いよいよ春めいてまいりました。
今年は冬が特別に寒かったせいか、高滝を例にとってもワカサギの遡上が遅いようで、昨年はすでにベントミノーで釣れていた2月の下旬に今年訪れた際には、まったくその気配はなかったです。
ちょっと春の訪れが遅いような気がしますが、それでも冬は脱し、魚たちが動き出していることは確かですよ。
魚たちが動き出している真冬の間は、ブレイク下の深いレンジをシャッドで釣ったり、冷気に触れない分厚いマットカバーをパンチングして釣っていましたが、ついに先日(2/26)、水深60cmほどのシャローフリップで釣れました。
あれは今年の真冬には釣れていなかった魚です。
そして3月。まだ冬に逆戻りしたような日もありますし、毎年雪が降るくらいですから春にはなり切れないタイミングですが、越冬場からシャローに上がりたてのウブで捕食モード全快のバスに会える"熱い月"であることは間違いありません。
これからの釣りは"冬からの脱却"がキーポイントです。
しかし、三寒四温の言葉のとおり、真冬日も混じってはくるので一筋縄ではいかないのが3月。
その判断を間違えると、ある意味真冬以上のボウズ率かも・・・ワクワクするけどコワイ月です。(ちなみに、冒頭のフリップフィッシュは朝イチ開始2投目で釣れ、その後ノーバイトですから)
(写真上:ドライブクローラー3.5インチは、4.5インチよりけっこう小さいです。リグごとにベストアクションをするフックセット位置が、ハチマキ部分のポッチで示してあります。
(写真中:冬に好調だったハイカット&ダンク。冬に逆戻りした日にはまだ手放せません。)
(写真下:2/19高滝にて、オリキンがクローラー3.5インチのネコリグで。この一匹がヒントになり、皆ボウズを免れました。オリキンが釣ったバス、どうやって掛けたんでしょ?)

で、以下は"霞水系3月のおススメヒットルアー"です。お役立て下さいませ。
【HPFクランク】・・・これはもう、ご存知の方にとっては言うまでもない"3~4月の鉄板"ですね。
タクヤさん(W.B.S橋本卓哉さん)毎年の初バスヒットルアー(今年はもう釣ったんでしょか?)であり、春の大会は毎年メインにしていいバス釣ってこられます。
シャローに上がってきたバスがターゲットで、障害物のキワやハードボトムでゆっくりただ巻きが基本です。
【タイニーブリッツMR】・・・早春を迎えるのは今年がお初ですが、タイニークランクは早春のマストアイテムですし、タイトアクション&スローフローティングであることも、早春のまだ動きが鈍いバスにピッタリ。
一口サイズでプレッシャーにも強いので、陸っぱりならHPFよりも出番が多いかな。
【ドライブクロー】・・・これからは、アシ・ガマ・ブッシュ・なんかのシャローカバーに生命感がみなぎってきますので、ドラクロテキサスは欠かせません。
3~4inが手堅いところですが、食いが立っている時は5inでも普通に食いますし、デカバスの確率が上がります。
また、真冬日に逆戻りした日には、3inのヘビーダウンショットで消波ブロックの穴打ちが有効ですよ。
【ドライブクローラー】・・・食い渋った時に頼りになることと、早春はこの手のワームのネコリグがデカバスキラーになります。
おススメセッティングはやはりフックポイントを隠してセットする"スナッグレスネコリグ"で、バスはまだ活発に動けるわけでないから、バスのいるところにダイレクトに送り届けることが大切なんです。
まだ専用フックが売っていませんが、パーフェクトなものがFINAから9月頃に発売となる予定ですよ。
それと、ダウンサイジング版の「3.5インチ」が発売になりましたが、こちらはプレッシャーや冷え込みでどうにも食わないときにどうぞ。
あのボディサイズでノーシンカーでのクネクネアクションは本当に反則級のエサっぷりです。
サイトフィッシングで早く使いたいです。
ノーシンカー以外に、ネコリグ、ダウンショットでも・・・お好みでどうぞ。
これらは春を意識したルアーセレクトですが、冬に逆戻りしちゃった日には、冬に有効だった04シンクロやダンク、ハイカット、ドラクロ2インチのダウンショットなんかを使います。
そして、ドライブクローラー3.5インチはこんな時こそお助けになってくれるはずです。(先日の高滝湖でもこいつのネコリグでボウズを逃れました)
また同じ3月でも、これが高滝湖のようなワカサギレイクとなると、ルアーセレクトも変わってきます。
プラグ系では、ベントミノーやハイカット、阿修羅、そして荒れたらルドラ。
個人的に楽しみなのは、ただ今O.S.Pで開発を進めているI字系ミノー。
昨日プロトモデルをGETしたので早く試したいところです。
ワーム系でも、マイラーミノー、ドライブスティックのようなミノーシェイプのものがメインですが、マイラーミノーは4月頭に2.5インチも追加になる予定ですので、見えるワカサギが小さい状況においても、より本物に迫れるようになりました。
そして、お待たせしていました、「オカッパリヒップバッグ」が新色を交えてリリースです。
性能的にちょっと進化もしていまして、サイドポケットはラフな使用でも擦れに負けないよう補強。
さらに、メインポケットは即座に物が取り出せるべく、チャックが開けっ放しでもベルクロでワンタッチで開け閉めが出来るように改良しました。(これは便利!でもベルクロ一点止めで一応空いてはいますので、物を落とさないように注意は必要です)
(写真:オカッパリヒップバッグの新色で、上がデザートカモ、下がネイビーオレンジです。いずれも4月上旬発売予定でして、製品の詳細はもうしばらくお待ちください。O.S.Pホームページ上で3月下旬頃アップ予定です。

)
最後にちょっと警告
フィールドでの車上荒しが霞水系でも、高滝湖でも起こっているとの報告が入っております。
車内に貴重品を残さないよう、そして可能な限りの自己防衛を意識して下さいませ。
せっかくの楽しい釣りなのに、こんな余計な心配をしなければならないのは非常に腹立だしいし、悲しいです・・・。
あ、もうひとつありました。これを忘れちゃあいけません!
「横浜フィッシングショー」には3/24~3/25もダイワブースにいる予定です。
また、その前の週、3/17~18には新潟県での「にいがたフィッシングショー」にて、こちらもダイワブースにいる予定です。
質問等ありましたらこの機会に何でも聞いて下さい。
たまに「話しかけられなかった」なんていう人もいるようですが、遠慮なく気軽に声をかけて下さいね~!!
(写真:2/26シャローフリップで釣れた、春を告げる嬉しい一匹!!)
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