2009ケイズ&マグナムCUP

今年最後に、BIGタイトル取れました!プラも全くしていないので、予想外の結果でしたが素直に嬉しかったです。

ケイズ&マグナムCUPストーリー

毎年恒例、霞ヶ浦水系では有名な『ケイズ&マグナムCUP』

毎年オカッパリで100名以上、ボート部門でも100名以上が参加する、ローカルトーナメントとしては最大級の人が集まります。

今年もボート部門では126名の参加がありその中で優勝することが出来ました。

ケイズ&マグナムCUPでは、これでなんと3連覇です。

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「3連覇は過去に誰もいない。」

昨年・一昨年は、入念にプラにも入り魚のポジションを見極めていたのである程度取れるだろうと思い、結果「優勝」出来たのですが、今年は、W.B.S.クラッシックで魚を見失い、季節感に翻弄されている状況で全く自信がない中でのトーナメント参加になりました。

あえてプラスの要素があるとすれば、Myパートナー「安斎さん」。

ちなみに私が彼と組んで参加したトーナメントは過去3年間で・・・・

・ケイズ&マグナムCUP(3連勝、07、08、09年)
・BMCトーナメント(3戦中、優勝2回、3位1回)
・タイフーンOPENトーナメント(2戦中、優勝1回)
・タイフーントーナメント(3戦中、優勝1回、2位1回)
・W.B.S.スーパー3DAY'sトーナメント(08年1戦中、2位)
入賞率91%(10回/11戦中)

3位以下に外したのは、なんと1回!超頼りになるパートナーです。

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彼の強みは、固定観念がなく柔軟、常に私の使用するリグを見ているので、こちらが何も言わなくてもパーフェクト対応、まさにスーパーノンボーター。

そして、嵌めた時の爆発力!ですかね。

理屈とかではなくとにかく私とは相性がいいです。

そんなわけで、全く見えていない今回、私の唯一のプラス要素といえばパートナーとして連勝街道驀進中の頼りになる安斎さんなのです。

当日の朝、自宅に迎に来てくれて車に乗るなり一言。

安斎さん:「何かやっちゃう気がするよ。」

私:「クラッシックで見失い、それから1度も出てないし、全く今回は自信が無いよ。」

安斎さん:「いや大丈夫、やっちゃう=優勝 いつも勝つときと同じ感覚?感じ?気がするから。。。」

っと、いつもの調子で。スタート順は126名中77番目。

縁起がいいかもなんて話しながら朝一西浦を目指して走ると、後ろには昨年同大会2位、TR21やすマン艇が覇王を乗せピッタリと追走、西浦までデットヒート。

南岸か北岸どちらに入るか一瞬悩んだ瞬間、横から北岸牛渡に入られてしまう。

そこで反対の浚渫に入り、周りの杭を打ちながら浚渫のブレイクに向け投げると、すぐに安斎さんにヒット!

「ドライブクローヘビダン」1000gぐらいあるナイスフィシュ!だが、、、船の横で痛恨のラインブレイク。

やっぱりここいるんだ、この浚渫。っと自信を持ち、更に粘ること30分・・・。

また、後ろで安斎さんが「キタ!」

竿がかなり曲がっていて「デカい?」「キャットかも?」と思いながら見ていると船横3mでいきなり50UP、推定2000g以上は楽勝なモンスターが水面に!

私:「慌てるな、ゆっくり落ち着いて。」・・・私が焦り気味。

安斎さん:「かなりデカイです!!」

私:「網出すから、慎重に!」

コンソールBOXの奥で埋もれてる網をやっとの思いで掴み振り返ると。。。船横2mぐらいで、ものすごいエラ洗いの最中。

あっ・・・針が外れた・・・二人とも座り込む。

ふぅ、でも、いるね、ここ。ドライブクローヘビダン。釣れる。

私も、ブリッツからドライブクローヘビダンにチェンジ。

その後、2時間粘るが音沙汰なし。

結局そのあと、数ヶ所回るが無事故無違反。

すでに11時を回っている。ライブウェルはカラ。

少し風が出てきたので、風が当たり若干流れがあたる2mの杭がらみのゴチャゴチャ(自称六本木ヒルズ)をやりに行こう、っと動く。

そこで私はハイピッチャー、安斎さんはドラクロヘビダンで訪問一流し。不在?

