JBTOP50 2017シーズンレポート

みなさん、こんにちは。

季節は早くも12月に入り、今シーズンのトーナメントの日程はすべて終了いたしました。

今年もあっという間にシーズンが過ぎていったわけですが…今年の成績はどうだったのか? と言うと… 年間順位が35位と見てもわかるとおり、まったくいいところなしの不完全燃焼でした。思い返してみると、詰めの甘さやミスばかりが蘇ってきます。

そんな中でも、今回は今シーズンに活躍したO.S.Pルアーのお話しです。

今年のTOP50シリーズは福岡県にある遠賀川からスタートしたのですが、その初戦から大活躍してくれたルアーがあります。それは…“ドライブシュリンプ3インチ”でした!

この試合は決して釣れたとは言えず、むしろ毎日1匹ずつ釣ってくるという展開でしたが、2日目のグッドサイズをもたらしてくれたのがこのルアーでした!



ほかの選手も釣れていなかったこともあり、正直この1匹でジャンプアップできましたね~。

セットしたリグはボクの十八番でもある“ライトキャロ”。スーパースローにルアーを操るのですが、わずかな水流でもしっかり動いてくれる各パーツは見せて食わせるには最高のワームでしょう。

そして第2戦の弥栄ダムでもO.S.Pルアーを駆使して釣ってきました!

この試合は6月に開催されたのですが、バスのコンディションは明らかに表層を意識していたので、当然のごとくオリカネ虫&ドライブクローラー3.5インチ(ノーシンカー)で攻め、グッドサイズのバスをキャッチすることができたのです。



今振り返ってみても、楽しかったなぁ~!

そして続く七色ダム戦。クリアレイク戦が続き、プリプラの段階からまたしてもオリカネ虫が絶好調! しかし… 本番直前になってこのパターンは崩壊していたのです。

表層のルアーにまったく反応が悪くなってしまい、急遽HPミノー3.1インチを使ったサイトフィッシングで、初日こそ何とか5匹を揃えてきて14位からのスタート。

しかし2日目、ミスの連発で負のスパイラルに陥ってしまいました… 結果、痛恨の予選落ち。悔しさのあまり、帰り道が非常に辛かったことだけが思い出されます…

続く第4戦の桧原湖。

ホームレイクで負けるわけにはいかないと気合いを入れ、練習をみっちりやり込みました!

プリプラで反応がよかったのは“O.S.Pジグ03ハンツ+ドライブシャッド3.5インチ”や“ドライブクローラー3.5インチ”のダウンショットに反応がよく、活性が高い時にはハイカットDRを使用したドラッギングで簡単にキャッチすることができていました。

そして迎えた、試合当日。プラクティスとは状況が変わっており、有効なルアーもそれに応じて変わってしまっていました。

バスのレンジは7~9mでいいエリアには船団が形成されましたが、その中でもやっぱりドライブクロー2インチのライトキャロは強かった~! ハイプレッシャーの下でもバイトに持ち込む力がありました。同じリグでHPシャッドテール2.5を使ったスイミングでも反応が多かったですね。



迎えた運命の最終戦、霞水系… 非常に苦手意識があるフィールドだったのでプリプラからかなり釣り込みました。その中で見つけたパターンはHPシャッドテール3.6インチをジグヘッドにセットし、杭や矢板などの縦ストに対してタイトにスイミングさせてバイトに持ち込むというもの。この釣り方で連日、グッドサイズが釣れていました。



HPシャッドテールの3.1インチでもなくドライブシャッド3.5インチでもなく、HPシャッドテール3.6インチだけにバイトが集中。多分、その時のメインベイトのシルエットがよく似ていたのでしょう。

しかしながら、試合直前の練習になって、水温が急激に低下… そして連日の雨と強風。

前日練習でもバスを釣るヒントすら見失ってしまい、無念のノーフィッシュ。しかも悪天のためになんとワンデー限りで試合終了。

自然の中での競技なので天候に左右されることは普通なのですが、このときばかりはすべてが裏目に出てしまいました。

トーナメンターとしてどんな状況でも絞り出すのがプロであり、それができなかったことに情けなく、悔しい思いしか残らない試合となってしまいました。この復讐は必ずします! 絶対にね!

というわけで、あっという間のシーズン終了ですが、なんだかんだ言ってもやっぱり楽しい! バスを通して地元の親切なアングラーとも知り合うことができ、自分の知らない世界を見ることができました(笑)。

また来季もTOP50の舞台で戦います。どんな戦いになるかわかりませんが、悔いのないように思い切り戦ってきます! みなさん、引き続き応援のほど、よろしくお願いします。