松村寛 | レポート&プロフィール

W.B.Sクラシック優勝レポート!!

OSPプロスタップの松村です。先日、WBSクラシックが土浦新港で開催され優勝することができました。
バス釣り歴40年、プロ歴28年にして初のタイトル獲得という嬉しい日になりました。
継続していればいつか順番が回ってくる・・今回クラシックを勝って本当にたくさんの祝福のメッセージを頂きました。
28年という長い期間釣りのプロとしてトーナメントを継続したことで、その重みは一段と大きくなりました。町長への表敬訪問もできました。
バストーナメントはプロスポーツの側面を持っています。
そしてバスフィッシングは最高に面白い遊びだと思います。ただ楽しくてやっているだけでなく、霞ヶ浦のトーナメントを通して私たちが愛してやまないこの世界を一般の方々に知ってもらえるのはありがたい限りです。



さて、トーナメントについてですが、プラを通して一匹釣ることさえかなり厳しいということがわかっており、なんとなく・・では絶対と言っていいほど釣れない状況でした。

そんな中、自分なりに思ったのはこういったことでした。
1、ワカサギが少なく通年のシャッドや巻きのパターンがイマイチ
2、代わってエビ喰いのバスにノーシンカーなど遅い釣りが効く
3、ターンオーバーもありバスの嫌う濁りがあるため水の動かないスポットが良い
4、ルアーは強アピールで遅く動くスピナーベイトのダブルコロラドが効いている
5、流入河川は水温が本湖より水温が2度低いが、バスがいれば食い気がある

そして試合当日は本湖でビッグ狙いでハイカットとEXDRで土浦の浚渫を狙いますが、無反応。
その後東浦まで走りドックまわりやブッシュなどを丁寧に探るとドライブスティック4.5spec2の尻尾切りノーシンカー(以下ドラステNS)で一本めをキャッチ。
その後崎浜のカバーに移動してやはりドラステNSで2本めをキャッチ。その後も細かくランガンを繰り返しましたが、バイトは出ず満を持して桜川へ。
ここで動き回っていると思われる綺麗なバスをドラステNSで立て続けに2本釣って計4本!リミットは楽勝かと思いましたが、やっぱりそんなことはない、釣れる時というのは地合いと運とが合わさった瞬間であると言わざるを得ないもので、結局4本3kg弱でしたがなんと2位という順位。
全体としては釣れてない・・そんな初日が終了しました。

二日目、自分にとってはまさに勝負の1日です。
この日もやはり本湖を走って各所を回りますが、本当に何もない(笑)初日の流れから桜川で頑張れば、運と地合いで釣れるんじゃないか?と水温が上がり出すであろう10時すぎから勝負をかけたところすぐに一本キャッチできて不安が自信に変わりました。
その後カバー再奥でキーパーギリが一本、29.5cmのノンキーが一本釣れましたがまだライブウエルにはまだ二本のみ。
ドラステNSでひたすら打って行きましたが、昼過ぎに中流まで来てここでやっと3本目をキャッチ。
少しほっとしましたが、その後4本目となるバスをカバー宙吊りでバラしてしまい終わった・・とがっかりしていました。そしてタイムアップ。
3本で1500gと決して良いスコアではありませんでしたが他の選手が皆釣れておらず結果トータルでトップウエイトとなり優勝することができました。

<メインで使用したノンソルトドライブスティック改>


今回の優勝のキーとなったのは絶対に魚がいると信じた桜川に水温が上がる時間を計算して入ったこと。本湖の水温が15度に比べて13度と低かったのでほとんどの選手が切り捨てていました。裏をかいたつもりもなかったのですが、水が良かったのと過去この時期でも釣っていた自信がこのエリアでの集中力につながりました。



最後にツイッターやライブ配信を見てハラハラしながら応援してくれていた仲間たち、多大なるサポートいただいている並木会長とOSP社員の皆様、コロナ禍の中、大会開催に尽力いただいたWBSスタッフの皆様、昭和電機グループ様、霞ヶ浦のバスフィッシングのために命をかけて守ってくれている吉田幸二さんに感謝します!ありがとうございました。

大会結果

秋の巻き物シーズン到来!霞ヶ浦水系で効果的なドライブシャッド3.5″のネイルリグ!!

OSPプロスタッフの松村です。
最近の秋の霞ヶ浦水系で効果的なリグを紹介したいと思います。





秋といえば横の動き!ハイピッチャーに代表されるスピナーベイトがメインとなりますが、同時に必要になるのがドライブシャッドです。
サイズは4.5"、4"、3.5"の3種類ありますが、最近結果を出しているのが3.5"によるネイルリグです。

ネイルリグとは、オフセットフックでノーシンカーセッティングした後、ワームのお腹部分にフックと並行にネイルシンカーを入れたリグになります。



先日霞ヶ浦においてオカッパリのトーナメントがありましたが、その大会中に49cm、43cm、42cm、というナイスサイズでリミットメイクすることが出来ました。
具体的な使い方なのですが、この時、近くに高校生バサーYuta_1016くんがおり、その彼にも全く同じやり方を教えたところ、ナイスサイズを釣って感激してもらいました。その彼がインスタ上に発信していたのがこの文章です。ということでこちらをご覧ください!

[caption id="attachment_55982" align="" ]

松村プロにマンツーマンで教えて貰ったドライブシャッドの釣り
・ドライブシャッド3.5"の腹側にネイルシンカー0.9gを刺したボトムの一定層リトリーブ。
・沖には枝や木などのストラクチャーが有り、手前に来るにつれゴロタのようなハードボトムが続いている。そのストラクチャーとゴロタのブレイクに溜まっているバスを狙う
・例えばの話、I字形の釣りでバスは一瞬のルアーの動きやスピードの変化で見切る場合がよくあると思います。それが水の中で起こっているイメージです。
・キーは巻きスピードとレンジを変えない事。追わせて追わせて食わせる!止めない事がポイントです!
・流れや風に合わせてネイルシンカーは0.9~1.3g程度がオススメです!
・一見簡単そうな釣りに見えてやってみると意外と難しく、面白い釣りなので是非試してみてください!



