W.B.S.1st北浦戦はドライブクローラー4.5″の独壇場
今年より北浦スタート、土浦スタート共にエリア制限が無くなり、霞水系全域がトーナメントエリアになりました。それにより限られたプラクティス時間の中である程度、目星をつけて絞り込むことが重要になってきます。今回はスタート地点の北浦メインにする事にしました。それと今年よりメンバー以外の方もトーナメントに出場できるようになりました。詳しくは
W.B.S.のHPをご覧ください。
大会プラクティスプラクティスは前の週に1日と直前の金曜日、土曜日におこないました。
1週間前のプラクティスは、季節外れの大雨で40㎝の増水と濁りの影響で、本来釣れ出すのが早い各ワンドに強烈な濁りが入り、その濁りが常陸利根川最下流にある水門の開閉で本湖へ流れ、ほぼ全域に濁りが蔓延している状況でした。
その中でも水位上昇はプラス要素。
所々に存在する濁りが入っていないスポットを探し、少ないながらもプリスポナーをキャッチする事が出来ました。
もちろんミドルレンジのコンタクトポイントも探ってみましたが800gぐらいの季節感の無いバスが釣れただけで終了。
その後、オカッパリで霞水系のルドラパターン検証の動画撮影に行き、プロスタッフの大塚君と二人で数こそ出なかったですが、ワカサギを捕食しているナイスコンデションのバスを釣る事が出来ました。
直前2日間は大潮前の中潮と言うタイミングもあり、バスのポジションを確認する事に費やしました。
結果、捕食を強く意識してシャローに上がっているバスはルドラSPEC2のただ巻き。
根掛かりそうな時だけ止めて、浮かしてかわすアクションが波に揉まれてフラつくワカサギの動きを演出して効果的な食わせアクションでした。
強風時はキャスタビリティ優先でルドラSPを使いました。
もうひとつのパターンは前の週までは全く気配のなかった、ミドルレンジ(2.5mから3.5m)のコンタクトポイントに差して来たバス。
シャローのフィーディングバスよりウエイトは少し落ちるが、タイミングに関係なく釣る事が出来るのでこちらをメインに風や日差しが変化したタイミングでシャローフィーディングバスを狙う事にしました。
大会当日当日はミドルレンジの杭、オダ、ボトムの変化を片っ端から釣り、8時頃にはリミットメイク。
ルアーは毎度変わらず、ドライブクローラー4.5インチのダウンショットリグ。
ウエイトは5,7gをレンジと根掛かり具合で使い分けました。
アクションは狙うスポットに入ったらラインスラッグを少し出してステイさせる。
以前も紹介しましたリーダー分をノーシンカー状態でフォールさせるのが重要。
他のワームでは無く、ドライブクローラーを使用するのはそのフォール時の自発的なドライブアクションで喰わせる為です。
自分が霞ヶ浦で使うダウンショットリグのワームは90%以上がこのドライブクローラー4.5インチです。
9時頃から風が吹き始めたタイミングでフィーディングバス狙いにシフトし、ルドラSPEC2を投げまくり、風が弱くなったらミドルレンジ狙いに戻す。
ルドラパターンは不発に終わりましたが、ミドルレンジはポロポロ釣れ、入れ替えを数回行い5本6,140gでウエイインし2位でした。
例年の霞水系の春は気難しく、トーナメント当日にはまる事は少ないのですが、今年の冬は異常に寒かった事とワカサギなどのベイトフィッシュが多かったことから、レイクコンデションは上向きな気がします。
次戦は5/17、18土浦新港スタートの2daysです。
色々なバスが混合するタイミングなり、難しさもありますが今回同様にビッグウエイトを出せる時期なので気を引き締めていこうと思います。
タックルデータ
【ドライブクローラー4.5"ダウンショットリグ
※カラーはW027ダークシナモンブルー&ペッパー、TW117ゴーストシュリンプ】
ROD:ダイワSTEEZウェアウルフ
REEL:ダイワPX68L
LINE:サンラインシューター10lb.
RIG:ダウンショットリグダイワバサーズスリム5,7g
最後に少し先の話ですが5/11(日)にキャスティング土浦店で川村光大郎と『霞徹底攻略』トークライブを行わせて頂きます。
スタートは13:00からです。
トークライブならではの内容を考えておりますので、是非来て下さいね。
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