「熱く・シビレて・笑えた」ミニトーナメント

先日、我が「チームS」主催ミニトーナメントにおいて、私と並木さんのファンサイトTOSHI'S「TALK TO TOSHIのコーナー」でお馴染みの「さかもっちゃん(香川)」との"坂本対坂本"の同姓対決。

そして、"ブリッツ対ジグゼロワンストロング"という、O.S.Pルアー対決。しかも、ハイウェイトバトルになった、「熱く・シビレて・笑えた」大会になった模様をお伝えします。

「熱く・シビレて・笑えた」ミニトーナメント

徳島県内リザーバーにて、仲間達とミニトーナメントを9挺9人で開催しました。

フィールド状態としては水温17~18度。

2日間の長雨で水質はマッディです。

マッディ対策として私が最初に選んだルアーは、やはり濁りに強いタイフーンロングキャストのチャートブレードタイプ(C.B.チャートブルーバック)。

立木や岩、岩盤、それに絡むレイダウンなど、ロッドを立てスローリトリーブで、とにかく物に擦りつけて来るよう心掛けて投げ続けていくと、まずは立木で1,050gがヒット!!

この1匹から"立木のサスペンドバス"をヒントに、同方法で別の立木を攻めると1,200g台ヒット!!

パターンにハマったか?に思われましたが、それ以降は何をやっても反応無し・・・。

次に岩盤質のバンクに注目し、それに絡むショボい浮きゴミやレイダウン、岩盤質の出っ張りやくぼみ部分に、今度は、これまた濁りに強いジグゼロワン・ストロング(14g)をチョイス。

こういったスポットに対しては、いつもならテキサスリグを使うのですが今回はあえてゼロワンストロングのラバーカットチューン+トレーラーにはビッグダディーと言う組み合わせを使用しました。

そして、上記に書いた箇所を丁寧に丁寧に撃って行き1,600g台ゲットしましてリミット達成!!

さらにストロングの勢いはとどまらず、続いて1,500g台ゲット!入れ替えにも成功!

ストロングでの釣り方のキモは、岩盤際ギリギリに、もしくは一旦岸に乗せてフリーフォールさせゼロワンストロングのフォールが止まる箇所(テラス状になった箇所など)を探しながら階段を下るようなイメージで少しづつ落としていきます。

そのテラス状で止まったら一瞬"止め"を入れます。

止めの時間は、ラバーが広がる時間、約1~2秒程度です。

止めを意識的に入れる理由は、濁って視界が悪い為。

ストンッ!と落ちるジグの波動と、極太ラバーが水を強く押しながらフレアする波動、そしてポークトレーラーのナチュラルな動きでバスに気付いてもらいたい為です。

バイトが出るのは着底直後や、リフト&フォールでの第2&第3フォール中にバイトがあり、水深的には2mくらいまでが勝負所でした。

ここからは想像になりますが・・・、バスからの目線からすると、おそらくフォールで一瞬気配を感じるが、濁りの為見にくい・・・。

近づいて見てみると何かユラユラと広がる物がある・・・。

と!、その瞬間、「ヒュッ!」と逃げ出すから思わず口を使ってしまう・・・。

こんな感じだったのではないでしょうか??(笑)

妄想の世界、イメージはルアーをアクションさせる上で凄く大切だと私は思います!(笑)

それと1つゼロワンジグストロングを使う利点として、ストロングはシリコンラバーと円形極太ラバーのミックスで巻いてあり、極太ラバーは短くカットすることで、スカートのフレアスピードが早くなり、ロッド操作に機敏に反応するクイックな動きはリアクション効果が抜群です。

また、フレアスピードの異なるシリコンラバーと張りのある極太ラバーのタイムラグあるフレア感が、よりいっそう生命感ある「生き物」を演出してくれます。

そしてトレーラーのアンクルジョッシュビッグダディ(ポーク)との組み合わせは、少しフォール速度を落としたかったことと、着底してのナチュラルなユラユラアクションを演出したかったからです。

そんなこんなで同じ釣り方でこの日、最大級と思われるバスがヒット!完全にハマった釣り展開へ突入してます!