う~ん非常にまとまっていて素晴らしいです。かなりキモの部分も隠さずに公開していますね!
ということで皆さんもこのリグでナイスバスを狙ってくださいね!
ちなみにこの時のタックルはやや硬め6.4フィートのMLのスピニングに5lbラインの組み合わせでした。ベイトタックルでも同様のことができますが、淀みない一定リトリーブはスピニングの方がやりやすいのでオススメです。

ガイドも募集しておりますのでよろしくお願いします。





霞ケ浦のバスにとってはエサ!?2019年トーナメントで3回優勝の原動力となったドライブビーバー!!

2019年12月8日に霞ヶ浦で行われたタイフーントーナメントで優勝しました。ヒットルアーはドライブビーバー4"のテキサスリグでした。

この時期の状況ですが、初冬ということもあり考えられるパターンは2つでした。1つ目はワカサギシラウオを食べるバスを狙う釣り。使うルアーは阿修羅やヴァルナです。2つ目は沖目のストラクチャーについたバスを狙う釣りでラバージグまたはドライブビーバーのテキサスを使ったスローな釣りです。

スタートしまずは実績のあるシャローでミノー&シャッドの釣りから入りますが、エリアの水が悪い、鳥がいない、風もない・・ということで早々にエリアチェンジ。二カ所目、三カ所目、四カ所目と実績場をミノー&シャッドで探るも全く気配を感じないので今日はワカサギパターンは無理だろう・・・。ということで、考えを切り替えて沖目のストラクチャーについたバスを狙う釣りにシフトします。バスが隠れそうなクイやゴチャゴチャしたものをランガンしながら探って行きます。

すると、杭でキロアップのバスがヒット!ドライブビーバー4"(エビミソブラック)5gテキサスでした。



ラインの傷をチェックしてさらに続けて撃とうとすると、目の前に沈みクイが!しまった、近づきすぎたと後悔しながらもそっと同じリグを落とすとラインが沈んで行かない・・・?全く重さも何も感じないまま本能的にフッキングするとズシっと根がかりのような重さ。根がかりか・・・と思う間もなくラインが動き出します。バスだ!しかもデカイ!かなりの引き込みに耐えてランディング。結果としては1,870gありました。





その後はあと一本でリミット揃えれば勝てる、と必死で頑張りましたが釣れずに終了。終わってみれば優勝。景品としてゴープロ7をいただきましたので、今年は動画を沢山撮りたいと思います。





今になって思う事は、昨年のW.B.S.初戦、キャスティング主催のJIG1、タイフーントーナメントと3回の優勝のウイニングルアーがドライブビーバーのエビミソブラックだったという事から霞ヶ浦のバスにとってはドライブビーバーのエビミソブラックはエサだった・・・ということです。そして2020年もO.S.Pルアーとドライブビーバーがアドバンテージを与えてくれると思います。使ったら勝てる・・そんなルアーだと思います。

最後に宣伝!今年も霞ヶ浦ガイドを募集しています!冬は大幅割り引き料金でやります。ホームページはこちらhttp://kasumigaura.sakura.ne.jp/index.htmlです。よろしくお願いします。

秋の霞水系オカッパリにオススメ!ドライブシャッド!!

霞ヶ浦水系、秋のおかっぱりにドライブシャッド!!

最近の霞ヶ浦水系はやはりシャッドテール系の横動きが効果的です。スイムジグのトレーラーとしてもドライブシャッドが欠かせない季節です。





さて、先日カスタンRという自分が代表を務めるおかっぱり大会が開催されました。この大会は20年の歴史を持ち、参加者も毎回50名前後と知る人ぞ知る老舗のオカッパリ集団です。そしてO.S.P製品の愛用者が多いです。このオカッパリ大会ですが、毎回の表彰式の時に感じていたある特筆すべきことがあるので報告します。

それはHPシャッドテールのダウンショットを使う人は、かなりの確率で釣ってくるという事。さらに、ドライブシャッド4.5"を使う人はビッグフィッシュ率が高い!ということです。

具体的に言うと先日10/6(日)に開催された最終戦では、7/50人しか釣れなないほどの超タフコンディションでした。そんな中、HPシャッドテールのダウンショットを溺愛する内田君は毎回複数匹をキャッチし、年間を通してもそのリグだけで相当数のバスをキャッチし、他のメンバーから驚かれるほどの釣果を出し続けました。使い方は1.8gのダウンショットを使ったカーブフォールを多用するとのことで、メンバーがこの技を真似てアブレなし!の釣果を出し続けています。





そして年間優勝に輝いたインパクこと高橋君。いろいろなシャッドテールワームを試した中でドライブシャッド4.5"のスイミングだけにしっかりとしたバイトが出たということで39cmと46cmを釣って来ました(リミットは2本)。





自分もかつて2度のビッグフィッシュ賞をこのドライブシャッド4.5"で獲ったことがあります。霞ヶ浦のバスがこのルアーを見切れず、口を使ってしまうのは仕方ないのかな?と思います。3.5"や4"もいいのですが、ことオカッパリの場合、4.5"の遠投能力もこういった結果に繋がっていると感じます。

以上、カスタンRという霞ヶ浦専門の団体ですが、O.S.Pのルアーに助けられているメンバーがとても多いです。私を含め改めてO.S.Pに感謝いたします。ありがとうございました。

JIG-1トーナメント優勝の原動力はドライブビーバー!

こんにちは松村寛です。

[caption id="attachment_51848" align="" ]

9月1日(日)新利根川の松屋ボートさんにてキャスティング様主催のJIG-1 バストーナメントが開催されました。

この大会はレンタルボートのみによるラバージグ縛りの大会です。恐らく国内でも初の試みでしたが、どのような結果になるのか想像がつかない感じでした。帰着はちょっと早めの12時30分。結果としては77名で40名のウエインとなりました。

プラクティスの段階ではラバージグのトレーラーにドライブビーバーが好調で、このワームをいかに生かすか?で考えを巡らせました。そしていくつかのリグを用意しました。1.8gのスモラバにはドライブビーバー3"でスローに喰わせのセッティング、4gのすり抜けの良いラバージグにドライブビーバー3.5"でカバー撃ちのセッティング、10gのフットボールタイプに同じくドライブビーバー3.5"でリアクションの釣り。

その他にシャッドテールを付けたフットボールだったりドライブSSギル3.6"を付けたカバージグだったり、パワーフィネスやスイムタイプなどラバージグだけとはいえ、6タックルほどを用意しました。

