PROFILE

川村光大郎

関東
(各フィールド)

何にも縛られることなく純粋にバスフィッシングを楽しむ行動派アングラー。持ち前の探究心と向上心であらゆるルアーを使いこなし、フィールドで培った鋭い感性を武器に様々なフィールドに挑み続けている。初代陸王、オカッパリオールスター優勝2回、10年WBSスーパー3DAYS優勝。雑誌、DVD「陸魂」「ホリデイアングル」、携帯サイト「ルアマガモバイル」など幅広いメディアで活躍中。

本格的な冬がやって参りました

こんにちは川村です。

12月も中旬にさしかかり、朝の気温も氷点下となるときも・・・。

本格的な冬の始まりです。

晩秋のリザーバーでドライブスティック6"のテキサスリグが炸裂!バスを釣るのも、徐々に難しくはなってきましたが、本当の本当に厳しくなるのは年明けから。

残りわずかですが、大切に釣っていきたいと思う今日この頃です。

さてそんな中、同僚草深さんと晩秋のリザーバーに行ってきました。

当初はブリッツEX-DRとブレードジグでのいい釣りをイメージしていたのですが、シャローからミドルレンジのフラットにはヒョロヒョロと細長いウィードが沢山生えていて、これがもう、うっとおしいのなんのって・・・。

もっとしっかりとしたウィードならいいのですが、とにかくすぐにルアーにまとわりついちゃって横方向には引けたもんじゃありません。

カバーの釣りはこう言っちゃなんですけど、やり続けていれば確実に釣れるので、できれば他の釣りでハメたいと思っていたのですが、ウィードがメンドすぎて釣りにならん!!でギブアップ。

途中、実績のあるブッシュカバーに、これまたリザーバーカバーで実績のあるドライブスティック6インチを入れたらすぐにグッドサイズが釣れたこともあり、「このまま帰るわけにはイカンですね」と、2人でスティック6インチ、7gテキサス乱れ撃ち作戦!!

すると草深さんがすぐにブッシュと岸の間の水深数十センチの超シャローからグッドサイズを引きずり出し、僕にも2連続でバイトがあるもカバーに巻かれてサヨナラ&合わせ切れ・・・。

とにかくウルトラヘビーなカバーに放り込んでいるので、キャッチ率が問題です。

で、その後1匹釣り返したところでこの日は終了・・・なんかもう1日やらないと気がすまない終わり方です。

(写真:ドライブスティック6"のテキサスリグで乱れ撃ち作戦。)674_1

で、その翌ヶ週にも行ってきたのですが、う~ん・・・この日はバイトが単発で2人で5本のみ。

アベレージサイズは相変わらずGoodなんですけどね。

もう1日やらないと、気が済まない終わり方ですよ・・・。

今回分かったことは、だいぶ寒くなったせいか、キワやちょい中に入れる程度の中途半端なカバー撃ちではバイトが全くなく、ブッシュの上から際奥に放り込むようなアプローチをしないとバスに届かない。

しかし、目の前に落としさえすれば、まだ水温的にバスの活性が極端に低いわけではないので、フォールもしくは着底1アクションで喰ってきます。

ワームサイズも6インチが丁度良く、これ以上小さくしたからといってバイトが増える感じでもありません。

むしろボリューミーなほうが、シャローに残ったグッドサイズは喜んで喰ってくる感じですね。

ドライブスティックの6インチはアクションに秘密があり、高比重素材なうえにボディが太めで長いために重い。(約13.5g)

このため、テキサスリグは通常頭を真下に向いてフォールするところが、7gくらいまでのシンカーであればボディの重さとバランスしてフォール姿勢が若干水平姿勢に近づきます。

すると腹面に水圧を受けるため、ボディをクネクネ&テールフリフリさせながらスライドフォールするんです!

この動きは、抵抗を受けやすい太めのラインを合わせることでさらに出やすくなりますよ。(ちなみにこの日は18lb.でした。)

シンカーが重くなるに従ってワームは真下を向きますし、逆に軽すぎてもスパイラル気味のフォールになる傾向です。(これはこれで釣れますが、個人的には泳いでいるようなクネクネスライドフォールが好みです。)

低水温期のボリュームベイトを使ったカバー撃ちはビッグバスへの最短ルートで、かつてから冬の楽しみにしていました。

テキサスリグ以外にも、ゼロワンジグ(ストロング含む)&ビッグトレーラー(ビッグダディポークやドラクロ5in.)も欠かせませんが、この2つがあればビッグバス狙いはOKかなと思います。

今後さらに水温が下がってくると、シャローカバーの釣りはよりいっそうドM方向に進展していきますが、それでもシャローカバーだからこその黒くてカッコイイバスがボロッと釣れてしまうとやめられないんです。

ちなみに川村タックルは、ロッドがテキサスリグにはスティーズハスラー、ゼロワンジグには同ハリアー。

リールはスーパーハイギアのスティーズ100SHL or T3のSHL(ギア比7.1のレフトハンドル)。ラインはモンスターブレイブの16~18lb.です。

テキサスリグのシンカーはスティック6インチには5~7gですが、4.5インチを使うときには3.5~5gがボディ自重に対して良いバランスです。

フックはこの釣りにはFPPストレート(FINA)しか使いませんで、6インチには5/0、4.5インチには3/0です。

(写真上段左:草深さんのファーストフィッシュ。首に巻いているのはこの冬の新作フーデッドネックウォーマーです。)
(写真上段右:スプレイドグラスカラー。一見地味系ですが、水中ではけっこう映える色。リザーバーの水色にもマッチしてました。)
674_2

最後にイベント情報を・・・

11/5のキャスティングキッカー日本橋さんのセミナーに来ていただいた方、ありがとうございました!!

今後は12/29にフィッシャーマン泉バイパス店さんでセミナーを行います。

しかもなんと金森君とのコラボ!!金森君とのセミナーは僕自信も楽しすぎて、どんどん話がわき道に逸れていってしまう率が100%・・・。

でも、実践向けトークもパツパツに詰め込んだ、楽しくてタメになるイベントになれば、と気合い十分でおりますので、お近くの方も、ちょっと遠い方も是非!

今回はこんなところで。皆様もよい年末を~。

(写真上:キャスティングキッカー日本橋さんでの集合写真です。)
(写真下:フィッシャーマン泉バイパス店さんで開催予定のイベントの告知ポスターです。)674_3

関連商品