急激に肌寒くなりました
みなさんこんにちは!
ついこの前まで連日35度の日々だったのに、急に肌寒くなってきましたね。
猛暑から一転、急激に気候が変わりつつあるそんな最中の小貝川釣行
フィールドの水温も30度を超えていたのが、一気に20度前後まで落ちてきました。
ちょっと落差がありすぎて魚達もタイヘンです。
霞、利根川水系でも場所によっては魚の大量死がニュースとなり、その原因は大雨で農薬が流れ込んだ、ワラシブ(草のシブ?)などと言われていますが、この夏釣りをしていて、雨の少なさによる減水と酷暑でかなり魚が弱っている印象を受けていたので、そこにきての環境の急激な変化に耐え切れなかったところもあるのかもしれません。
また、これも推測ですが、今年は梅雨が明けてから一ヶ月半ほどはまともな雨がなかったように思いますが、通常であれば時折雨が降ることで様々な悪い物質がその都度流れていくのが、今年は長いこと雨がなかったところに一気に大量の雨が降ったことで、溜まっていた悪いものが一気に流れ込んだのかと。
これはO.S.Pの社員が言っていたのですが、久し振りの雨が降った日には道路が洗剤のように白く泡だっていたそうで、色々な粉塵が相当溜まっていたんだよ、という話を聞いてなるほどと思いました。
またここのところも連日雨が降っているのですが、今度の雨はこの悪くなった水を洗い流してくれる雨であることを祈るばかりです。
さて、そんなここ最近ですが、釣りのほうは小貝川に2週連続で行ってきました。
小貝川で釣りをするのは約1年ぶりで、毎年この時期のお楽しみ。
昨年はザリガニ祭りの最中ドライブクローが炸裂し、数は船中50本以上、40cm~47cmまでのグッドサイズもガンガン食ってくるメチャクチャ楽しい釣りでした。
しかしここまでいい釣りとなるとタイミング次第なところもあって、このザリガニ祭りが落ち着き、バスも一通り釣られると、バスの反応は急激にトーンダウンします。
今年の釣行はどうだったかというと、まず一回目の時はザリガニ祭りはすでに沈静化しつつあり、水辺にもその姿はほとんど見られず・・・。
ただその余韻はまだ残っていて攻め方次第でまだまだ釣れる。
都合で半日の釣行ながら2人で約25本でした。
釣り方的には数はハイピッチャーが好調で、サイズはアベレージの25cm~35cmくらいが占めるものの、同船者はほとんどのバス(2桁くらい)をこれで釣っていました。
僕も勉強になったのは、その日は眩しいほどの晴天で、僕であれば少しトーンを抑えたカラーを選択する状況だったのですが、パートナーがポンポン釣っていたのは全てカラーブレードの『C.B.ブルーバックチャート』ラインナップのなかでも最も派手なカラーでした。
それが単にバスにとってあまり見慣れていないインパクトであったからなのか、それともそのカラーこそが最も状況に合ったカラーだったのか未だに分かりませんが、明らかに僕が使うハイピッチャーよりも反応が良かったですね。
そしてサイズ狙いではドライブクローテキサスリグやゼロワンジグでのカバー撃ちがやはり強く、3インチ(グリパンレッドフレーク/ナチュラルオレンジ)と4インチ(ブラック・ブルーフレーク)で46cmと47cmをキャッチ。
さらにゼロワンジグ7g(ブラックブラウン)&ドライブクロー3"(グリパン・ブルーフレーク)で51.5cm!!
この50アップは単調なストレッチにポツンとあるブッシュについていたのですが、隙間がないほどヘビーなブッシュの奥に上から落とし込むとフォールで引ったくりバイト!
ブッシュの中で「バチャバチャ」でなくて、「ゴボッ!ガバッ!」と重そうな音を立てていたのですがバスの姿が見えず、ボートを寄せても手が届かないので、真上からヨイショと抜き挙げると想像以上にデカいバスが出てきました。
フッキングは写真を見ての通り、上アゴど真ん中の硬いところを見事に打ち抜いていて、外そうにも外れないほど。
こんな時は力ずくで外すとイカンので、ペンチでカエシを潰して外しました。
(写真左上:同船者がゼロワンストロングを倒木に打ち込んでキャッチしたグッドサイズ!)
(写真右上:ドラクロ4インチテキサスリグ。数とサイズを両立するならコレですね!)
