2008年W.B.S.スパースリーデイズレポート『後半』
前回に引き続きまして、O.S.Pスタッフキムショーさんと参戦した「W.B.Sスリーデイ」の続編です。
初日12位で終え、戦略を見直し、いざ勝負!
大会2日目、ファーストフライトであっという間に桜川へ。
朝イチを活かして、ファーストキャストは02ビートから。しかし今日もトップでの反応はなく、本腰入れてカバー撃ち開始。
程なくして張り出したブッシュ奥に落としたドライブクローにバイト!
バスが枝にロックしているので、無理せずボートを寄せ、キムショーさんにランディングしてもらい幸先良くナイスキーパーをキャッチ!
(写真:ドライブクローでキャッチした1本目!毎回釣れる度、興奮してしびれちゃいますね。(笑))
桜川に入ったのは正解か!と盛り上がったものの、その後はひたすらノーバイトタイム。
1時間ごとに鳴る携帯のアラームが悲しく響きます、ツライ・・・。
その後僕がキーパーギリギリを何とかキャッチするものの、その後はまたもやノーバイトタイム突入。
とてもじゃないけどリミットの5本に到達するようなペースではない。
2日目にしてスリーデイ終了か?お互い口には出さなくてもそんな雰囲気が漂います。
先に上流を流していたペアが下ってきて「かなり頑張って3匹」とのこと。どうするか・・・。でも行くしか術がない。
それからさらに桜川を遡上。水深が浅くなり、流れが早くなってきました。
食いの渋る晴天下でこの流れはプラスに働きそう・・・。
そう話していたところでキムショーさんがゼロワンジグで掛けるもバラシ。
次のキャストでゴミが掛かったとグリグリ巻いていたところ、実はこれがグッドサイズのバス!
しかし、アワセを入れていないので手前まで来てバスだと気付いた直後にこれまたジャンプ一発でポロリ。
痛恨の連続バラシでしたが、明らかにこれまでとは様子が違う!
「まだイケるかもしれませんよ!」
そしてキムショーさんが素晴らしい集中力を発揮し、カバー奥に滑り込ませたゼロワンジグシリコンで待望のキロクラスをキャッチ!
さらにレイダウンがつくる流れのヨレからまたもやゼロワンジグでキーパーをキャッチ!
残り時間がもう僅かというところでリミットまであと一本というところまでこぎつけました。(スイマセン、切羽詰っていて、写真撮っている余裕なし!)
こうなったら何が何でも揃えたい!
しかし、時間的にもう戻りながら釣りをするしかない。
行きで撃ったへこみに流れ物が溜まっている所に入れたキムショーさんのジグにバスが浮いてきたと、フォローで僕がゼロワンジグを入れると「コココンッ」という感触。
「ギルですね~。」なんて言っていたところで少し重みを感じたのですかさず合わせると何とバス!
サイズはイマイチながらも無理だと思っていたリミットが揃ってしまった。
(写真:ギルゥ~と思いきや、待望の5本目!!毎回釣るたびに痺れてます(笑)ホント楽しい!!)
さらにキムショーさんがもう一匹追加し僅かながらも入れ換えをし、時間ギリギリの帰着で2日目を終了。
前日を少し上回る程度のウエイトでしたが、全体的にあまり釣れていなかったこともあり少し順位が上がって10位に。
「明日また3キロチョイ釣ってきても意味がない、6キロ釣ってこないと。」
過去、キムショーさんが優勝を飾った一昨年のスリーデイズでは、初日、2日目と共に3キロ台で、やはり順位も今年と同じくらいというところから、最終日に驚異的ともいえる6800gを釣ってきて逆転で優勝をしたということがあったのです。
最終日は午前中は曇り空。プラで良かったエリアでの表層の釣りもよぎりましたが、これも6キロには届かないと、ギャンブルながらもビッグウエイトの可能性を秘めた恋瀬川に入ることに決めました。
最終フライトでスタートし、到着した恋瀬川には先行者の姿が・・・。
他の有望なストレッチを丁寧に釣って行くもノンキーパーが一匹釣れたのみ。
その後、ビッグフィッシュを求めて各所を走り周るもバイトは一向に無く。結局、最終日は失敗してしまいました。
しかし、最後の最後にキムショーさんが意地を見せてくれました。
残り時間僅かで最後に入った桜川で、ラスト10分にキロオーバーをキャッチ!
ノーフィッシュ濃厚でしたからね、最後まで諦めなくて良かった・・・。
最終日の結果により順位は17位まで下がってしまい、「アチャーッ」という感じですが、まあ、こうなることも覚悟のうえで選択した釣り方でしたから悔いはありません。
この3日間は苦しみながらも本当に楽しく過ごさせていただきました。
誘ってくれたキムショーさん含め、色々と面倒を見ていただいたB.B.MAXの皆様、ありがとうございました。
キムショーさんのバレットが早すぎてキャップ2つと○○○○を失ったこと以外は最高の思い出です。(笑)
(写真:ビッグフィッシュのみに絞り勝負に出た最終日。そう簡単には行きませんでしたが、最後の最後、意地でキャッチしたキロオーバー!)
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