大胆なデザインとカラーリングでいま話題のラッピングボート。

大胆なデザインとカラーリングでいま話題のラッピングボート。

アメリカではメジャーなラッピングボートも日本ではなかなか目にすることが出来ません。

そんな中、ボスこと並木さんのレンジャーをラッピングするという情報が入り、極秘施工現場に潜入することが出来ましたのでレポートしたいと思います。

ラッピングボート

ラッピング=包む。そうです、ラッピングボートは塗装でもなくシールの張り合わせでもなくて、大判の印刷されたシートを包むように貼って施工するのです。

大胆なデザインが目に付きますが、最大の特徴は画像データ(写真等)を再現出来ることのようです。

バス、電車などのラッピングにはよくの特徴が生かされてますね。

また、貼って剥がせるという点も特徴の一つです。

飽きたら変えれる、必要に応じて変えることが出来るのでメーカーの宣伝にはもってこいですね。

大幅にイメージを変えれることが出来るので自動車業界等では個人ユーザー向けの需要もあるそうです。

さてさて今回はそのラッピングボートの施工!WEB上でもなかなか施工現場は見れませんからね~、まぁ見てください。

■写真

まず、ラッピング用のシート(シール)がボートによく密着する為にプライマー処理を行います。

そして貼りこむ際に邪魔になるステッカーやクリート等を外していきます。

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■写真

上下左右で計4枚のシートを使うのですが、1枚貼るのに職人さん5人掛かり!

二人がシートを持ち係、二人が借り貼り係、一人が本貼り係のようです。

バスや電車と違いボートは曲面が多いのでかなり難航してます。

このシート、カーフィルムのようにヘラを使って貼るのですが、ドライヤーを使うとよく伸びるのです。

その特性を生かして曲面に追従させるのです。

ただし伸ばし過ぎると印刷されたデザインが変形してしまうので、そこは職人さんの技術ですね。

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■写真

図面を元に上下のシートの位置も正確に貼っていきます。

大まかに貼ったところで余分なシートのカットとエアー抜き作業です。

これまた地道な作業でして日本人ならではの細かさが際立ちましたね。

大体形になってきましたよ~。最後の仕上げです。

細かなカットやエアー抜き、さらに水がシートの隙間に侵入しないようにシーリング(ここら辺は日本オリジナル)します。

そして外したパーツを元通りに付け直して・・・・ジャーン!完成です!!

STEEZ RANGER NAMIKI Ver

シンプルなデザインながらかなり押しが強い!というのが第一印象です。

ロゴのみではなくロッド、リールを画像で再現するなど他には見られないボートが完成しました。

いやぁ~、カッコイイですね!!

俺のボートもやってもらいたいな・・・・www

わははははwwwww

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