巻き系のルアーが活躍したW.B.S.クラシック
最近の霞ヶ浦は巻き系のルアーが好調です。そこでこれらの釣りでやりきったクラシックを振り返ります。
プラは雨の日が多く、バスもアクティブでスイムジグや特にブレイドジグに好反応でした。
サイズも1700gクラスがポツポツ釣れていたので、試合ではビッグウエイトが期待されましたが、試合の数日前から急激な冷え込みと大幅な減水そして試合当日に至っては晴天無風となり、かなりのタフコンになってしまいました。それでもプラのイメージで
1、フラット気味のシャローはブレイドジグ
2、石積み周りはスピナーベイト
3、ブレイクはハイカットDRやブリッツEX-DR
4、カバーはドライブシャッドを使ったスイムジグ
といった具合に巻きを主体にビッグウエイトを狙っていました。
初日は晴れの無風で激キツかったのですが、杭まわりで連続バイトが出て結果800クラス3本でフィニッシュ。ルアーはすべてドライブシャッドを使ったスイムジグでした。
2日目最終日はこの日は前日のエリアから入りますが不発。なのでランガンすると、ハイカットDRに1200gがヒット。
さらにブリッツEX DRのキンクロに1400gがヒット。感動で手が震えました。しかし続きはなくこの2本で終了しました。
今回W.B.S.クラシックを通して感じたこと、それは、秋のタフな状況でジックリ誘う釣りもいいけれど、OSPのルアーを信じて巻き続けると、こういった一生忘れないようなナイスフィッシュが釣れるのだな!ということ。並木プロが長年の経験から導きだしたコンセプトをベースに製品化されたルアー達がこのようなプレゼントしてくれるこの事実に本当に感謝しなければいけないな・・・そんな事を思いました。
そして最後に28年という長い間W.B.S.のためにすべてを捧げてくれた横山会長が今期をもって退任されることになりました。長い間本当にありがとうございました。
BMC主催ケイズカップ優勝レポート!!
9月25日(日)に霞ヶ浦水系でBMC主催による第一回目の冠大会、プロショップケイズカップトーナメントが開催されました。
この大会はW.B.S.の中心選手やOSPのプロスタッフである、コータローさん、オリキンさん、斎藤マサヤくん、麻生プロなど、かなりのレベルの人たちも参加しており、プチオールスター?というくらいのものでした。
数日前の20日の台風で水位は約40センチ増水。シャローのアシや護岸などは軒並み潅水しています。
前週のW.B.S.ではいい成績が出せたものの、メインエリアにしていた桜川は濁りが強くパターンとしては無しであろうと判断し、試合ではやらなかったことを試して行く必要がありました。
こういった状況ではシャローがセオリーです。自分も増水後、そのシャローバスを当てるべく試してみましたが、一日やって1本、2本という感じで、かなり難しいというか、エリアによるムラが大きいと感じていました。
当日は霞ヶ浦本湖のみに絞り、湖を一週するつもりで走り回りました。そして西浦エリアのシャローエリアに来た所でヒット!葦の出っ張った所に投げ込んでスイミング気味に手前に引いたところで、かなり弱くゴツゴツとしかし重いバイトがありキッカーとなる1600gをキャッチしました。
ラバージグ1/4にドライブシャッド3.5、コスモブラックをトレーラーにしたリグでした。
その後土浦方面までやって来てハードボトムのブレイクを探っていくと、パートナーの久保田君のダウンショットに1100gがヒット!これでやっと2本目。
この場所はバスのいるスポットが深いのか?そう思い、ブリッツEX-DRのブルーバックチャートに交換して一投目。ブレイクを越えた瞬間にバイト。
あまりの引きの強さにキャットと思っているとなんとバス!リアフック1本でしかも外がかり。これはなんとしても獲りたい!そしてネットイン!やった!そろった!そして久保田君とがっちり握手!1600近いビッグバスでした。
しかしこんな日は絶対にビッグが出ている、もう1本1キロを1500gや2キロクラスに変えられたらきっと勝てるということで小さな移動を繰り返しました。
その後ブリッツEX-DRで再度ヒットするも700クラスのためリリース。さらに移動し最後のスポットではハイカットDRにもヒットするも入れ替えはならず。やれることはやったということで、帰着。
ウエイトは唯一の4キロ台となる4320gで優勝しました。
今回は釣れたバスがデカかったということで、本当に運が良かったと思います。優勝は運がなければ出来ないことだと思っているので、きっと何か自分には分かっていない何かが後押ししてくれたのだと思います。
そしていつもアドバンテージを与えてくれるOSPのルアーやスタッフのみなさんに感謝したいと思います。本当にありがとうございました。
さらに巻きが面白くなる10月のガイドを募集しています。よろしくお願いします。
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W.B.S.最終戦で準優勝の原動力はハイカット!!
先日のW.B.S.最終戦でOSPプロスタッフのキムショーこと木村翔太プロと組んで準優勝しました。その原動力はハイカットDRとドライブクローラーでした。
ということで、トーナメント振り返ります。まずは、プラからですが、前週の日曜にBMCの大会があり優勝出来ました。その流れをW.B.S.の大会でも活かすべくその後もプラを行いました。
そしてこれが結果として大きなアドバンテージに繋がるのですが、ハイカットやハイカットDRの巻きに喰って来るバスはほとんどがワカサギ喰いの太ったコンディションの良いバスでした。
当日はプラで調子の良かった桜川をファーストスポットに選定しました。私がハイカットを投げまくり、キムショーがダウンショットやジグヘッドワッキーの釣りでその日のバスの喰い方を見つけて行くという予定でしたが、朝イチ数投目から私のハイカットDRに500gがヒット!