結果としてはすり抜けの良いベイトフィネススイムジグ4.5gにドライブビーバー3.5"(アメザリ)のカバー撃ちで朝一に1kgクラスをキャッチし、移動しながら単発の杭をを攻めるとラバージグ10g+ドライブビーバー3.5"(アメザリ)でのリアクションの釣りで800gくらいのバスをキャッチできました。

さらに真珠棚でもラバージグ10g+ドライブビーバー3.5"(アメザリ)でリアクションの釣りで49cm1,500gオーバーをキャッチし、余裕のトータル3キロ越えになりました。この後はシャローを攻めるべくアシ撃ちをしましたが、あとが続かずこのままウエイインしました。結果は3,310gで優勝。記念すべきJ-1の初代チャンピオンとなれて嬉しさがこみ上げました。

[caption id="attachment_51849" align="" ]

[caption id="attachment_51850" align="" ]

キーになったのはあらゆるリグでも結果を出してくれるドライブビーバーというワームがあったからだと思います。結果としてほぼこのワームのついたタックル以外は投げる事がなかったくらいコンフィデンスを持っていました。

今回JIG-1 バストーナメントというラバージグ縛りのトーナメントを企画運営してくれたキャスティング様、会場となった松屋ボート様、サポート頂いているメーカー様に感謝したいと思います。ありがとうございました。

霞ヶ浦のメインベイトであるテナガエビ!マッチザベイトにはドライブシュリンプが必須!!

こんにちは松村です。

夏の霞ヶ浦を攻略する上で大事なことは何かと言われれば、流れ・シェード・ディープ等と言われていますが、それはその通り正解です。しかし、さらに考えなければならないのがベイトです。夏と言えば・・・夏と言えば・・ん?何だ?

テナガエビ?ザリガニ?ゴリ?ワカサギ?タナゴ?クチボソ?ボラの稚魚?

実ははっきりと決められるものでもないし、色々絡み合っているのが実際の所です。ボートの釣りだと例えば石積みはゴリだとか、沖のブレイクはワカサギだとか、アシ際はテナガ、流入なら小魚系・・・といったようにエリアやストラクチャーの違いでベイトの違いに対応しやすいのですが、オカッパリではこのベイトが絞られてくる感じでエリアによる違いはありますが、テナガエビが最大公約数になることが多いです。そんなテナガエビ喰いのバスに対して最近はドライブビーバーが素晴らしい釣果を出してくれます。が、しかし、そればかりだとやはりスレるのか?喰いが悪くなることがあります。

先日のガイドでのことでした。3人で釣りをしていてなかなかバイトが出ない状況の中、ボートの一番後ろの方がルアーローテーションでドライブシュリンプ4.8"に変えた所、前の二人を差し置いて3連発!明らかな違いを見せました。

[caption id="attachment_51266" align="" ]

[caption id="attachment_51263" align="" ]

ここからわかることは、バスも学習するし、テナガエビ食いのバスがさらにシルエットを見て選んでいる、そう感じたときにはこのドライブシュリンプのテキサスリグやリーダーレスダウンショットが効果的だということです。

[caption id="attachment_51264" align="" ]

もともとドライブシュリンプが好きでよく釣っている方は当然だと思うでしょうが、こういった違いが結果として差になることがあります。ということで霞ヶ浦水系の釣りでは時として大当たりになる事を覚えておいて損はないと思いますので是非ボックスにしのばせて置く事をオススメします。

[caption id="attachment_51265" align="" ]
ライブウェルの中に吐き出されたテナガエビ

ガイドも募集しています。O.S.Pルアーの使い方含め使いどころも解説いたしますのでよろしくお願いします!

https://kfgbass.net/

フリーリグに相性抜群!ドライブビーバー!!

新定番、ニュースタンダードってことで、ドライブビーバーのフリーリグが近年、稀に見る傑作だなって思います。特にフリーリグと呼ばれるこのリグとは相性が良くて、疑いなく使えるものとなっています。

[caption id="attachment_50242" align="" ]

[caption id="attachment_50243" align="" ]

この疑いなく・・・というのは、釣れていても釣れていなくてもルアーを交換する気にならないという意味で、このリグだけはずっとリグりっぱなしで変える必要がないという感じです。そういうリグというのは稀で、昔でいうパドルのテキサスみたいなものです。

さて、ドライブビーバーフリーリグの使いどころですが、濃いカバー以外は全てです。

使い方ですが、キャストしてラインをたるませて沈ませたあと、ロッドでリフトして持ち上げてからシンカーを先に落としてワームをノーシンカー状態で時間差を作る、そんなイメージでロッドストロークでブルブルっと持ち上げてからロッドを倒してラインをたるませ数秒待つ。

そこからそ~っとラインを張って行きバイトが出ていないか確認し、またロッドストロークでリフトする・・の繰り返しです。バイトはラインを張った時に気がつく感じです。これ本当に良く釣れる釣り方です。最近ではネコリグやノーシンカーを使う機会が減っているほどです。

シンカーは5gをベースに狙う水深によって軽くしたり重くしたりします。



そうそう、大事なこと、それは3.5"でも4"でも大丈夫ということです。3"じゃなきゃダメ!とかではないので安心してくださいね!

ということで、なかなか釣れないと嘆いているあなた、信じてこのリグを投げてみてくださいね!

