利根川水系での釣りに役立つ水位変動の情報について

O.S.Pウェブサイトを御覧の皆様こんにちは。だいぶ暖かくなって来ましたが春の釣果は如何でしょうか?
先日、O.S.Pジャーナルのフィールドガイドで利根川の支流である長門川、将監川を御紹介させて頂きました。今回のレポートは、その補足として水位変動のお話をさせて頂きます。
長門将監はレンタルボートが有るフィールドとしては貴重なタイダルの影響を受けるフィールドです。通常でも15センチ程の幅で水位変動が有ります。
当然、バスもその影響を受けてポジションを刻々と変えるので水位変動を知る事が釣果に繋がります。
では、何を基準にするかというと国土交通省の『川の防災情報』というホームページです。
このホームページでは全国の河川の水位、水質等を見る事が出来ます。長門将監は『安食内水』という観測所で水位が見られます。
https://goo.gl/SKDiqF利根川本流の『須賀』も近いのですが印旛沼側の酒直水門の稼働状況によって誤差が生じます。
『安食内水』の数値で0.95位が平水(真ん中)なのでそれより多ければ増水、少なければ減水です。
季節によって多少の差は有りますが増水傾向の時はシャローカバーを中心に『ドライブビーバー』のテキサス、『JIG01』+『ドライブクロー』、『ドライブスティックFAT』のバックスライドセッティング等でチェックします。
減水傾向の時は沖目の杭やオダ、リップラップ等を『HPシャッドテール』のヘビダン、『ドライブクローラー』のネコリグ等でチェックすると効果的です。
また、巻物はバスが手前に出て来るので減水傾向の時の方が狙い易いかと思います。うっすらと見える倒木等に『ハイピッチャー』、『ブリッツ』、『ブレードジグ』等を当てていくとバイトが得られます。
増水、減水共に極端な時程その影響が大きいので釣り方を大きく振った方が効果的です。
タイダルリバーは難しくも有りますが大変勉強になるフィールドです。皆様のホームフィールドで生きる要素も沢山有るかと思いますので是非一度足を運んでみて下さい。