最新の利根川フィールドレポート!!by竹内一浩

OSPレポートを御覧の皆様こんにちは。ようやく秋らしくなってきましたが釣果は如何でしょうか。
昨年からBMC参戦によりスロープを霞ヶ浦に移しましたが利根川もエリアに含まれるのである程度のペースで利根川にも出ています。
そこで今回は利根川のフィールドコンディションについてレポートをします。



【近年の利根川】
近年、難しくなったとされる利根川。数年前の台風で魚が流されたとか、トーナメントの影響とか言われますが個人的に1番影響しているのは農薬や除草剤だと思っています。
広大な流域面積を持つ利根川の周りには田んぼやゴルフ場がが多く有ります。
雨によって溢れた悪い水が利根川に集まって流れる訳です。
昔は田植え(5月頃)と稲刈り(9月頃)の時季辺りにタフる感じでしたが近年はダラダラと長引くイメージです。
最近、夏場に「ノーシンカーを流れに乗せてドリフトさせて釣った」とかの話を聞かなくなったのはその影響かと思います。
単に魚が減っただけなら魚のポジションや釣り方自体は変わらないハズです。
【対処法】
まず考え方として流れが当たる側の方が水が悪く(見た目ではわからない)なります。
5〜6月辺りはアフターなので従来の釣り方で問題有りませんが7月頃に「さあ夏だ」と思って流れで釣りをすると魚は流れ(悪い水)を嫌っていて反応が無いなんて事が多々有ります。
そこでの対処法は水がマシなインサイド、支流や水路それ自体か合流の下流側、水門とその下流側、ワンド状の地形で釣りをする事です。
同じ様な水には見えますが何かしらの水質の違いが有り反応が得られます。
【10〜11月のオススメ】
今年は9月の下旬辺りに水が入れ替わって正常化した様に感じました。
10月13日に利根川に出ましたが『ドライブビーバー3.5(テナガ)』のリーダーレスDSや『HPシャッドテール3.1』のヘビダンで粒揃い(キロ〜700㌘)で6本の釣果でした。
カバーの水が当たる所でもバイトが有り、水が変わった(良くなった)感触です。



巻きの季節ですので『スリッパー+ドライブシャッド』、『ブリッツ各種』、『メタルブレードジグ』、『ハイピッチャー』等で1日中巻き倒しても面白いかと思います。
10月中位は魚は散っているので広く、11月は徐々にテトラや連杭等の水深の有るカバーにシフトすると良いです。

晩秋〜早春は今回の水の話は当てはまらない素直な季節ですので是非フィールドに出掛けてください。

追伸:昨年の晩秋からキャットフィッシュが増えた感じがします。その辺の影響の話はまた別の機会で…



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