そういえばW.B.S.始め各地のトーナメントでもここ最近の入賞ルアーはドライブビーバーばかりでした![caption id="attachment_50244" align="" ]

最後にガイドも募集中です。ドライブビーバーだけでなくO.S.Pルアーの使い方含め使いどころも解説いたしますのでよろしくお願いします!
https://kfgbass.net/

2019W.B.S.第一戦、優勝の原動力は・・・

O.S.Pプロスタッフの松村です。2019年3月24日(日)茨城県霞ヶ浦で行われたW.B.S.第一戦で優勝しました。



まず、プラからですが、早春ということもあり考えられるパターンはおおまかに3つでした。

1.風下でのワカサギシラウオフィーディングパターン。頑張ればなんとか釣れますが、何しろエレキやボートへの負担が激しく辛い釣りです。
2.スポーニングを意識するであろうエリアのシャローを狙う釣りで時期的にまだ早い感じで厳しいものの当日もやるしかないだろうという感じ。
3.一段下がったオダやストラクチャーなどの待機場所を狙う釣りで状況に左右されにくいハズなのですが、プラでは全く釣れず・・・

そして当日。試合に入る前に激震が走りました。ニュースなどでも話題になっていますが、なんと選手2名のボートと車がホテルで盗難にあったとのこと。もしも自分にそんなことが起きたなら?あまりのショッキングな事件に動揺したままのスタートとなりました。その後ボートは見つかったものの、車とタックルは不明のままです。この場を借りて心あたりのある方は情報提供をお願いしたいと思います。

話しは戻って、天気予報はプラではなかった西の爆風の予報。この西が相当に厄介だと思われました・・なぜなら霞ヶ浦の地形を考えた時に釣りをする場所が極端に減ってしまうからです。プラでやっていたエリアの半分以上は壊滅することが予想出来ました。そしてこの西風が恐ろしいほどのローウエイト戦の原因となったので。

それでも1、2、3を意識しながら近場から探っていくと早々に600gくらいのバスがヒット!
ハードボトムを意識したシャローの釣りでした。

釣り方はハイピッチャー1/4ozDW(ヴィヴィットパールホワイト)+HPミノー3.1"(サイトスペシャル)を丁寧に底を切りつつゆっくり巻くというもの。この釣り方で3/8ozを使うと途端に根がかりしたり、底ズルでブレードが回らなくなったりします。結果としてこのルアーにしかバイトが出ないこともあるので3/8ozとはまったくの別物と言っていいかもしれません。





その後沖の杭などもやっていくとドライブビーバー4"(エビミソブラック)のテキサスで1400gクラスがヒット!早いテンポで探りリアクションな感じでヒット、貴重なキッカーが入りました。



その後転々とスポットを変えていきますが、バイトは出ず、再度朝に釣ったエリアへ行くと再びハイピッチャーにヒット!このバスもシャローのハードボトムをなめるようにゆっくり引いて釣れましたが、他のルアーのアプローチではバイトがなかったので明らかにルアーが合っていたから釣れた1尾だと思います。

そしてウエイイン。結果として5本どころか3本釣ったチームがおらず2935gのトップウエイトで優勝しました。W.B.S.では10年振りの優勝だったので感激でした。初戦はO.S.Pのルアーがアドバンテージを与えてくれたおかげで優勝出来たのだと思います。感謝です!次回以降もO.S.Pルアーと共に頑張りたいと思います。



なお、本業である霞ヶ浦ガイドも募集しています。ホームページはこちらhttp://kasumigaura.sakura.ne.jp/index.htmlです。よろしくお願いします

ブレードジグの必要性



秋になり巻物を投げることが多くなると思います。そこで出てくるのがハイピッチャーなどのスピナーベイトですが、ただ巻けばいいというほど簡単なものでもなく、やはりその日の天候や状況、カバーの有無なども考えながらの展開となります。

いつも言うことですが、巻き系のルアーを使うときに大事なのはレンジとスピードそして波動の強さや水押し感といったルアーそのものが持つ力や存在感がその状況に合っているかどうかを確かめながら釣りをする、ということです。

波動の強さと存在感をおおざっぱに言うと、クランクベイト→ハイピッチャー→ブレードジグ→ドライブシャッド→ハイカットという感じで私は捉えています。

10月~11月の秋本番になるとこのどれかにその日の正解があることが多いと感じています。その中でもブレードジグという存在。クランクやスピナーベイトでダメなら次はワームの釣り・・ちょっと待った!です。もう一歩踏み込んでブレードジグを試してみてください。ビックリすることがありますよ!

先日のW.B.S.クラシックでも色々試してシャッドが有効だと気がつきましたが、レンジキープとスナッグレス性を考慮しスピナーベイトにチェンジしました。しかし、バイトがない・・・そしてやはりこれか?と取り出したのがブレードジグ。早速貴重なバスを釣れて来てくれました。

使用したのはエコモデル1/4oz(ブラック)にドライブスティック4.5"ノンソルト(ストロングジュンバグ)で初日に一本。2日目は1/4oz(ワイルドギル)にライブリーワカサギシルバーフレークのトレーラーです。水深が50cm前後のかなり浅い所で使っているため共に1/4ozを使うのが自分の場合は多いです。



ほんとバスにとってこのルアーはなんなのでしょうか?大会としては本当に秋のタフコンディションという言葉がピッタリの難しい状況でしたが、ブレードジグがナイスサイズのバスを釣れて来てくれて5位でフィニッシュすることが出来ました。ちなみにトレーラーはドライブスティック4.5"ノンソルトの頭を1cmくらいカットしたものを使い、白系黒系で水色を見ながら使い分けています。

OSPホームページでのブレードジグの解説を引用するとこんな感じです。

スピナーベイトやクランクベイトにはバイトしないタフな状況の中で、フラッシングを抑えた透明ブレードに、フックの存在を隠し、しなやかなラバースカートとワームのMIXローリングアクションは、想像の域を超えて驚きの効果を発揮する。それは新ジャンルルアーとしての存在感を強く感じる程である。

使い方は簡単で、タダ巻きしているだけで充分バイトさせることができる。また着水地点から足元まで一定層をレンジキープできるのも大きなメリットで、バスがスポットから離れて周辺に散っている時などは、どのルアーよりも効率的にバイトに持ち込める。ブレードジグは他では代用の効かない独自のアピール力によってタフなバスをも反応させるファーストムービングルアーの新たな切り札である。

この文章マジです、その通りなんです。奥が深いというか・・・でもってバスを釣らせてくれる。魚なのかエビなのか?それさえも分らなくする謎の動きと存在感。秋はブレードジグを試さない手はありませんよ!