次のエリアに入るとここでもハイカットDRが炸裂し900gと1200gくらいのバスをキャッチ!さらに進んで今度はラバージグで900gクラスをキャッチ。しかしその後ぱったりと当たりがなくなり、キーパー4本ながら桜川を出て本湖に向けて走りました。
予定通り北利根エリアに入り、リミットメイクを目指しますがバイトがない・・・しかしスモラバに1300gクラスのキッカーがヒットし、リミットメイク!その後、本湖の各所をランガンし、終了間際の14時過ぎ、流入河川に入りました。そしてついに来ました!私のハイカットFに起死回生の1300gクラスがヒット!何度もキムショーと握手しました!帰着し計測すると、5本で5670g!初日トップウエイトでした。
メインになったのはハイカットDR(HFワカサギ HF76)でした。さらに最後のキッカーを獲ったのはハイカットF(セクシーシャッドVer.2 PB21)でした。
これらのルアーを投げ倒すのにこだわったのが以下の点でした。
・釣りをしながら常にラインに傷がないよう結び直したこと
・釣ったりぶつけたりする度にアイチューニングを細めに行ったこと
・試合中でもなまったら新品のフックへの付け替える作業を怠らなかった事
こういったことがあって、そこに運もあっての初日の結果でした。
そして2日目。
この日はハイカットが何故か効きません。ノンキーばかり数匹釣ったところで、完全にパターンが変わった事を知るはめになりました。しかし、自分が釣れなくてもパートナーが釣ってくれる・・・これがW.B.S.チームトーナメントの面白さです。昨日ワームメインでなかなか調子の出なかったキムショーのドラクラ4.5が今日は爆発!この日のキムショーは絶好調で推定1500gクラスを釣るなど大活躍でリミットメイクに成功。この模様はきっとキムショーがレポートしてくれることでしょう。
試合も後半になり前日同様にハイカットが当たりだしましたが、完全にカラーが大事でした。雨ならコレ!というハイカットのピンククラウンでキロ近いバスがヒットし、500gと入れ替えに成功。
さらに終了間際にはハイカットでお互い連発!僅かながら550gが580gへ、そして600gへ、といった感じで入れ替えノンキーも含めたら船中20本は下らない?と言うくらいの爆釣でトータル4720gを出しましたが、結果は僅かに足りず2位となりました。
こうして最終戦を終えましたが、気になる年間は・・・?なんと私とキムショーの二人が崖っぷちからの生還でこの切符を手にすることができました。ということで、10/15-16で行われるW.B.S.クラシックに出場することが決まりました。大活躍したOSPのルアーと共に優勝を狙って頑張りたいと思います。
写真提供W.B.S.
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夏の霞ヶ浦はタイニーブリッツMRで!
最近の霞ヶ浦はタイニーブリッツが良く釣れています。その釣れっぷりは自分にとっては驚きのルアーです。なぜなら、ワームにはバイトもない、シャッドやスピナーベイトでで釣れない時にもこのクランクだけ釣れるとった事が多々起こっているからなのです。
先日のガイドでの出来事です。この日はタイニーブリッツMRが当たりました。午前のローライトの時間帯のことです。
ゲストさん2名で、それぞれ複数本釣れました。その時にバックスライド系でも流しましたが、バイトすらなかったのですが、タイニーブリッツMRにすると釣れる、ということが続きました。
さて、話は続きがあって、気になったのはカラーです。銀メッキベースの比較的小魚っぽいカラーのタイニーブリッツMRを使っていた私にはノーバイトだったのに対し、タイニーブリッツMRのセクシーピンクを使った方がキーパーサイズのバスが2本でした。
そしてタイニーブリッツMRのチャートブラックバックを使った方が、44cmのバスを含むバス3本、キャット3本という結果だったのです。これはもう、カラーによる食いの違いが出ていると思われますが実際のところはどうなのでしょう?
状況はゴリが沢山いるエリアだったので、背中の黒が効いているのではないか?という想像も出来ますし、黒とチャートの明滅がアピールがあっていのかも?ということも考えられます。
ただ、はっきり言えることは、好きなカラーだけでひと流しで終わるのではなく、いくつかカラーを用意してローテーションすると結果が変わる可能性が高いと言えるのではないか?ということです。
昔シャッドの釣りで、やはりリアル系がイマイチだった時にピンククラウンが爆発したことがありました。そんな事を踏まえてクランクで釣る時は以下のカラーを用意する事をおすすめします。
1、白や銀などの小魚系
2、チャート&ブラックなどの明滅系
3、チャートやピンクなどの派手な色系
4、ギルなどのリアルフィニッシュ系
特におかっぱりでは、皆が同じスポットで釣りをする事が多いと思いますので、こういったカラーの違いも考慮して現場で投入する事が大事だと思います。このクランクベイトと言うカテゴリーのルアー、その中でもタイニーブリッツは他を圧倒することがあるので必ず投げた方がいいですね。
霞ヶ浦のガイドもよろしくお願いします。
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霞ヶ浦の近況レポート!今釣れているルアーをご紹介します!
最近の霞ヶ浦はバスの回復も進み色々なルアーで釣れるようになって来ました。
ただ、どこでも何でも釣れると言う感じではなく、霞ヶ浦なりムラもありますが、結果として色々なルアーで釣れている・・・という感じなので、パターンというよりは、気分や思い込み、好きずきでルアーを選んでもその釣りに反応出来るバスが結果としてバイトしている感じです。
このバスはタイニーブリッツDRで釣れたのですが、アシ際で反応が悪かったため、沖側のブレイクを舐めるようにスローリトリーブすると、コソっと当たって来ました。回復しきれていないけれど、エサは食べたいそんなバスだと感じました。
このバスは完全に回復している感じで、風の当たる風下のご岸際でドラシャ4.5ピンクレディーに喰ってきました。ローライトの時間帯だったこともあり、数は少ないけど、大きくて強い、そんなバスが反応した感じです。
このバスはオリカネ虫ダデイーで釣れました。普段ならノーシンカーを投げ込むようなアシ際でしたが、トップウォータールアーでスナッグレス性能の強いものということで考えるとフロッグということになりますが、ベイトフィネスタックルで使えるとなると、このオリカネ虫ダデイーが最適でした。
このバスはドライブスティックファット4.5で釣れました。普通にアシ際で喰って来ました。ドライブスティックファット4.5は予想通りに良く釣れますね。今後より強いタックルを使いたい状況であればノーマルではなくこちらを使うことになりそうです。
まあ、思ったことはいろんなバスがいて色々なルアーで釣れるということ。これから本格的な梅雨空が続いてバスの活性がさらに上がれば、ブリッツやハイピッチャー、ブレイドジグなど、もう少し速い動きのルアーが本格的にメインになると思われますので、是非、雨にも負けずOSPのルアーを投げて巻き倒してみて欲しいと思います。
ブログにも霞ヶ浦の釣り情報等を書いていますのでよろしくお願いします。
http://ameblo.jp/512613/
トーナメントの最終兵器はドライブスティック3.5&4.5
O.S.Pプロスタッフで霞ヶ浦でガイドをしている松村です。
今年の春は凄くツンデレ状態で、昨日釣れても今日は釣れない・・・そんなことの繰り返しで安定感がありませんでした。
しかしスポーニングシーズンも後半になると、やはりドライブスティックで好釣果が出るようになりました。
今年から参戦している亀山湖の房総チャプターでは5月中旬の試合で入れ替えも含めた数のバスをこのドライブスティック3.5のみでキャッチしました。
釣り方はバックスライドのノーシンカーでバンク際へキャストし、フォールで見せる感じです。バイトは着底してからラインが動く感じなのでじれったいですがステイがキモだと感じました。
これでキロ弱が2本獲れましたがあと一本400gサイズが入れ替わらず13位でした。しかし、亀山素人の私にバスを釣らせてくれるのですから凄いリグであることは間違いありません。
続いて5月下旬は霞ヶ浦でW.B.S第2戦が開催されました。ここではやはりなんと言っても4.5のノーシンカーのバックスライド付けがベストリグでした。実際のところ、この試合では4本のキロアップをすべてこのリグでキャッチし8位になりました。
使い方は葦まわりやブッシュまわりにのシェードに落とし、フォールでバイトが出るのを待ちます。アタリが出なければ、ピックアップしてまた次のキャストへと続けて行きます。
実際にフィールドで感じるのはバスが何の疑いもなく喰っているということです。フォール時の動きがとても良く、スレた場所やシビアな状況こそ出番だと思います。
今後、6月になると霞ヶ浦水系はこれに手長エビが増えて来てさらにこの釣りが強力になる事間違いなしです。タックルは軽くで張りのあるミディアムクラス6.6~6.8fのロッドにベイトフィネスに特化したリール、ラインは見えやすいラインの10ポンドがおすすめです。
ということでドライブスティックのノーシンカー、どこの湖に行っても間違いなく釣れるリグなので困ったら使ってみてくださいね!
