2009W.B.S.クラシックレポート

お疲れ様です。やっと、W.B.S.クラシックが終わりシーズン終了です。

本当に今年は色々とありました。不甲斐無い成績で終わってしまい、お世話になった皆様本当にすみません。

では、っとプラからクラッシックを振り返ってみましょう。

秋は非常に条件が変わりやすいのでプラで絞り込んだテーマは、、、、

増水パターン=エビ系
減水パターン=ワカサギ、シラウオ

そして、+水・濁り・水温・秋を意識しエリアやレンジの絞込みを行い魚を探しました。

トーナメントまでの2週間で、実際プラに出れたのは6日間。

プラ中は、ほぼ晴天・風速最大でも4Mぐらいという状況でした。

パターン

雨や台風の後、濁りや増水では、バスが差してくるエリアや回ってくる時間などにアジャストし、ひとつのストレッチで1400g~1000gが連発し(20分でキロ以上を5本)、すべての魚が一度も釣られた形跡がない綺麗なバスをGET!前回レポート通りの結果です。

減水気味に戻ってからも、キーパーエリア、キッカーエリアとパターンみつけこの通り、50UPを含め1600g、1400g。

キーパー場では、ブリッツやハイピッチャーで700g~800g平均と、今回は、ほぼ魚が見えていました。

そして、プラクティスを重ねた結果、私が出した答えは水深のある縦スト、ブレイクがらみの縦スト。

+近くに流入河川、水門などの複合要素がある。

雨が期待できない=増水しない=ここを中心に組み立てる=減水に影響しにくい。

大きく5箇所に決め本戦突入です。

(写真:プラクティス中にキャッチしたバス)
380_1
クラッシック初日

正直ここまで魚が見えていたことがないので本戦が非常に楽しみにしてました。

初日の天気は、快晴微風。

私の願ったり叶ったりの予報です。

フライト順も、誕生日と同じ11番フライト。

もしかして、もしかして、きてるかも。

っと、内心ウキウキ。

若干風が強いが、想定の範囲。

今回のプレスは、福島県からたった一人申し込んで来た、勇気ある佐藤さん。

話を聞くと、普段は阿武隈川でオカッパリしてるとのこと。

スタート前プレスの佐藤さんに、「多分数人とエリアかぶっているから」「本湖で何艇抜けるか勝負なので、風下を抜けるから少し荒れるよ。」っと。言うと・・・。

佐藤さん:「初めてのバスボートです。」っとの回答。

私:「大丈夫?走ると想像するより遥かに寒いので、厚着して下さいね。」

佐藤さん:「楽しみです。」

私:「飛ばされるモノを閉まって、絶対ここを離さないで下さいね。多分跳ねますから。」

そして、スタート。

西浦・本湖で6艇を抜きプラン通りキッカーが期待でき、キーパーも取れる場所に一番入り。

誰もいないしついてるかも。と、更に心ウキウキ。

小さくてもモーニングで1本~2本取れれば、後はキッカー。

日が出てくれるのを待つのみ。

と、頭の中では取らぬ狸の皮算用。

ふと、

私:「佐藤さん大丈夫?」

佐藤さん:しばらく放心「たたた、のしかったです。」

私:「何よりです。今日はしばらくココから出ないので、この場所は荒れませんから安心して下さい。」

佐藤さん:「これがバスボートですか。。速いです。」っと

ここから、こんなに厳しい2日間が始まると誰がそのとき予想したでしょうか?

1級ポイントのピンに、JIGゼロワンを入れる。

入れ方を変える。

角度を変える・・・・・・・・・・・・・出ない。

次の1級ポイントピンに入れる。出ない。

打つべし、打つべし。出ない。出ない。

打つべし、打つべし。出ない。出ない。

おっと、気がつけばそばに、トレードマークイエローの実力者。

タイフーン最高権威BOSS艇が。(タイフーンはW.B.S.プロ御用達のマリーナの事です。)

あちらには、3Day's覇者松村艇。

葦には、昨年クラッシック覇者山田艇、そして浅井艇。

予想通りバッティングしまくりです。

では、朝ですし、目先を変えで、、、

ブリッツを巻くべし、巻くべし。出ない、出ない。

ハイピッチャーを巻くべし、巻くべし。出ない、出ない。

ブリッツMAX巻くべし、巻くべし。出ない、出ない。

スローダウンか?

