タイニーブリッツDRを使ったリザーバー攻略!

皆さんこんにちわ!
宮本です。
例年ですと、お盆を過ぎると風が涼しくなり、水温も下がってきて、バスはディープに落ちていくというパターンなのですが、今年は暑すぎますね。水温が高いほどバスは活性が高いのですが、その分明る過ぎるので日中は食いが悪く、陽が沈んでから食い始めるというパターンが続いています。鬼ごっこで鬼をするときに、明るい体育館と暗い体育館では、どっちがみんなを捕まえやすいかを考えてもらえば分かりやすいと思います。

そこで、夏で特に明るい日中はシェードを狙いますが、同じシェードでもなるべく暗いところを狙います。



タイニーブリッツシリーズのメリットは以下の通りです。

・他のルアーに比べて、ラインの結びからルアー重心までの距離が短いので、キャスティングコントロールが効く。

・岩盤、立木など狭い隙間をすり抜けてくれる。

・小さいバスでも躊躇なく食べてくれる。

一方で、デメリットとしては、

・針先がボディから出やすいので、針先が鈍りやすい。

・ルアー重量が軽いので、ロングキャストには不向き。

などが挙げられます。夏のシェードを狙うにはショートキャストで、キャスティングコントロールが最も重要です。

タイニーブリッツシリーズは、小型クランクベイトの中でも、トップクラスの飛距離とコントロール性を有していますので、こういう釣りには最適です。リザーバーでも弥栄ダムなどクリアレイクでバスの水深が深い場合は、特にタイニーブリッツDRがお勧めですね。



少し難しい話になりますが、ルアーの動きとしては「ウォブル」「ロール」の2種類があって、この組み合わせでどんな動きになるか決まってきます。こういう分類をすると非常に難しくなってしまうので、ユーザーの僕としては、簡単に「ちどる系」、「安定系」の2通りにルアーの動きを分けて考えています。

タイニーブリッツDRは「ちどる系」なのですが、「ちどる系」のクランクベイトはノーマルに巻くとそういう動きをして、回収するときにファーストリトリーブで、ラインのテンションがかかっている方向が斜めになっていると曲がることがあります。これをうまく利用してやるとリトリーブの遅速の変化で、トレースコースを操ることができるので、僕は「ちどる系」のルアーの方が好きですね。

一方、ファーストリトリーブで曲がりにくい、「安定系」のクランクベイトのメリットは以下の通りです。

・沈み物など、目に見えないストラクチャーの位置が、GPS、マーカー、山たてなどで分かっているときに、ヒットさせやすい。

・ストラクチャーにヒットさせたときに、跳ねにくいので、低活性のバスを食わせやすい。

ただ、このメリットは、「ちどる系」のルアーのリトリーブ速度を落としてやれば、同じことができるので、ルアーの特徴をよく知ったうえで扱うことが重要です。



クランクベイトなどハードベイトは、小さいバスでもとにかく数を釣ることが、上達の早道だと思います。タイニーブリッツDRは弥栄ダムでは、エサのように釣れるので、1日中巻いていても非常に楽しいです。まだまだ、暑い日が続きそうですが、シェードをタイニーブリッツシリーズで狙ってみてください。