今思うこと&各フィールドからの釣れている情報
こんにちは、川村です。
あの地震が起きてからはじめての更新となります。
今、自分に出来ること
地震から約一ヶ月が過ぎましたが、被災地の状況を知る人からの話では、それはテレビの映像から伝わる以上に酷いらしく、被災地の方々は想像を絶する心境の中で生活をされているのだと思います。
また、原発の被害も一向に治まってくれず不安を感じてしまいますが、それも周辺地域に住まれる方々の心境を思えば、大したことではないんですよね。
こんな中、自ら現地に赴き、復興作業に尽力されている方々には本当に頭が下ります。
どうか一日も早く、平穏な日常が戻りますよう。
そしてそのために、それぞれが出来ることがあるようでしたら積極的に実行していきましょう。
僕は釣りに行きますし、取材もイベントも依頼があればこれまでどおり受けていきますが、その中で、今の自分に出来る範囲内で復興への協力をさせていただきたいと思います。
さて、ここからは釣りの話をさせていただきます。
ここにきて一気に暖かくなり、各地で景気の良い釣果情報が続々と
今年は冬が寒すぎて、過去に経験したことがないくらい釣れない冬だったのですが2月、3月と季節が進んでも、なかなか状況が上向いてこない印象でした。
しかしここにきて一気に暖かくなったことで、各フィールドから景気の良い釣果情報が舞い込んでくるようになりました。
僕も3月の釣行はルアマガ陸王とイヨケンとのコラボ取材があったのですが、どちらも真冬と変わらぬ厳しさで1日1バイトの世界でした。
しかし、3月最後の週末と4月の始めでの釣行では、ようやく春らしい釣りを展開することが出来ました。
そこで新たな発見がありましたのでご報告します。
釣行は2回とも会社(O.S.P)の先輩、W.B.S草深さんと行ってきたのですが、最初の釣行時、予想ではそれなりに数も釣れて、デカイのも混じると楽観していたのですが、浅はかな期待と反してノーバイトタイムが延々・・・。
夕方を前に釣果はジグとネコリグで2人でどうにか搾り出した3本のみ。
けっこう打たれて、もはやデカバスなんで贅沢を言える状態ではありませんでした。
しかし、ひょんなことから換えた(ヤケクソ??)ルアーが当たって一気に連発モードへ!
夕方の短時間で2人でバババッと8本掛けて6キャッチ。
それもほとんど40以上のグッドサイズ!この釣りは凄いかも・・・と翌週も来ると、思った以上に苦戦ながら2人で11本キャッチし、やはりツブ揃い。
2回目の釣り方でもヒットルアーは全て同じで、他の釣りでは反応なし。(割いている時間は違いますが)
その釣りは、ドライブスティックのテキサスリグ、それも6インチがイイ!
(写真上:6インチスティック発見のヒントとなった45cm。)
(写真中段上:夕方はライムチャートの時間です。なんとかのひとつ覚えですな。)
(写真中段下:にしても、やっぱり釣るなー草深さん。6インチドライブスティックテキサスが◎。)
(写真下:今回特に反応が良かったリグ、6インチテキサス。)
かなり不恰好なリグですが、「こんなのでカバー撃ちしている人いないでしょ?」くらいのノリがバスにとっても新鮮で効いたようです。
しかし、釣れるにはちゃんと理由があって、ドライブスティックはテキサスリグでも動きがスゴイ!テールを震わせながらスライド気味にフォールし、しかも途中でキュッと方向が切り替わるイレギュラーフォール。
リアクション効果は間違いなくありそうですが、まるでバスに気づいて急に方向転換するベイトフィッシュのようでもあります。
6インチは特に朝、夕の食いが立つ時間帯に関しては圧倒的にバイト数が多く、ボートのバックシートであっても6インチにバイトが集中するほどでした。
唯一、食い渋る日中に関しては4.5インチにすることで搾り出せた感はありますが・・・トータルでは6インチのボリュームメリットが際立ちましたね!
