PROFILE

川村光大郎

関東
(各フィールド)

何にも縛られることなく純粋にバスフィッシングを楽しむ行動派アングラー。持ち前の探究心と向上心であらゆるルアーを使いこなし、フィールドで培った鋭い感性を武器に様々なフィールドに挑み続けている。初代陸王、オカッパリオールスター優勝2回、10年WBSスーパー3DAYS優勝。雑誌、DVD「陸魂」「ホリデイアングル」、携帯サイト「ルアマガモバイル」など幅広いメディアで活躍中。

ドライブクローに新色が加わりました!

ドライブクローに新色が加わりました!

どれもこれまでのカラーラインナップでは100%カバーできない状況を補うべく追加した実践色です。

これまでのカラーラインナップは濃い目の色がほとんどであったことから透け感のある色がメインで、クリアウォーターやサイトフィッシング、スーパータフな状況で食わせが利くカラーの必要性を感じていたことが発端です。

(写真左上:ライトウォーターメロンレッド・&ペッパー)
(写真右上:X'mas キャンディ)
(写真左下:ゴーストシュリンプ)
(写真右下:インパクトブルー)631_1

まずは・・・『ライトウォーターメロンレッド・&ペッパー』

これはその名のとおり、透けたウォーターメロンベースで、ちょっと色合いを暗く抑えるペッパーに、極小のレッドフレーク(ラメ)がキモ。

元々ウォーターメロンにレッド&ブラックフレークのコンビというのは相性が良く、昔からある定番カラーのひとつなのですが、今回ベースとなるウォーターメロンは、ウィードやボトムによく馴染む透けたナチュラルカラーでありながら、動く度にこの細かいレッドフレークが生々しくアピールします。

既存色のシナモン・ブルーフレーク(本当に良く釣れる大好きカラーです!)なんかもそうなんですが、細かいフレークをある程度高密度に散りばめることで、独特の"ヌラヌラヌラッ~"とした、生命感のある見え方をするんですね!

光を通過する透けたウォーターメロンだからこそ、より活きる素材とフレークの組み合わせです。

使いどころとしては、クリアーウォーターはモチロン、霞水系のような水色でも実績は高く、すでにこのカラーがラインナップされているドライブクローラーでも僕の釣果でベスト3には入っているカラーです。

そして、ウィードレイクでのナチュラルカラーとしても最高ですね!

先日取材で行ってきた旧吉野川でもこの色はDクローラー、ドラクロ共にベストカラーでしたよ!

僕は企画上、一度釣ったルアーは封印だったのですが、後ろで釣りをしていた徳島O.S.Pプロスタッフの浦川さん(イヤになるくらい釣りウマ!)がこの色のDクローラーでちょっと釣りすると瞬殺釣り!

釣れる度に「エサくれるか~」って・・・持っていったクローラー、全部使い切ってました。

次に・・・『X'mas キャンディ』これもこれまでのラインナップにはなかったキラキラ系アピールカラーで、ライムチャートのような飛び抜けたハイアピールタイプではなく、透けたカラーながらキラキラとフラッシングでアピールするタイプです。

コットンキャンディをちょっと茶色っぽくし、エビテイストに仕上げたイメージですね!

これはナチュラルなのか?アピールなのか?どちらともいえない色合いですが、ズバリ、どちらも兼ねるところが狙いです!

ちなみにこの"クリスマスフレーク"ですが、かつて『クリスマスツリー』という、スモークに何色かのラメが散りばめられている色のワームでよく釣れる経験をしており、地味カラーにアピール力をプラスした実践カラーでした。

ハサミがスイングする度にキラキラとフラッシングする様は、スイミングやシャクリでもいい感じですよ。

そしてお次は、淡いツートンカラーの・・・『ゴーストシュリンプ』これまでのドラクロのカラーラインナップで最も欠けていた透けたナチュラルカラー。

ラインナップ中、最も本物のエビっぽい色となります。

こちらもペッパーで少し色を落ち着けつつ、極小のブルーフレークをフワ~ッと散りばめることで微細な光を発し、バスを脅かすことのない繊細アピールです。

ゴーストシュリンプの水中での見え方は、まさにナチュラルの極み!タフなクリアレイク、サイトフィッシングでは一番のメインカラーに成り得ますが、霞水系のような濁った水色でもピンの必殺食わせカラーとして是非使っていただきたいカラーです。

(写真:こちら小貝川のブッシュ撃ちにて、4inのゴーストシュリンプ。)OLYMPUS DIGITAL CAMERA

最後に・・・『インパクトブルー』

これは主にカバーフィッシングで他を圧倒するチカラのあるカラー。

本場アメリカでも特にフリップベイトには高確率でラインナップされるカラーで、日本でもその威力を知る隠れ愛好家は意外にも多く、「ドラクロにブルー系を」の声は"それなりに "ですがちょくちょくいただいておりました。

僕の知り合いにもブルーを偏愛し、そればかりでよく釣る人がいるのですが、「他のカラーよりも明らかに釣れるときがある」とのことで、晴天無風、他のカラーでバイトが遠いときでもブルーには強く反応する状況が多々あるそうです。

エビが抱卵するとその部分が青くなるため、バスは本能的に栄養素豊富なブルーを好むという説や、水中で見ると光の加減によって見え方が変化する(このブルー偏愛者は実際に水中に潜って見たそうです)など、ブルーが釣れる諸説はありますが、"特別な効果のあるカラー"であることは確かなようです。

この色に関しては僕はこれから勉強といったところなのですが、その色合いにはブルーの効果を知る方々の意見を取り入れました。

並木さんが経験上"釣れる "と感じる色合い&濃さと、水中でより色の変化を生む、"光を透過する"こと(腹側のブルーは薄いライトブルーにしました)。

安パイ色では物足りなくなってしまったMAX釣果を狙うアングラーに使っていただきたい1色です。

そしてドラクロ2インチに関しましては、上記の新色からライトウォーターメロン・レッド&ペッパーとゴーストシュリンプに、3インチと4インチで実績十分のグリパン/チャートとグリパンレッド/ナチュラルオレンジが加わりました。

タフコンディションで活きる食わせカラーに、明滅効果抜群のツートンカラー、どちらも超実践カラーです。

今回は新色特集でした。色だけで一回分埋まってしまいましたね・・・(汗)

最後に各イベント情報

10/8(土)ロッド&リールを出版している地球丸さん主催、地球丸祭り2011が東京都としまえんで開催されまして私も参加予定となっており、また10/10(月)OPA!主催のオカッパリ大会、オプライドにゲストで参加させて頂きます。

そして、10/15(土)にフィッシャーマン大宮宮原店で、翌日10/16(日)にフィッシャーマン土浦店にてトークライブ行います!

(映像:地球丸さんより新発売となりましたホリデーアングル6。一部が予告編で公開されました!)

(写真:霞にて、3inのインパクトブルーで背景のバンクカバーを撃ってグッドサイズ!!)OLYMPUS DIGITAL CAMERA

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