W.B.S.第4戦4位入賞に貢献してくれたドライブシャッド4インチ&ドライブビーバー4インチのリグをご紹介



先日のW.B.S.第4戦で4位入賞しました。その報告をしたいと思います。

この試合に入るにあたり、キーになったことは5つありました。まずは水温。とにかく暑い日が続いたということで水温が場所によっては34度になっている状態でした。流入でも表面水温は高い・・・しかし、どこかに冷たい層があり、それが時間によって変わる、そのベストなタナを釣るということが求められました。

次に水位の低下。雨が降らないことによる水位の低下は霞ヶ浦のバスフィッシングに大きな影響を及ぼします。その水位がなんとついに100cmを切る状態。これによって切り捨てられる場所が増えました。

さらに・・・農薬の散布。この農薬散布はやはり釣れる釣れないに多大な影響を及ぼします。基本は水面に白っぽい膜が張っていたらダメなのですが、そうでもない場合もあり、やってみて気づいていくしかない・・そんな感じでした。

そして風とタイミング。釣れる瞬間が風や時間帯によってもたらされているため、このタイミングが生命線でした。場所を移動する、ルアーを変える、そういったことが風などによって変わっていると感じました。

こんなことを踏まえてW.B.S.4thトーナメントを振り返ります。試合当日ですが、最初の一本目は流入河川のシャローのブッシュでヒット。ドライブビーバー3.5インチのリーダーレスダウンショットでした。リーダーレスというよりは、ゴムでストッパーをしたテキサスのようなものです。

二本目はパートナーがネコリグでキロアップをヒット!続いてゴミたまりに投げ込んだHP3Dワッキーのネコリグにキーパーがヒット。ここまで3本ですが、本当にバイトが少ないそんな状況です。

そして正午近く。あと釣りが出来るのは1時間くらい。残りも30分くらいというところでパートナーに今日イチのバスがヒットして4本目!残り時間がほぼなくなったところで、ドライブシャッド4インチのフリーリグにチェンジして最後の一投をし、底をズルズルとズル引くと、起死回生のバイト!この厳しい状況でなんとか5本目を釣ることが出来ました。

このドライブシャッド4インチのフリーリグやリーダーレスダウンショットリグですが、ドライブビーバー4インチの時とフックやタックルが全く同じで使えるので、今後メインとなる可能性を感じるリグでした。これは試合直前で試したのですが、結果としては試合でのメインタックルとなるほどでした。



使用タックル
ロッド:スミス ストラテジーツアラー70H
リール:アルファスSV
ライン:G7 マーク1 14lb
ルアー:ドライブシャッド4インチ、ドライブビーバー4インチ
リグ:5~7gフリーリグまたはリーダレスダウンッショット

パートナーに助けたれた結果4位入賞となりましたが、厳しい時間を耐え抜いた思い出に残るトーナメントになりました。このような場所を提供してくださるW.B.S.というトーナメント団体とスタッフのみなさん、支えてくれている仲間や最高のルアーを提供してくださるO.S.P様に改めて感謝したいと思います。

HP3Dワッキー

ドライブシャッド4インチ

ドライブビーバー4インチ

写真提供W.B.S.
http://www.wbs1.jp/pro-team/16748/

ドライブビーバーのネコリグが半端ないっ!

O.S.Pプロスタッフの松村です。霞ヶ浦ではテナガエビの季節になりました。ということで、ドライブビーバーを使ったちょっと変わったりグを紹介したいと思います。

使ってみて・・ドライブビーバーのネコリグはヤバい!・・・というか今時の言い方でいうと半端ない!って感じです!



まっすぐの状態からこのグシャっと折れ曲がる動きとこの水押し感はいままでになく新しいです!

この折れ曲がる動きがエビやザリガニの波動に似ているのではないか?と思います。



ネイルシンカーを入れる位置は先っぽでなくても大丈夫なので、ワームの頭が割れてたらネイルを横から刺すと抜けにくいです。そういう意味では使い古しで再利用出来るのが素晴らしい!テキサスやジカリグ等で使った頭が割れたヤツを再利用出来て便利です。



フックは一般的なガード付きのマス針のちょんがけタイプにしないとワームが上手く曲がらないのでスナッグレスタイプやオフセットタイプは向かないですね。備品としてこの手の扁平なワームにはバスマークのワッキーストッパーを使うといい感じでリグれますし、ワームの耐久性も上がります。

また、ネイルの重さで動きの質が変わります。0.45g程度の軽いシンカーだとフォールの時にスライドして落ちます。1.8g程のシンカーなら垂直気味にとストンと落ちますので、状況に合わせて試してみてください。

まっすぐの状態からグシャっとなってまた戻る動きが甲殻類そっくりで本当に良く釣れます!是非多くの方に試して欲しいと思います!

ゴールデンウイークにおすすめの釣り方とルアー

先日のW.B.S.第2戦では、5位に入賞することが出来ました。その時のメインの釣りが、ドライブスティック4.5インチのノーシンカーリグです。ステイそして小さくワントゥイッチしてまたステイというスローな釣りです。

ということで、このドライブスティック4.5インチのノーシンカーリグの釣りについて解説したいと思います。霞ヶ浦水系に限らず、ゴールデンウイークにおすすめの釣り方とルアーとは、ずばりコレなのです!

このドライブスティック4.5インチをノーシンカーで使う場合ですが、ノーマルセッティング(普通刺)とバックスライドセッティング(逆刺)があります。使い方の違いですが、おかっぱり等で沖に投げて引いて来る、ボートで岸に投げて沖側のブレイクまで引いてくる、そういった普通の使い方であればノーマルセッティング(普通刺)にします。



アクションは着水したらそのまま放置。5秒くらいほったらかしてフリーフォール。その後ロッドストロークで1mくらい前に引っぱりそこで止めてまたフリーフォールし放置させます。

それを繰り返すだけです。当たりはラインをゆるゆるにしてバイトを取るのでG7 MARK1などの見えるラインがおすすめです。バイトがあったらロッドを前に倒しスラックを取ってからロッドストロークを長く取って合わせます。主に曇り、雨、朝夕などのローライトの時やバスがどこにいるかわからないときにやる方法です。

次にバックスライドですが、これは葦の隙間とか石の隙間とか葦下のえぐれなど完全にピンで狙う時が良く、テキサスリグやネコリグ、通常のノーシンカーではルアーを届け入れることが困難な場所にも送り込めることが最大の特徴です。ですので晴れたら「シェード打ち」という状況で使います。バックスライドの名の通り奥に入っていくのでラインの緩ませ方によって釣れ方に差が出ますのでここは是非マスターしてください。

バックスライドのフックの刺し方が判らないと言われますので解説したいと思います。まず、フックは通常のオフセットフックの2/0を使います。ストレートフックを使わないのはタックルがMクラスでラインも10ポンドとそれほど強いものを使わないのと状況次第でノーマルと逆刺を変えられて便利だからです。これがストレートフックになるとタックルバランスがMHでラインが16ポンドになったりするので根本的に別タックルが必要になってしまうのです。



まず、完成状態を理解するために外からフックを乗せてイメージします。



フックの入り方を覚えてください。ここが肝です、薄く長く刺します。



薄く入れたあと直角方向に下に抜きクランクさせます。



フックを反転させてクランク部をなじませます。

わかったでしょうか?出来るまで練習してみてくださいね。ちなみにノーシンカーとネコリグやダウンショットとの使い分けですが、シンカーのないフワフワした動きがいい時というのがあります。シンカーがあると動きが早くなりがちです。こういった動きよりもほわっと落ちるようなノーシンカー独特の動きがバスに違和感を与えずに口を使わせることがあります。こんな時はノーシンカーの独壇場になりますよ!

