O.S.P,Inc.

Reportsプロスタッフレポート

今秋ドラッギングで活躍してくれたブリッツEX-DR

2016.11.10
最近、急に寒くなりました。いよいよ防寒着が手放せなくなる季節です。今秋はブリッツEX-DRのドラッギングが非常に良く釣れました。今回はその釣り方を紹介しますので参考にしてみて下さい。



なぜブリッツEX-DRか?

弥栄ダムは、最深部が60m以上あるリザーバーですが、レンタルボートが出来てからもう20年近くになり、水面に出ていた立木もだんだん少なくなってきました。というのも、波や流れ等で浸食される場合もありますが、多くはボートが当たるというのが大きな原因です。

フル満水になるとどこに立木があるのか分からないですが、水深3~4m位にトップがある隠れ立木が多いです。僕はこの位置を減水しているときにGPSに入力していますが、それでも見えない立木を1本1本丁寧に攻めるのは非常に骨が折れる作業です。

そこで活躍してくれるのが、ブリッツEX-DRのドラッギングです。ブリッツEX-DRの潜行深度は水深3~4mで立木のトップとドンピシャ。ドラッギングすることでさらに+1~2m潜るので、流すラインが少々ずれても確実に立木にヒットさせながら巻くことが出来ます。

e1 e2隠れ立木があるライン、こういうところを狙っていきます。

ドラッギングの釣り方

ドラッギングは流したいラインの反対側にフルキャストして、ボートを流したラインに沿って進めるだけですが、どれだけリールからラインを出すかによって潜行深度が変わってきます。フルキャストで+1m、フルキャストからラインを1.5倍くらい出すとプラス2mくらい潜ってくれますので、立木へのあたりが悪いと思ったらラインを長く出して、根掛りそうだったら出したラインを短くして、ドラッギングしてください。

ドラッギングしながら立木に当たったら、ボートで動くのを止め、ラインを少し出すことで、立木を回避していきます。それで少しブリッツEX-DRが浮いて立木をかわしたら、また巻けるので、ドラッギングを再開するという動かし方です。

ドラッギングは、ロッドを右側に構えるか、左側に構えるかでもルアーが通るラインが変わってきます。右側(左側)に立木がありそうだなと思うときは、ロッドを右側(左側)に構えるのが基本で、立木に当たりすぎて根掛りそうなときは、左側(右側)に構えていなしてみてください。

巻くスピードは、早すぎてダメということはないので、早ければ早いほど広範囲に探れて良いのです。しかし、あまりに早いと立木に当たったときに根掛りやすくなるので、ロッドが耐えられる範囲で早くくらいを目安にしてみて下さい。もし、ブリッツEX-DRではロッドが耐えられないようだったら、パワーダンク(F)でも同じようにやってみてください。

e3 e42016年10月7日 ブリッツEX-DR(ホットタイガー)で釣った36cm

最後に

弥栄ダムではもうバスがディープに落ちてしまったので、ドラッギングでは数が釣れなくなってきていますが、9~10月までのバスがシャローからディープに落ちるまでの間は、ワームで狙うより効率的にバスが釣れていました。

今の時期でも水深5~6mで釣れるような浅いリザーバーでは、十分チャンスがあります。まが、弥栄ダムでも水温が逆に下がりきれば、水深5~6mで立木に浮いてくるビッグバスもいると思うので、タイミングをみて狙ってみたいパターンです。

ハンツのフォーリングで秋のビッグフィッシュをキャッチ

2016.09.06
今年の夏は暑かったですが、釣果はいかがだったでしょうか?台風シーズンが到来して、これからバスはドンドン深場に落ちていきます。その過程のバスをハンツで狙うことで、ビッグフィッシュをキャッチますので、今回はその釣り方をご紹介します。

バスの動き

弥栄ダムの例をとって言うと、今年水温が一番高かったのは8月7日の週で26~29度くらいありました。お盆を過ぎると水温がドンドン下がっていき、9月4日現在で24~25度くらい、10~11月で水深15~20度くらいになると10m以上のディープがよく釣れるようになります。

バスの動きのイメージは、シャローから少し深くなり、冬に向けてエサがあるところをさまよいながら、ミドルレンジをさまよっています。ですから今は、シャローに見えていたバスがいなくなり、かといって10m以上のディープではキーパーギリギリのバスしか釣れないという、どっちつかずの難しいシーズンです。

このシーズンのトーナメントで必ずウィニングルアーになるのは、ラバージグのフットボール。リザーバーで使われた場合は、ほとんどミドルレンジのバンクで、広範囲に広がるロードベッドなどでよっぽど条件(良い水深)がそろわない限り、ブレイクで連発するというのは難しいです。

ワンドのへこんだところでも、エサさえあれば留まるし、条件がいい岬でも単発でしか釣れないというのがこの時期です。そこで、スナッグレス性能を活かして、バンクでもブレイクでも広範囲に攻められるハンツが出番という訳です。

狙うシチュエーションと動かし方

シェードが濃かったシャローから、10m以上でフラットがあるディープまでバスは移動していきます。その過程のバスを狙うので、そのルート上にあるミドルレンジ3~10mを狙っていくのですが、リザーバーの場合、ミドルレンジのスタンプエリアやガレ場はビッグフィッシュが付く確率が高いです。

ルアーは、岸際にフリーフォールさせて、リフト&フォールさせるのですが、3回のリフト&フォールで、1m、2.5m、5mくらいの急深なところが1級ポイントです。3回のリフト&フォールで、1m、2m、3mでは浅すぎるし、1m、5m、10mでは、バスが留まるところがなくてダメということです。

ハンツのウェイトとトレーラーワーム

この釣りでは、当たれば必ずいいバスがきますので、あわせ切れをしないフロロラインを巻いておくことが必要です。12lb.ではあわせを加減しなけばならないのでNG、最低でも14lb.以上、出来れば16lb.以上あったほうが良いです。

フォールスピードは速くてもバイトの出方にはあまり関係なく、むしろ重い方が広範囲に探れて良いので、タックルが許す限り重いウェイトを使ってください。最低でも14gといいたいところですが、ヘビーなタックルがない方は11gでもOKです。

大体こういう釣りにはトレーラーワームを付けますが、狙いは2つ。フォールスピードをゆっくりにするのと、ラバージグの波動を上げてバスに気付かせやすくすることです。前書いたように、フォールスピードは遅くする必要はないので、フォールスピードの邪魔にならず、波動を上げる観点からチョイスしてみて下さい。

お勧めは、ドライブカーリーとアクショントレーラーで、スイミング気味の方が有効な場合は、ドライブスティック、HPシャッドテールもお勧めです。

写真1 写真22015年11月14日 ハンツ(14g、グリーンパンプキン/チャート)+ドライブシャッド(3.5in)

最後に

9月4日の釣行で、この釣り方で何とかはめようとしましたが、まだ少し時期が早くラバージグへの反応は今一でした。同じ釣り方で、ドライブクローラー3inの10gヘビーダウンショットで、ナイスキーパーを連発。

写真32016年9月4日 ドライブクローラー(3.5in、エビミソブラック)

まだ、餌を追うモチベーションが低くリアクション的なバイトの方に分がある感じでしたが、10月近くになるとラバージグでしか釣れないビッグフィッシュパターンがやってくると思いますのでぜひ試してみてください。

サマーパターンの釣り方

2016.07.11
今年、関東は雨があまり降らなくて、ダムが水不足というニュースが流れていますが、西日本は雨が非常に多いです。そのせいで、スポーニングがだらだらと続いています。ちょうどこれから、サマーパターンになるフィールドが多いと思いますので、今回はサマーパターンでいいバスが釣れるパターンを紹介したいと思います。


今年の状況

弥栄ダムの場合、春先、水温が14度くらいになってからスポーニングが始まり、水温が25度を超えるくらいで終わります。早い年では7月初めで25度を超えますが、遅い年はだらだらと25度を超えずに8月が過ぎてしまうこともあります。明確に水温が25度を超えてくれた方が、いいバスの居場所が絞りやすいのですが、今年は、後者となりそうな予感がします……

アフタースポーンのバスは、濁っていても流れが無いところ、ゆっくりとしたカーブフォールに反応します。アフターが回復してくると、流れが無いところでも横の動きに反応が良くなり、サマーパターンになってくると、水通しが良くて風やカレントが当たるところを、フリーフォールさせるとラインが勝手に走るようになります。

常に釣れ方を意識して、アフタースポーンに近い状態なのか、サマーパターンに近い状態なのかを早めに把握することが、数、サイズを出すキモです。

アフター回復はドライブシャッドの表層引きで

春先からサマーパターン後半まで、ドライブシャッドの表層引きは弥栄ダムの定番ルアーになってきました。もともと美和筋など濁ったエリアでは、巻物など横に引くルアーに反応が非常に良いのですが、ハードベイトと違いフックがついていないので、クリアなエリアでも躊躇無くバスが食べてくれます。また、オーバーハングが多くても、スキッピングがものすごくしやすいというのもアドバンテージのひとつです。

20cm以下の子バスは避けたいが、25cm以上のアベレージサイズは釣りたいといった場合、3.5inはベストサイズです。これで、とにかくシャードが出来たオーバーハング下の奥の奥まで、スキッピングでドライブシャッドを送り込みます。そこからはカウントダウンもせずに表層面を巻くだけです。

ドライブシャッド3.5inの推奨フックサイズは#1/0ですが、表層面の50cmくらい下を引きたい場合はNogales フッキングマスター ヘビーワイドのような太軸、スキッピングの飛距離・コントロールを重視したい場合はNogales セカンドバイト バーサタイルフィネスのような細軸にするなど、フックを工夫することでも釣果を伸ばすことが出来ます。

バスが反応してUターンするときもありますので、フォローのオリカネムシ、HPシャッドテール2.5inのノーシンカーもリグっておくことを忘れずに。バスが岸際に行ったらオリカネムシ、真下に沈んでいったらHPシャッドテール2.5inのノーシンカーでフォローしてみて下さい。

写真12015年7月25日 弥栄ダム ドライブシャッド(3.5in、シナモンブルーフレーク)で釣った56cm

フリーフォールの切り札ドライブクローラー

フリーフォールで、20cm以下の子バスは避け、25cm以上のアベレージサイズをキャッチするために有効なのは、ドライブクローラー4.5inの0.9gスナッグレスネコリグです。0.9gは少し軽く感じるかもしれませんが、スキッピングを多用しワームの持ちをなるべく良くするためには、シンカーは少し軽くした方が良いです。

このリグは釣れすぎてしまうため、ドライブクローラーを結構消耗してしまいますが、針が刺せなくなったドライブクローラーを使った、釣れるリグがありますので紹介しておきます。

ハチマキ付近のダメになったところを適当にカットして、ゼロフォーシンクロのエコなら1g、ノーマルなら1.2gのトレーラーとしてストレート挿しにします。これもフリーフォールで使うのですが、ネコリグと同様かそれ以上に釣れるので、2度おいしいドライブクローラーをぜひ使ってみてください。

写真22014年7月5日 弥栄ダム ドライブクローラー(4.5in、スカッパノン)で釣った52cm

サマーはトップで

最後に、サマーパターンといえばトップ。急深なところはストライクゾーンが狭いので、あまりお勧めできませんので、なるべく広いシャローを狙ってみてください。弥栄ダムはレンタルボートの時間が午前7時から午後5時なので、ボート釣りをするその前か後にオカッパリで狙ってみてください。

特に、小瀬川筋の白滝公園ロードベッド、美和町筋の最上流などは広いシャローがありますのでそういう場所が狙い目です。広範囲に攻める場合や雨が降っているときは、ゼロツービートかバジンクランク、トップに少し出ずらいバスを狙うのにベントミノーを投げてみてください。