なお、ブログにも日々の霞ヶ浦の釣り情報等を書いていますのでよろしくお願いします。
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霞ヶ浦で51cm 2,700gがヒット!
こんにちは、カスミフィッシングガイドの松村です。
今年の早春のバスフィッシングについて振り返りたいと思います。この時期出番が多くなるのがミノー系のハードプラグです。
寒く冬に近い感じの時はやはりハイカットが効きました。その後、ワカサギの接岸とともにルドラが釣れだしました。
しかし、実際のところワカサギというよりはシラウオがメインベイトになっている感じもあり、そのせいか昨年ほど爆発していない感じでもあります。
そして先日はガイドのゲストさんがビッグなバスを釣ってくれました。この日は北東の風が吹き、真冬並みの寒さでしたが、それでも複数のバスが超浅い所でハードルアーに食らいついて来ました。
※毎年この時期になるとやたらと釣れるHPFクランクに1800g。霞ヶ浦本湖にて。カラーは黒金でした。
※さらにルドラにも来ました。こちらはジャークを入れたあとのストップの時にバイトしました。カラーはクラウンです。
そして表題にもあった51cm 2700gがゲストの小島さんに来ました。ハイピッチャーをキャストして巻き始めすぐだったそうです。
場所はゴロタがあるエリア。根がかりが怖い時にはトリプルフックのついたルアーにこだわることなく、スピナーベイトやチャターベイトもいいと思います。
ハードルアーは自信を持って投げ続けられるものを深さや根がかりの有無に応じて使い分けることがコツだと思います。
今更ですが、O.S.Pのルアーは本当に高いコンフィデンスを保てるので実際の釣果に差が出ていると思います。
ということでこれからの時期はHPFやハイピッチャーがプリスポーン攻略には無くてはならない頼れるルアーになると思います。
カラーは黒金と銀、そしてホワイト系をおすすめします。もしも霞ヶ浦水系に来られる際にはこれらのルアーを色違いで複数お持ちいただくと良いと思います。
ガイドも募集しています。
http://kasumigaura.sakura.ne.jp/index.htmlこれからの季節はまだまだ巻きで楽しみたいと思います!
W.B.S.プロクラシック4位の原動力となったのが、ドライブシャッドのスイムジグの釣り
OSPプロスタッフの松村です。
ドライブシャッドのおかげで苦手な秋が得意になり、去る11月21-22に開催されたW.B.S.プロクラシックで4位になりましたので、その報告です。
【プラクティス】まずプラですが、私が考えたのはワカサギ。そしてフィーディングではなく、ただ存在して湖岸をスイスイと泳いでいるのを隠れて捕食するバスのイメージで探しました。
なんでそんなバスを狙ったかというと、ベイトが風下に寄せられるフィーディングパターンは、どうにも当てるのが難しく感じて、実際にやっても正直なかなか釣れないのと、風下のボート操船が大変で疲れる・・・それとタイミングとエリア選定が風などの状況に左右されすぎて計算できない。というのが一つ。
また、ワカサギではなくエビ系に依存するバスを狙うと釣りが遅くなりすぎて、下手すれば全くバスの居ないエリアで釣りをし続けてしまう恐怖がありました。
まあ、昔までの自分がこの状態だったのです。
なので単純に湖岸沿いを延々流してバスの釣れたところ、ワカサギの存在が確認出来たところをチェックしておいて当日はその場所を中心で探って行く方法でやりました。
【大会本戦】湖岸をスイスイと泳いでいるワカサギ・・・このイメージにあうのは、スピナーベイト、チャター系、スイムジグ系、シャッドプラグ、クランクベイトなどですが、最終的にメインとなったのはドライブシャッド4.5と5gのジグの組み合わせと、ドライブシャッド3.5と7gのジグの組み合わせでした。
ドライブシャッド4.5と5gのジグの組み合わせは、主に葦などのカバー周りで表層を意識して目で見えるタナを高速ぎみで巻く釣りで使いました。
ワームのカラーはハニーフラッシュ。このカラーはよく見えるし、釣れるし、で超いいです。
当日もバスがすっ飛んで来たり反転して喰うのが見えたりしてとてもエキサイティングでした。
結果的にはこれで3本キャッチしました。
また、ドライブシャッド3.5と7gのジグの組み合わせは一度沈めたり、中層を意識したりとタナを探るイメージでドックの先端やハードボトム全般などでサーチベイト的に使いました。
色はコスモブラックを中心にソフトシェルスモークがプラから当たっていました。結果としてはこれで2本キャッチ。
あと浚渫では懐かしのTDロングビルミノーで1本の計6本が2日間の内訳でした。
今となってはヴァルナを使ったトゥイッチをすれば良かったとマジ後悔していますが、そのくらいバスの居場所はワカサギに依存していたと思います。
ちなみにハイカットもかなり使いましたが、ワカサギのタナとリンクしなかったのか、この試合ではバイトが出せませんでした。
まあ、この2ヶ月間くらいですが、テキサスやダウンショット、スモラバといった霞ヶ浦の王道ルアーは、リグることもなくほぼ使わず、ドライブシャッド3.5と4.5を投げる回数に比例するようにバスを釣ることが出来ていました。
本当に偏った釣りになっていましたが、ドライブシャッドのおかげでどうにも結果が出せなかった秋という季節が得意になった気がします。
【スイムジグの釣り】あと、言い忘れましたが、このドライブシャッド3.5と4.5を使ったスイムジグ系の釣りをする場合のタックルは、基本テキサスで使うMHのものにフロロ14~16ポンドでピッチング主体で使います。
間違っても柔らかいロッドでナイロンを使って巻物のように使わない・・・これが私の使い方です。
これからはもう少し深いところでダンク・ハイカット・オーバライドの季節になりますが、まだまだシャローカバーを狙うならこのスイムジグ系が面白いと思います。
是非チャレンジしてみてくださいね!!12月以降もガイド募集しております。是非よろしくお願いします。
※写真提供W.B.S.