この釣り方は一年中有効ですが、特にスポーニングが絡むゴールデンウイークの時期は最も手堅いメソッドになります。天気や状況によって差し方を変えて対応してみてください。絶対に覚えて損のない釣り方です!

真冬にルドラ、ヴァルナを使いこなす

明けましておめでとうございます。霞ヶ浦でガイドをしている松村です。今年もよろしくお願いします。

水温が5度前後となった1月、初バスを求めて霞ヶ浦で釣りをしても、なかなか簡単にはヒットに繋がらない・・・そんな難しいとされる時期においてもバスを釣らせてくれるのがやっぱりルドラ、ヴァルナです。

今年の冬も例年になく冷え込んでいますが、この冷え込みがキツイ時期になればなるほど、メタル系などリアクションの方向に行くのが一般的ですが、バスにとっては他の季節とおなじように動いてエサを食べている強いバスもいるのです。こんなバスにはやはりエサとなるワカサギに似たルドラ、ヴァルナが効きます!

昨年のこの時期の氷点下まで冷え込んだ寒い日のオカッパリでもやっぱりルドラにバスが釣れていました。そして今年もしっかり釣れています。



実際フィールドにおいてどのようにルドラ、ヴァルナを使いこなすかということですが、まずはポイントまでの距離が遠くて遠投したければルドラ、近ければヴァルナ、そのくらいから始めても良いと思います。そして次はフローティングなのか、サスペンドなのかという部分ですが、その判断はその日のコンディションにあわせて使い分けすることが大切です。

寒さ等で気分的に今日のバスは追えない・・・と感じたらジャークしたあとポーズを長めに取りたいのでサスペンドモデルにします。逆に広くどんどん探りたいときやマズメ時などはフローティングでポーズ少なめのジャークにするのがおすすめです。カラーは好みもありますが、ここのところ金系が安定している気がします。特に霞ヶ浦ではこの金系ではハズレが少ないと感じています。まあ、好みも含めてその時々の状況を感じながらローテーションして使って欲しいと思います。

動画(https://youtu.be/-XBuY2J3Dzk)はオカッパリのものですが、この時期に釣れると単純に嬉しいですよね!水温は5度ですがこういった足場の良い護岸から遠投して釣ることが出来る霞ヶ浦というフィールドではこのルドラ、ヴァルナが寒い時期から春にかけて楽しめますので是非チャレンジしてみてください!

アメリカンドリーム3位入賞レポート

image001

11月3日に開催されたアメリカンドリーム、通称「アメドリ」ですが、2,680gで3位入賞することができましたので報告いたします。

この大会は優勝チーム2名がアメリカでのバスフィッシングトーナメントに招待されるとあって、100チーム200名のトーナメンターが参加しました。

エリアとなる霞ヶ浦の状況は2つの台風が来たこともあり、最大80cmの増水からだんだん水位が下がって、この時は約40cm増水の状態でした。しかし下がっているとはいえ、増水していることに変わりはないのでシャローメインにプラクティスをしましたが、正直いって難しい… 場所とタイミング、そして使うルアー。これらがうまくハマると1,500gクラスが混ざるものの、釣れない場所が多すぎて、かなり難しいと感じました。

プラクティスから本戦まで、メインとなったのはハイピッチャー3/8オンスの白系と、ドライブシャッド3.5インチおよび4.5インチをトレーラーにセットしたスイムジグでした。どちらも水面下30cm以内くらいの見えるか見えないかの水深を、わりと速いスピードで巻くとリアクション的にバイトしてくるという感じ。そしてカバーの中や混み入ったところは、ドライブビーバーのテキサスリグでの反応がよく、リアクション気味にストンと落として食わせていきました。

試合当日は北浦下流域のアシに入り、スイムジグ&ドライブシャッド3.5インチで開始早々に900gと800gをキャッチ。もう一度流し直したもののバイトがなく、北利根経由で本湖を目指したのですが、ちょっと気になる杭をチェック。するとパートナーの仲田君がスモラバ&HPシャッドテール2.5インチのスイミングで950gをキャッチし、リミットメイクできました。

早々にリミットが揃ったので霞ヶ浦本湖のキーパー場として1kgくらいまでが釣れていた場所はパスして、キッカー狙いで杭や沈み物などをラン&ガン。ですが、前日の雨がよくなかったのか、白濁した霞ヶ浦ではバイトが出ず、このまま終了となりました。

入れ替えができなかった悔しさもあり、順位も期待していませんでしたが、途中暫定1位としてわずかではありますがアメリカ行きの夢が見られたことは嬉しい思い出となり、最終的には3位でフィニッシュしました。

ということで、この秋の霞ヶ浦水系のバスフィッシングはハイピッチャーやドライブシャッドなどによる巻きと、カバーはドライブビーバーのテキサスで広範囲にサーチするのがよかったです。

これからさらに寒くなる11月~12月はハイカットDRなどのシャッドや、ヴァルナなどのミノー系の出番が増えると思います。寒くなるにつれてバスのコンディションはどんどん太ってよくなってくるので、寒くてもバスフィッシングは熱いと思います。寒さに負けずぜひ、楽しんでみてほしいと思います。ガイドも引き続きやっていますのでよろしくお願いします。

