初夏の利根川、トーナメントレポート

先日、開催されたTBC2014第3戦でバズ02ビートとドライブスティック4.5インチを使用して入賞する事が出来ましたのでご報告します。

利根川の状況
梅雨時という事も有り直前も雨が多く、会場付近で平水より10~50センチ増の間で増減を繰り返し濁り、カレント共に強い状態が続いていました。
河口堰の流入量は通常の2~3倍。
土日にかけて天候、フィールドコンディションも徐々に回復に向かいました。

<プラでの感触>
・魚の状態的にはアフターであまり流れを好んでおらず、流れの影響を受けずらいインサイドや流れの巻く所での反応が良い。
・サスペンド傾向でトップウォーター(スピンテールフロッグなど)への反応が強い。
・底荒れもしていて魚も浮き気味なので早いフォール(テキサスなど)への反応は薄い。
・よりスポーニングエリアに近い所でポストの魚が釣れたが例外(個体が少ない)と判断。本番では消去。

直前プラは1日だけで、広く見てしまい煮詰められなかったのと、当日の天気が久々に晴れるという事も有り臨機応変(行き当たりばったりか?(汗))に臨もうと考えました。

<試合当日>
当日の朝、同じくTBCに参戦中のO.S.P社員の麻生氏から酷使で故障してしまったスピンテールフロッグと02ビートの援軍が手渡しにて到着。
早速リグってスタートを迎えました。取り敢えず水の具合を見る為に近場でエレキを下ろし軽くチェック。

やはりカレントは強く濁りもキツい。
数ヶ所やりながら本命の下流域(川幅が広く水が早く抜けるので落ち着くのが早い)へ。

7時台・・・インサイドのナチュラルバンクに入りシャローをスピンテールフロッグ、ドライブスティック4.5(バックスライドセッティング)で流すがノンキーとすっぽ抜け。
プラで1番反応が有ったシャローで、反応が無かったのと水位が下がったのを考慮して、少し沖目の流木をドライブスティックで探ると600gをキャッチ。
まだ居そうな気がして付近を探ると同サイズを追加。

8時台・・・条件のリンクするエリアへ移動。
沈み物にドライブスティックを入れピックアップにナイスサイズがチェイス。
食わず(涙)再度ドライブシュリンプのヘビダンでアプローチするがノンキー。
ついでに近くで起きたボイルもすっぽ抜け。

9時頃・・・薄日が出始めたタイミングでリアクションに振って02ビートを投入。
すぐに沖目の杭で800gを追加。狙いが合っている事を確信して同条件へ移動。

10時頃・・・いい塩梅の杭に02ビートを通すと2匹同時にチェイス!!その片方がヒットして900g追加。
「針1本なんだけど・・・」と思いつつ魚をライブウェルに入れ、ボートポジションを整えて同じ杭に02ビートを通すと・・・
なんと再びバイト!! 若干焦りつつ800gクラスを掛けたがバレた・・・(涙)
その後も2本掛けたがノンキー。

11時頃・・・水位が戻りだしたので、魚が差すエリアを覗きに行くとやはり差して来ていた(見えバス)が仕留めそびれた・・・

12時頃・・・差し始めている事が確認できたので、前にやったエリアに入り直す。
先ほどよりシャロー側の葦の前面に02ビートを通すと900gが釣れる。
さらに近くの沈み物にドライブスティックを入れると700gが釣れ入れ替え。

今度は同じくドライブスティックで流木にアプローチしてキロフィッシュで入れ替え。
最後に少し日が陰ったのでスピンテールフロッグでアプローチ。すぐに良さそうなバイトで消し込んだがすっぽ抜け(涙)で帰着。
5本で4,271gというウェイトで、4位という結果でした。

<使用ルアー>
・02ビート(LBシャッド)
・ドライブスティック4.5インチ(シナモン・ブルーフレーク)
・FPPストレート3/0のバックスライドセッティング

<感想>
最終プラがグダグダだったので不安を残したまま試合を迎えましたが、ここぞの所でOSPルアーが仕事をしてくれて上手く流れに乗れました。
ミスってはしまいましたが10時の展開はシビレましたね。

02ビートの威力を感じる出来事でした。ドライブスティックの自発的アクションによるスローフォールもこの季節にベストマッチでした。
素早い対応でルアーを届けていただき助かりました。また良い報告ができるよう頑張ります。

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