真冬のシャッドゲーム
こんにちは、川村です。新年一発目のスタッフレポート、よろしくお願いします!
冬には冬の面白さ年も明け、いよいよ本格的な真冬の釣りに突入ですね。
間違いなく一年で一番難しい時期ですが、裏を返せば、この「真冬」に釣れるようになれば、時期に関わらずタフコンディションへの対応力が飛躍的に上がることは間違いありません。
だからこそ、冬でもバスフィッシングに通って欲しいですし、「冬には冬の面白さ」があることを知っているからこそ、でもあります。
さて、昨年の釣り納めは29日、今年の釣り初めは毎年恒例の元旦に行ってきました。
(写真左:釣り納め釣行で、ダンクSPにナイスフィッシュ!)
(写真右:ハイカットSPで48.5cm、1,700g。このサイズが来るとシビレます。)
毎年真冬に入ると、サスペンドシャッドのストップ&ゴーがメインパターンになります。
年末年始釣行でも、キャッチした5本のバスは全てダンクとハイカットで、ポーズ中に食ってきたものです。
ストップ&ゴーのやり方ですが、ワームのズル引きのようにロッドストロークで泳がせるも、リーリングで巻いて止めてを繰り返しても、どちらでもやりやすい方でいいと思いますが、一応、それぞれにメリットがあります。
【ロッドストロークで引く方法のメリット】
・ボトムの変化を明確に感知しやすい。
・ロッドで引いた距離とスピードのまんまルアーが泳ぐので、イメージどおりに泳がせられる。
・個人的にはフッキングの動作をしやすい。(これは、ポーズ中に食ったとして、次のストロークに入るところでバイトを感じたときに、そのままストロークの延長でフッキングに移れるからです。)
【リーリングのストップ&ゴーで引く方法のメリット】
・ラク(笑)・・・横着ストップ&ゴーですな。
・強風に強い。ラインスラッグが余計に出ないので、ロッドを下げ、水面近くにロッドティップを位置することで、風の影響を最小限に抑えることが可能です。
使うシャッドは、ダンクとハイカットの使い分けのみで毎冬釣っています。
(写真:元旦初バスはダンクSPで45cm!)(写真:今年2本目もダンクSP。カラーは長らく生産していないが良く釣れるパッシングゴールド。)
ダンクの出番は「キャスタビリティを優先したいとき」、「潜らせたいとき」、「アピール力が欲しいとき」。
・重心移動搭載のダンクは、向かい風や横風にも強いうえ、狙ったスポットに落としやすいことは、イメージどおりのコースを通せることでもあります。
・着水地点から一気に急潜行して深く潜るので、ストライクゾーンが広い。
そしてこれは、「ダンクが釣れるキモ」ではないかと感じているのですが、「小ぶりなのにアピール力がある」こと。
強めのウォブリングアクションとラトル音で、50ミリ以下のボディサイズの割に存在感があると感じます。
近年のメジャーフィールドにおいて、さらに「真冬でも釣れるエリア」となると、バスがスレているのが普通です。
そうなるとボディサイズは小さめのほうが食わせやすいですが、小さくなるとバスには気づいてもらえにくくなるのが宿命です。
しかしダンクは「小さくても目立つ」。だから釣れるんじゃないかと。
ハイカットの出番は、風がなく活性が低そうなとき、人が流した後など。
シャッドに相当スレた状況でも、まだどうにか食ってくれるのがハイカット。
小魚そっくりの泳ぎとノンラトルであることで、こと「食わせること」にかけてはスペシャルです。
また、ダンクだとボトムを強く叩きすぎてしまう水深にもマッチしますね。
タックルは、毎年いっていますが、この釣りにおいてバレにくさに配慮したロッドは本当に重要です。
しなやかなクッション性をもったロッドがベストで、硬いロッドほどキャッチ数は減ります。
年末年始釣行でもバラシはゼロでしたが、ランディングしたバスの5本中3本は、リアフック一本がチョロっと掛かっただけの状態で上がってきました。
もしこれが張りの強いロッドだったら、ファイト中に身切れしたり、バイトを弾いていたバスがいたかもしれませんね。
今回はこんなところで。
最後に、
つきぬけろオリキン、まだ見ていない方は、ぜひ「最後まで」見てください!
(写真上:突き抜けてほしい人も、リアフックがギリ外掛かり。ロッドはサージェントです。)
(写真下:参考までに、僕のシャッドタックルは、ロッドがスティーズサージェント、リールがイグジスト、ラインがナイロンのセンサーエディションII 5ポンド。現時点での結論です。)
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