SANYO DIGITAL CAMERAimage006image004image002image005image007

ハイピッチャーMAXがいい時

SANYO DIGITAL CAMERA

秋になり、いろいろなルアーでバスが釣れています。そんな中でもやはりベースとなるルアーはハイピッチャーシリーズ。必須の時期ではありますが、先日のガイドではハイピッチャーMAXが活躍しました。

毎度のことながら、秋は日替わり感が強く、その日その日で当たりルアーを見つけて行くことが必要となります。この日の「当たり」はすぐに見つかりました。

アシ際をスピナーベイトで流して行く場合、その引き抵抗はすなわち波動の強さとスピードを決めて行くこととなります。自分の経験もありますが、この日の水を見て感じたのは、水面近くを遅く引くほうがいいだろう… という直感。

O.S.Pプロスタッフの浦川さんが言われている「特に3/8オンスのブレードの揚力とヘッドのバランスがギリギリになっていて、きわめてスローに巻けて、バスがついて来れないときに浮かせて食わせる力のあるルアーがハイピッチャーMAX」。まさにこれなんです。これがこのルアーの出しどころだと自分も感じています。

この日のゲストさんのロッドには偶然なのか、買って来られたのがハイピッチャーではなくハイピッチャーMAX 3/8オンス! これでアシを流していきました。

スピナーベイトが強めの波動とフラッシングで水面下30cmをゆっくりと通過していくのを見て、「これは絶対、釣れる!」と感じたのですが、その予感は的中。アシの外側にある沈船の横を通過した瞬間モンドりうってバイト! 見事な45cmのキレイなバスでした。

やはり秋はハイピッチャーおよびハイピッチャーMAXが強いですね。みなさんもぜひ、お試しください。

SANYO DIGITAL CAMERASANYO DIGITAL CAMERA

NBCチャプター新利根第2戦優勝レポート

DSC_1499-001

先日のNBCチャプター新利根第2戦カハラジャパンカップの報告です。

このチャプター新利根は平日開催ということで、ショップ関係の方者などが多数参加されている大会です。また、霞ヶ浦入門という意味でも安心してレンタルボートフィッシングが楽しめるフィールドで、レンタルボートの松屋さんあってこそのアットホームな雰囲気の大会です。

この新利根チャプターに昨年から出させていただいていますが、その特徴は霞ヶ浦本湖に比べて魚影は濃いですが、その反面ハイプレッシャーであるということ。

つまり霞ヶ浦本湖でバスボートフィッシングをしている経験からすると、バスは必ずいるもののより繊細さや丁寧さ、そしてなんといってもルアーの的確なチョイスが求められる印象を受けます。

そんなレンタルボート大会は私にとって鬼門、人が釣りをしたあとを流さなければならないので苦手意識がありました。それを克服すべくこのトーナメントに参加しているのですが……

このチャプター新利根で、ついに入賞! というか、優勝してしまいました。今回は新利根川ではなく洲の野原からスタートし、朝からめぼしい実績場所を巡るも風の当たり方が悪くバイトが出ないので場所を転々とし、5ヵ所めくらいのアシのやや沖目にある深くなったところで連発。

釣り方は減水が激しかったので岸際ではなく、沖目のブレイクのショルダーにドライブスティック4.5インチ(グリーンパンプキンペッパー)のノーシンカー、バックスライドセッティングしたものを引っ掛けつつ「プルンッ」と外す感じ。

この時はやや風があったので1/32ozのネイルシンカーを入れてアプローチ。この方法で1kgフィッシュが2匹立て続けに獲れました。

そのまま他の場所で同じ釣りを試すと500gが来てリミットメイク。この時点で計2500gくらい。

その後もエリアをどんどん移動しながら攻めましたが、時間帯の問題なのか、バイトが遠のきました。

自分的にはバイトが出るのは朝と昼の2回と思っていたので、昼のいい時間に実績のある妙技水道に向かいました。

風の当たるアシにO.S.Pジグ04シンクロ1/16oz+HPシャッドテール2.5インチ(ウォーターメロンペッパー)を投げ、ピックアップしようとした時に「ボフッ」とミスバイト。すかさず水面を意識したスイミングで投げ直すと、来ました! キッカーとなる1700gクラス!!

これで入れ替えに成功し、トータル3500gオーバーを確定させました。この後はもう入れ替えは厳しいと思われたため、私にしては早めの帰着。

会長の向後さんらに検量していただき、新利根エリアとしては上出来の3690gをマークしました。また松屋さんからは47cmの一匹で念願の松屋銀バッジもいただきました。

今回はエビを食っているバスを騙す必要があったので、ドライブスティック4.5インチをメインに、スモラバのスイミングではO.S.Pジグ04シンクロ&HPシャッドテール2.5インチを使いました。

ちなみにこのリグは亀山湖でも好調で、すっかり信頼のリグとなっています。ドライブスティックはサイズを下げて3.5インチにしていますが、O.S.Pジグ04シンクロ&HPシャッドテール2.5は本当に安定の仕事をしてくれるというのがここのところ使い込んだ印象です。

最後にいつも安定した釣果をもたらしてくれるO.S.Pのルアーと社員の皆様に感謝です。大会の運営をしてくれている向後さんやスタッフの皆さんにも感謝いたします。ありがとうございました。

DSC_1494-001

視認性の高いドライブスティックSPEC2のカラーをご紹介!

SANYO DIGITAL CAMERA

ゴールデンウイーク中のガイドでのことです。ドライブスティックSPEC2のチャートバック/ウォーターメロンサイトSPがいい仕事をしましたので報告します。

私がガイドで常々思っている事の一つとして、自分が投げているルアーが見えていないとキャストが決まりにくいというのがあります。これは、見えにくいダーク系のワームなどをピッチングする際、目が悪い、薄暗い、などの理由でワームが見えないとキャスト精度が下がり、投げ入れるべきスポットに入らない、ひどい時には投げすぎてアシやブッシュに引っかけまくってリズム崩壊で釣りにならない、ということがあります。

そういった意味で、他社製品のカラーですがヒマワリカラーは非常にキャストが決まりやすいのですが、これから出番の多いドライブスティックのツートンカラーにこれと同じ効果を見いだすことが出来ました。

