PROFILE

川村光大郎

関東
(各フィールド)

何にも縛られることなく純粋にバスフィッシングを楽しむ行動派アングラー。持ち前の探究心と向上心であらゆるルアーを使いこなし、フィールドで培った鋭い感性を武器に様々なフィールドに挑み続けている。初代陸王、オカッパリオールスター優勝2回、10年WBSスーパー3DAYS優勝。雑誌、DVD「陸魂」「ホリデイアングル」、携帯サイト「ルアマガモバイル」など幅広いメディアで活躍中。

年末年始の釣行記

明けましておめでとうございます!

今年はさらなるレベルアップを目指し、チャレンジの一年にしていく所存です。

このコーナーも充実の内容でお届けしていきますので、よろしくお願い致します。

それでは早速、今年の一発目、いきます~!!

年末はロックフィッシング、そして元旦はバスフィッシング!

年末年始は非常に充実した日々を過ごすことが出来ました。

年末は何といっても東北仙台「フィッシャーマン泉バイパス店」さんでの金森君とのコラボセミナーが僕的にも目玉でしたね。

しかもフィッシャーマンさんのはからいで、セミナー前日は以前からやってみたかったロックフィッシュ釣り(アイナメやソイなど)の機会をいただきました。

しかし、今回お世話になった船頭内海さん曰く、ちょっと時期が遅いらしく、水温が冷たくなりすぎて、ベストシーズンは終わってしまっているとのこと。(※石巻渡波港 幸丸 内海船長)

しかも、当日は強風で海が荒れていたこともよろしくなく、魚も岩のスキマに入り込んでしまううえに本来のベストエリアに行く事が出来ない。

全員デコる可能性もある状況だと・・・。

それでも実感沸かず、内心「まあなんとか釣れるでしょー!」くらいに思っていたのですが・・・

釣りを開始してしばらくしても、「本当にひたすらバイトがな~い!!」

14時くらいからの出船で、日没間際までの短時間勝負ではありましたが、だ~れも釣れないまま辺りはすっかり夕方の景色になってしまいました。

しかしそこはさすが、地域で1、2の敏腕だという船頭さん。

最後の最後にGood Pointに導いてくれました!

急にバイトが出だし、ついに船頭さん見本とばかりに1匹目水揚げ!

ヒットルアーはドライブクロー3inの1オンス(たぶん)テキサスリグで、曰く、「ドライブクローは誰が使っても釣れる。最近使っている人多いよ。」と嬉しいお言葉をいただきました。

続いて今回の釣行をセッティングしていただいた、フィッシャーマン松井さんもアイナメをキャッチし、その後も連発!

さらに地元、フィッシャーマン石巻店に勤務するブンヤ君も一匹釣ったかと思えば、そこから怒涛の連発モードに突入!

実はこのヒト、容赦なくいつも一番釣るゲスト泣かせだと(笑)あらかじめ聞いてはいたのですが、本当に釣るは釣るは、全くかないませ~ん(泣)

使っているルアーもオモリも全く同じドラクロ3inの1オンステキサスリグなんですけどね・・・。

船の流し方や地形に対するキャスト地点、リグの流し方や操作、フッキングに至るまで、全ての動作において一見違いは無いように見えて、実際にやっていることは全然違うのでしょう。

やり込んでいる人の釣りはスゴ味があります!

で、全く釣れずの最下位争いを繰り広げるのは僕と金森君ですよ・・・。

しかしバイトはある!お互いアワセをくれる度に「ビクッ」としつつ(少なくとも僕は)、乗らない度に胸をなでおろし・・・ていたのですが、先に金森君が掛けおった~!!

「バレろ~!」と心の叫びどころか本当に声に出してアイナメの脱出を願ったのですが、そんな狭い心ではいけませんね。

ついに恐怖の"船中ひとりだけノーフィッシュ"の構図が出来上がってしまいました。

ちなみにヒットルアーはドラクロ3in。(苦笑)

ちなみに僕がそんなハイプレッシャーに犯されている頃、船上はお祭りモードで、ついにアラバマ仕掛けでも釣れてしまう始末。

ちなみにこれは4匹のドラクロではなく、なぜか一匹だけ付けていたドライブスティックに食ってました。

しかし、繰り返し言いますがバイトはあるわけです。

バイトがある度に色々なタイミングを試しながら合わせていたのですが、ついに僕にもフッキングしなんとか初アイナメとのご対面に成功!

これで金森君に追いついた。(つまり自然と勝負です)

次の一匹は勝敗を分ける意味で超貴重。

「暗くなってきたらチャートでしょ!」とカラーチェンジした直後、またも僕にヒット!

ついにリードか?・・・ドンコ。0.5ポイントリード?ってことで。

いよいよ周囲が暗くなりはじめ、船頭さんの「ラスト1投」の声に思いを込めてボトムバンプするも、リグは真下に。

そのまま往生際悪くドラッキングしてもバイトはなく・・・。・・・と、なんと船の反対側で「ガチ~ン」とフッキング!

 な、な、なんと、カナモリタカシですよ~!