この理由としては、まず単純に6インチのほうがフレキシブルに動く。
フックはフィナの新作、FPPストレートで6インチは5/0、4.5インチには3/0を使いましたが、6インチのほうがフックに固定されない稼動部分が長いので、ちょっと誘ったときなんかにも、「クネクネ、ブルン!」としなやかに動きます。
あとは何よりも、6インチのボリューム感自体に反応しているような感じもしました。
通常カバー撃ちで使うコンパクトなルアーよりも明らかに食いましたからね。
正直、ベロンと長い6インチは、枝ぶりの良いブッシュの奥に入れ込むには、どうにも枝に当たって跳ね返されてしまうことが多くてピッチングが面倒です。
届いてしまえばパーツがないのでヘビーシンカーでなくともツルリと入ってしまうんですけどね。
それでもフルサイズのワームをカバーに入れ込んで、「グッグッ!」と強く押さえ込まれるバイトはヤミつきになりますよ。
ワームのカラーはルアーがハマっていたので正直なんでも食ってきましたが、どうせなら目立つほうがよかったです。
ちょっとエグめのブラック/パープルや、ツートンが水中で映えるソフトシェルスモーク、夕方はお馴染みのライムチャートなど。
シンカーは今は7gくらいがアクション的に丁度良く感じていて、あまり軽いとスパイラルフォール気味になってちょっと不自然?逆に重いと真下にストン!ですね。(これはこれでありですが)
適度なイレギュラーさをもってフォールしてくれるウエイトがいかにも釣れそうです。
それ以外では、ロッドは昨年の3デイズでバラシゼロのパーフェクトゲームを実現してくれた、ブラックレーベル681MHFB。6.8フィートの長さは足場も高くなく、スペースも狭いジョンボート上でも扱いやすいです。
またこのロッドはフッキングやリフティング時のパワーもかなり強いので、よく掛かるし、カバーから一気にバスを引き剥がしてくれます。
リールは最近導入したスティーズ左巻きでの超ハイギアモデル、スティーズ100SHL。これまでの100HLよりハンドル1回転あたり9cmも多く巻き取れるので、回収が格段に速くなりました。
ラインは14ポンドのモンスターブレイブでラインブレイクは一度も無かったのですが、ヘビーブッシュから回収する際に、ボリューミーなリグは枝を乗り越えた反動でラインが枝に巻きつきやすかったので、今度はより張りの強い16ポンドと20ポンドを試してみようと思います。
(写真上:ちょっとタフってからはブルーギルでも連発しました。)
(写真中:ソルトシェルスモークでは45アップを2発!ベイトフィッシュ系でスティックにハマる色です。)
(写真下左:ブラックパープルは地味派手??力のあるカラーです。)
(写真下右:草深さんもビッグサイズ連発!!)
それと最後にイベント告知を
4/17(日)にキャスティング東千葉プラザで僕とトップ50プロ茂手木さんのトークライブを開催します!
震災により一度は中止になりかけましたが、自粛よりもやれることをやりましょうというお互いの一致により開催となりました。
この場ではチャリティオークションの場も設けさせていただきます。
茂手木さんと僕の持ち物だけでなく、なんと、現時点で、金森君、イヨケン、並木さん、橋本卓哉さん、オリキン、草深さんからも素晴らしいお品を提供していただいています(感謝!)
どれもこないと後悔間違いナシの品物ばかりですよ~!!
こちらの落札額は日本釣振興会より日本赤十字社を通じて全額被災地復興のための寄付金とさせていただきます。
もちろん、実践的セミナーはいつもどおり。こちらも気合い入れていきます!それともうひとつありました。
先日発売されたルアーマガジン誌「陸王」昨年のチャンピオンカーニバル(決勝)のDVDの売り上げ金の一部を被災地復興への寄付金とするそうです。
僕は負けましたが、初日のノーフィッシュから一気に逆転勝利を決めた奥田さんの釣りは圧巻です!(スピニングにスピナベ1/2オンスもある意味圧巻です・・・)
それでは今回はこんなところで失礼します!
(写真上:ベントミノーは陸王の前に一度バクバク!今頃なら確実性が上がっているはず!76サイズも出たしね!)
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