特にドライブスティックは、ツートンの明るい色が下になっていることが多かったのですが、このSPEC2のチャートバック/ウォーターメロンサイトSPだけは逆で人間に見やすく、下から見ているバスには見えにくいカラーとなっています。

img_tw156

これをキャストすると本当によく見えるのです。そしてSPEC2ならではのフォールの遅さのおかげで目で追っているとバスが出て来て喰うのも見える!という具合です。ちなみにこのSPEC2の比重が今時のスレたバスに効くのでしょうか、ゲストのデラさんだけにバイトが多発していました。

SANYO DIGITAL CAMERA

そんなことで、このカラーで見るクセを付けつつ、バイトを目で取るといいのでは無いかと思います。今までドライブクローラーならグリピンやグリチャで背中側を明るい色になるようなセッティングで同様のキャスタビリティーや視認性といった効果を得ていましたが、これにドライブスティックSPEC2のチャートバック/ウォーターメロンサイトSPが加わることは非常に有り難い限りです。

img_tw107img_tw148

その効果を是非、体感してみて欲しいと思います。SPEC2ならではのスローフォールにバイトが多発する様はバスってルアー選んでるって実感するはずです。

KFGガイドもよろしくお願いします。
http://kasumigaura.sakura.ne.jp/index.html

SANYO DIGITAL CAMERASANYO DIGITAL CAMERA

ルドラ・ヴァルナで攻略する春のミノーゲーム!



いよいよミノーゲームも終盤・・・と思われてる方もいるんじゃないでしょうか?先の事はよくわからないのですが・・・というのは今年の場合、1月2月のかなり早い時期からミノーで釣れ始めており、ここ最近はちょっと低調でしたが、どうやら大波はこの先に来そうな感じなのです。

私がおかっぱりで50アップを一日に2本釣ったのは昨年の4月1日。つまり今年にあてはめれば、まだこれからということになります。で、実際のところ、亀山などでもまだまだ・・・という感じなので、やはり人間だけが先走っていたようです。

昔から桜の開花と共に春のミノーの季節が始まると言われていたくらいなので実際のところはまだこれからということになります。

では実際にやる事はどういう事かと言えば、湖が荒れているなら存在感を出すためにルドラ。穏やかならヴァルナ、流入河川などの狭いエリアは阿修羅やハイカットがおすすめです。やっぱりこの時期に流入河川のオカッパリで阿修羅が爆発したことがあるのでこのパターンもいずれやって来るでしょう。これは間違いないと思います。

でもやっぱりルドラをぶん投げる釣りがドデカいバスをキャッチ出来るので興奮度も高いですね!釣り方は基本ゆっくりただ巻き。底に当たったら止めたりトゥイッチさせたりします。その中で一番大切なことが根がかりさせない工夫。



フローティングを使って回避する場合もありますが、一番簡単なのはフロントフックをダブルフックに変えるか、下向きの針を折るということ。すべてのフックをダブルにすると飛躍的に安心感が増すでしょう。ちなみにバレることはあまりないので経験上大丈夫です。

もう一つ秘密のチューニングとしてはサスペンドタイプのフロントフックを外すことで、水平に超ユックリ浮き上がる仕様になります。なので実はSPモデルがけっこう有り難かったもします。これからの時期は霞ヶ浦、北浦でビッグミノーが最高に面白いはずです!是非、ルドラゲームを楽しんでくださいね!

[caption id="attachment_34416" align="" ]SANYO DIGITAL CAMERA SANYO DIGITAL CAMERA[/caption]

冬のシャローをヴァルナで攻略

2016_1213_145629_008a

ワカサギ食いのバスが接岸する冬はヴァルナのジャーキングが楽しいです。

先日の霞ヶ浦での様子なのですが、会心の釣りが出来ました。ヴァルナSPEC2 110 SFは、

・サイレント

・固定重心

・スローフローティング

これによりトゥイッチやハードジャークでも姿勢が乱れすぎることがなく、さらにサイレント設計によってクリアウォーターやタフコンディションなどでその威力を発揮する、とあります。

ちなみにこの日、タダ巻きもかなりやったのですが、バイトはありませんでした。いかにこのモデルがジャーク&ポーズに適しているかが証明されたと思います。

真冬も楽しくバスを釣りましょう!冬のガイドも割り引き価格で募集中です。
http://kasumigaura.sakura.ne.jp/index.html

2016_1213_150341_002a2016_1213_151509_002a

霞ヶ浦はハイカットDR-Fが好調!

SANYO DIGITAL CAMERA

11月に入り、霞ヶ浦ではハイカットDR-Fでの釣果が顕著になって来ました。

このDR-Fですが、やはり今までのDR-SPとは少し違います。具体的には浮くということ。SPよりもかわす能力が上がっていること。もしも根がかった時には回収出来る確率も上がるので、より攻める釣りが可能となり、精神的な部分もかなり違って来ます。

そしてDR-SP同様にハイカットノーマルタイプよりも良く飛ぶということ。通常のタダ巻き、高速巻き等で使う事が多い場合、つまり厳寒期のようなスローな釣りが主体でない場合はこのDR-Fが本当に戦力になると感じます。

一部ピンククラウン DM74で釣った写真もあり、これはDR-SPですが、この日はこのカラーが圧倒的に良かったです。私にはノーバイト、ゲストさんには4発でした。カラーは重要です!カラーは本当に重要です!二回言っておきます(笑)

11月に入ってからはこのDR-Fがメインでガイドを行っていますが、12月、1月になってもこの釣りは続きます!で、カラーローテーションで釣れる確率が変わるので是非以下のカラーを揃えて欲しいと思います。私のローテションの基準や使いどころは以下の通りです。

1、黒金オレンジ赤系 夕方や日差しが強い時。
2、チャートピンク系 朝や雨などのローライト時、濁りがあるとき
3、シルバーメッキ系 通常はこの色からスタートして様子を見ます。
4、白・パール系 透明度が高い時。朝や曇りの日など。

晴れの日中、しかも透明度が高い、そいうった時でもチャート系が当たったりします。決めつけずあくまで参考にしてくださいね。

冬のガイドも募集中です!http://kasumigaura.sakura.ne.jp/index.html

SANYO DIGITAL CAMERASANYO DIGITAL CAMERASANYO DIGITAL CAMERASANYO DIGITAL CAMERASANYO DIGITAL CAMERASANYO DIGITAL CAMERASANYO DIGITAL CAMERASANYO DIGITAL CAMERASANYO DIGITAL CAMERA