上がってきたバスは1,910g!更に入れ替え成功!そして3本5キロ突破です!

(写真左:ゼロワンストロング+ビッグダディでの1,910g)
(写真右:ジグゼロワンストロング14g+ビッグダディ)
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その後ノーバイトタイムが長い時間続き、終了1時間前になって同じ釣り方で、またしても先程と同等な手応えのバスがヒット!

最初レイダウンに巻かれたものの、運よく出て来たバスの姿は明らかに1,800gオーバー!!

ボート際に来たとたんボート下へ突っ込む!

ラインブレイクされないよういつもようにリールクラッチを切る・・・切る・・・、ん??切るが、クラッチが切れない!

ハンドルも回らない!力任せにクラッチを押すとなんと!なんと!クラッチレバーが「ボキッ!」と折れてしまいボート底へコロコロ~~~~~。

リールがどうにもならずラインを手でたぐり寄せますが、バスは何度も突っ込む!

上がって来たかと思うとそのままジャンプ!同時に手が摩擦で「熱っ!」反射的に手を離してしまった瞬間フックアウト・・・(涙)

ラインの摩擦で少し切れた指を見ると手がプルプル震えてました・・・。

むなしい手に見えました・・・。ボートが動く度に「コロコロ・・・」とアルミボートの底で転がる音が更にむなしく聞こえました・・・。

今年最大級のハプニングです(苦笑)

しかし!しかし!3本5,100gとは勝てる数字!そしてタイムアップ。

期待を膨らませ帰着に向かいます・・・が!

今回参加してくれてた並木さんのファンサイトTOSHI'S「TALK TO TOSHIのコーナー」でもお馴染みな「さかもっちゃん(香川)」こと、私と同姓の坂本選手がブリッツEX-DRをメインに5キロを越えてるらしい・・・とのこと。

あのリールハプニングバスが居れば・・・、5キロ取っても勝てないなんて・・・、そんな落胆な気持ちで検量開始。

他の選手は思った程釣れておらず、7人検量時点で暫定1位は3本3,420g。

残るは、さかもっちゃん(香川)VS私の勝負。坂本VS坂本の対決。ブリッツ対ゼロワンストロングのO.S.Pルアー対決。

結果・・・さかもっちゃん3本5,110g、そして私坂本はなんと、3本5,110gの同ウェイト!

念のため再検量してもやはり同ウェイトの5,110g!!

2人して釣り方の違うハマった釣り展開をし、2位には1,690gの大差をつけブッチギリにもかかわらず同ウェイトとは・・・。

こんな事ってあるんですね!(笑)ほんと大笑いでした(笑)

(写真左:さかもっちゃん1,930gと今回のはまリルアー、ブリッツEX-DRサニーギル)
(写真右:さかもっちゃんの使用ルアー、上からブリッツMRバニラチャートリュース、EX-DRサンセットタイガー、EX-DRサニーギル。)
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あとそんな気になる別のパターンで5キロを持って帰って来たさかもっちゃんの釣り方は・・・。

朝一番はウッド系、岬の浅いレンジをブリッツMRで周り、レンジは1m弱で反応あり。

そしてルアーを回収時に、今大会ビッグフィッシュとなる1,930gをゲット!

風でササ濁る時間帯は、水深1.3m~3.5m、2.1m~3.7mのブレイクをEX-DRで。

浅い側から深い側へと巻き、浅い所はボトムノック、そしてショルダーを過ぎたらバイトがあると言う事でした。

カラー選択としては秋口なので膨張色系(サニーギルと海外向けカラーのバニラチャートリュース)と、逆にシルエットが派手過ぎず、でも明暗がハッキリするサンセットタイガーの使い分けで、結果的に膨張色のサニーギルで数を重ねたそうです。

ブリッツMRはバニラチャートリュース、EX-DRはサンセットタイガー、サニーギル。

以上がさかもっちゃん式ルアーローテーションでした。

ミニトーナメントと言え、勝負となると熱くシビレる事の出来るのがバスフィッシング!普段手が震える事ってないですもんね(笑)

バスフィッシングやっててほんと良かったと思える一日でした!!

(写真:さかもっちゃんの1,930gと私の1,910g)
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