ドライブクローヘビダンにチェンジ。

1級ポイントのピンに、落とす。すでに2時間経過。

俺って、もしかしてノーバイト?

そんなことに気がつく。

1級がダメなら2級は・・・当然反応なし。

知りうる限りの、引き出しを出したり閉めたり。

周りの状況でも、釣れている気配は無い。

どうする。俺。

クラッシックでボーズはまずい。ズゴーンとプレッシャーが・・・

すでに3時間経過。チーン。

直近プラでは、50UP1900gに1600gとGETだし。

入るはずだ。絶対に入る。

自分自身に暗示をかけ、独り言で。自分自身を説得。

その後も、まったく反応なし。

チンチンチンチーン。

ココを、出るか?出ないのか?悩みながら見渡すが、周りも釣れている気配は、相変わらずない。

私の横を、3Day's覇者松村艇がエンジンに火を入れ動き出す。

あきらめ気味に私もデッキに座り出る準備を始める。

15m先には、山田艇。

何気なく、見てると。

お!何かかけてる。

デカそうだ。

ピーンと張り詰めた空気が辺りを包む。

松村艇、BOSS艇、そして、私。20m以内に居たすべての選手が、山田艇の成行きを見てる。

後ろに回りこみランディング。でかい!

かなりデカイ。

その瞬間。

私を含め全員が、エレキを再び下し集中力を取り戻し釣りを始めたことは言うまでも無い。

が、しかし、私は、その後1時間、当りも無くノーバイト。

とき、すでに10時を回ってる。

いったい何時になればお天道様は出るのか?

天気ぐらい当てろ!っと天に叫んでみる。

そして、

私:「ゴメン、佐藤さん今日魚見せること出来ないかもしれない。」と。弱気に・・・。

すでに4時間以上ノーバイト。

朝からずっと曇りで更に気温が下がってる感じ。最悪。

これもあれか。あれしかないな。

そして私は、独り言。

「ココを出るぞ!」宣言をして、本湖に活路を見出す。

本来なら、晴れの初日にブッチギリウエイトを叩き出し、翌日の予報が、曇りなので、バックUPポイントで逃げ切る予定でしたから、本当は、明日の為に触れたく無いのですが、さすがにボーズは拙い。

プレスにも焦る自分を見せないよう、冷静を装いバックUPポイントへ。

誤算はここでも、なんと、プラで800gクラスが数本取れていた場所も、ノーバイト。

釣れない山脈8合目。

焦って、セカンドバックUPポイントへ。

ここは500~600gクラスが連発したエリア。ノーバイト。

なぜ?なぜいない。

釣れない山脈9合目。

気持が折れそう。釣れない連峰完全制覇。。。。となるか?

で、最終戦2Day'sでキッカー1700gを出したポイントへ移動。

プラでも毎回魚を取れているしこの場所は、ノンキーからキッカーまで取れるところで期待大。

すでに13時8分。終了まで残88分。

自衛隊の飛行機が戦隊を組んで上空を、GUUUUUUUN!

何気に見上げ、ふぅ~~とため息。

そして親の仇のごとく思いっきり風上に向かってフルキャスト。

狙ってたかのような突然の突風。

クランクが、投げた方角の反対側に・・・スローモーションのように、、、そして、クランクの更に上空には戦闘機が、GUUUUUUUUUNN。

そして船の横には投げたはずのクランクがポチャン。

奴は、忘れたころに突然やってくる。

いつも忘れたころにやってくる。

クラ~~~~~ッシュ!参上です。

メインクランクロッド1本殉職。

奴は、いつも忘れたころにやってくる。。。

ち~~~ん、気を取り直しハイピッチャーをキャスト。

今度は上空にヘリの戦隊がBOOOON~BOOOON(橋本卓哉風)~~「今度はお前か」っと叫ぶ。

そして、予想通り突風!!