KFG霞ヶ浦フィッシングガイド
この時期の定番と言えばスピナーベイトですが、最近の霞ヶ浦はブレードジグが面白いです。
最近の霞ヶ浦はブレードジグが面白いです。
この時期の定番と言えば、スピナーベイトですが、あまりにも誰もが使い続けると反応が悪くなって来ます。
事実なかなバイトが出せない日が多くなり始めました。
そしてその代用といってはなんですが、ドライブシャッド4.5や3.5を使ったスイムジグ系のルアーが非常に効果的になって来ました。
そこで考えられることは色々ありますが、まず最も大事なのが、ルアーがレンジキープする性能で、バスが釣れるレンジは日によって違います。
次に大事なのが、波動の強弱。これも日によってバスの好みが変わります。
そしてボリュームや色といったディテール部分。ここは十人十色なので、とりあえず好きずきに任せます。
その要素を改めて見直すと、レンジキープと波動がベストなモノを選ぶとバスからの反応がある。そういうことです。
そしてブレードジグ。波動の位置づけとしては個人的にハイピッチャーMAX→ハイピッチャー→ブレードジグ→ドライブシャッドの順です。
つまり、スピナーベイトでは強過ぎる、スイムベイトではちょっと弱い・・・
そう考えた時にもっともハマるのではないか!?ということで試したところ・・・
マジで良く釣れます・・・驚きました。
私があまり使わなかっただけでした。さすがOSPと唸ってしまいました。
そして改めてブレードジグの説明を読むと・・・がーん!100点満点の解説!!脱帽です。
以下、引用ですが・・・
『スピナーベイトやクランクベイトにはバイトしないタフな状況の中で、フラッシングを抑えた透明ブレードに、フックの存在を隠し、しなやかなラバースカートとワームのMIXローリングアクションは、想像の域を超えて驚きの効果を発揮する。それは新ジャンルルアーとしての存在感を強く感じる程である。使い方は簡単で、タダ巻きしているだけで充分バイトさせることができる。また着水地点から足元まで一定層をレンジキープできるのも大きなメリットで、バスがスポットから離れて周辺に散っている時などは、どのルアーよりも効率的にバイトに持ち込める。ブレードジグは他では代用の効かない独自のアピール力によってタフなバスをも反応させるファーストムービングルアーの新たな切り札である。』
いやいや全くその通り!みなさんの中で、もしもブレードジグを使っていない人がいたら少し使い込んだ方がいかも・・・です。
私のように目から鱗間違いなしです。
O.S.Pルアーに救われたW.B.S.最終戦。
みなさんこんにちは、松村です。
10月10~11日に、W.B.S.最終戦が開催されました。
今回の試合でもO.S.Pのルアーに助けられ、久々のベストゲームができました。
その結果トータル9870gで準優勝し、ランキングも年間24位から11位にジャンプアップ。
崖っぷちだったクラシック権もなんとか確保することができましたので、その模様をお伝えいたします。
大会の初日はアシから入ってラン&ガンするもノーバイト。
その後、プラン通りに下流域の河川に入りますが、なかなか釣れなくてパートナーがジグで1本。
そして私にもなんとかジグで1本獲れました。
しかし、昼近くになってまだ2本… 終わってます……
もう諦めかけたとき、スピニングタックルにハイカットの組み合わせで巻きはじめると極弱いバイトと同時にヒット。
これで首の皮一枚つながった! と思いながら続けるともう1本でなんとか4本!
しかし、ここでまたバイトが止まってしまいました……
残り時間をギリギリまでラン&ガンで走りまわると、5ヵ所目くらいでパートナーのヘビダンに咽から手が出るほど欲しかった1本がヒット。
その後、浚渫などもまわってがんばりましたが入れ替えができず、そのまま帰着。
初日は3890gで8位タイでした。
初日の結果を見ると、上位陣はいい魚を持っているし、恐らく浚渫しかないんじゃないか? というような結果。
翌日の展開に浚渫を視野に入れるか悩みましたが、今回は余力があったら… ということにして、最終日も初日と同じプランでいくことにしました。
そして最終日。
昨日よりさらに釣れない… なんとか8時くらいにハイピッチャーでポロッと1本釣れたものの、かなりダメダメなムード。
しかしその後、パートナーのノーシンカーに「放っておいたら糸が走った」と言うバイトが出て起死回生のキロオーバー!!
一気にやる気が出て、もう徹底してやろう、そう決めて時間をかけてタックルも組み直し、ドライブスティック4.5インチのバックスライドに変え、イチからスタートのつもりで打ちはじめました。
するとしばらくして、そ~っとラインが動くバイト。
これが1600gクラスのキッカーサイズ!
ラインがうまく結べないとか震えが止まらないとか、トーナメントならではの超興奮の瞬間です。
さらにこの釣りでしばらくしてキロアップを追加!
これは明確なバイトがないけど食っているという、集中していなければ取れない一匹でした。
まさにアドレナリンがドバドバ出ている状態。
さらに移動した先で、小さいながら600gが釣れてリミットメイク!!
しかし恐ろしいもので、その後はまったくバイトがなくなり、やはり時合いはあるのか? という感じで土浦に向かいます。
その帰り際、浚渫に寄り、しっかりマーカーを打ってブリッツEX-DRをキャスト。
すると数投めでヒット!!
入れ替えつつ、興奮が収まらない中でさらにキャストするとキロオーバーでさらに入れ替え! 興奮度MAXです!!