写真32011年7月11日 高梁川 ベントミノー(86、チャート)で釣った50cm、ゼロツービート(インパクトライムチャートで釣った46cm

ポストスポーンの凌ぎ方

2016.05.06
弥栄ダムのようなリザーバーのポストスポーンシーズンは長く、4月中旬ごろから6月中旬ごろまで続きます。水深が深く、水温が安定しているリザーバーでは非常に長い期間スポーニングが続きますので、今回は、ベッドのバスを触らなくても、いい釣りが出来る対処方法を紹介します。

ポストスポーンの心構え
弥栄ダムもこの時期、ベッドが見えるポストスポーンになってきましたが、ベッドのバスは極力触らないでほしいというのが、私からのお願いです。バス釣り人口が少し減ってきているのも、バス自体が釣りづらくなってきているというのもあり、その原因を考えると、ベッドの釣り方が普及・進化してきてしまい、魚が少なくなってしまったというのもあると思います。私も釣り人なので、大きいバスをたくさん釣りたいですが、プライベートフィッシングでは、ベッドの魚を触らないというのをポリシーとしています。

プリスポーンのバスの探し方
弥栄ダムの場合、スポーニングが起きる順番としては、支流(流れが少ない)の上流→支流(流れが少ない)の下流・本湖→本流の中流・ダムサイト→本流の上流となります。毎週、釣りに行かれる方はこの順番で追いかけていけばよいのですが、そうでない方は、その湖に詳しい釣具店やルアマガモバイルなどで最新の情報を仕入れて、釣行に出かけることをお勧めします。
この時期は、岸際から2m以内、水深は5m以内が勝負です。この水深をHPシャッドテール2.5inの1.3~2.2gのオフセット型ジグヘッドで狙っていきます。岸際にキャストできるときはなるべく岸際に着水させて底からカーブフォール、岸際にキャストできなかった場合は、一旦着底させて底を切ってカーブフォール(スイミング)させていきます。要は、バスは浮いているので、フリーフォールだけではなく広く探ろうということです。傾向として、メスは岩盤や岩などの固いストラクチャー、オスは倒木、倒竹などのウッド系のカバーについていることが多いです。メスは数は釣れないですがビッグフィッシュ狙い、オスはサイズが大きくないですが数狙いができます。前述のようなストラクチャーを攻めてもあたりがなかったり、ベッドが見えたりするときは、エリアを大きく変えてみてください。

001 002 2016年5月1日 弥栄ダム HPシャッドテール2.5in(ネオンワカサギ)の2.2gオフセット型ジグヘッドで釣りました

ルアーローテーション
プリスポーンのバスがさしてきているストレッチが見つかると、入り直すと何度もバスが釣れます。そんなときはルアーローテーションして、いいバスを狙ってみてください。 まず、岩盤系でメスが狙えるエリアだったら、ドライブクローラー4.5inの0.9~1.8gジグヘッドワッキーで狙います。より沖に浮く傾向が強いメスは、フォールスピードを少し落とすのと、ヘコヘコ中層を沖に引いてこられるので、軽めのジグヘッドワッキーが効きます。

003 004 2016年4月24日 弥栄ダム ドライブクローラー4.5in (スカッパノン)の1.3gジグヘッドワッキーで釣りました

ウッド系でオスが狙えるエリアだったら、1.3~2.2gのオフセット型ジグヘッドのワームをドライブホッグ2.5inにローテーションします。特にカバーのフリーフォールでバイトが多いときやサイズアップを狙いたいときは、非常に有効です。

005 006 2016年5月1日 弥栄ダム ドライブホッグ2.5in(グリーンパンプキンペッパー)の2.2gオフセット型ジグヘッドで釣りました

最後に
スポーニングが最初に終わったエリアは、いち早くアフタースポーンになりますが、今回紹介した釣りで魚がどこにいるかサーチすることも可能です。ポストスポーンのエリアが特定できたら、プリスポーン、アフタースポーンのエリアを予測して、いい釣りが出来るようにサーチしてみてください。

確実に獲るダウンショット(O.S.Pワームの使い分け)

2016.03.09
極寒の時期を越えて、少しずつ暖かくなってきました。これから厄介なのは三寒四温の寒いときに当たったときです。不幸にも春先寒いときに当たった釣行や、今シーズンが本格化する前のタックル整理などに、ダウンショットについて今回のレポートを参考にしてみて下さい。

基準はドライブクローラー

ワームセレクトを考える場合、自分の基準となるワームをもっておかなければなりません。そのワームに対して、他のワームはどうだみたいな評価が出来て、適切な使い分けが出来るようになります。

僕の場合、基準はドライブクローラーです。バスフィッシングを始めた頃からストレートワームが好きだったということもありますが、基本的に一番釣れるワームだと思うからです。ドライブクローラーのようなストレートワームはどんなリグでも対応できます。ダウンショット、ネコリグ、ノーシンカー、スプリットショット、キャロライナリグ、ジグヘッドなど。ラバージグやスピナーベイトのトレーラーにも使えますし、意外なところではテキサスリグにしても良く釣れます。ノーマル刺し、ワッキー刺しのどちらでも対応できるというところも基準ワームとなる理由でもあります。

ワームローテーションやワームセレクトは、ドライブクローラーを色々なリグにしたときに、もっとこうしたいということを考えるところからスタートします。この様な考え方は、ベテランアングラーの方は、これまでの経験から自然に出来ていると思うのですが、逆にダウンショットならこれ、といったようなマンネリ化もあるかもしれません。釣れないときなど、一度、基本に立ち返って、今選んでいるワームでホントにいいの?といった問いかけをしてみることも大切だと思います。

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2015年9月27日ドライブクローラー(3.5in、グリーンパンプキン)で釣った48cm。

ダウンショットでのワームセレクト

ダウンショットの場合、実際にどのように考えてルアーローテーション・セレクトをしているかというとこんな感じです。

基本のドライブクローラーでダウンショットをしていて、より1点シェイクをさせたり、爆釣でワームの身持ちを良くさせたりしたいときにはマイラーミノー。テールのアクションでリアクションバイト気味に釣りたいときはHPシャッドテール。フリーフォールも交えての1点リフト&フォールで狙うときにはドライブスティック。スイミング気味に狙うときにはドライブシャッド。ドシャローでゴミ溜り際などを釣るならドライブクローラー。少し水深があるゴミ溜り際などを釣るならドライブシュリンプです(3.5in以下のシリーズでセレクトする場合)。

選んだワームによって、ダウンショットの動かし方、シンカー重さ、リーダー長さの選択が変わってきます。

ドライブクローラーでダウンショットする場合、基本は水深が5mより浅ければシンカー2.6g以下でリーダー長さが14~18cm。水深が10mくらいまでであればシンカーが3.5~5gでリーダー長さが18~22cm。水深が15mより深くなるとシンカーは5g(ヘビダンの場合は10g)でリーダー長さが22~24cmとなります。

これに対してマイラーミノー、HPシャッドテール、ドライブクローラーをセットする場合は、1点で止めたかったり、リアクションを狙いたかったりするのでシンカーは重ためでリーダー長さは短め。ドライブスティック、ドライブシャッド、ドライブシュリンプをセットする場合は、逆にシンカーは軽めでリーダー長さは長めをとると意図するアクションが出しやすいです。

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2010年10月23日マイラーミノー(3.5in、ゴースト公魚)で釣った49cm。

最後に

テキサスリグにしても、ドライブクローラーだと非常にナチュラルにフォールしてくれます。ドライブクローラーがシャロー(フォール距離が短いところ)でもアピールできるのに対し、ドライブシュリンプはリザーバーのような水深があるところでもエビ系アクションでフォールアピールします。

すり抜け重視だけどボリュームを大きくしたいときや、少しスライドさせてフォールさせたいときにはドライブスティック。サイズを落としライトテキサスをしたいときはHPシャッドテールです。

ノーシンカーの場合、ドライブクローラーだとゆっくりフォールしますが、沈ませたくないときにはマイラーミノー。水面を線ではなく点で釣りたいときにはオリカネ虫。もっと早く沈めたいときにはドライブスティック。水面直下を泳がせたいときにはドライブシャッド。サイズを落としたり、ノーシンカーでスパイラルフォールさせたりしたいときにはHPシャッドテールです。

ラバージグやスピナーベイトのトレーラーを考えるときも同じようなことがいえますが、ドライブカーリー、アクショントレーラーもローテーションの一角を担う重要なワームです。

このようなワームの特徴を踏まえて、釣れないときに色々考えたり、タックルを整理するのも楽しいものだと思います。ぜひこれから本格的なシーズンが始まる前に考えてみてください!!

リザーバーの真冬のディープ攻略

2016.01.28
昨年末は暖かくて、ドライブクローラー3.5inの10gヘビーダウンショットなどでディープを狙うと釣れていましたが、水温は10度を切っていよいよ厳しくなってきました。そんな低水温時にバスを釣るために必要なのは、鉄板系のリアクションルアーです。1/2ozも発売になりラインナップもそろったオーバーライドのウェイト別使い分けなどについてご紹介したいと思います。

オーバーライドの特徴と釣れる場所

今年は雨が多くて、僕のホームレイクの弥栄ダムは、まだ超満水状態が続いています。まだバスは釣れていますが、例年通り、正月明けからだんだん釣り辛くなってきました。

そろそろ用意しておかなければならないのが、メタルジグや鉄板等のリアクション系ルアーですが、メタルジグはどちらかというと魚探とにらめっこして、魚影に投入する晩秋の釣りに向いています。鉄板系ルアーは、線の釣りで広範囲を丁寧に攻めることができるので、地形から真冬のバスを探すような釣り方には最適です。この冬、1/2ozも発売になって、1/4oz、3/8ozと幅広いウェイトで使い分けられるオーバーライドはこの時期重宝します。

鉄板系ルアーに求められる要素として一番大事なのは、真下をせめてもラインがフックにからまないことが挙げられますが、オーバーライドはストレスなく攻められます。また、1/4ozのウェイトでもO.S.Pならではのハイピッチバイブレーションを感じることができるので、非常に使い勝手のよい鉄板系ルアーだと思います。

オーバーライドで狙う場所は、インレットから見てまず一番最初に深くなるところからスターとするのが良いです。水深は湖にもよりますが、秋に釣れていたディープより少し浅いところからスタートするのがセオリーです。弥栄ダムの場合、秋には水深20m前後でも釣れていたので、水深12~15mくらいのところから、25mくらいまでを狙います。

ワンドの一番深いところや、リバーチャンネルの一番深いところなど、とにかく溝を中心にして狙いますが、実際に釣れるのは、インレットから数えて2、3箇所下流に下がったワンドやベンド部のリバーチャンネルということが多いです。

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2015年1月17日、オーバーライド3/8oz(ゴールデンアユ)で釣った39cm

オーバーライドのウェイト別使い分けとアクション

オーバーライドのウェイト別使い分けですが、とりあえずは水深で10mなら1/4oz、15mなら3/8oz、20mなら1/2ozを目安にチョイスしてみて下さい。ディープの釣りは、(食わせる能力)×(キャストできる回数)=(釣れるバスの数)といった感じになるので、バスがいると確信できるところでは、水深が深く効率が悪くても1/4oz、バスがいるか確信できない場所では浅くても効率重視で1/2ozを選ぶということも時には必要です。

動かし方は、基本リフト&フォールで攻めますが、リフトはワームでバイトがあったときにあわせるくらいのスピードでゆっくり大きく動かします。結構、海釣りのジギングのように早く動かす方を見かけますが、根掛かったときに回収出来なくなるのと、バスの口両サイドの皮が薄いところに掛かった場合は身切れする場合もありますので、お勧めできません。

