皆さん、初めまして。

高知県の植田誠寛(ウエタセイカン)と申します。

今年から、O.S.Pのプロスタッフとして、活動させていただくことになりました。

春の早明浦ダムはアイ・ウェーバーでワカサギパターン

私は主に四国内でのトーナメントトレイルに参戦しており、また、私が会長をしております、バスフィッシングチーム『P-get』のチーム活動を行っております。

今後、ダムや川などでの釣行をレポートさせて頂きますので、よろしくお願いします!

今回は、四国の水瓶である、早明浦ダムの釣行をレポートさせて頂きます。

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春の早明浦ダムは、ベイトフィッシュであるワカサギがキーワードです。

早明浦ダムは、以前はベイトフィッシュが少ないダムで、バスも痩せている個体が多かったのですが、ここ何年かで、バスのベイトとなるワカサギが増えてきて、非常に良いコンディションになりつつあります。(昔はワカサギが存在していませんでした)

ワカサギ以外にも、アマゴ等の放流で、生命感満ち溢れたダムに変わってきました。 

このような良い環境が出来たのも、地元の方々や、NPOさめうらプロジェクト様のお陰だと思います。 

さて、そんな早明浦ダムでのトーナメントのプラクティス中、アイ・ウェーバー74SSSでビッグフィッシュをキャッチすることができました。

春はワカサギの産卵もあるので、バックウォーターなどにワカサギやベイトフィッシュが集まりやすく、そのワカサギを捕食するために、いち早く集まった大型のバスが見えるようになります。

アイ・ウェーバーは、皆さんご存知とは思いますが、アクションしない、いわゆるi字系のルアーです。

そのアイ・ウェーバーを、死にかけのワカサギをイメージしてキャストし、後はゆっくりただ巻き。

すると、このようなコンディションの良いバスが釣れます(54cm2200g)。 

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ちなみに、カラーはHFワカサギでした。

アイ・ウェーバーを使うコツとしては、まず、ゴミなどにルアーが引っ掛からないコースをイメージしたうえでキャストし、良いコースを通すようにラインメンディングして下さい。

ルアーにゴミが引っ掛かると、バスに見切られるようになります。

そして、可能な限りロングキャストで攻めることも大切です。

バスがルアーを追いかける距離がとれるように注意して下さい。

特に、早明浦ダムのようなクリアレイクでは、バスとボートの距離がキーワードになります。

着水後は、アイ・ウェーバーを引いてきたいレンジまでカウントダウンで沈め、ゆっくりリトリーブしてください。

ちなみにアイ・ウェーバーを扱うタックルですが、スピニングの6フィート、MLパワーで、ファーストテーパーのロッドを選んでいます。

リールは2000番クラスのもので、ラインはフロロの4lb。

少しロッドが硬いと思われると思いますが、バスに主導権を握らせないため、少し硬めのMLパワーのロッドを使っています。

そしてさめうらのトーナメント本戦でも、アイ・ウェーバーは活躍してくれました!

アイ・ウェーバーで950gを釣り、ドライブクロー3インチでは50cm1600gを釣ることが出来ました。

今回のチャプターさめうらは、リミット3本を揃えることができずに終わり、8位という結果になりました。

早明浦ダムは、釣果もさることながら景色も素晴らしく、とても癒してくれるところです。是非、皆さんも来てみてはいかがでしょうか。

注意事項:早明浦ダムでのボートでの釣りは「登録制」になっています。

早明浦ダムに初めて釣行される際は『NPOさめうらプロジェクト』のホームページを確認の上で釣行していただければと思います。

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