O.S.PJIG01というベーシックスタイル
猛暑、残暑も峠を過ぎて釣りをするには、気持がいい季節になりましたね。
そろそろサンダル履きから靴に履き替えようかと思っています。
そんななか、最近改めて釣れると感じたゼロワンジグを使ったベーシックスタイルについて、ご紹介させていただきたいと思います。
秋の始まり
暑さも峠を越えてさあハードベイトで釣れるぞーと思っていたのですが、今年の僕が行ったフィールドはそうはいきませんでした。
前回コラムで書いたように夏の終わりはハードベイトで釣れるはずだったのですが、今年は暑いのが長引いたせいで短かったのか?チャンスを見逃してしまいました。
どうやって釣ろうかと悩みながら、スカパーで過去の再放送を見ていてひらめいたリグがあるのですがそれがこちら(写真1)です。
この時期、シャローで釣りにくくなったバス。かといってディープに固まっているわけでもないバスを見つけるために、これでバンクを落としていって釣るという方法です。
イメージ的にはミディアムクランクで届かないくらいの水深から、その湖でディープといわれる水深までを回遊しているベイトを探しているバスを狙うというものです。
こういう水深にある障害物は、大体水面からは見えないインビジブルストラクチャーが多いのですが、そういう場所でなければなかなかバスはとまってくれない場合が多いと思います。
そういう場所を知っていればいきなりライトリグを投入しても釣れると思うのですが、一からそういう場所を見つけながらライトリグを投入するというのはものすごく時間がかかります。
この時期は、とにかくバスはベイトを求めて動いている場合が多いので、食わせる動きをさせてやるというよりは、見つけてもらうような大きな動きをさせてやることが大切だと思います。
ライトリグよりボリュームがあるワームの方が釣り勝ったりするのもこの時期の特徴ではないかと。
(写真1:ゼロワンジグ14g + ズーム スーパースピードクロー)
ラバージグとテキサスリグの使い分け
改めて、ラバージグ、テキサスリグをカバー撃ちではなくバンク撃ちで使い分けてみて気がついたことがあり、それを紹介したいと思います。
一番の違いは、アイの位置です。特にゼロワンジグのアイの位置は高いため、その利点が大きくいかされています。
アイの位置により引っ張ってくる角度が違うため、ゼロワンジグの場合上向きに、テキサスリグの場合は水平方向に引っ張られます。
この時期、バスを気づかせるために上下させて使いたいため、最初はラバージグの方が動きが良いと思います。
また、ロッドもラバージグの場合は縦に裁いて、上下させる方が良いと思います。
テキサスリグの場合は、狙い方によってロッドの裁き方を縦・横で使い分けています。
また、アイの位置が高いことにより、フッキングはもちろん良いのですが、根掛かりにくいというのも大きい利点です。
僕の個人的な感覚でいうと7gのテキサスリグより14gのゼロワンの方が根掛かりにくいです。リザーバーの場合、ガレ場などには立ち木が隠れていることもあり、そんな中でも根掛かり難いジグは非常に使い勝手が良いです。
(写真2:ゼロワンジグ14gのカラーはシナモン/ブラウン。それを丸呑みのビックバス。ビックバスには一口サイズです。)
トレーラーワーム
先ほども書いたようにこの時期は、バスに見つけてもらうことが優先のため、ボリュームある大きいトレーラーが良いです。
トレーラーは色々あるのですが、前述のようにバンクを上下させて使う場合は、ある程度長さがあって幅広のものを選びます。
幅広のものの方が抵抗になって手前に来ずに浮き上がりやすく、落ちるときはラインを緩めることによってまっすぐ落としてやることによって、数多くバンクをホップさせることが出来ます。
一方、抵抗が少ないホグ系のワーム(ボトムに開くパッと開く系)とだとボトムに這わせるようなイメージとなり、冬場はホグ系のほうに分があるかもしれません。
テキサスリグにも幅広のワームを使うことによって、同じような効果が出せるため縦に裁く動きの方がいいときには、使い分けしてみると面白いと思いますよ。
最後に
この時期、週が変わると絶好調に釣れていたシャローから魚が消えてしまい、急に魚を見失うこともあるかと思います。
そんなときは基本に返ってゼロワンジグ+ビックワームでバンクを流してみてはどうでしょうか。
45度のバンク、急深のバンク、ガレ場、コンクリート護岸、流れのインサイド、アウトサイドなど付場が変わってくると思いますので、いろんなバンクをやってみることだと思います。
そうすれば、次の展開が見えてくる場合もあるかもしれませんよ。
(写真3:2007年9月29日 ゼロワンジグ14g シナモン/ブラウンで釣った48cm)
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