そうはさせない。

ハイピッチャーをなめるな!っと心の中で叫ぶ。

突風に勝った。少しうれしい、ざまぁみろとヘリ戦隊の空を見上げ、なぜかウリャ~と叫んで巻いている瞬間、奴がきた。

ホンマモンの奴が来た。

本日初バイトに、体が反応出来ず合わせられない。

痛恨のバラシ。

ショボン。。。。

魚はいる。いる。いる。気を取り直し。

ではでは~~っと、ドライブクローヘビダンですかさずフォロー、ゴロタを乗り越えた瞬間。

コツ。

今度は、完璧なフッキング。

600gぐらいではあったが、うれしい1本。

ボーじゃない。時、13時22分。

このまま、ここで粘り切るか?と思い、色々と試すがその後、続かない。

であれば、っと、プラで1600gを釣った場所へ。

ハイピッチャーで巻き始めゴロタの上を通すと、ガツンとナイスバイト。

800gフィシュ。その後少し粘るが、音沙汰なし。

最後にBIG1本を狙いに、大場所の杭に移動。

天下の赤羽さんが浮いている。

終わった。

新港に戻りながら、入れる場所を探すがほぼ良い所には、ボートが浮いている。

結局境川を少し流し初日終了。

380_2

クラシック2日目

朝、びゅ~うびゅ~うびゅ~う、な風。

すでに6~7mな感じ。予報では、10m超え。

今日は、予報が当たってる。

私の嫌いな曇り。

なんで昨日ははずれて今日は当たるの?っと気象庁!

私にとって、曇りで風が強い最低な状況。

でも、ここはクラッシック!

イッパツでかいのを狙うしか無い。

何故なら、初日TOPウエイトは5kgOVER。

しかもおまけに2kgFISH付き。

初日ウエイト1400gの私が狙うのは、BIGFISHタイトルのみ。

大得意のJIGを駆使して、狙うは2kgOVER。

そして、スタート前 (BOSS=トレードマークイエロー)

私:「BOSS、今日はどうします?」

BOSS:「行くよ。狙うよ。もう狙うしか無いでしょ。」

私:「じゃぁ狙いますか。現地で。」

BOSS:「でも、この風あのエリア、ブンぬけかもね。」っと意味ありげ

BOSSのスタートは、私より5番前。

そして、スタートの合図と共にそれぞれの船が思い思いの場所に向かい舵をとる。

黄色いBOSS艇が前方に見えて、大風だからBOSSについて行こうっと後方につくと。

あれ沖宿で突然のスローダウン?

行かないのかな?

あれだけ言ってたのに?

おかしい?

まぁ、いいと、私は予定通り向かうのに舵を切る。

荒れてる。

北岸の風上を走らないと、厳しい。

振り返ると、BOSSは先ほどの場所から動いていない。

しかもシートに座ったまま。

エンジンでも壊れたかな・・・大丈夫かな?など少し心配しながら走り出す。

私:「佐藤さん、しっかり?まってて下さいね。昨日よりもかなりヤバいから。」っと

崎浜から出島に向かい、風と波を避けるように北岸に向かう。

前方にはスキーターとチャンピオンが跳ねている。

何故か、いけるかも、っと変な自信が出てきて出島の辺りで、スキーターを抜くべく本湖ショートカットにチャレンジ。

アドレナリン全開→全壊

すぐに、答えが、無謀。





う。

佐藤さんはマジピン顔。

私もピン顔。

デッキには水の嵐が。

あわてて、玉造り生簀に向けバウを向ける。

何とかクリア。また、前には先ほどのと違うスキーターがいる。

あれに付いて行こう。

霞三大難所、天皇崎。

本日第二関門、恐ろしいくらいの三角波。

先を走る船が、予想以上にすごいことになってる。

それを見ながら、どうする俺。

あの先には、パラダイスが。

パラダイスがある。

俺の2kgが待っている。

よくわからない自信。

気合いをいれて突っ込む。

佐藤さん、更にピン顔硬直。

私:「大丈夫?」

し=====ん!