(写真左下:ドラクロ3インチにも45アップ!タフな時間帯にはサイズを落としてライトテキサスで。)
(写真右下:レギュラーサイズはハイピカラーブレードでポンポン釣れていました。)
そして丁度一週間後の日曜日は地元の仲間内でのミニトーナメント、3本のトータルウエイトで勝負です。
まあ、仲間内の勝負ですからバスはキープせず、測ったらペアと確認して写真を撮ってリリースするというライトなものですが。
今回はスタートしてから1時間ほどノーバイト、この一週間で一気に釣れなくなっていました。
しかし前週のザリガニ祭りの残りカスのような釣れ方から今回タフになっていることはある意味想像どおり。。
中途ハンパな場所は全てスキップし、一級スポットのみに絞り込んでのラン&ガン作戦に切り替え、ルアーもサイズ優先でゼロワンジグ1本勝負。
雨のあとで増水して先週よりも流れが速くなっていたので、ワンランク重くして9g、色は濁りでも映えるオールブラック!
お昼前からはバイトが遠のいたので、ドラクロ3インチのライトテキサスに変えるとポツポツと釣れるも入れ替えには至らず。
しかしビッグワンが効いて勝つことができました。
今回、2週連続で50UPを釣らせてくれたゼロワンジグですが、カバーフィッシングでのサイズ狙いとなるとやはりめっぽう強い!
2日間カバーの奥に果敢に入れていく釣りを続けても2日間でロストはゼロ。
それでいてバスに対しての掛かりの良さは今回も相変わらずの完璧とも言えるパフォーマンスで、全て深く上アゴを捕らえてました!
しかし僕が毎週のように小貝川に通っていた3年以上前は口閉じでしっかり計測しての50UPとなると幻の魚だったのですが、久し振りにちょろっと行って2週連続で釣れてしまうというのは明らかな変化。
以前だったらありえなかったことです。
小貝も以前ほど甘くはなくなりましたが、一筋縄ではいかない部分がありながらもポテンシャルは秘めていると言う点で面白味は増したように思います。
そしてこれからの時期ですが、冷え込むにつれて徐々に良くなってくるのがスピナーベイト。
これももう毎年恒例です。
暑いうちはサイズ狙いとなるとカバー撃ちに軍配があがりましたが、これからはいいサイズを狙って釣るためのルアーに変わります。
ジグやワームにも、プラグ系にも反応が渋いバスを一瞬のフラッシングでリアクションバイトさせていく釣り。
シャローカバーに着くバスを着水後の巻き始めで食わせる、ブレイク下に落ちたバスに対してはその後のスローロールで食わせる、そんな釣りです。
この釣り方ではハイピッチャーが文句ナシに釣れる!これはもう間違いないと断言できます。
ハイピッチャーはコンパクトで狭いスポットにも入れやすいことと、オリジナルブレードが巻き始めやスローリトリーブでも素早く確実に水を掴んでくれ、シビアな使い方にもしっかりと応えてくれます。
皆さん、10月はハイピッチャー強化月間ですよ!(笑)
(写真上:2週連続の50UPもゼロワンジグ。これまた上アゴにガッチリ!)
(写真中:上アゴのど真ん中をズバンと撃ち抜いてました。ジグを外す時はペンチでカエシを潰して外しました。)
(写真下:ゼロワンジグ&ドラクロ3"に50アップ!)
直近のイベント情報
先日9/26、フィッシャーマンつくば店でのセミナーには多くの方に来ていただき誠にありがとうございました!
今後の予定ですが、10/3フィッシャーマン八王子寺田店。
こちらはなんと金森君とコラボ!ぶっちゃけトーク満載の濃ゆい内容になること間違いなし!
そして10/11、体育の日にはOPA!の激アツ巻き物イベント『オプライド』に今年も参戦します。
場所はこれまでの霞水系ではなく、なんと手賀沼!しかも今年はオリキンも殴り込みに来るらしいですよ。
詳しくはOPA!ホームページで。
さらに10/17はブンブン柏店でセミナー行います!
秋から冬にかけての厳しくなるシーズンでも必ず釣るためのコツを伝授します!
寒くなると「トラウトの管釣りに走っちゃう」なんて方も是非!
最後にホリデイアングル5。
おかげさまでメチャクチャ売れているらしいです!
この映像が売れなくなったと言われる時代に本当に嬉しいことです。
買っていただいた皆様本当にありがとうございます!
そして9/30に『陸王2010シーズンバトル』が発売になっています。
賀川を舞台に金森君と繰り広げた本気の戦いが収録されています。
結果的に僕が勝利することはできましたが、金森君の2日目6キロオーバーは驚異的!
同じに日に同じ場所で釣りをしているだけにこの釣りを早く見たかった!
さらに霞水系での赤羽さんと青木君の釣りも早く見たい!(実は先程DVDが届きました)
今回はこんなところで。
10月は陸王の決勝もあるし、もしかしたらとあるトーナメントに参戦するかも。もうテンテコ舞いです(笑)
(写真:フィッシャーマンつくば店に来てくださった皆様、ありがとうございました!) 関連商品