フォールはテンションを掛けながらというよりは、ストンと落とせるようにラインを急に緩めるイメージです。たいていの場合は、次のリフトでバイトがありますので、リフトで違和感を感じたらすぐに合わせられるように心の準備をしながら、ゆっくり大きく動かしてください。

最後に

真冬のバスは、根掛かりするような場所を攻めないと釣れませんが、オーバーライドは根掛り回避能力が高いので安心して攻められます。また、大きくゆっくり動かすことで、根掛りしてもボートを反対側まで動かすと大抵回収することが出来ますが、一度根掛かると大抵張り先が鈍ってしまうことが多いので、必ずチェックしてください。少しでも鈍ったら、フックを換えることをお勧めします。

冬以外でも、夏のインレットのディープ、弥栄ダムで言うと水深8mくらいをオーバーライドで釣ると、キッカーフィッシュが釣れるパターンもあります。

また、秋にワームでディープを攻めて、バイトがあってのらなかった場合にも使えます。バイトがあったところで立ち止まって、根掛りしたときのようにボートでUターンします。ラインが垂直になるところまで戻って、バイトがあったところを特定します。そのポイントをオーバーライドで攻めると、思わぬいいバスをキャッチできることがありますので、ぜひ試してみてください。

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2015年11月2日、オーバーライド1/4oz(アイスシャッド)で釣った36cm

ワカサギレイクではディープが熱くなってきました

2015.11.16
弥栄ダムのようなワカサギの多いリザーバーでは、これからディープのアベレージサイズは上がってきます。これからがディープの最盛期で、年を越してしまうと数が釣れなくなっていき、釣れてくるサイズも下がってくるのが例年のパターンです。そこで、今回はこれからディープを攻略するにあたってのワームセレクト、ボートポジションなどをご紹介したいと思います。

ディープのワームセレクト
ディープワームの一番の鉄板はドライブクローラー3.5inです。これはルアーの自重が軽くバスが吸い込みやすいというのが一番の理由です。

この時期、バスのサイズが小さかったり、年末近くなってバスの活性が下がったりしたときでも、バスがワームを吸い込んでくれます。

これに関連して、セットするフックにも気を使うことがキモです。

ダウンショットなどでセットする場合、ノガレス セカンドバイト バーサタイルフィネス #1/0のような、なるべく自重を軽いものを選んでください。

弥栄ダムの場合は、根掛かりしやすいのでオフセットフックを使用することがほとんどですが、マス針を使う場合でもノガレス デスロック #1/0などの超軽量フックを選ぶことで、釣果が大きく変わる場合が多いです。

ドライブクローラー3.5inを軸として、ルアーをローテーションしていきますが、ズル引きよりはフォーリング、ステイよりはスイミング(動かしているとき)にバイトがある場合は、HPシャッドテール2.5in。

ピンスポットでバスを搾り出したいときは、1点シェイクで効果があるマイラーミノー2.5in。

または、ドライブスティック3inをロングリーダー(通常ワームからシンカーまで18~22cmですが、30~70cm)のダウンショットして、シンカーを動かさずリフト&フォールして誘います。

数がたくさん釣れて、良いバスを選んで釣りたいときは、ドライブクロー3in、ドライブシュリンプ3inを選択するか、前述のワームでサイズをアップしたり、ハンツなどのラバージグを投入したりするのも効果的です。

これから、魚がかたまっている岬などは、1箇所で何本も釣れます。釣れるポイントが微妙に変わる場合は、同じワームを使う場合もありますが、同じピンスポットで食べてくる場合は、ルアーローテーションした方が数もサイズも伸びます。ぜひ、色々なワームを試してみてください。

(写真:2015年9月27日、ドライブクローラー3.5in(グリーンパンプキン)の5gダウンショットで釣った48cm)
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(写真:2015年9月27日、ドライブクローラー3.5in(グリーンパンプキン)の5gダウンショットで甥っ子もナイスキーパーを釣りました)
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ボートポジションのとり方
力説しておきたいのがディープといっても、弥栄ダムのようなワカサギがメインベイトのリザーバーの場合、バスはかなり深いところまで落ちるということです。

ディープの定義は湖のタイプによって違いますが、弥栄ダムの場合、ワカサギがいる水深=安定してディープで釣れる水深となり、10mではまだまだ浅いということになります。

水深が40m以上あるところにある岬などを攻める場合を例にとって、特に気をつけたいことを説明します。

岬の先端からボートポジションを10m沖にとって岸側にキャストしても、真下の水深は10mくらいにしかならないので、全然魚がいる層を攻められていません。

魚探がなくても、水深10~15mの岬を攻めたい場合は、沖に20~30mというように、攻めたい水深の2倍くらい、沖にボートポジションをとってください。

これだけボートポジションをとって岬で釣りをしていると、岸側を他のボートが横切っていかれることがあります(笑)。岬の沖で釣りをしている人を見かけたら、岸側を通る場合は、通ってよいか聞いてから通りましょう。

ダウンショットの場合、リーダーの長さにもキモがあります。ラージマウスバスが、ディープでバスがポジションをとっているのは、基本ボトムからバスの体こう分くらい浮いています(つまり、大きいバスで15cmくらい、アベレージサイズのバスで10cmくらい、大きいバスほど浮いています)。

ディープを斜めに攻める場合は、ラインが斜めになるので、ダウンショットのリーダーの長さを18~22cmとすると、ボトムから10~15cmくらい浮く形になるので、バスのいる層を確実に捉えることが出来ると思います。大きいバスを狙いたい場合は少し長めにしてみてください。

(写真:良いバスが釣れたときにワームからシンカーまでの距離を測ってみるとちょうど22cmでした。)
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最後に
これから、もっと寒くなるとダウンショットでもバイトがあってものらないことが多くなると思います。そういう時は、バイトがあるところをオーバーライドのリフト&フォールで攻めると思わぬいいバスが釣れることがよくあります。

根掛りが多いような場所では、1/4ozを使えばたとえ引っかかったとしても回収する可能性は非常に高くなります。フラットで何も引っかかる場所がない場合は、効率を重視して今度発売になる1/2ozなどを使うなど使い分けてみてください。

(写真:2014年11月2日、オーバーライド1/4oz(アイスシャッド)で釣った36cm)
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リザーバーで活躍するドライブシャッドの表層引き

2015.09.18
弥栄ダムのようなオーバーハングの多いリザーバーでは、ドライブシャッドのようにスキッピングさせやすく、表層面を横引きできるルアーが活躍します。

季節の進行とともにシャローのバスは数が少なくなってきますが、まだまだ大きいバスが釣れますので参考にしてみて下さい。

ドライブシャッドの特徴と使い方
夏といえば、シェードの中にノーシンカーをフリーフォールさせて・・・といった釣り方が鉄板だと思われる方も多いかもしれませんが、数は釣れどもなかなかキッカーフィッシュが混じらないのが現状です。

大きいシェードはバスのストック数が多く、またほとんどが上を向いているのでシェードの中を広範囲に巻くことができれば、いい魚が一杯釣れるのです。

ドライブシャッドはワームの中でも、ウエイトがあってスキッピングさせやすいワームです。

また、テールが非常に良く動くので巻いてきても沈みにくく、表層直下の一定レンジをキープして引くことができます。

巻き方は、ミディアム~ファーストリトリーブが基本です。

ゆっくり巻くとウォブルが強くて、早く巻くにしたがってロールが強くなってきます。

あまりに早く巻きすぎるとワームが水面から出たり傾いたりしますので、僕はロールが強くなるくらいのスピード、少しファーストリトリーブ気味で水面直下を引くことが多いです。

この釣りは、どちらかというとリアクション系の釣りだと思っています。

あまりゆっくり巻いてしまうと、バスを引き寄せる(バスのいる・いないを見極める)のには良いのですが、Uターンしてしまうことが多くなります。

なので、見切られないためにも少し早く巻くほうがストライク率を高くすることができます。

(写真:2015年7月25日ドライブシャッド3.5インチ(シナモン・ブルーフレーク)で釣った自己最高ベスト2となる56cm2,340g)
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ワームのセッティング
ワームのセッティングで大事なのは、オフセットフックの2箇所(ライン側、フック側)のセットがズレないことです。

フック側はバスが釣れるとどうしても傷んできますが、ライン側は工夫することでズレにくくすることができます。

ひとつは、Nogalesワームストッパーのようなものでズレにくくする方法。

もうひとつは、カルティバツイストロックのようなネジでワームの頭を完全に固定する方法です。

フックサイズは3.5インチなら1/0、4.5インチなら4/0~5/0、6インチでは6/0を使いますが太軸と細軸とではアクションが変わってきます。

フックが重いとウォブルが強くなりますので、少し早めに引かなければなりませんが、その分水押しが強くなるのでアピール力が強くなります。

フックが軽いとロールが強くなってきて、ゆっくり引いてもいいアクションになります。

まずはNogales「フッキングマスターヘビーワイド」のような、重くて強いフックからサーチを始めて、バスのチェイスがあるけど乗らないという場合は、フックを細くしていくというローテーションがお勧めです。サーチ力が強い太軸と食わせの細軸を使い分けてみてください。

ワームのサイズ選択としては、オーバーハング下のスキッピングには一番小型の3.5インチ。

流れが強いカレントの中やオーバーハング等のないストレッチを攻める場合は6インチ。

そして、どちらでも使えるサイズの4.5インチです。

なるべく大きいボディサイズからサーチを始めるのが、いいバスをキャッチする秘訣です。

(写真:2015年8月8日ドライブシャッド3.5インチ(グリーンパンプキンペッパー)で釣った42cm)
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最後に
これから、アベレージサイズのバスからどんどんディープに落ちてきますが、いいサイズのバスはシャロー、ミディアムレンジに残ります。

これらのバスを狙うためにもドライブシャッドの表層引き、水温が落ちてバスのレンジが深くなってきてきたら、1.8~5gくらいのテキサスシンカーをプラスして、巻き巻きでミドルレンジを狙ってみるといいバスがキャッチできると思いますよ。

ベイトフィネスロッドでワームを投げるのも良いですが、同じロッドで広範囲にサーチできる「ダンク」の釣りを知ると、巻物の幅が広がりますよ。

2015.07.15
今年は金曜日には結構まとまった雨が降り、土日になると曇りがちという天候が続きました。

そこで活躍してくれたのがダンク(SP)です。今回はその使い方などをご紹介しますので、巻物の幅を広げる意味でもぜひ参考にしてみて下さい。

アフタースポーニング時期のダンクの棲み分け
僕の中で、アフタースポーニングの巻物の定番といえば、阿修羅(SP)とHPFクランクSPEC2でした。しかし、今年の釣行では前日に雨が降ることが多く、甘噛みによりばれてしまったり、バイトがあるけどのらなかったりという場面が多くありました。

これまでは、活性が落ちたと思いネコリグやダウンショットにローテーションすることが多かったのですが、今年はダンク(SP)が活躍してくれました。 阿修羅(SP)が水深1.5m、HPFクランクSPEC2が水深2mくらいをカバーできるのに対して、ダンク(SP)はサイズが小さいながら水深4mまでカバーできます。

朝一などは水温が下がり魚のレンジが下がるため、ノーマルサイズのハードベイトだと甘噛みでばれてしまうところを、ダンク(SP)にローテーションすることにより、ほとんどのバスをキャッチすることが出来ました。ただし、リアフックに1本だけ掛かっているという場面も多かったので、キャッチするときは慎重に、針先のチェックもマメに行わなければなりません。

