O.S.Pジグゼロワン
皆さんこんにちは!
夏の楽しい釣りを満喫していますか?
僕はというと、ここのところ取材でもプライベートでも、釣りに行く日は不思議とことごとく雨天か雨後の濁流の日に当たってしまい、ちょっとツイていない感じ。
まあこればっかりは自然の中での遊びなんだからしょうがないんですけどね!
さて今回は、いよいよ完成、発売間近。皆さんも首を長ーくして待っていることでしょう、
「O.S.Pジグゼロワン」のお話です。
最高の出来
一年程前、「フィッシングダイアリー」の頃にも「O.S.Pジグ」について書いたことがありました。
まだプロトの段階であったものの、その完成度はすでにパーフェクトといっていいほど高く、難易度A級のヘビーカバーでもとにかく引っかからず、それでいてフッキング性能は最高!
また中層、ボトム問わずに食わせの誘いが利くバランスで、より多くのバイトを獲っていけるといったことを書きました。
その段階からさらに、吟味を重ね、すべてのパーツに妥協を許さず、そして究極のトータルバランスで完成となりました。
その全てをここに書くとちょっと長くなりすぎてしまうので、今回はそのうちいくつかをかいつまんで・・・。
↓写真:カバー釣り最高!
まずはヘビーカバーで重要な役割をもつブラシガードですが、通常の円形の束で刺さっているのではなく、上から見ると横長の形状をしています。
これが以前のダイアリーではまだ秘密にしていた部分で、使えばその効果はすぐに実感できるほどです。
まず、この形状ならフックに対し、上からも横からもガードが利くので、多方向のカバーからフックを守ってくれます。
ブラシの本数を多くせずともガード力を高める、効率的なガード形状です。
それでいて横から見るとガードの幅は薄いので、フッキング時ガードが倒れた際に、針先にガードが乗っかりスッポ抜けるという可能性はぐっと低くなります。
当然、これまでのように、ガードを横に広げる必要もありません。
また、ブラシの本数も各ウエイトごとに最適な本数に調整してあります。
実はウエイトごとに必要なガード力の異なるジグですが、(軽いジグはカバーへの当たりも軽く、重くなるほどに強くなっていくため)O.S.Pジグならどのウエイトをとっても丁度良い強さのガードがセットされています。
フックとの相互バランスもすばらしく、フックポイントに対しこれまた丁度良い間隔に位置しています。
この間隔が近すぎて、ちょっとガードが倒れただけですぐに針先が出てしまうものは、はっきり言ってカバーでは引っかかりが多くてまったく使い物になりませんし、逆に間隔が空きすぎていても、ガード力が強いようで、実はガードとフックとの隙間から枝などが入り込んでしまい引っかかってしまいます。
これは、ボートなんかで釣りをしていて、カバーに引っかかったジグを回収しにいった際に、その引っかかり方を見るとよく分かります。
フックもすごく良いフックが付いています。
まずカバージグに絶対必要な強度が申し分ないのはもちろんのこと、針先も強く、その持続性も申し分ありません。
実際に僕が驚いたのは、昨年末頃から使用し、釣行毎に使用してきた一つのO.S.Pジグのフックが、色は使い込みすぎて銀ピカになりつつも、今でもそのシャープさを失っていないことです。
それだけ強く、またこれだけ使ってもそのジグを無くしていないというのは、いかにガード性能が高いかということの証明だともいえます。
ヘッド&アイとの位置関係も考えられていて、バスの口への掛かりしろも大きくとれているので、スッポ抜け難く、深くしっかりと掛かるのも特徴です。
平均して「ラインが切れない限りバレない」という掛かり方で釣れてくる率が高いことを実感しています。
当然、フックサイズも絶妙です。
このO.S.Pジグに採用されたフック、通常使用されるフックに比べ、価格も2倍~2.5倍くらいかかるそうです。
それだけ高くてもこのフックを選ぶあたりがO.S.Pだと思います。
ワームキーパー部分がワームをしっかりとホールドしてくれる形状をしているのもうれしいところ。ちなみにウエイト表示まで入っています。
カラーラインナップもこれまで欲しくても存在しなかった、釣れそうなカラーばかり、本当にこだわってます!
ここまで作り込んで販売価格は500円を切るというのだから本当に驚きです!
他にもO.S.Pジグのこだわりはあるのですが、今回はこんなところで。
最高の出来だと、僕はもう惚れこんでいます!
↓写真:O.S.Pサポートスタッフでもありプライベートでもよく一緒に釣りをするオリキン。O.S.P JIGがガッチリ上あごをとらえています!
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