クラシックの権利はおろか、優勝の芽まで出てきたんじゃない? ってことで、あとは絶対にトラブルだけ起こさないよう、慎重に帰着しました。
結果は5970g。
残念ながら優勝には届きませんでしたが、久々のナイスゲームができました。
初日はハイカットによる2本が窮地を救い、最終日はブリッツEX-DRが入れ替えサイズを連発させました。
つまり昼の時合いでハードルアーが効果的だったということです。
また、ノーシンカーでナイスバスを連発させたときに思ったのですが、エビ食いのバスがまるっきりやる気になっていないときに、何をやってもバイトがなくてもドライブスティック4.5インチのバックスライドがフラフラとゆれながら落ちていく様に、バスは居食いするのだなあ、ということ。
結果的にはこのパターンに辿りつけたことが大きく、今後における自信と充実感を与えてくれました。
今回はO.S.Pルアー様さまでした。
またこんなナイスゲームができるよう、今後の試合もがんばっていきたいと思います。
私のホームフィールド霞ヶ浦水系ではハイピッチャーMAX1/2oz.や5/8oz.が釣れています
秋のハードベイトが最高に楽しい季節になりましたね。
夏から秋にかけて釣れるルアーが変わって来ましたが、秋といえばなんと言ってもスピナーベイト。
もう定番なんですが、その中でもやはりハイピッチャーシリーズは良く釣れますね。
定番のハイピッチャーはミディアムリトリーブで水面直下10~30cmくらいを引きたい時に使うことが多く、活性の高いバスを見つけながら釣って行く感じです。基本的にキャスティングで使います。
そして最近の流行なのが、ハイピッチャーMAXの1/2や5/8ozです。
シャローエリアでを良く使うのですが、意外と使えるのが1/2や5/8ozです。
このサイズを使うのにはちょっとしたコツがあります。
それはジグ・ワーム系のタックルを使ってピッチングで使うということ。
ピッチングで短い距離をユックリ引く時に3/8だと浮かび上がりやすくて、やる気の無いバスを釣るのが難しいのですが、重さがあることで、浮き上がらずのトレースできるのがいいのです。
1/2や5/8ozは遠投してスローロール用と思っている人には目から鱗の釣りだと思います。
今までキャスティングでタイトに攻められなかった所にも、実に柔らかいアプローチで次々に入れて行けるのでバイトの数が圧倒的に増えます。
ということでMAXを使ってデカイのをバンバン釣ってくださいね!
秋のバスフィッシングガイドを募集しています。このハイピッチャーMAXの釣りを一緒にやってみませんか?
KFG霞ヶ浦フィッシングガイド
霞ヶ浦で毎日のように釣りをしていて気づいたこと「釣れるルアーが日替わり」だということ
ハイピッチャーMAXでいい釣りできました。
梅雨になりハードルアーのバスフィッシングが楽しい季節になりました。
ガイドを通して霞ヶ浦で毎日のように釣りをしていると、色々な事に気がつきます。
その中で意外だと思ったのが、釣れるルアーが日替わりだということ・・・。
これはどういうことかというと、天気や水位や時間などによってバスの活性はまちまちで、いつも同じルアーが有効ではなく、状態によって変える必要があるということです。
常にゲストさんと別のルアーを使うようにしていますが、かなり偏りを感じます。
先日のガイドのことです。
この日は霞ヶ浦と北浦でそれぞれ大きな大会があり、そのエリアを避けるように釣りをしていました。
しかし、実際はバッティングばかりな状態。
自分だけが先にいいポイントを流すことが出来ない、そういう状況でしたのでゲストさんと仮想トーナメントのつもりで頑張りました。
そして、そんな中活躍したのがハイピッチャーMAX3/8oz.ダブルウィロー。
このルアーを使っていたゲストさんに1kgアップと1.5kgアップのバスがヒット!
私にも1kgアップがヒットしたので、3本で3,500gオーバーとかなりのウエイトになりました。
こういったことは後づけになってしまうのですが、この当たりルアーが導きだされる公式は、、、、
1:タナ
2:スピード
3:アピール加減
4:色とシルエット
5:スナッグレスの程度
だと思っています。
つまり、この日のバスは水面下50cmくらいをゆっくり目で、やや波動が強く、フラッシングが出る小魚のようなもの・・・がベストだったのだと思います。
ちなみにこの日は、トップやブレーデッドジグ系、私得意のHPFクランクのチョンチョン釣りにもバイトがなく、私の試した持ち駒ではバスが反応しなかったので、どう考えてもゲストさんの使っていたハイピッチャーMAX3/8oz.ダブルウィローがこの日の当たりルアーだったと思えるのです。
まとめますと、、、、
ルアーローテ-ションは、タナとスピード、さらに色や大きさによるアピール加減に意識して使っていただきたい、ということです。
そういったことを軸に考えれば、数あるルアーの中で頭が混乱せずにベストなものを導きだせるのではないかと思います。
ブログでも近況と同時にガイドの案内をしています。バスフィッシングの基本をマスターしたい方は是非ご活用ください。
KFG霞ヶ浦フィッシングガイド
この春よく釣れたルアー、これからの季節に有効なルアー
春の釣りを振り返りつつ、これからの季節を考えると・・・春はハードルアーから始まりスポーニングのタイミングに移るに従い、ワームの出番も多くなるという、例年通りの展開でした。
早春の頃はハードルアーが主体で、ヴァルナやハイカットDRが非常に良かったです。
特にハイカットDRは、もの凄くいいルアーだと思いましたね。
今でこそ、ちょっと他のルアーを使うことが多くなって出番がやや減りましたが、年間を通して出番があると思います。
そんな中、「これは!」というのがいくつかあったので紹介します。
一つはドライブクロー3インチ&4インチのリーダレスダウンショット。ジカリグやゼロダンと呼ばれるものですね。
これは安定して良かったです。とにかく底を感じ、地形変化などを理解できるとバスも釣れて来るという感じです。
また、ノーシンカーなどでノー感じな釣りをするよりも効率が良く、またリアクション的なバイトが出せるので効果的でした。
ちなみに、これは2kg秤振り切りのバスでした。
あとは定番のドライブスティック4.5インチ、ノーシンカーリグ。
まあ、定番すぎて説明不要ですが、それだけでは不親切なので、普通付けとバックスライドを場所によって使い分けるとさらに効果的です。
これらの釣りはやはりスポーンがらみの魚になっているのですが、だんだん回復してきてエサを追い回しているバスにはラトリンブリッツがいい感じでしたね。
単純に存在感がアップして気がつきやすくなるだけでなく、いるけど食わないというバスにスイッチを入れる効果があるので、時と場合によってはすべてのルアーがダメでもこれだけアリということがあります。
ということで、春の釣りをざっくり話しましたが、これから先の梅雨時期はフラットサイドのHPFクランクによるチョンチョン釣りと大バジンやゼロツービートの表層系、さらにドライブシャッド4.5インチがおすすめになります。
そして押さえはドライブスティック4.5インチのノーシンカー、バックスライドリグ。コレです!