使い方は、ベイトフィネスロッドで、ドライブクローラー(4.5inの0.9~1.8gネコリグを投げるのと同じセッティングでOKです。

(参考レポートはこちら)
【ロッド】ダイワ スティーズ641LXB-STHERMIT(ハーミット)
【リール】K.T.F. ダイワ アルファスフィネス

ダンク(SP)が約5gなので、ドライブクローラー(4.5in)が約4g+シンカー1g前後でほぼ同じ重量となり、同じ感覚で投げられます。巻き方は、なるべく岸際に着水させて、ただミディアムリトリーブで巻くだけです。

ロングキャストが出来るのが一番ですが、リザーバーだとオーバーハングがあるので、ショートピッチでその中に入れるなど、とにかく細かく岸際をチェックします。<ボトムに当てるのにこだわらなくても、中層で食べてくるので、急深なストレッチもパスしないで下さい。

エリアとしてはアフタースポーンのバスは、濁ったエリアで餌を食べるので、ラインが茶色く濁る様なところが狙い目です。これからアーリーサマーになってきても、朝一や曇ったときには濁ったエリアで、日が高くなり水温が上がってきたら、流れや風が当たるシェードを狙ってみてください。濁ったエリアはマットタイガーのようなチャート系、流れや風が当たるシェードはリアルワカサギなど(リザーバーのメインベイト)のシャッド系カラーがお勧めです。 (写真:6月6日前日雨が降り水温が下がった中ダンク(SP) マットタイガーで釣った42cm) ok1

ダンクの調整
ダンクは5cmサイズのシャッド系でありながら4m潜るというセッティングなので、アイチューンを正しくして、性能を最大限活かすことが重要です。アイチューンを正しく出来ているかどうかは、エレキの移動中にハイバイパスにして、ラインを2~3m出してボートの両サイドを泳がせてチェックします。その時にボートに当たるようだとNGで、どちらの側を引いてもボートに当たらなければOKというように確認しています。

曲がってしまう場合は、曲がる方向と反対にアイを倒しますが、プライヤーで調整すると曲がりすぎてしまうので、親指で調整することをお勧めします。親指で曲げると曲がりすぎることがないので、多くても2~3回の調整でまっすぐ泳ぐようになるはずです。

それでもなかなか調整が決まらない場合は、スナップが悪さをしていることが多いので、スナップを上下逆(上下をひっくり返して)つけてみると、バランスが良くなりますので、試してみて下さい。

(写真:2008年4月27日に陸ッパリで、ダンク(SP) ザ☆リガニーで釣った48cm) OLYMPUS DIGITAL CAMERA

最後にダンクででのオカッパリ
今年は野池にも陸ッパリに行き、ダンクを広範囲に引くことによって簡単にバスが釣れました。ボートの場合は重量もちょっと重く、先行深度も深くなる(SP)を、陸ッパリの場合は根掛り防止のためにダンク(F)を中心に使ってみてください。陸ッパリの場合のアイチューンは、垂直岩盤の両サイドを引くとわかりやすいのですが、リップがつくくらいのシャローを引いてみるのもわかりやすいと思います。

これからサマーシーズンに入ってきますが、サーモクラインが水深1.5~2mに出来るので、水深4m潜るダンクと使ってみるととても釣れるのではないかと楽しみにしています。ベイトフィネスロッドでワームを投げるのも良いですが、同じロッドで広範囲にサーチできるダンクもたまに使ってみてください。

きっと新しい発見があり、巻物の幅が広がるはずですよ。

小さくてもすごいHPシャッドテール!!

2015.05.25
中国地方は、スポーニングが最盛期を迎えた感じです。

そこで今回は、アフターの見えバスなどにも効く、HPシャッドテールの使い方をご紹介したいと思います。

■HPシャッドテールの基本的な使い方
HPシャッドテールは、O.S.Pソフトルアーの中でもテールのアピール力が最も大きいジャンルに入ります。

こういうワームで食わせるキモは、゛いかにテールを自発的に動かして釣るか ゛ということです。

活性が高いときは ゛ワームをロッドで動かして ゛というアクションで食べてきますが、トーナメントや活性が低いときには、゛ワームを自然に動かさないと食べてこない ゛という場面が多々あります。

ワームが自発的に動くアクション=究極の食わせのアクションだと思うので、今回はHPシャッドテールでそのような動きを出せるリグを紹介したいと思います。

【ネイルシンカーをセットしたオフセット掛け】
HPシャッドテール2.5インチを#1/0の細軸オフセット(僕の場合は、ノガレス セカンドバイト バーサタイルフィネス#1/0)にセットして、頭に近いお腹に1/64oz(0.4g)のネイルシンカーを打ちます。

HPシャッドテールはノーシンカーでも釣れますが、ネイルシンカーを打つことによって、フリーフォールさせたときに勝手に泳いでくれます。

頭に近い方にネイルシンカーを打って、水平フォールではなく進みながらフォールさせるのがキモで、テンションをかけながらフォールさせると、小魚が泳いでいるかのようにテールを動かしながらフォールします。

このとき、ロッドは動かしてはダメです。

フリーフォールさせた場合は、ハの字、またはスパイラル(ネイルシンカーが偏っていると)にフォールします。

これまでは水平フォールがナチュラルだと思っていましたが、最近はスパイラルフォールがバスに食い気のスイッチを入れるものだというように考え直しました。

バスがワームを見るタイミングにもよりますが、スパイラルフォールだと ゛ワームがバスに近づいていって離れる ゛という動きが必ず起こります。

この瞬間にバスにスイッチが入って、スイッチが入ると後は勝手にバスがワームをもっていって釣れてしまうということになります。

特に、プリスポーンやアフタースポーンなどバスのスイッチが入り難い時期には、この釣り方は非常に有効です。

(写真:4月24日 HPシャッドテール2.5インチの0.4gネイルシンカー(オフセット掛け)で釣りました)
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【オフセットジグヘッド】
ジグヘッドのカーブフォールはとても釣れますが、特にHPシャッドテールのようなテールにアピール力のあるワームには特に向いています。

リザーバーなど根掛りしやすいところは、オフセット型のジグヘッドを使うことによってストレスなく使うことが出来ます。

立木や岩盤などの縦ストラクチャーも、水平フォールの縦の動きでは反応なくても、ジグヘッドをカーブフォールする横の動きには反応する場合があります。

縦ストラクチャーの場合は、狙いたい水深分だけ投げてカーブフォールさせるだけで、狙う水深を1mピッチくらいで刻んでいきます。

岬などのボトムを攻める場合は、フォールしたら30~50cmリフトしてボトムに着くまでカーブフォールを繰り返します。

重さは水深によって使い分けますが、基本は1/8oz(3.5g)で3~10mはカバーできます。3mより浅い水深は、1/16oz(1.8g)などでカバーできます。

【ダウンショット】
ダウンショットをするにも他にも有効なワームは一杯あります。

例えば、ドライブクローラー3.5インチを例にとって違いを説明すると、ドライブクローラー3.5インチはズル引き&ステイで食わせるダウンショット、HPシャッドテール2.5インチはスイミング&ステイで食わせるダウンショットになります。

このように、ワームの動かし方にメリハリをつけると、ルアーローテーションしたときに数が稼げるようになると思います。

10gぐらいのヘビーダウンショットの場合、ズル引きするとワームはかなり振動するので、ズル引きでもHPシャッドテール2.5インチでアピール力を高めるといった使い方もあります。

(写真2:2014年9月21日に HPシャッドテール2.5インチの10gヘビーダウンショットで釣りました)
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■最後に
HPシャッドテールとリグの関係を理解することにより、ワームの特徴を最大限活かすことが出来ます。

ぜひ、HPシャッドテールのテールの動きを活かすようなリグと操作方法で、これからのアフタースポーンの時期、数もサイズを狙ってみてください。

寒の戻りのブリッツEX-DR

2015.03.27
暖かい日があったと思えば冷たい雨が降ることもあり、まさに三寒四温で春が近づいているなと感じます。

暖かい日に当たればシャローにさしてきたバスを釣るのは簡単ですが、寒の戻りに当たってしまうと・・・そんなときに頼りになってくれるのがブリッツEX-DRです。

タフったときのブリッツEX-DR

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一旦バスがシャローにさしてきた後に訪れる寒波は曲者です。バスがまったく口を使わなくなってしまいます。

そのときバスはどういう状況かというと、ディープに戻ることはなく、シャローからちょっと深くなった溝や棚状の地形にやる気なくいます。

そのため、目の前にエサが通ってもほとんど反応せず、ある角度から来たエサだけに反応するという非常に厳しいコンディションです。だから、ワームでいくら丁寧に攻めても反応しないことが多いのです。

こういう状況で効率良くバスを探すのに効果的なのが、ブリッツEX-DRです。

ブリッツEX-DRはシングルハンドでもキャストでき、固定重心でありながら非常にキャスタビリティが優れているため、ストレッチを細かいピッチで何度も通すことが出来ます。

また、潜行深度に達するのも早く、ストライクゾーンも広くとることが出来るので、こういう状況にはピッタリです。

リザーバーの場合、岸際ギリギリに投げ、ボトム以外ではほぼ反応しないと考えて良いのでルアーがボトムに着くまでは早めに巻いて、ボトムノックし始めたらゆっくり巻いていきます。

ボトムに着いた後はシャッドだと思って、夏のように岩やスタンプに当ててルアーを飛ばさないように、なるべくゆっくり巻いてソフトにコンタクトさせます。

一般的なディープクランクロッドよりも柔らかめのシャロークランクロッドを使う方が感じは出しやすく、ストラクチャーの隙間になるべく数多くリップが入るように引いてくるイメージです。

ただし、リザーバーでもオーバーハングが冠水して、岸際にキャストできないストレッチはあきらめて他のルアーでやった方が良いです。

オカッパリの場合、水深4mまでに壁があるところが狙い目です。壁があるとその底にべったりくっついているのでいる場所が絞りやすく、壁に沿ってキャストして前述で書いたような巻き方で、ゆっくり巻いてきます。

岸が歩けるようならドラッギングすれば効率良く狙えます。

濁りが強いところならチャートブルーバック、ささ濁りならインパクトライムチャート、濁りがとれてきているようならゴーストライムチャートを試してみてください。

(写真)上段左からチャートブルーバック、インパクトライムチャート、ゴーストライムチャート/下段左からテイスティシャッド、セクシーシャッド 3_edited-41
クリアなところでは、テイスティシャッド、セクシーシャッドがお勧めで、晴れていたらテイスティシャッド、曇り気味ならセクシーシャッドという感じです。

(写真)2014年3月29日ブリッツEX-DR(ホットタイガー)で釣った52cm、ワームでは食べないタフコンディションでしたが丸呑みでした。
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最後に

釣りビジョン『Osprey’s EYE #17(山口県川上ダム)』では、まさにシャローに第1陣がさしてきた後寒の戻りになってしまった状況で、並木プロがブリッツEX-DRで攻略されています。

今回紹介したような釣り方がはまっていますので、機会があったらぜひご覧になってみてください。

これからスポーニングまでの間は、何度か冷え込みが訪れます。また、アフタースポーニング時の大雨による水温低下でも効くパターンなので、ぜひ試してみてください。

これからの時期にオススメの釣り方

2015.02.10
フィッシングショーが開催される時期になり、今が一番厳しいシーズンですが、みなさんはもう初バスをゲットされましたか?

