ゴールデンウイークにおすすめの釣り方とルアー

先日のW.B.S.第2戦では、5位に入賞することが出来ました。その時のメインの釣りが、ドライブスティック4.5インチのノーシンカーリグです。ステイそして小さくワントゥイッチしてまたステイというスローな釣りです。

ということで、このドライブスティック4.5インチのノーシンカーリグの釣りについて解説したいと思います。霞ヶ浦水系に限らず、ゴールデンウイークにおすすめの釣り方とルアーとは、ずばりコレなのです!

このドライブスティック4.5インチをノーシンカーで使う場合ですが、ノーマルセッティング(普通刺)とバックスライドセッティング(逆刺)があります。使い方の違いですが、おかっぱり等で沖に投げて引いて来る、ボートで岸に投げて沖側のブレイクまで引いてくる、そういった普通の使い方であればノーマルセッティング(普通刺)にします。



アクションは着水したらそのまま放置。5秒くらいほったらかしてフリーフォール。その後ロッドストロークで1mくらい前に引っぱりそこで止めてまたフリーフォールし放置させます。

それを繰り返すだけです。当たりはラインをゆるゆるにしてバイトを取るのでG7 MARK1などの見えるラインがおすすめです。バイトがあったらロッドを前に倒しスラックを取ってからロッドストロークを長く取って合わせます。主に曇り、雨、朝夕などのローライトの時やバスがどこにいるかわからないときにやる方法です。

次にバックスライドですが、これは葦の隙間とか石の隙間とか葦下のえぐれなど完全にピンで狙う時が良く、テキサスリグやネコリグ、通常のノーシンカーではルアーを届け入れることが困難な場所にも送り込めることが最大の特徴です。ですので晴れたら「シェード打ち」という状況で使います。バックスライドの名の通り奥に入っていくのでラインの緩ませ方によって釣れ方に差が出ますのでここは是非マスターしてください。

バックスライドのフックの刺し方が判らないと言われますので解説したいと思います。まず、フックは通常のオフセットフックの2/0を使います。ストレートフックを使わないのはタックルがMクラスでラインも10ポンドとそれほど強いものを使わないのと状況次第でノーマルと逆刺を変えられて便利だからです。これがストレートフックになるとタックルバランスがMHでラインが16ポンドになったりするので根本的に別タックルが必要になってしまうのです。



まず、完成状態を理解するために外からフックを乗せてイメージします。



フックの入り方を覚えてください。ここが肝です、薄く長く刺します。



薄く入れたあと直角方向に下に抜きクランクさせます。



フックを反転させてクランク部をなじませます。

わかったでしょうか?出来るまで練習してみてくださいね。ちなみにノーシンカーとネコリグやダウンショットとの使い分けですが、シンカーのないフワフワした動きがいい時というのがあります。シンカーがあると動きが早くなりがちです。こういった動きよりもほわっと落ちるようなノーシンカー独特の動きがバスに違和感を与えずに口を使わせることがあります。こんな時はノーシンカーの独壇場になりますよ!

この釣り方は一年中有効ですが、特にスポーニングが絡むゴールデンウイークの時期は最も手堅いメソッドになります。天気や状況によって差し方を変えて対応してみてください。絶対に覚えて損のない釣り方です!

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