を決断してからも、風は強くなる一方...

結局何とか外浪逆浦を横断しましたが、北浦も風が抜け白波が出ているので諦め北利根にもどりました。

北利根川風下の水の綺麗なエリアで、ルドラを引くと直ぐに草深プロにHIT。600g

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天候も荒れ模様なので、これで終了。

・私「草やん、このパターン明日活きるかね...」

・草深さん「明日は完璧に濁りが回って全域ダメだろう。出たところ勝負しかないね、トーナメントとしては相当厳しい状況だね。」と。

仲間も数艇出ていたが、全員厳しい結果でした。

トーナメント当日はなんと、想定外のべた凪快晴。

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ウインディーサイドのルドラパターンも崩壊。

予想通り濁りは湖全域へ移っていました。

回ったエリアは、和田→牛堀→天皇崎インサイド→麻生など東岸のジャカゴインサイドです。

流入河川が少なく濁りの回りが遅いエリアを攻めるも、私はノーバイトで終了。パートナー鶴岡さんも、バイトが有ったが掛かりが浅くフックオフ。

ノーフィッシュで終了しました。

トーナメント結果をみても、リミットメイクゼロ、1本ウエインが数艇、殆どがノーフィッシュという非常に厳しい結果でした。

では、この状況で価値ある1本を取る為にどのようなプランを組み立てたのか、準優勝と3位の方のレポートです。

■準優勝 池谷、山本ペアのレポート
今シーズン初の霞ヶ浦水系で開催となったBMC第2戦。
都合が合わず湖の状態は、今回のパートナーである山本さんにお任せ。(山本さんありがとうございました)
直前の金曜日に山本さんが見て回ったエリアは、本湖下流沖テトラ、古渡、和田、ドカン、北利根。
残念ながら魚からの反応は得られず、また、下流部を中心に田植えが始まり濁りがキツイ状況との事でした。
当日はその状況を想定した上で、水の良いエリアを求め、一路北浦上流エリアに向かいました。
水温も14℃くらい、プリ、ポストと混在した状態である事からドックまわりと浚渫エリアのミドルレンジを中心に魚探でベイトの写りを見ながら釣りをスタート。
曇天ながら無風の為、なかなかバイトが取れず3時間程費やし、ようやく山本さんがヘビダンを岩から外した時のリアクションに反応した1本目820gをGET。
続けて、私にもバイトがあったが、フッキングミス...
その後、風が出てきたタイミングで移動を決断、一気に霞ヶ浦本湖東岸石積エリアに移動。
しかし、キャットフィッシュと思われるバイトがあるだけで追加できませんでした。
古渡の浚渫エリアに最後の望みをかけ、チャレンジするも何も起こらずタイムアップ。
使用ルアー:ドライブシュリンプ

■3位 桑原、武田ペアのレポート
朝イチは、代掻きとゲリラ豪雨の影響も少なく、確実にバスがいるであろう和田に一番乗りしました。
ところが、かなり粘って4バイトあったもののフックアップ出来ず。
更に、隣のボートやオカッパリにバスを抜かれ、自分の魂も抜かれ意気消沈。
その後は、路頭に迷う。
終了間際に少しだけ風が吹いてきたので、霞でこの時期比較的に良い思いをした境島の石積みを流す。
自分はネコリグ、パートナーの武田くんはクランクを使用。
パートナー武田くんにキャットバイト。
魚がよってきていると確信、この時期はハゼ系やエビ系より小魚系。
と、クランクにチェンジして直ぐにヒット。
最後の最後に貴重なバスをキャッチ、780g。
直後、パートナーのクランクにキロアップがヒットしたが、手前に走られてしまい船の手前でフックオフ。
最後の20分くらいの事でした。
結果的にはこのキロが取れてれば、優勝。タラレバですが。
使用ルアー:タイニーブリッツ

優勝の佐伯、熊倉ペアは、常陸利根川のブレイクに立っている鉄杭に、テキサスリグを落とした所、バイトが得られたとのことでした。結果的に、この1,060g1本で優勝。

私自身は上記の通り不甲斐ない結果となりましたが、この厳しいフィールド状況でも上位入賞者の多くがO.S.Pルアーを使用し結果が出ています。

毎日変化する厳しい状況であればある程、O.S.Pルアーは、フィールドにフィットした使い方をマスターすれば、一番魚に近いルアーであると言う事は間違いありません。

皆様もどんどん試してみて下さいね!!

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