まあ、O.S.Pのルアーは本当に良く釣れるので、世界中のバスアングラーにおすすめできますね!
早春のバスにHPFクランクが釣れる理由
こんにちは、カスミフィッシングガイドの松村です。春先にHPFが釣れるのはなぜか?について考えました。
(HPFクランクでキャッチしたプリスポーンバス)
早春のバスにHPFクランクが釣れる理由
この時期特に出番が多くなるのがハードプラグ。巻物を使う時はローライトの方がいいイメージがあるのですが、冬~早春にかけてはこのローライトの状態ではハイカットで釣れることが多く、HPFを使って釣れる時はなぜか?晴れが多い気がします。
これを考えた時に思いついたのが、朝日や夕日などで光が斜めに差し込んでいる時に、このHPFを使うと光の当たり方による明滅が非常に強く、これがリアクション効果となってシャッド系やクランク系との明確な差となっているような気がするのです。
こう考えると当然スピナーベイトもいいのですが、HPFはまとわりつくようなバイトもフッキングに持ち込めるのと、よりユックリ巻けるのが大きなメリットです。
じゃあ、阿修羅やルドラに代表されるミノーのジャーキングもいいんじゃないか?となりますが、はっきり言ってこれもいいです。
しかし、これはワームで言う所のマッチザベイトのイメージで、広範囲を狙うのではなく、場所としてはピンだったり、食っているものがワカサギであるなど、やるべき事が明確な時に出番となります。
そう考えるとHPFはワカサギにリンクしていない場所でも使え、ただ巻きによる水押しと明滅で広範囲にサーチしながら探れる感じがあります。
なんだかんだで早春はHPFが釣れるのは、こういった理由があるからではないかと思います。プリスポーン攻略には無くてはならない頼れるルアーなので、是非使ってみることをおすすめします。
ガイドも募集しています。
KFG霞ヶ浦フィッシングガイド これからの季節はハードルアー巻きまくりで楽しみたいですね!
霞ヶ浦では低水温定番のシャッドゲームがスタートとなりました!!
ダンクやハイカットに、絡むようなバイトが増えてきました。
11月も中旬を過ぎ、一気に冬が近づいてきました。
霞ヶ浦でもスピナーベイトの秋から、シャッドの秋に変わってきたように感じます。
具体的には、スピナーベイトへの追いが悪くなってサスペンドミノーやシャッドタイプに絡むようなバイトが増えてくる感じです。
晩秋は難しいと思われますが、ベイトがまとまりだすことで、バスの居場所もそれに合わせて絞りやすくなると思います。
ただし見つからないと、全くの「無」になりますが・・・。
11月初旬のガイドで北浦に行って来ましたが、風裏となるエリアのおかっぱりでも釣りが出来るようなハードボトムでハイカットにバイトが連発。
バラしも連発でしたが・・・反省。
さらに同じような条件を探して行くとブルーバックチャートのパワーダンクを使っていたゲストさんにナイスサイズが連続ヒット。
自分も同じ様にパワーダンクを使っていたのですが、なぜか、ゲストさんだけにバイトがあったということです。
カラーがナチュラル系を使っていたので、自分もチャート系にかえると、ヒット!!
パワーダンクのいいところはベイトタックルでの扱いがしやすく、かつ飛距離が出るところです。
さらに、長いリップが根がかり回避になるのでサーチ的に使うことも出来ます。
またカラーラインナップも本当に素晴らしいです。
使い分けの基本は個人的ではありますが、晴れの日は黒金、透明度が高いところでは白やシルバーなどのナチュラル系、さらにローライトや高活性時はチャートやピンククラウンと言うように使いわけています。
釣った場所はハードボトムに沈み物がある2m前後の場所だったので、これからの時期、こういう場所ではパワーダンクがいい感じです。
なおシャッドの使い分けですが、ワームの釣りのようにより底をしっかり取り、底質を確認しながら釣りたいときはダンク、底をとることよりも中層でのスルスル〜という弱めの波動で喰わせたい時はハイカットと言う感じです。
これからの晩秋〜冬に必須のアイテムですのでおすすめです!!
・・・というかこれ無しでは寒い時期の釣りが成立しないですね。
最後に、私の冬のガイドではこういったエリアを巻き倒します。ブログでも近況とお同時にガイドの案内をしています。ダンク、ハイカットをマスターしたい方は是非!!
KFG霞ヶ浦フィッシングガイド
11/3(月・祝)に北浦にて開催されたKota’sAmericanDreamにて3位入賞のトーナメントレポートを掲載!
霞ヶ浦でガイドをしている松村です。先日のアメリカンドリームトーナメントで3位に入賞しましたので、報告いたします。
この日のスタートは北浦潮来マリーナです。
霞ヶ浦、北浦全域のトーナメントなのですが、参加チームが70くらい、参加者も150名もいるため、ミーティングが7時、スタートは8時前となってしまい、かつ帰着も13時だったので、実質のトーナメント時間は5時間弱といったところ。
その中でビッグウエイトを目指すので、正直かなり難しい状態でした。
この日、私がメインにしたのが、ここのところいい仕事をしてくれているドライブシャッドのノーシンカーリグ。
カバーに絡めてゆっくり巻くのが基本です。
このルアーを使う理由は、スピナーベイトやクランクの横動きに反応するが、カバー等で投げ混む事が困難なスポットにおいての遅い動きのフォール&遅い動きのスイミングアクションが出来る、現時点で唯一のルアーだということです。
これをメインに北利根の葦を流すと、早々に800gと1,300gがヒット。
パートナーが縦ストラクチャーにて、私のハイピッチャーのフォローに投げてくれたダウンショットで600gを釣っていたので、これでリミット達成。
何と時間はまだ9時ごろ。ここからビッグで入れ替えとばかりに、霞ヶ浦本湖の浚渫を目指しました。
浚渫では、パワーダンクを中心にハイピッチャーマックス5/8oz.で巻き、壁があるところではフットボールジグの落とし込みをして行きますが、貴重なバイトがキャットフィッシュだったりしてなかなかバスのバイトが出ませんでした。
しかし、パートナーに値千金の1,300gクラスがスピナーベイトのスローロールにヒットし、この時点で3キロは確保。
あとは800gをキロアップのキッカーに入れ替えることが出来ればアメリカだ!ということで、次の浚渫に行き、超集中モードでパワーダンクを投げて行きますがヒットしません。
その後も細かく移動して頑張りましたが、定刻になったため終了。
結果は3,370gということで、アメリカ行きはなりませんでしたが、非常に集中した思い出深いトーナメントになりました。
今回の釣りの立役者は間違いなくドライブシャッド4.5です。
このルアーが店頭にななく、使いたくても使えないという話をよく聞きますので、店頭にあるときは何が何でもゲットですね!
