2008年W.B.S.スパースリーデイズレポート『前半』
皆さんこんにちは!
今回は前回のコラムでお伝えした「W.B.S3DAYS」の参戦レポートをプラクティスの様子から本番までを2回に分けてお伝えしたいと思います。
まずは2008年W.B.S.スパースリーデイズ、プラクティスの模様からです
パートナーの「B.B.MAX」キムショーさんとは本番前週の2日間プラクティスを行いました。
プラクティス初日の土曜日はスロースタートだったこともあり、近場で、しかもキムショーさんの得意とする桜川をチェックして終了。
雨の影響で濁りが入っていたこともあって釣りにくい状況ではありましたが、その分、濁りの入っていないヘビーカバーの奥のみに狙いを絞れたので、ある意味やりやすくもあります。
カバー奥を厳しく攻めたにも関わらず、釣れてくるのはどれも小さいサイズばかり。
きっちり攻めてこの結果、この時点で桜川はないかなと感じていました。
2日目は曇り空の中、北浦までも含め本湖を広くチェック。
この日はトーナメントが開催されていたにも関わらずそこそこ良く釣れ、ウエイトも5本で4500g近くとまずまず。
単日なので何ともいえませんが、これを3日間続けられれば・・・というウエイトではあります。
釣り方的にはシャローエリアでの水面を意識した釣り。
ハイピッチャーのガーグリング(水面引き)やバジン&ダイバジンの共にヘビーヒッターモデル。
ベジテーション絡みではノーシンカーリグの表層使いといった釣り方がハマりました。
(写真:ハイピッチャーのガーグリングまずまずの反応!ガーグリングには軽いウェイトのダブルウィローがGOOD!)
沈めるとバイトは激減、明らかに上を釣った方が反応は良い。
しかしこれはこの日の天候がもたらした部分が大きいというのは明白。
その時点での週間天気予報の通り、大会本番も梅雨空に恵まれることを祈りつつプラクティスを終了しました。
それから本番までの期間はキムショーさんと僕の代わりにO.S.Pプロスタッフの宮本コースケが同船して湖に出てくれ、さらに4500gほどの釣りはしているという報告をしてくれました。
(写真:プラクティスでキャッチしたナイスフィッシュ!プラでは表層系がハマりましたが、気になるのは大会当日の天候・・・。)
準備万端の大会当日 大会当日、天候は困ったことに快晴です。
それでも朝イチならば水面系でのパターンも生きているだろうとプラで多くの反応の得られた外浪逆浦へ直行。
増水していたことによって、より多くのバスがシャローに入ってきているのではという期待はありました。
ポイントに到着した頃にはすでに日も上がってきてしまい、水面に出せるかどうかは微妙な状況。
しかし、もし水面まで出るのであればそれが貴重な朝の時間帯、一番効率よくバスを拾えると思い、02ビートとバジンヘビーヒッターからスタート。
狭いシェードにはピンスポットでも浮かせられるスイッシャーも入れていく。
しかしトップには反応はなく、キムショーさんが水面直下を引くブリッツとスイングインパクトをセットしたジグスピナーで連続してキーパーをキャッチしたこともあって、若干レンジを下げようと1/4オンスのハイピッチャーへとチェンジ。
するとすぐに水面直下を泳ぐハイピッチャーをバスが引ったくり、ナイスキーパーがジャンプ!と直後に16ポンドラインがブレイク・・・。
通常ではこの太さのラインがあの程度で切れることはありえないです。
考えられるのはおそらく、ボートの助手席の傍らに8本ものロッドを束ねておいたためタックル同士がロングドライブで擦れ合っていたことくらい。
本番ではあってはならない凡ミスに落ち込みますが、立て直せねば!
その後良すぎる天気に苦しみつつも何とかキーパーを揃えるもののサイズが小さくローウェイト。
入れ替えに恋瀬川に入り、すぐに僕がドライブクローのライトテキサスリグでカバー奥から引きずり出し入れ替え。
キムショーさんもシリコンラバーのゼロワンジグでナイスキーパーをキャッチし初日を終了。
ウエイトは3160gで12位。初日のトップウエイト5800gはブッチギリでしたが、それ以外は十分射程範囲。
3日間の勝負では何が起きるか分かりません。とにかく明日は今日よりも釣ってこなければ!
その日の夕方、キムショーさんと車で桜川の様子を見に行ったところ、水質は明らかに良くなってきている、これまで濁りが続いていただけにもしかするかも。
特にビッグフィッシュの狙える上流域は可能性十分・・・。
「明日、桜川に賭けてみましょう。」意見は一致。
はたしてどうなることやら・・・。
(写真:ドライブクローのテキサスリグ&01JIGで立て続けに入れ替えに成功!)
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