ホームレイクの弥栄ダムは、メタルバイブやスピナーベイトで春バスが釣れ始めました。

今回はこれからの時期のバスを釣るための釣り方を紹介します。

オーバーライド3/8ozで初バス
1月17日(土)は弥栄ダムに浮いてきました。風が非常に冷たくとても強かったので、本湖方面に行くのがはばかられるくらいでした。

水温もついに10度を切って9度台です。

ちょっと遅めの11時くらいのスタートで、春に一番バスが濃くなるエリアの2~4mのストレッチを、ハイピッチャーMAX1/2ozのスローロールで流してみるも反応は無し。

やはりこの時期は、風が吹くとシャローにさしてくるバスは激減します。

午後からはオーバーライド3/8ozで、10mのミドルレンジから20mのディープレンジに狙いを変更。

湖の状況も冬に入ってからは、20m以深のフラットレンジにハスやニゴイといった、バス以外の魚影が濃くなります。

バスをキャッチするキモは、フラットレンジの中にある岬の沖にある張り出しやワンドの沖にあるヘコミなど、地形変化のある場所を攻めることにあります。

13時頃、岬の先端15m付近に岩が点在するスポットを、オーバーライド3/8oz(ゴールデンアユ)で攻めて39cmの初バスをキャッチ。

(写真:1月17日オーバーライド3/8oz(ゴールデンアユ)で釣った初バス39cm)

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ワンドの沖のへこみも攻めつつ、岬の出っ張りも丹念に攻めた結果でした。

魚のコンディションから察するとあまりエサが食べられていないようで、ホントにバスの目の前にルアーが通らないと食べてきません。

これまでの良く釣れるといわれていたメタルバイブは、ラインがフックに絡んだり、フックがボディに刺さったりして、無駄なキャストになってしまうことがありました。

しかし、オーバーライドはラインの絡みが皆無で、キャスティングしてのリフト&フォールでも横への移動距離が少なく、非常に使いやすいと思います。

ディープをオーバーライドで攻める場合は、キャストの回数をとにかく増やして、少しずつ角度を変えて広範囲に攻めてみてください。


シャローならスピナーベイト
いっぽう、スピナーベイトでも良いサイズが多く出ています。

水温が10~11度を切ってくると、他のルアーに反応しなくなる場面があります。

これが例年なら2月の初めくらいなのですが、今年は雨が多く水位が高いのと、年末にかけて一気に水温が下がったので、スピナーベイトに反応し始めるのが早いです。

水温が10~11度以下になると、特に大きいバスはディープでは動き難くなって、大きいバスほど浮いてきます。

さらに、水温が10~11度くらいになると、風がなく日が当たるエリアは部分的に水温が上がってくるのでバスがシャローに上がってきます。

特に水の流れが悪い、ハイシーズンならパスするような水通しの悪いワンドは濁りやすく、その濁りに日が当たるとその部分だけ水温が高くなります。

魚探で水温が高いエリアを探すか、濁ったエリアを狙ってみてください。

スピナーベイトでの狙い方は2通りあります。

・1つは、カーブフォール気味に巻きながら3~4mのボトムに当てて巻く方法。
・2つ目は水深4~5mの中層2~3mを巻く方法です。

1つ目のカーブフォール気味に巻くのは、特に今頃のスピナーベイトが釣れ初める時期に良く効きます。

トレーラーフックをつけると根掛りやすくなってしまうのですが、バレてしまう場合はつけることをお勧めします。

ハイピッチャー5/8ozのような、ウエイトはありつつもブレードが小さめのものが操作しすく、フォールさせてボトムに当てながら巻いてきます。

2つ目の中層巻きにおいて、トレーラーフックは必須。

ハイピッチャーMAX3/4ozのようなレギュラーサイズを使用し、キャストした後少しカウントダウンしてから巻き始めます。

中層を巻いて、その周りにいるバスを引っ張ってくるようなイメージで狙ってみて下さい。ちなみに、僕は2つ目の方法を良く使います。

(写真:2009年2月14日ハイピッチャータンデムウィロー3/8oz(C.B.ブルーバックチャート)で釣った初バス41cm)
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最後に
釣れる水深やバスの大きさから、デカバスが春のスポーニングに向けて動き出したという感じです。

リザーバーの場合、インレットを大きなワンドに見立てると、そのどこかでスポーニングをするために、小さいワンドの岬といったセカンダリーポジションからバスがシャローに上がってきます。

ずっとシャローにいるわけではなく、シャローに上がってくるタイミングが非常に重要なのですが、春に近づくにつれてシャローに上がるバスが多くなり、またシャローにとどまる時間も長くなるので、これから徐々に釣れやすくなります。

バスはサイトで見えないくらいの水深で、尚且なるべく浅いレンジに浮いているので、ちょうどルアーが見えなくなるくらいの水深3~4mを、オーバーライド3/8oz、ハイピッチャー5/8oz、ハイピッチャーMAX3/4ozなどを主体に狙ってみてください。

魚がいれば食べてくるというよりは、目の前を通ったときだけ食べる感じなので、良そうだなと感じたエリアは、細かく、角度も変えて何度もルアーを通すことがキモとなります。

ビギナー3人とも初バスをゲット!!

2014.10.16
前回のレポート直後に起きました、広島土砂災害でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、被災され避難生活をされている方々に心よりお見舞い申し上げます。





さて、今回は少し趣向をかえて、これからの時期リザーバーでビギナーに初バスを釣らせる方法をご紹介します。





『ビギナーに初バスを釣らせるために』



9月28日のことですが、子供と「魚を絶対に釣らせてあげる」と約束して弥栄ダムに浮いてきました。

今回は私の弟とその子供2人という、バスフィッシングがはじめての親子3人をガイドしてきました。

子供2人(5歳児、6歳児)はキャストもままならないので、大変なミッションでした。



これまでの経験から、ビギナーに初バスを釣らせるためには以下の2点が必須です。



1 同じリグ、同じルアーを使うこと。



2 自分が思う、一番良いタックルを使わせてあげること。



「1」については難しくないと思いますが、「2」に関しては大事な1軍タックルをビギナーに使わせることになるので、僕も内心「心配だな~」とは思います。

ただ昔、彼女(今の家内ですが)をバスフィッシングに連れて行ったことがあって、最初は1軍タックルを自分が使って、2軍タックルを彼女に使わせていました。

ところが、僕が釣れたとたん「タックルを変えて」のひと言。1軍タックルに変えた途端に釣れました。やはり、ルアーもタックルも信じて使えることがすべてだと思います。



当日の作戦は、この時期最も安定して釣れる水の動きが少ないバックウォーターをエリアとして選びました。ボートポジションは水深10~15mにとり、大人は岸際に投げて3~8mを狙い、子供はとりあえずボートの真下に落として底をとる、という戦略です。



最初にバスをキャッチしたのは6歳児。

いつバイトがあったのかよくわかりませんが(笑)、岩盤があるストレッチ(インレットのアウトサイド)で、 24cmのバスが釣れました。

リグは、海釣り天秤仕掛けに4lb.のリーダーを25cmくらいとって、ドライブスティック3inをセットしたものです。

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「バス釣りだから軽いシンカーで」という先入観にとらわれず、海釣りから入る方にはきちんと底が取れるいつもの仕掛け(シンカーの重さ)にしたほうが、断然釣果は得られます。

釣った本人いわく、「ボートが動くので、なるべくワームを動かないようにした」という、スローなアクションがよかったのだと思います。

ビギナーで釣れない人はルアーを動かしすぎか、止めすぎ。ボートの場合は、ボートの進行に合わせて勝手にルアーが動くので、止めすぎくらいをアドバイスするといいでしょう。



『全員安打達成!!』



この日、一番よかったエリアは水深18mにある水中島(一番浅いトップが1m弱)の3~10mです。

ここで、ドライブクローラー3.5inの5gダウンショットで攻めていたお父さんが、この日最大となる35cmをキャッチ。

ドライブクロー2inの5gダウンショットで6歳児が2匹目をキャッチしました。

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実はドライブクロー2インチはデッキに転がっていたものを自らチョイス。

自分でルアーを選んで釣るのがバスフィッシングの本質。一歩ステップアップできたのではないかと思います。



しかし、魚を釣らせると約束した5歳児がどうしても釣れないので、最終手段として僕が今まで釣っていた1軍タックルを使ってもらいました。

どうもルアーを動かし過ぎていたのですが、1軍タックルに変えた途端、底が取れるようになったのか、いい感じにズル引きすることができるようになりました。

「巻いて」「止めて」とアドバイスしながら釣っていると、水中島から続く10mのハンプのボトムで、ドライブクローラー3.5inの5gダウンショットにファーストフィッシュ!

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これで何とか全員安打を達成です!!



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たいへんな1日でしたが、私も合間をぬって釣りをし、ドライブクローラー3.5inの5gダウンショットで8匹、キャッチすることができました。



『最後に』



僕たちプロスタッフがO.S.Pルアーで釣るのは当たり前だと思われている方もいるかもしれませんが、この釣行でビギナー3人がO.S.Pワームで初バスをキャッチすることができたことでも、ポテンシャルの高さを証明することができたと思います。



キャロライナリグ系の横の動きにはドライブスティック、ドライブシュリンプ。

ダウンショットでしっかりアクションさせて食わせるにはHPシャッドテール、マイラーミノー。

ダウンショットでアクションさせなくても食わせるにはドライブクローラー、ドライブクロー。



このように、豊富なラインナップでさまざまな状況、使い方に対応できます。

これからの時期¥、リザーバーでは魚がどんどん深くなっていくので、普段とっているボートポジションの真下を狙うつもりでやってみると、いい釣果が得られると思いますよ。



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9月21日、弥栄ダムにてHPシャッドテール2.5inで釣った38cm。これからの季節、HPシャッドテール2.5inが活躍してくれると思いますよ!!



真夏のYAMATOJr.SPEC2

2014.08.18
大型の台風がきて各地に大雨をもたらしていますが、みなさまの地方は大丈夫だったでしょうか?
中国地方はなかなか土日が真夏日と重ならないですが、これからはサマーパターンに魚が動き始めると思います。そんなとき必ずリグっていただきたいのがYAMATO Jr. SPEC2です。

インレットに必須のYAMATO Jr. SPEC2
サマーパターンといえばインレットですが、ドライブシャッド、ドライブスティックのノーシンカー、ドライブクローラーのネコリグ、03ジグハンツなどを軸に組み立てることが多くなります。
しかし、経験上インレットは沈む系のルアーだと釣れない魚も多く、またバスがフィーディングするタイミングもあって、水面系のルアーは必須です。そんなときに活躍してくれるのがYAMATO Jr. SPEC2なのです。

特に、水流で水面が波立つくらいのメインのインレットは、ルアーにアピール力が必要です。
アクションにしても派手でないと目立たないし、音にしても流れの音にかき消されてしまうようではダメなので、180度スプラッシュターンによる存在感のあるアクションと、ボーン素材とダブルタングステンがヒットするラトル音はものすごく有効です。

YAMATO Jr. SPEC2のボディサイズなら、ビッグバスからキーパーサイズまで幅広く狙えるので、トーナメントでメインのインレットを攻めるときは必ずリグってあります。
アプローチの仕方は色々あって、まずは流れが巻く反転流に入れる場合は、スナップを下側のハイアピールアイにつなぎます。

そこでキャストした後に10秒くらい長めのポーズを入れますが、ラインが流れに流されてルアーが動かないようにしっかり止めます。
流れがものすごく早い場合はポーズを短めにし、ラインを出してやることで対応します。

それからの1アクション、2アクションが勝負なので、アクションの後は必ずポーズを加えてください。

次は、流れに流しながら釣る場合。
流れが緩やかな場合は、スナップを下側のハイアピールアイ、流れが早い(波立ちが高い)場合は上側のダイビングアイにつなぎます。

上流へキャストした後は、そのままノーアクションで流しても釣れますが、岩や、ちょっとした流れの変化(そういうところはその下に岩があることが多いです)でアクションを加えてやります。
流れがあるところではルアーがどれくらい動くか予測できないので、アクションは少しゆるめにするのがキモです。