私も何度も何度も修理しながら本当に大事に使っています。
なお、このトーナメントの時は水温がまだ17度前後だったので、この釣りが強烈に効きましたが、今後寒くなるにしたがってやはりハイカットやダンクといったシャッド系の釣りが効きだします。
ガイドでもすでにこれらのルアーを使って釣果が出ていますので、近日レポートを書きたいと思います。
霞ヶ浦おかっぱりの喰わせにシュリンプが効く!!
プロスタッフレポート更新!!
霞ヶ浦でガイド業を営むO.S.Pプロスタッフ松村寛のレポートを掲載。霞ヶ浦のオカッパリ大会でドライブシュリンプ4インチのダウンショットが炸裂!!

霞ヶ浦おかっぱりの喰わせにシュリンプが効く!!8月3日(日)の霞ヶ浦で15年の歴史を持つ霞探Rというおかっぱり大会が開催されました。
霞ヶ浦で15年の歴史を持つ霞探R
この大会では50名近くの参加者があり、2匹のバスを検量対象に出来るのですが、おかっぱりなので当然ウエイインはせず、写真を撮ってリリース後に自己申告という形態で行われています。
この日の大会開催エリアは霞水系の南側一帯。
本湖である牛堀周辺から西の洲、古渡大山までとそれに絡む支流はすべてOKというとんでもなく広いエリア。
多くの参加者が人気スポットである南水路や野田奈川に集結していたようでした。
一週間前の釣りでは、水路系でライトな釣りをすると20cm前後が簡単に釣れましたが、サイズを狙うとなると水路系よりは本湖が可能性はあるという具合でした。
しかし、バスの個体数が少なくなるせいで一気に難しくなってしまう・・・という感じでした。
そこで、大会で選んだ場所は洲の野原。
本湖とも水路とも言えないくらいがちょうどいい感じでバスのストックもそこそこありつつ、サイズも悪くない・・・。実際はそういったエリアの中にある水門などの水の動く場所だけを狙いました。
おかっぱりで小場所なため、最初から喰わせで行くといきなり39cmがヒット!!
3gのラバー付きスプリットショットのダウンショットにシュリンプ4インチのゴーストシュリンプカラーをつけたリグでした。
なぜこれを使うかというと、エビにも小魚にも見えるため、バスの主食がどちらかに偏っていてもしっかりバイトが出せるというのが理由です。
これをエビのワーム、小魚のワームと言うふうにはっきりさせすぎると釣れる釣れないの振り幅が大きくなるので、特にマッディー系のおかっぱりでベイトが絞りきれていない時には、そのバーサタイル性が大変な武器になるのです。
さらにダウンショットで使ったとき、比重による水平姿勢がかなり重要で、ダウンショットに使うワームでこれに勝るワームはなかなか無いと思います。
その後1本を追加したものの、日が上がってからはバイトがなく、昼近くになって朝に釣った場所に再度行きました。
すると、またしてもシュリンプ4インチのゴーストシュリンプにヒット!!41cmでした!!

どうやらこの場所はハードボトムやちょっとした沈みものがあるようで、バスが立ち寄るだけの要素を備えているようです。
39cmと41cmなら大会としては上出来、と少し安心していたところ、次の一投に凄いアタリが。
こういう時はたいていキャットと相場が決まっているので、期待しないでやり取りしていると・・・なんとバスではないですか!
あせりながらもなんとかランディングして計ってみると痩せているものの霞ヶ浦では超がつくほど貴重な50cm!

この日、ショートバイトが多かったと聞かれる中でこの50cmのバスがガッツリ深いバイトを出したのも恐らくこのシュリンプの動きとカラーによるものだと思います。
結果この日のビッグフィッシュ賞を獲得し、年間ランキングも最終戦を残してなんとトップになりました。
ラストとなる最終戦は10月に開催されますが、おかっぱり大会で、これほどモチベーションが上がる状況もなかなか無いので最後はさらに楽しんでいいバスを釣ってきたいと思います。
ガイドゲスト様の募集のお知らせ秋はバスが活発にベイトを追い、動き回る季節です。そのためO.S.Pのハードルアーが最も活躍する季節でもあります。詳しくはブログをご覧下さい。
KFG霞ヶ浦フィッシングガイド
霞ヶ浦水系でのドライブスティック活用法
今年の春はスポーニングも順調で、なんだかいい感じで釣っている人が多かったように感じました。しかし、スポーニングも後半になるとポストやアフターが多くなり、簡単には釣れにくくなります。そんな状況になると必ず出てくるのがコレ!ドライブスティックです。
ノーマルセッティングこそ、王道であり最強!!豊富なラインナップを誇るドライブスティック。最近はバックスライド釣法や、3~3.5inのダウンショットリグやネコリグもよく使いますが、やはりなんと言っても4.5inのノーシンカー“普通付け(頭からフックを刺すセッティング)”が、この時期のベストリグだと思います。
実際、5月17~18日に開催された
W.B.S.第2戦では、3匹のキロアップをはじめ、ほとんどのバスをこのドライブスティック4.5inのノーシンカーの“普通付け”でキャッチしました。
ちなみにプラから含めると、かなりの数のキロオーバーがこのリグで釣れていました。使い方は、今までテキサスリグやネコリグを投げていた場所にこのリグを投げ込むだけです。
具体的なアクションは、シャローのアシまわりやストラクチャーまわりにポチャンと落とし、ファーストフォールで数秒放っておきバイトが出るのを待ちます。
バイトが出なければ「ピン、ピンッ」とショートジャークで、1mくらい手前に引いてまたフォールさせます。そしてピックアップしてまた次のキャストへ。
基本これだけですが、フォール時の動きがとてもいいため、他のルアーではバイトが出ないようなシビアな状況でも釣れることが多いです。
バイトの多くは何も感じず重くもならずにラインが動いていたり、手前に走っていたりするので、見えないラインだと飲まれたり、ミスをすることが多いです。
そこで使用するラインは、サンラインBMS(バイトマーカーシステム)のような見えるラインの8~10lbが私の定番アイテムです。
なお、低比重モデルの「スペック2」はさらにスローに落とせるのと、カラーバリエーションが素晴らしいので、よりゆっくり落としたい時に有効になるでしょう。
余談ですが、この状況でダウンショットやネコリグでも釣れなくはないですが、フォールで食ってくることの多い日は圧倒的にノーシンカーが強いです。
また、メスが釣れる確率が高いのもこの釣りの特徴で、やはりメスはプリでもアフターでも中層でのルアーの動きが最終的にバイトへと繋がるキーになっているように感じます。
6月の霞ヶ浦はこのドライブスティックのノーシンカーが最終兵器となりますから、必ずこのリグを快適に扱えるタックルを用意しておいたほうがいいでしょう。
私はロッドがブラックレーベルプラスの661MLFBに、リールはPX68、ラインは前述した、視認性に優れるBMSを使っています。
ガイドではこの釣りを中心に、HPFクランクのチョンチョン釣り、ゼロツービート、さらにはヘビキャロなどを展開しますが、詳しい使い方や状況、ポイントによる使いどころを学んでほしいと思います。
ということで、ドライブスティックのノーシンカー、ベーシックでありながら最終兵器となるリグです。
ぜひ使って爆釣を体験してみてくださいね!