一旦戻り3インチドライブクローのテキサスを入れるが、不在?

そこで私は誘い方を秋に超有効かつ、得意なテキサスのスイミングにチェンジ。

ワームもドライブクローのテキサスを4インチにサイズUP!!

理由はフォール~ステイ中心から、横の動きにする為水押しを重視しアピールを強くするためです。

すると今まで全く反応が無かった同じ場所で立て続けにバイト!

初フィシュは800g。

そしてまたすぐ800gを「ドラクロ4”のテキサス」

シャロー側に移動して打っていると、後ろの安斎さんが500gをキャッチ。ドラクロヘビダン。

シャローにも魚はいるがサイズが小さいので、再度2mの六本木ヒルズにドライブクローのスイミング。そして900gGET!

ほぼ同じ場所で3本。その後当たりが無くなったので私的にかなりの確率でBIGが付くそばの2m(自称ミッドタウン)に移動。

テキサスを入れるが反応なし。後ろでヘビダンも入れるが反応なし。スピナーベイトを通すが反応なし。

では、リアクション1発狙いに1/2ozフットボールに変更。

「通称黄色ちゃんちゃんこ!」アピール力NO.1!!ワンチャンスに出るか。。

ホンガリングで寄せ、杭に絡めた瞬間!ミッドタウンBIGママバイト!!!!

不運にも竿が垂直だった為、合わせる事ができずフロントからバックシートまで竿を立てたまま後ろに走るがのらず。

「やつは忘れたころにやってくる!」・・・通称バラシ。

今度はバラさない。っと全神経を集中し投げる。

今回は先ほどのバラシを考慮し少しスローリズムのホンガリングで寄せてくる。

コツッ・・・きたぁ!今度はMAXフッキング。完璧!

・・・・・・・

・・・・・

・・・



完全に、目の前の杭が前後に揺れている。(杭に巻かれた)

チーン・・・。出た、チーン。

で、回収。場も荒れてしまい、や~~~~めた!

銀座クラブ○ス○ダ○のNo.1あやつと同じで、超手ごわい。

ホントかかるのは金ばかり、、、、、、チンチンチ~~~ん。

あと、2本すっきりと行こう!

風が強くなってきたので、一時的にワカサギが打寄せられる可能性が高い岬がらみのベンドに移動。

パートナーの根掛かり回収中、護岸に沿ってキャスト。

ハイピッチャー5投目。ゴツンと800gGET!狙い通り!

あと、1本。すでに12時45分。

妙技入り口に向かうが、先行者がおり出来ず。

風も少しあたってるし、最後土管島に賭けてみよう。っと移動。

クランクで一流し、異常なし。ドラクロヘビダンにチェンジ。

3投目角のコンクリート杭の横で少し止めてると。コツッ・・・MAXフッキング!

800gGET。

13時17分、とりあえず揃った。ギリギリの奇跡?

4000g前後をもって会場へ。

BIGフィッシュが入ってないので、優勝は難しいっと思っていたのですが結果的には4120gで優勝!

リミットメイクは3名のみで私達と2位と3位。

2位の方は、常陸利根川小見川水門に抜ける葦で朝一で5本。当日朝流れが強く反転流のある場所でキャッチとのこと。

3位の方は、横利根川入り口で、朝一2000gフィッシュを混ぜて、、そして半数近くが、ノーフィシュという厳しい状況でした。

どんな状況でも、メインルアーは私の場合「ドライブクロー」ですが、使い方をちょっと工夫するだけで釣れる可能性がさらに増すのです。

今回、パートナー安斎さんがメインに使用していたのはドライブクローのワッキーチョン掛け。

通常のテキサスリグよりも、遥かに反応が良かったとこと。

私がメインに使ったのは、ドライブクロー4インチシンカー7gのテキサスリグスイミングでした。

同じテキサスでも3インチフォールや底ステイではまったく当たりが出ず、ルアーのサイズUPと使い方を横の動きに変えたことで今までバイトが無かった同じ場所で3本も取ることができたのです。

なので、いい場所では、いつもの一方通行的な使用方法でなく、発想チェンジでトライすることがよい釣果に結びつく重要なファクターであると考えます。

今回は、運もありましたが・・・。

これからも、頑張りますのでよろしくお願いいたします!

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