ウィードが少ない

今年の琵琶湖はウィードが少ないと言われていますが、少ないながらの釣りを今回のレポートで紹介したいと思います。

「今年はウィードが少ない・・・」

琵琶湖に通われているアングラーなら何度も聞いたフレーズだと思います。

実際、ここ数年と比べると格段にウィードが少なくっていて、場所選びやルアー選択で途方に暮れることがあると思います。

ですが、裏を返せば、例年通りに釣ろうとするのではなく、今年の状況にアジャストさせれば、バス自体が少なくなったワケではないのでちゃんと釣ることが出来るはずです。

というワケで、9月現在のぼくのアジャスト方法を紹介すると・・・

ウィードが「少ない!」ですべてを片づけてしまうのでなく、「少なくても多い場所」を見つけるようにします。

で、そのときは「浅いレンジのカナダモ」に注目してください。

実は「浅いレンジ」2m前後には、場所によってはかなりの量の「カナダモ」が生えていて、暑い8月にその中に身を潜めていたバスやブルーギルがいるのです。

そして、そんなバスやブルーギルが水温が下がりだした9月に、カナダモの上に出てきてフィーディングを行ったりするのです。

ハナから「ウィードが少ない」「だから釣れない」なんて想いでいたら、こういったことに気が付くことなく、ウィードの少ない場所で、「去年まで」のウィード山盛り状態の釣りをして「あ~釣れない」なんてことなってしまうワケです。

ということで、浅い2m前後のレンジにあるカナダモではどんなルアーを使用するのか??

ぼくは「ブレードジグ3/8oz.」を使っています。 

805_1
理由は定かではありませんが、そういった場所で効果のありそうなスピナーベイトやバイブレーションはあまり反応がなく、「ブレードジグ3/8oz.」にアタリが集中するのです。

しかも、かなりの高速でリトリーブするのがよろしいらしく、カナダモの中から高速で泳ぐブレードジグにアタックするバスを目視することができますよ。

きっとカナダモの上をエスケイプしながら泳ぐブルーギルに見えているのかもしれませんね。

そんなことで、今年の9月は異常なまでに「ブレードジ3/8oz.」に反応があるので、ぜひとも琵琶湖釣行の際はお持ちくださいね。

で、この釣り方はカナダモが減少しだす10月末頃まで有効じゃないかと、ぼくはにらんでいます。

805_2

琵琶湖バスフィッシングガイド奥村哲史オフィシャルサイト

<リンクはこちら

関連商品