特に、流れが早い場合はダイビングアイでおとなしめにアクションを加えてみてください。
また、大雨直後など、濁りが入って視覚的に寄せることができない場合は、ダイビングアイによるS字アクションも効果的です。

この場合は、ロッドの先を水面につけるくらい低くすることによって、安定した動きになります。

(写真:2013年7月6日に高梁川最上流で釣った46cm)
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最後に
YAMATO Jr. SPEC2はちょっとのロッドアクションでよく動いてくれるのですが、それにつられてロッドアクションまで大きくならないように注意してください。

あまりにロッドアクションが大きすぎると、ターンしすぎて逆に次の動きが小さくなったり、ラインがフックに絡んでしまったりします。
ハイアピールアイでも180度までターンさせないくらいつもりでアクションを加えたほうが、きれいにターンするのとポップ音もきれいに出ます。

ロッドアクションを小さめにして小刻みに誘った方が有効な場合が多いので、1アクション、2アクションの場合でも心掛けてください。
あと、この時期にトップで狙う場合に朝マズメがよいか、夕マズメが良いかを比較すると断然朝マズメが有利です。

というのも、夕マズメ(日没から1時間くらいまで)は全然水温が下がらず暗くなるだけなので、水温が下がってバスの活性が高くなる朝マズメがお勧めです。
朝マズメであれば、そのフィールドで一番魚が濃いシャローをやってみるのがいいと思います。

あとは、ピーカンの日のにわか雨、風が当たるバンク、広いシェードもYAMATO Jr. SPEC2が効くシチュエーションですので、ぜひ試してみてください。

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汎用範囲の広いドライブクローラー

2014.06.11
ミッドスポーン直前からアフタースポーンまで、幅広く万能に機能するのは、ドライブクローラーのネコリグです。今回はドライブクローラー4.5inをメインに、リグのウエイトをどう使い分けるのかについて、私なりの見解をご紹介しましょう。

スポーニングの進行とウエイトの考え方
ドライブクローラーは4.5inを軸として、ウエイトを変えることによって、季節の変化に対応していきます。
ミッドスポーン直前の難しい時期は0.9gと少し軽め。
アフタースポーンに入っても軽めがいいですが、ストラクチャーを中心に攻めていきます。
回復していくにしたがってストラクチャーにタイトなるので重くしていき、 アフタースポーン終盤の1.8gぐらいまでをベイトフィネスで使います。

よく「ベイトフィネスが苦手で…」というのを聞くのですが、タックルセッティングさえ間違えなければ、 ストレスなくベイトフィネスでネコリグを1日でも投げ続けることができます。
ベイトフィネスが苦手という人に僕のタックルを触ってもらうと、これなら投げられると必ず言ってもらえます。
ロッド、リールはもちろんですが、ライン、フック、シンカーなどすべてのアイテムのバランスがとれてなければなりませんので、参考にしてみてください。

■ドライブクローラー4.5inネコリグのセッティング
【ロッド】ダイワ スティーズ641LXB-STHERMIT(ハーミット)
【リール】K.T.F. ダイワ アルファスフィネス
【ライン】VARIVASガノア アブソルート8lb
【フック】FINA N.S.Sフック#1/0
【シンカー】タングステン0.9~1.8g

アクションは、基本的にフォールのみです。
アフタースポーン初期は、ワームが着底してから間をおくとよく釣れることがあります。
これは、シンカーが着底してからワームが倒れるまでの間を待てるかどうかということです。
この間をどのように処理するかで、手返しとバイトの数を決めますので、コンディションをよく把握してアクションを決めてみてください。

(写真左:2014年5月17日、ドライブクローラー4.5in・スカッパノンのネコリグで釣ったプリスポーンの53cm。写真右:2014年5月24日、ドライブクローラー4.5in・スカッパノンのネコリグで釣ったアフターポーンの45cm)
スポーニングの移り変わりに対応するために
ミッドスポーン直前からアフタースポーン初期に有効なのが、ドライブスティック3inを軸としたスプリットショットです。
ウエイトは3gまでで、底がとれる限り軽いものを使用してください。僕が、使用頻度が高いのは1.8g~2.2gです。
リーダーの長さは30~80cmで、まずは30cmのリーダーのフォール&ずる引きからスタートしていきます。
フォールで持っていくバイトが多いとき、リーダーはそのまま。
ずる引きでシンカーもワームも完全に止まったときにバイトがあるときは、リーダーを長くしていきます。
ずる引きしたとき、シンカーが何かにスタックしたときには、それをかわした後にポーズを入れてみてください。

アフタースポーン中期に有効なのは、ドライブシュリンプのジカリグです。
アフタースポーン中期からカバーにタイトにつきはじめるので、 ネコリグよりもまっすぐ落とせて、テキサスよりもウエイトが軽くできるジカリグがおすすめです。
ウエイトを2個つけることによって、ラトル効果も期待できるので、僕は1.8gを2個つけて、3.5g前後に調節しています。
アクションは、フォーリングのみで狙っていきます。
フォーリングでバイトが多いときは、ネコリグやスプリットショットよりも、断然手返しがいいので、ローテーションのひとつとして試してみる価値は大だと思います。

(写真:2014年5月24日、ドライブシュリンプ3in・アメザリのジカリグで釣ったアフターポーンの45cm)

アフタースポーン後半になると、ドライブシュリンプ、ドライブクローのテキサスリグがもっとも反応がよくなります。
アフタースポーン中期から後期にかけてはどんどんストラクチャーに対してタイトについてくるので、ネコリグよりもテキサスに分がある場合が多いです。
ウエイトもアフタースポーン中期が3.5gくらいの軽いテキサスでしかバイトがなかったものが、 後期には14gなど重くすればする度バイトが多くなってきますので、ウエイトで回復具合を測ることもできます。
ドライブクローはフォーリングがメインのとき。
ドライブシュリンプはズル引き、中層系もアクションを加えたいときにチョイスしてみてください。

最後に、アフタースポーンで狙うエリアは、湖の中で一番濁っているところが基本です。
意外かもしれませんが、プリスポーン、アスタースポーンは、濁ったエリアでエサを食べるというのがセオリーなので、 他の季節なら絶対にスルーするようなラインが茶色くなるくらい悪い水のところも、チェックしてみてください。
また、特に梅雨時期に気を付けなければならないのは、雨の降り方と降水量です。
雨がずっと続いたり、降水量が多かったあとは水温が結構下がったりするので、活性は低くなります。
「雨=活性が高い」と思うと痛い目に遭うので、そういうときは若干季節を遡ってみてください。
一番条件がいいのは晴れ間が続いたあとの雨で、これは降水量が多ければ多いほどよかったりします。
そんなときは、バジングクランクやゼロツービーとなどで広範囲にトップをせめて、 ピンポイントをダイビングフロッグ、YAMATO O.S.Pなども加えて狙ってみてください。

(写真:2014年6月6日、ドライブシュリンプ4in・アメザリのライトテキサスで釣ったアフターポーンの53cm)

HPFクランクの有用性

2014.04.21
今年は暖かい春で桜が咲くのが少し早く、湖の水温の上がり方も順調です。暖かい気候で安定してくるとシャローに上がりたてのバスは巻物で釣りやすくなります。今回は、特に春のシャローで有効なHPFクランクの特徴と使い方をご紹介します。

HPFクランクの特徴(スペック2との差)
HPFクランクが今年久しぶりに再生産され、4月下旬頃に店頭に並ぶ予定です。

どちらかというとHPFクランクSPEC2がフラットサイドクランクの代名詞のようになりましたが、HPFクランクも僕は1軍ルアーとして使い続けています。再生産されると聞いて本当に嬉しく思いました。

HPFクランクSPEC2は結構使われている方がいると思いますので、その違いを説明することで特徴と使い方をご紹介します。

アクション
HPFクランクSPEC2は超ハイピッチで早巻きしてもまっすぐ泳ぐのに対して、HPFクランクは早巻きすると少し傾いて泳ぐようになります。もちろん、普通のリトリーブであればまっすぐ泳ぎます。それで、この「少し傾いて泳ぐ」というのがHPFクランクの特徴でもあり、武器にもなると思っています。ブルーギルやタナゴなど扁平な魚を観察していると、全速力でフィッシュイーターから逃げるときは「少し傾いて泳ぎ」ます。HPFクランクSPEC2はカバー、ボトムにコンタクトしたときにこの動き「少し傾いて泳ぐ」が出るのに対して、HPFクランクはプラスアルファし早巻きしてもこの動きが出ることを理解すると、使い分け方が分かってきます。この「少し傾いて泳ぐ」動きを意図して出せるところがHPFクランクのすごいところで、食わせたいポイントで仕掛けていけます。

また、カバーやボトムにコンタクトしたときの動きを注目すると、HPFクランクSPEC2はストラクチャーに対して超タイトに沿って泳ぐのに対して、HPFクランクは当たった瞬間ダートする動きを持っているのもよく把握しておいてください。

キャスタビリティ
HPFクランクSPEC2が8.9gに対して、HPFクランクは9.8gとウェイトが重い分、HPFクランクのほうが投げやすいのですが、さらにHPFクランクには重心移動システムがついています。ラウンドタイプのクランクベイトに比べ風の影響を受けやすいフラットサイドクランクは、特に向かい風、横風のときに苦戦しますが、HPFクランクはこの問題点を高いレベルでクリアしているフラットサイドクランクです。

(写真上:2010年3月13日HPFクランク(マットタイガー)で釣った50cm)
(写真下:2008年3月23日HPFクランク(マットタイガー)で釣った48cm)
HPFクランクの使い方
アクションで解説したように、HPFクランクSPEC2はアフタースポーンのときは特に効きます。また、中層クランクのただ巻きで食べてくるときに、ぐるぐる巻いて釣れるときは非常に有効です。

一方、HPFクランクはそれ以外の全般をカバーすると思っていて、使えるシチュエーションはHPFクランクの方が多いのではないかと思っています。

例えば、春先のシャローに上がりたてのバスは、マッディーウォータにさして来ることが多いのでラトルありのHPFクランクの方に分があり、夏になってバスがブルーギルを追い始めるときもHPFクランクの動きの方がハイアピールで魅力的です。

HPFクランクについてまとめると、非常に投げやすくて、気づかないうちに色々なアクションをしてくれて、ただ巻いて釣れるという、フラットサイドクランク入門編としても非常に優れているルアーだと思います。

ロッドに関しては、HPFクランクSPEC2をいかなる風でも遠くに正確に投げようとすると、クランキングロッドよりかなり柔らかめの7ftロッドが必要ですが、HPFクランクはブリッツやブリッツMRを投げるような6ft後半のクランキングロッドで十分です。
最後に
HPFクランクはとても投げやすく、アクションも汎用性が高いルアーです。

これまでHPFクランクSPEC2しか使ったことがない方や、まだフラットサイドクランクで釣ったことがない方にとっても、釣りの幅を広げるのにとてもいいルアーだと思います。ぜひ試してみてください。

(写真上:2008年3月16日HPFクランク(クローダットタイガー)で釣った37cm)
(写真下:2005年5月35日HPFクランク(クローダットタイガー)で釣った35cm)

オカッパリでバスを釣るために

2014.03.05
大阪フィッシングショーの時期(2月初旬)になると、湖の水温は最低水温に近づいてきますので、湖の最深部に近いディープではバイトが少なくなり、最深部から少し浮いたレンジでフィーディングしているバスを釣る方が簡単になってきます。