まぁ、いっか、行くしかない。

たどりつくこと、昨日とほぼ同じ時間。

そこに、このババ荒れの中、本湖真ん中を突っ込んでくる船が。

船の腹を見せ、横を見せ、キャビリまくりの赤いすんごいのが、かっ飛んでくる。

無謀??????!!!!!??????

俺には無理。あまりの豪快さに、しばし見とれるが、誰だあれ?

そばに来てみたら、何と山田艇。

私:「思わず大丈夫ですか?」

山田プロ:「これくらい屁でもねぇよっ」「それより千葉ちゃん、誰もいないの?」

私:「私が1番で、山田さんが2番ですよ。」

山田プロ:「こんな荒れてちゃ、テクがないとな、誰もコレネェベ。ガハハ。んで、まっすぐ来るしかねぇべよ!ガハハ。テクだよテク。ガハハハハ。」「千葉ちゃんも来てるじゃん。」

私:「いやいや、私はテクでなくフネです。」

何気なく山田艇のプレスに声をかけてみるが、予想通り反応なし。遠くの空を見上げてる感じでした。

その後私は、各所で勝負するも前日通り何も起こらず、気がつけば11時を回ってる。

引き続きノーバイト。

私:「佐藤さん、ダメだね。昨日も今日もこの湖(娘)に裏切られた。ここ出るよ。」

山田艇はまだ粘ってる。きっと釣れているだろうが、私には何も起こらない。

なんで、本湖でBIG狙いに行くわ。

私:「かなり荒れてるから心と体の準備してね。」

本湖はウサギ出まくり。

何とか、北岸にたどり着く。

そして、昨日と同じエリアで絞りBIGを狙いにJIG01ストロングを投げるが反応なし。

チ~~~ン

またもや、ボーの気配が、今度はボーちゃんがやってくる。

奴は、忘れたころにやってくる。焦る。ヤバい。

ドライブクローヘビダンにチェンジ。

すると、忘れたころに、本命の奴はきた。

「コツ」

きたぁ~11時半。なんて嬉しいのだろう。

結果このエリアで3バイト2フィシュ(内ノンキー1本)

その後は、、各場所回るが何も起きず。。

大風の中、何とか新港まで戻り終了。

厳しい試合でした。

ここで、今回何度も窮地を救われたヘビダンについて、千葉流使い分け「ヘビダン編」に触れてみます。

これだけ厳しい環境でも、確実に答えを出せるのはドライブクローヘビダンです。

霞でヘビダンは通年有効リグですが、特にこの時期は非常に有効であると考えます。

私は、他社製品にはないドライブクローならではの2つの動きにあると思います。

ヘビダンでのフォール(手・足・触覚などがバラバラに動く)、ステイ(塩が底面だけにあるので姿勢が安定する。)

そしてロッドアクションを加えなくても自然に手足、触覚がそれぞれバラバラに動く。

これが、やる気の無いバスが反射的に口を使ってしまうので釣れるのだと考えてます。

ついでに、私が好きなカラーの使い分けは、

・ローライト→ライムチャート、ジュンバグ→濁り(強烈な濁り→ブラック・ブルーフレーク)
・ハイライト→グリパン、テナガ→通常の水色。

特にテナガは、爆発力があるので私は大変気に入ってます。

そして、3インチと4インチの使い分け

一概には言えませんが、この時期(秋)に限定すれば

・シャロー葦、1mぐらいまでの杭→3インチ
・1m~2.5mまでの杭、捨て網や複合ストラクチャー→4インチ

参考にしてみてください。

3と4の使い分けには、いくつかのポイントがあるので、次回「テキサスリグ編」ウエイト使い分けと絡めて書いてみます。

(写真:厳しい試合でした・・・。次回こそは!)
380_3

関連商品