HPミノー3.1”でJB津風呂湖第三戦ロクマルキャッチ!!!

 9月2日に開催されたJB津風呂湖第3戦。近年まれにみる大減水の津風呂湖でしたが、その際に活躍してくれたHPミノー3.1インチの釣りをご紹介したいと思います。



 まず、どのような状態のバスがターゲットだったのかというと、ワカサギやハスの群れを捕食する為、時折ダムのど真ん中や岸よりの水面でボイルするフィーディング状態のバス。

ベイトフィッシュが水面直下から2mレンジほどに浮いており、その下にバスもポジショニングしている状況でした。

 始めのうちはベントミノー76でのi字引からバイトに持ち込むための3次元ダートの組み合わせで狙っていったのですが、アピール力が強すぎるためか次第にバスからの反応が弱くなってしまいました。

 そこで登場するのが、HPミノー3.1インチのi字引&ステイ&ダート。

プラグにすれ気味になってきたバスに対し、ソフトベイトならではのしなやかなアクションと質感が、すれたバスにも思わずバイトに持ち込んでくれます。

 さらにHPミノーには、i字引に特化した直進安定性能が備わっており、不自然なアクションを嫌がるバスに対してとくにその力を発揮してくれます。

また、今回重要になったのは、沈下スピードの調整。通常、スナッグレス性能を優先し細軸のオフセットフックを使用することが多いのですが、デメリットとしてフックのウェイトが重い分、ステイさせたときに若干早く沈んでしまいバスがバイトに至らないことがあります。



そこで重要になってくるのが、フックのウェイトを軽くし、よりサスペンド状態に近いセッティングにすることなのですが、自分の場合はマス針形状のフックを通し刺しにし固定することでベストなウェイトセッティングに調整しています。

こうすることでi字引によりバスを寄せ、その後のステイで目の前により長くHPミノーを漂わせバイトに持ち込むことが可能になります。

それでもバイトに至らない場合は、ロッドでトリッキーなダートアクションを加えてリアクションを狙うことでバイトに持ち込めることが多いので、i字引&ステイ&ダートをワンセットにして表層でフィーディングするバスを狙ってみてください。

ちなみに、トーナメントの結果はというと60cm3キロオーバーのモンスターをこの釣りでキャッチし惜しくも準優勝。



JB津風呂湖第3戦大会結果

ハイプレッシャーな状況でもHPミノーが有効であることが証明されました。ぜひ、試してみてください。

タックルデータ
ロッド:フェンウィック ACES70SLP+J
リール:ヴァンキッシュ2500S
ライン:東レ アジングPE0.4号+リーダー エクスレッド5ポンド
フック:リューギ フォグショット #2