今年のビワコはウィードが少ない

琵琶湖にお越しのアングラーだけでなく、全国のバスアングラーが2012年に何度も耳にした言葉ではないでしょうか。

ウィードの少なさがもたらした傾向・・・

確かに今年のビワコのウィードは、過去10年間で比べると圧倒的に少なくなっています。

一番多かった年と比べると10分の1くらいの感覚です。

ですが、だからといって「釣れない」ワケではなく、ちゃんと狙えばきっちり「釣れて」くれるのであります。

で、この秋、そのウィードの少なさがもたらした傾向が、「少ないからこそウィードに依存する」ってことです。

どこにでもドサッと生えているときは、バス達は特定の場所に固執せず、回遊しながらベイトを追う傾向にあったのですが、今年はどこにでもないので、あるところに固執してその場に定着する傾向が強いのです。

つまり、多くの個体が回遊型から定着型に移行してしまったワケです。

そうなると、秋から晩秋にかけての回遊狙いの「巻き物」への反応が、これまでのようには「いつでもどこでも」みたいに簡単には出なくなり、かわりに、残りウィードに対してプレッシャーを掛けないように狙えるリグへの反応が強くなってきます。

そんなリグの代表が「ネコリグ」です。

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ネコリグは移動距離を抑え一か所で誘いをかけることができ、かつ、複雑な動きでバスにプレッシャーを与えにくい特徴があります。

というワケで、今秋のぼくのガイドでは、ドライブクローラー6.5インチの1.8gネコリグを取り入れて、各地の残りウィードをじっくりと狙うようにしています。

使い方はいたって簡単、ボトムで移動距離を少ないようにしながらヘコヘコとアピールして、ステイで喰わせます。

ドライブクローラー6.5インチは、まずサイズが、琵琶湖南湖にベストマッチで、さらに、縦と横で刺し方によって、動きを変化させることが出来るので、一か所に投げ続けていても釣れ続く傾向があります。

実は、同一のワームを同一のリグで、違う動きが出せるのはもの凄く効果的なのですよ。

(写真:ドライブクローラー6.5"を丸呑みしています。)
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ちなみにぼくはドライブクローラー6.5インチのネコリグを使用するときは、ベイトタックルを使用しています。

ベイトタックルはラインスラックの処理が速いので、動きで喰わせるネコリグにはとってもベストマッチですよ。

(写真:ガイドゲスト様も、ドライブクローラーのネコリグで。)
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琵琶湖バスフィッシングガイド奥村哲史オフィシャルサイト

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