ブログにも霞ヶ浦の釣り情報などを書いていますので、そちらもよろしくお願いします。
早春の霞ヶ浦
3月13日春の嵐が吹き荒れる中、まるまる一日霞ヶ浦でオカッパリしました・・・。
早春の霞ヶ浦釣行今年はなかなか霞ヶ浦のバスが釣れないでいましたが、やっと釣れました!
釣ったルアーは、ハイピッチャー3/8oz.CBパールシャッドTWにドライブスティック3.5インチのカラーはハスでした。
さらに怪しいバイトがいくつかありましたね。
これらはバスかどうかわかりませんが、魚達がそわそわしている気がしました。
カラーをチャートからホワイト系に変えた途端にバイトが出だしたので、色は関係あったと思います。
この日はワームもかなり試しましたがアタリはなく、ハードルアーのみアタリが出たので、やはり早春は一定速度の横動きが効く気がしました。
今日は特に荒れていたのでハイピッチャーが良かったと思います。
続いて3月16日、この日は暖かくてよい天気だったものの、なかなかバイトがありませんでした。
ハードルアーではバイトがないので、この時期の必殺技であるマイラーミノージグヘッドで、障害物回りをタイトに攻めていると二ゴイやキャットなどが次々と釣れて来ました。
そして待望のバスもヒット!!
かなり浅いところで、ハードルアーで流して終わらせてしまいがちなところを丁寧に攻めた結果でした。
さらに翌日の17日はガイドでした。
シャローを中心に攻めたところ、お客様のハイピッチャーにナイスバスがヒットしました。
トレーラーにドライブスティックを付けていますが、テールのプルプルと動く感じが秀逸ですね!やはり一定速度の横動きが春にはいいようです。
そして3月30日、またしても春の嵐が吹き荒れる中、霞ヶ浦でオカッパリしました。
そして待望の50cmをキャッチしました。
ルアーはハイピッチャー1/2oz.スパークホワイトチャートにドライブスティック3インチのカラーはワカサギでした。
横浜でのセミナーで話した、早春は風下で一定速度の横動きをさせる・・・
このテクニックはボートよりもオカッパリだからこそ有利に出来るスピナーベイトテクです。
この技をさらに補完するハイピッチャーMAXを速く使いたいですね。
いよいよ霞ヶ浦本湖のバス達も動き出しましたね。次の釣行でもさらにアジャストさせて行きたいと思います。
4~5月のガイドを募集しています。
KFG霞ヶ浦フィッシングガイド
秋の霞ヶ浦のルアーローテーション
夏も終わり、秋らしくなってきた今日このごろ。最近の霞ヶ浦は狙い通りに釣れないのが普通で、移動している群れに当たれば釣れる、そういう感じでした。
秋の霞ヶ浦
今の霞ヶ浦はまさに秋特有の動きで、ベイトを追っているバスに当たれば簡単に複数釣れるが、当たらないと皆無といった感じです。
そんなことで石積みではハイピッチャーの1/4oz.スパークアイスシャッドで探りました。
まさにこのカラーワカサギでしょ!しかもここまでサイズを落とすとサイズに関係なく釣れるので、サーチベイトとして最高です。
葦際ではドライブシュリンプの4.8"のテキサスリグで探りました。
このドライブシュリンプの4.8"ですが一見大きくて食わないかな??と思いがちですが、小さなバスも普通に釣れたので問題ないですね。
それよりもこの素材の切れにくさや4.8"ならでの投げやすさによるキャスト精度が上がることのメリットのほうがはるかに大きい感じです。
動きは本当にナチュラルで、ネコリグで良く釣れていたので濃いカバーにはテキサスで使いましたがその釣れっぷりは健在でした。
(写真ドライブシュリンプはテキサスのみならず、スナッグレスネコリグにも◎。)
ブリッツEX-DRは幅広い使い方が出来ます。
結構仕様頻度も高かったです。
浚渫では当然ですが、川筋のブレイクを探るのにネコやダウンショットではかなり面倒・・・そんなときでもサクっと投げて大雑把に探ってもバスを釣らせてくれるので、とりあえずバスいるかどうかがすぐに分かりました。
そして絶対にいる!と言う水門やオダなどのピンではもはや定番のドライブクローラーのネコリグの出番です。使い方はもはや説明はいらないですね。
(写真:ドライブクローラーのネコリグと、ブリッツEX-DR。)
まあそんな感じでプラを進め、今回の2日間ではメインエリアを桜川にしてなるべく沢山の時間を釣ることに充て、数少ない移動しているバスの群れに当てられるようポイントに何度も入り直し直してその確率を上げる。
といった戦略でやりました。
そして、結果は11位。
まあ、クラシック権を確保するための戦略だったので上位には入れませんでしたが、これも一つの選択肢だと割り切ってやったので、納得の試合でした。
次は10/12,10/13のクラシックです。これからの季節はさらに出会い系のバスが多くなるのでハイピッチャーとブリッツは欠かせないですね!