これからの時期にオススメの釣り方

フィッシングショーが開催される時期になり、今が一番厳しいシーズンですが、みなさんはもう初バスをゲットされましたか?

ホームレイクの弥栄ダムは、メタルバイブやスピナーベイトで春バスが釣れ始めました。

今回はこれからの時期のバスを釣るための釣り方を紹介します。

オーバーライド3/8ozで初バス
1月17日(土)は弥栄ダムに浮いてきました。風が非常に冷たくとても強かったので、本湖方面に行くのがはばかられるくらいでした。

水温もついに10度を切って9度台です。

ちょっと遅めの11時くらいのスタートで、春に一番バスが濃くなるエリアの2~4mのストレッチを、ハイピッチャーMAX1/2ozのスローロールで流してみるも反応は無し。

やはりこの時期は、風が吹くとシャローにさしてくるバスは激減します。

午後からはオーバーライド3/8ozで、10mのミドルレンジから20mのディープレンジに狙いを変更。

湖の状況も冬に入ってからは、20m以深のフラットレンジにハスやニゴイといった、バス以外の魚影が濃くなります。

バスをキャッチするキモは、フラットレンジの中にある岬の沖にある張り出しやワンドの沖にあるヘコミなど、地形変化のある場所を攻めることにあります。

13時頃、岬の先端15m付近に岩が点在するスポットを、オーバーライド3/8oz(ゴールデンアユ)で攻めて39cmの初バスをキャッチ。

(写真:1月17日オーバーライド3/8oz(ゴールデンアユ)で釣った初バス39cm)

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ワンドの沖のへこみも攻めつつ、岬の出っ張りも丹念に攻めた結果でした。

魚のコンディションから察するとあまりエサが食べられていないようで、ホントにバスの目の前にルアーが通らないと食べてきません。

これまでの良く釣れるといわれていたメタルバイブは、ラインがフックに絡んだり、フックがボディに刺さったりして、無駄なキャストになってしまうことがありました。

しかし、オーバーライドはラインの絡みが皆無で、キャスティングしてのリフト&フォールでも横への移動距離が少なく、非常に使いやすいと思います。

ディープをオーバーライドで攻める場合は、キャストの回数をとにかく増やして、少しずつ角度を変えて広範囲に攻めてみてください。


シャローならスピナーベイト
いっぽう、スピナーベイトでも良いサイズが多く出ています。

水温が10~11度を切ってくると、他のルアーに反応しなくなる場面があります。

これが例年なら2月の初めくらいなのですが、今年は雨が多く水位が高いのと、年末にかけて一気に水温が下がったので、スピナーベイトに反応し始めるのが早いです。

水温が10~11度以下になると、特に大きいバスはディープでは動き難くなって、大きいバスほど浮いてきます。

さらに、水温が10~11度くらいになると、風がなく日が当たるエリアは部分的に水温が上がってくるのでバスがシャローに上がってきます。

特に水の流れが悪い、ハイシーズンならパスするような水通しの悪いワンドは濁りやすく、その濁りに日が当たるとその部分だけ水温が高くなります。

魚探で水温が高いエリアを探すか、濁ったエリアを狙ってみてください。

スピナーベイトでの狙い方は2通りあります。

・1つは、カーブフォール気味に巻きながら3~4mのボトムに当てて巻く方法。
・2つ目は水深4~5mの中層2~3mを巻く方法です。

1つ目のカーブフォール気味に巻くのは、特に今頃のスピナーベイトが釣れ初める時期に良く効きます。

トレーラーフックをつけると根掛りやすくなってしまうのですが、バレてしまう場合はつけることをお勧めします。

ハイピッチャー5/8ozのような、ウエイトはありつつもブレードが小さめのものが操作しすく、フォールさせてボトムに当てながら巻いてきます。

2つ目の中層巻きにおいて、トレーラーフックは必須。

ハイピッチャーMAX3/4ozのようなレギュラーサイズを使用し、キャストした後少しカウントダウンしてから巻き始めます。

中層を巻いて、その周りにいるバスを引っ張ってくるようなイメージで狙ってみて下さい。ちなみに、僕は2つ目の方法を良く使います。

(写真:2009年2月14日ハイピッチャータンデムウィロー3/8oz(C.B.ブルーバックチャート)で釣った初バス41cm)
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最後に
釣れる水深やバスの大きさから、デカバスが春のスポーニングに向けて動き出したという感じです。

リザーバーの場合、インレットを大きなワンドに見立てると、そのどこかでスポーニングをするために、小さいワンドの岬といったセカンダリーポジションからバスがシャローに上がってきます。

ずっとシャローにいるわけではなく、シャローに上がってくるタイミングが非常に重要なのですが、春に近づくにつれてシャローに上がるバスが多くなり、またシャローにとどまる時間も長くなるので、これから徐々に釣れやすくなります。

バスはサイトで見えないくらいの水深で、尚且なるべく浅いレンジに浮いているので、ちょうどルアーが見えなくなるくらいの水深3~4mを、オーバーライド3/8oz、ハイピッチャー5/8oz、ハイピッチャーMAX3/4ozなどを主体に狙ってみてください。

魚がいれば食べてくるというよりは、目の前を通ったときだけ食べる感じなので、良そうだなと感じたエリアは、細かく、角度も変えて何度もルアーを通すことがキモとなります。

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