やっぱりハイカットSPは外せないですね
簡単といっても1日1バイトあるかないかですが、バイトがあれば確実に釣れるという感じです。

弥栄ダムのようにクリアな湖なら20~40mに隣接している岬、段々畑などの10~15mが狙い目。

川上ダムのように少しマッディでベイトフィッシュが濃い湖なら、水深20mに隣接している段々畑、ハードボトムが絡むストレッチなどの8~10mが狙い目です。

同じように考えると、オカッパリで狙いやすいのは水深5mくらいに隣接してい2mくらいのストラクチャーが狙い目となります。

特に橋脚や垂直岩盤といった、壁にべったり沿って浮いているバスが非常に狙いやすいです。

こういう場所を探して、ハイカットSPのような2mくらい潜るサスペンドシャッドで壁に沿ってストップ&ゴーで狙っていきます。

ストップは5秒以上、動かすのは30~50cmという超スローです。

そのときに、特に気を付けたいのことが3点あります。

【1】まずはストップで完全に止めること。ストップさせたつもりでも、ラインを張ってしまうとラインの重みでシャッドは手前に動いてしまいます。完全にラインを弛ませた状態をつくりだすことを心掛けてください。

【2】2つ目はアイチューン。超スローに引く場合でも、高速リトリーブをしてもまっすぐ泳ぐように調整してください。曲がる場合はアイを曲がる方向とは逆に倒します。(とはいっても極々僅かに傾ける程度です)

【3】3つ目はサスペンドチューン。シンキングになってしまう場合は完全にNG。ジャストサスペンド~スローフローティングになる様に調整してください。シンキングになってしまう場合は、スナップを外してフリーノットで結んであげることで調整できます。

(写真:2009年3月29日ハイカットSPで釣った48cmで、チャプター弥栄第1戦5位入賞しました。)
ルドラもありです
話は変わってこの時期に思い出されるのは、2005年に小瀬川上流白滝公園にてルドラ(SP)で釣ったバスです。

このときは、ちょうどルドラ(SP)が発売前のタイミング。

オカッパリで釣るといえば、小瀬川上流白滝公園まわりは年始でもスピナーベイトで釣れることもあったので、その場所をチョイスしました。

2005年1月22日17:00頃、小瀬川上流の白滝公園からオカッパリでいけるところまで上流に行き、上流に向かってルドラ(SP)をキャストすると、48cmのスーパーキッカーが釣れました。

巻き方は、岸と平行にロングキャストして、スロー~ミディアムのただ巻きです。ちょっとしたスタンプの脇から48cmが飛び出してきました。

しかし、残念なことにデジタルカメラが壊れてしまいノーフォト・・・新しいデジタルカメラを購入して、次の日出直しました。

2005年1月23日7:00頃,日の出とともに同じ場所をルドラ(SP)でトレースすると、やはり似たようなスタンプから42cmが飛び出してきました。

この年は、例年より少し水位が低かったと思いますが、あまりカレントがなく少し濁り気味でした。

オカッパリで水深2~4mの岸際をタイトに引いてくるためには、サスペンドモデルでなくフローティングモデルの方が使いやすいと思います(このときはフローティングモデルはなし)。

フローティングモデルだと、スタンプや岩などに当たった際に止めれば浮いてきて根掛りを回避できるので、オカッパリにはお勧めです。

風がないときにはよりプレッシャーに強いSPEC2で、音なし&スローフローティングで攻めるのもありだと思います。

ボートの場合は、濁ったストレッチを中心にサスペンドモデルを試してみてください。

(写真:2005年1月23日ルドラSPで釣った42cm)
おまけに
湖の水温はこの時期ほぼ最低になりますが、これから注目したいのは暖かい雨が降ったときのインレットです。

雨の温度はほぼ気温と同じくらいと考えてよいので、気温12度で雨が降ると、仮に湖の水温が8度くらいなのに対して、水温12度の水がインレットから流れてくることになります。

昔、外来生物法ができる前にバスを飼っていたことがあります。

普段は乾燥エビをやると水面まで浮いて食べるのですが、冬は水温が下がってなかなかエサを食べなくなります。

そこで、少し水温を暖めてやると劇的にエサを食べるようになり、あらためて「バスは変温動物だな~」というのを実感したことがあります。

暖かい雨が降った後はインレットに直行してみて下さい。

ルアーはトップウォーター以外であれば何でもいいと思うのですが、流れのあるところはブリッツMRなどのミディアムレンジのクランクベイトをダウンストリームに、流れがないところはドライブクロー3インチ(濃い目のカラー)を5gぐらいのライトテキサスで、フォール主体で狙ってみてください。

それでは今年も、O.S.Pルアーをフル装備で良いバスをゲットしてください!

この時期のバスを釣るために

2014.02.14
今年最初のレポートとなります。今年もできる限り良い釣りをし、皆様の釣りにお役立ていただけるレポートにしていければと思います。今回はこれからの時期のパターンを紹介します。特に「初バスはこれから」という方、是非参考にして下さい。

ボートから釣るために
昨年は12月28日に弥栄ダムに少しだけ浮いて、ドライブスティック3インチ(3月上旬リリース)の5gダウンショットで37cmと35cmの2本。

12月29日は川上ダムに浮いて、ドライブクローラー3.5インチの10gヘビーダウンショットで47cmの1本で釣り納めをしました。

ドライブスティック3インチは、底をズル引きするとボトムの振動がテールに伝わり非常にいい動きをします。

ズル引きで食べてくるときや、フィーディングで活性が上がっているときに使ってみてください。

またハイシーズンであればトィッチングでダートさせるとか、ボトムでリフト&フォールを繰り返す等といった使い方も効くと思います。

(写真上:12月28日ドライブスティック3インチの5gダウンショットで釣った37cm)
(写真下:12月29日ドライブクローラー3.5インチの10gヘビーダウンショットで釣った47cm)

今年の初釣りは、1月3日に川上ダムに浮いてきました。

年末の釣り納めと同じようなパターンで、ドライブクローラー3.5インチの10gヘビーダウンショットで46cmの1本を釣ることが出来ました。

(写真:1月3日ドライブクローラー3.5インチの10gヘビーダウンショットで釣った46cm)

さて、ここからは、これからの時期に向けてのお勧めパターンを紹介したいと思います。

12月は水温が下降する一方で、バスがディープに落ちていることを意識しながら釣っていましたが、冬至を過ぎるとだんだん日照時間は長くなります。

水温はまだまだ2月頃まで低下していきますが、「バスは時間帯によっては浮き始める」ことを意識しなければなりません。

弥栄ダムでもこれまで水深20m以上のディープでなければバイトはありませんでしたが、最近は徐々にディープにいる魚を狙うのは難しくなってきており、フィーディングで15mくらいまで浮いてきたバスを釣るほうが、明らかに楽になってきます。

釣るためには地形を良く考えて、バスがフィーディングしやすいスポットを回っていくのが良いです。

では、バスがフィーディングしやすいところとは??

これは、岬やワンドのへこみ(段々畑跡など)で、スタンプ、岩、バンクの傾斜に角度の変化があるようなところです。

また、バスがフィーディングする条件もあります。

時間帯では、放射冷却がきつくない天候だと朝一に、放射冷却がきつい天候だと夕方が良いです。エリアでは、風が吹いているエリアはダメで風が当たっていないストレッチが有望です。

使うリグですが、きっちり底がとれて、フォーリング中にも当たりが取れるダウンショットリグがお勧めです。

風が強い状況でも底が取れるくらいのウエイトが必要ですが、フォーリング中の当たりを取ろうと思えば軽いほうが良いので、3.5~10gを調整してやってみてください。

ベイトネコのセッティングと、これからの季節の巻物

2013.11.26
台風シーズンが終わってから急激に寒くなってきましたが、みなさんの釣果はいかがでしょうか??

この時期はフィールドの水温低下率が一番大きいので、日に日にバイトが遠くなってきているのではないかと思います。そんな厳しさが増してくる時期ですが、今回のレポートが参考になれば幸いです。

9月22日、広島チャプター第5戦モーリスカップで3位

9月22日は9月1日延期となった「NBCチャプター広島第5戦モーリスカップ」が土師ダムで開催されました。結果から先に言ってしまうと、3,026gで3位に入賞することができました。

本戦では7本も釣ることが出来、参加選手の中で唯一リミットメイクを果たすと共に2kgアップのビッグフィッシュも混ざりました。

これを受けて年間成績は4位となり、今年も中国四国ブロック大会の出場権利も得ることができました。

中国四国ブロック大会は、参加人数平均の15%以内に入らなければ参加できない名誉ある大会なのですが、お陰様で2005年からずっと出場権利を獲得できています(2006年は仕事の関係で欠場しましたが)。

【前日プラクティス】

土曜日のプラクティスでは北風が吹いており、ちょうど最下流の岬にカレントが発生しているタイミング(12時くらい)に、ドライブクローラー4.5インチの1.3gベイトネコをリフト&フォールで攻めていると、水深3mくらいで48cmが反応してきてくれました。

それ以外はまったくノー感じで苦戦・・・

スロープから下流の水深5m~10mのインビジブルストラクチャー(沈み物やボトムの地形変化)も見てまわりましたが、ハスのバイトとギルしか釣れず。

最上流は超クリアで、ボトムまで丸見え。バスの姿は無し。

本湖のシャローもベイトフィッシュはちらほら見えるものの、バスの姿は無しという状況でした。

【大会当日】

大会当日の朝は、半袖だと肌寒いくらいでした。西風が吹いていたので、本来ならこの時期釣れてもおかしくない、スロープ沖水深5mのインビジブルストラクチャーからスタート。

朝一は、前日の昼に釣ったときより魚探にものすごく大量のベイトフィッシュが映りました。

フロロカーボン(VARIVASガノアアブソルート)ライン3lb.に、ドライブクローラー3.5インチをセットした5gダウンショットリグでキーパーサイズをキャッチ!

例年から実績あるように、プラクティスでは真上からバーチカルに攻めていたのですが、今回はそのアプローチだとバイトが少ないようでした。

そこでダウンショットリグを狙ったスポットの4~5m先に投げ、ボトムをズル引くと、立て続けに3本キーパーサイズをキャッチすることができ、リミットメイクはすぐでした。

しかし、このパターンも日が昇ってきて風がやむと魚探に映るベイトフィッシュの量も少なくなり、バイトは無くなりました。

そこでその後はパターンを変え、スロープ対岸にある岩盤の水深5mに沈んでいるレイダウンを、ドライブクローラー4.5インチの1.8gベイトネコで攻めると、今大会のビッグフィッシュとなる54cm(2,100g)を獲ることが出来ました!