上がってきたのはベッコウゾイという、ドンコとは比べ物にならない、明らかにカッコイイ魚で、「勝負あり!」

まあ、でも最後に超盛り上がりましたし、最高に楽しめたので良しです。(負け惜しみ全快)

ちなみに今回使ったタックルは事前に教えてもらっていた道具立てで、ひと言で言ったらバスのヘビーカバータックルと一緒。

ロッドはスティーズハリアーですし、(船頭さんもハリアーだったのにはビックリ)ラインはフロロ、モンスターブレイブの16ポンド。

リールは今回ジリオンを使いましたが、巻き上げの早いハイギアなものが圧倒的にいいですね。

で、シンカーは3/4oz.~1oz.ですが、全員タングステンだったのにはちょっと驚きました。

確かにコンパクトな分沈みも早く、ロックへの挟まりも軽減するし感度も良好ですから理に適っていますよね!

それと、ナマリは岩に食い込んで根掛かったら外れにくいともおっしゃっていました。

今回の釣行で十分すぎるほどに面白かったのですが、内海船頭は再三「良い時期に来て欲しい」とのことで、サイズもバイトの多さもこんなものではないそうな。

で、翌日のイベントも店内ギッシリの超盛り上がりで、東北の釣り熱を肌で感じることが出来ました。

金森君と釣りの話しをすると普段からノンストップになってしまうので今回は気をつけていたのですが、やはり時間オーバーで休憩時間を奪ってしまい、ご迷惑をおかけしました。

しかし、懲りずにまた呼んでいただけたら幸いです。

まだまだ話足りないですし、お店も広いので、今度はキャストの実演も交えてやりたいですね。

金森君との勝負なんかも面白そうでしょ?

もちろん、皆さんも一緒に勝負ですよ!

平日にも関わらず、そして年末の忙しい最中来てくださった皆様、本当にありがとうございます!

写真1・・・ロックフィッシュゲームのタックルはほとんどバスのまんま!新しいタックルを揃えなくともトライできるのでお手軽です。
2・・・内海船頭がドラクロでさくっとキャッチ!
3,4・・・ブンヤ君は連発モード、激ウマ!
5・・・金森君もついに掛けて安堵。うらやまし~!!
6・・・海でもアラバマ?釣れちゃいました。
7・・・で僕も待望の一匹をゲット!ドラクログリパン/チャートにて。ブンヤ君は連発中
8・・・で、ドンコ。ひとりでコッソリ撮影・・・
9・・・「ラスト一投」で仕留めたベッコウゾイで勝負あり!!さすが陸王、魅せます!
10・・・フィッシャーマン松井さんが釣ったのはこの日のグッドサイズ!
11・・・石巻の海は美しかったです。また行きたい!
12・・・金森君のトークは非常にタメになるし、面白い!モチ裏話多しです(笑)
13・・・来てくださった皆様、ありがとうございます~!!688_1

『元旦フィッシング』で、年が明けまして、今年も行ってまいりました、元旦フィッシング!

メンバーは毎年恒例のオリキンと、O.S.Pの同僚草深さん。

場所は千葉のリザーバーです。

こちらは結果からいうと、一応、全員初バスを釣ることが出来ました。

僕とオリキンはあやうくデコりかけましたが、日没前にプチラッシュがかかり、結果、草2、川2、折1でした。

釣り的には水深8m~9mのディープな釣りで、草深さんがメタルバイブでグッドサイズを仕留めた以外はダウンショット。

オリキンと僕のヒットルアーはドライブクロー2in。

今回、僕がエレキを踏んでいる間は毎度のごとくのシャローカバー打ちでしたが、ディープをダウンショットで釣るのがバイトは一番多い印象。

今度行くときは、ディープの釣りをみっちりやって、レベルアップに繋げたいと思います。

(写真上:草深さんの元旦フィッシュ!1キロジャスト。メタルバイブにて。)
(写真下:川村元旦フィッシュ。小いけど、嬉しかったですね~。)688_2

それと、最後に・・・1月末売りのバスワールド誌にて、な、な、なんと!

僕の陸っぱりDVDが付録で付いてきます!

フィールドは岡山県のメジャーフィールド倉敷川。ロケは12月の前半に行ってきました。

テーマは『冬の陸っぱり』。

ロケ当日はまだ12月の初旬ということもあって、本当の"極寒"とまではいきませんでしたが、それでも朝の気温は一桁台で、すでに冬の釣りをしなければ釣果を得られない中での実践です。

初場所だったため、実は前入りし、下見を1日半行ったのですが、これが初日から48×2、2日目も45前後がイメージどおりの場所と釣り方で連発してくれ、「本番もまあまあ堅いかな」と思っていたのですが、直前に自分で釣っちゃあいけませんと・・・ちょっとアテが外れた感はありましたが、それでも冬ならではの釣り方でグッドサイズがいい感じで釣れてくれましたよ!

「冬が苦手」という方にこそ、是非見ていただきたい内容ですが、特に注目して欲しいのは、操作方法と、着水からバイトに至るまでの長さ。

「適当に釣っていたら食っていないバスだな」ということが一目瞭然でお分かりいただけると思います。

しかし、決して難しいことをやっている訳ではないので、まんま実践していただければ釣れる確率はグッと上がるかと思います。

それでは今回はこんなところで!

(写真:倉敷川でグッドサイズ!ヒットルアーはシンクロ2.4g&ドラクロ2")OLYMPUS DIGITAL CAMERA

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