ボトムまで一回沈め、シェイクしながらレイダウンをなめるような釣り方です。

その後は朝一に釣ったスロープ沖の水深5mのインビジブルストラクチャーに戻り、ブリッツEX-DR(リアルワカサギ)をニーリングしながら引くと2本キャッチ。

1本はキーパーサイズと入れ替え、トータルウエイトは3kgを越えることができました。インビジブルストラクチャーへは何度もライトリグを通しましたが、バイトは無し。

クランクベイトだから釣れた貴重な1本だったのだと思います。

(写真上:9月21日前日プラクティスで釣った48cm)
(写真下:9月22日広島チャプター第5戦モーリスカップで釣った54cm(2,100g)他,6本のキーパーをキャッチ)
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ドライブクローラー4.5インチ、ベイトネコのセッティング

ドライブクローラー4.5inのベイトネコ(スナッグレスネコリグ)には、今シーズンのトーナメントで何度も助けられました。

周りの人に聞くと、ベイトネコをやったことがない人が結構いるのですが、ベイトネコは今後のバスフィッシングでは欠かせないセッティングだと思いますので、O.S.Pフリークの方にはぜひドライブクローラー4.5インチのベイトネコをマスターしていただきたいと思います。

まずフックを取り付ける位置ですが、以下のようにハチマキの前よりに取り付ける(通常セッティングは写真A)とハチマキの後ろよりに取り付ける(フォールセッティングは写真B)があります。

通常セッティングがワームの性能を最大限に引き出せます。ヘコヘコしたときのアクションが大きく、ストラクチャーの周りをタイトに攻めるのに最適です。

一方、ハチマキの後ろよりに取り付けるフォールセッティングにも以下のメリットがあります。

・ラインの影響を受け辛くなるので、ワームをまっすぐ垂直に落としやすい。
・1度のシャクリでワームの移動距離を短く出来るので、ピンスポットでシェイク、またはゆっくり動かしたいときに良い。
・ワームの貫通分(アイの方)があまり力を受けないので、ワームが長持ちする。

例えばテトラを攻める場合、テトラの外で食べてくるときは、テトラに沿ってタイトに攻められる通常セッティング。

テトラの穴の中で食べてくるときは、より奥まで落ちるようにフォールセッティングを選ぶ、といった具合に使い分けます。

また、ベイトネコ(スナッグレスネコリグ)をしない人の多くに、「ワームの刺し方が難しい」と言われる方がいますが、そんなに難しくはありません。

写真CとDはセッティングを腹側から見たものですが、写真Cがワームのセンターラインに沿ってまっすぐ差したもの,写真Dのセッティングがセンターラインからズレてセットしたものです(写真では分かり難いので大袈裟にずらしてあります)。

(写真A、Bはドライブクローラー4.5インチベイトネコのセッティングを側面から撮影したものです。)
(写真C、Dはドライブクローラー4.5inベイトネコのセッティングを腹側から撮影したものです。)
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ワームを貫通させたとき、センターラインから若干ズレることがあると思います。

この場合、抜き直してもう一度刺すのが正統派の付け方なのですが、ズレた分と同じ距離だけ針先をセンターラインをまたいでフックを差すという方法もあります。

この方法で取り付けたときは、ラインのテンションを掛けながらフォールさせると、若干左右にスライドして「ヒュン」とフォールします。

基本的にはワームのセンターラインに沿ってまっすぐ刺しますが、同じスポットで何匹も搾り出したいときは、カラーローテーションに織り交ぜて、このセッティングをする場合も多いです。

これからの季節の巻物

この時期はどんどん水温が落ちていきますが、以下の通り、過去11~12月にも巻物で連発した経験は多くあります。

巻物で釣れる条件は、水温が下がっても水温が安定していること、日中で一番水温が上がる時間であることなどが挙げられます。

特にハイピッチャー、ブリッツマックスDR、ブリッツEX-DR、ハイカット(SP)などが活躍しくれますので、ぜひフィールドに出かけてみてください。

釣果データ
11月4日中山川ダム水温16度9:00~10:00スピナーベイトで2連発
11月14日野池14:00~15:00スピナーベイトで9本
11月15日山口県某リザーバー水温19度スピナーベイトで4本
11月25日川上ダム水温16度17:00ディープクランクで2連発
11月26日弥栄ダム15:00~16:00スピナーベイトで2連発
12月12日水路水温8度13:00~15:00ハイカットSPで2本
12月19日弥栄ダム水温13度12:00~13:00スピナーベイトで3連発
12月23日野池9:00~11:00スピナーベイトで2連発
12月28日水路水温6度11:00~12:00ハイカットSPで2本

(写真:ちょうどコレからの時期と重なる12月12日にハイカットSPのマットタイガーで釣った45cm。(※2010年の写真ですが))
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小さくてもすごいやつ、ドライブクローラー3.5インチ

2013.09.11
今年の夏は大変暑かったですが、みなさんの釣果はいかがだったでしょうか?

ここ最近は、台風などにより雨が多いですが、これからが数釣り・サイズ狙いともに面白い時期になってきます。

今回は、数釣りにもサイズ狙いにも欠かせない、ドライブクローラー3.5インチについて実釣の状況を交えてご紹介します。

8月11日広島チャプター第4戦スミスカップで第3位

弥栄ダムで開催されたスミスカップですが、ドライブクローラー3.5インチのネコリグで、2,200gのスーパーキッカーフィッシュを釣り、3本2,986gで3位になることが出来ました。

プラクティスで湖全体を回ったのですが、本湖の水温は26度と例年の28度くらいと比べ低く、魚はあまり浮いていない状況でした。例年だと、アイウェイバーのシェード引きがとても効くのですが・・・。

この夏はとても日差しが強かったせいかカバー周りに魚が濃く、濁ったエリアのオーバーハングのシェードにあるブッシュをエコ04シンクロ(1.0g)で攻めるとイージーにキーパーサイズが釣れました。

インレット最上流はカレントがあまり強くなく水質も非常にクリアだったのですが、いいサイズのバスもたくさん見えて、岩盤のエグレ(左右)をドライブクローラー4.5インチのネコリグで攻めるとナイスキーパーが釣れるような状況でした。

大会当日は上流から下流に向けていい風が吹いていたので、流れと同調する風により最上流のバスの活性は上がっているのではないかと思い、メインのインレット最上流まで一気に上がりました。

インレット最上流の両側岩盤に囲まれた辺りから、HPFクランクSPEC2(旧カラーのゴールデンシャイナー)を岩盤にピッタリボートをつけて平行に巻いていくと、岩のエグレの間からバスが飛び出してきて立て続けにキーパー2本をキャッチ!

しかし、北風が吹いたせいで水温が1~2度下がっていたため、最上流のカレントが強いところの岩盤のエグレ(左右)は反応がイマイチになっていました。

HPFクランクSPEC2のパターンも2流し目からは反応がなくなってしまったので、ドライブクローラー3.5インチ(ウォーターメロンペッパー)の0.4gネコリグで岩盤のエグレ(上下左右)を丹念に狙っていきました。

そうすると最上流の少し下流の岩盤のエグレ(上下)で2,200gが出てきてくれました。それからもバイトは少ないものの、このパターンでベースを上げて2,986gを釣ることが出来ました。

ドライブクローラー3インチネコリグのキモはシンカーのセッティングです。3インチはワームの自重が少ないため、シンカーをまっすぐ中心に刺すことが重要になります。

また、ハチマキ部分に3つポッチがあって、ネコリグの場合は一番ヘッドのポッチに刺します。

フックはなるべく軽くて、ビックバスに伸ばされないくらいの細軸のものを選択することをお勧めします。僕は、Nogalesアンダーショット#0を愛用しています。

(写真:8月11日広島チャプター第4戦スミスカップで釣った54cm2,200g)
(写真:8月11日広島チャプター第4戦スミスカップで第3位)
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ライトダウンショットでもドライブクローラー3.5インチ

8月18日は弥栄ダムで、チャプター広島第4戦スミスカップの反省フィッシングをしてみました。

これまでコンスタントに良かったカバー周りと、ウィニングパターンであった7m前後のミドルレンジと、これから良くなるであろうディープ(10m以深)と色々試してみました。

結果からいうと、ミドルレンジから、これから良くなるであろうディープを中心に攻めて、数は9本ながらも49cm(1,500g)、50cm(1,200g)が混じり、とてもいい釣りが出来ました。

そのときの状況は、前の週よりは水位が1mくらい減水して、シャローにあったオーバーハングや岸にあったブッシュが全部露出してしまいました。

ブッシュはところどころ残っていているので、そういうところをドライブクローラー4.5インチの1.3gスナッグレスネコリグ、04シンクロ1.0g+ドライブクローラー4.5インチで攻めると、アベレージより少しいいバス(32cmくらい)が釣れました。

ただ、狙える場所が少なくなってきたので、このパターンだけで1日押し通すのは難しくなってきています。

7月末位から、岬まわりの10mくらいのディープレンジをドライブクローラー3.5インチの10gヘビダンで攻めると、アベレージサイズ(26cm)くらいが釣れるようになっています。

ただ、コレも同じ場所で連発するわけでもなく単発なので、時間がかかる割には効率があまり良くありません。

当日は、本湖スロープ沖にある大場所の岬から始めたのですが、ドライブクローラー4.5インチの3.5gジグヘッド(オフセットフック)でバイトがあったのですがのらないので、ドライブクローラー3.5インチ(ライトスカッパノン・グリーン&コパーフレーク)の2.5gダウンショットでじっくり攻めてみました。

そうすると1投目から、49cm(1,500g)が5mくらいのブレイクからつながる岬で釣れ、ミディアムレンジのアフターを狙うような感じで、ボトムを感じながらワームをじっくり動かすのが良い感じでした。

例年のこの時期なら、10gヘビダンでもガンガン釣れるはずなのですが、今年はアフターのままミディアムレンジからディープに落ちている感じなので、フロロ3lb.のライトラインが非常に効きました。

その後別の大場所の岬5mでも、ドライブクローラー3.5インチ(ライトスカッパノン・グリーン&コパーフレーク)の5gダウンショット(フロロ3lb.)で、50cm(1,200g)が釣れました。

ライトスカッパノン・グリーン&コパーフレークは最近追加になったカラーですが、このカラーはいいものをもっていると思います。ディープにもお勧めで、特に日差しが照って日射量が多いときは、赤系が入ったこういう色は非常に効きます。

ライトダウンショットのシンカーウェイト、2.5gと5gの使い分けは、効率の面で5g、バイトの多さから2.5gで、8mより浅ければ2.5g、8mより深ければ10gを基本としていますが、これだけではありません。急深なところや、風が強いときなどは、2.5gだとピンポイントやボトムから流されていってしまうので、この動きを利用して浮いたバスを釣る場合もありますし、浅くてもボトムに5gシンカーをしっかり固定して釣るほうが釣れる場合とあります。

ミドルレンジでもシンカーのウェイトを使い分けることによって、釣果に大きく差が出ますので、気にしてやってみてください。

(8月18日弥栄ダムで釣った49cm1,500g(上)と50cm1,320g(下))
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ヘビーダウンショットでもドライブクローラー3.5インチ

これから、秋、冬と水温が低下していくにつれて水温が安定しているディープが釣れるようになってきます。

これは、表水面の高く、ボトムが低かった水温がひっくり返るターンオーバーしたときから、この傾向はよりいっそう強くなり、水深があるリザーバーだと大半のバスがディープに落ちます。

これは、水温が下がる過程では表水面が冷やされてディープの水温が落ちてくるという形で、湖全体の水温が落ちてきますので、ディープの方が少しでも気温の影響を受け難いためです。

秋に寒い日が数日続くとシャローはまったく食わなくなりますが、ディープはあまり影響を受けていない、むしろ活性が高くなっているという状況は良くあります。

秋は、岬まわりをドライブクローラー3.5インチの10gヘビーダウショットで攻めると数釣りが楽しめますし、冬になって厳しくなればなるほど、ちょっとへこんだワンドのディープを、ドライブクローラー3.5インチの10gヘビーダウショットでいいサイズが狙えます。

秋から冬にかけて、だんだんダウンショットのウェイトを重くすることによって、ドライブクローラー3.5インチでいい釣りを楽しんでください。

(2月16日川上ダムで釣った48cm(上)と47cm(下))
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宮本洋平
中国
(弥栄ダム、旭川ダム)

05年広島チャプター年間優勝、09年チャプター中国四国ブロックチャンピオンシップ準優勝、13年チャプター広島年間4位。特に弥栄ダムに強く、4度の優勝経験を持つ。膨大な実践データから導いた理論は鋭く深く、その理論は携帯サイト「ルアマガモバイル」弥栄ダム情報にてうかがい知ることができる。